【初めて】海外旅行は個人で楽しむ方が団体より100億倍楽しい理由【英語力も活かせる】

こんにちは!英語多読に狂った謎の男・黒坂岳央(くろさか たけを)です。
■アホなことばかりつぶやく、ケシカランTwitterアカウントはこちら。100ツイートに1回はまともなことをつぶやくよw→@takeokurosaka

このブログに来ている読者さんは、

当たり前だが「英語」に関心が高い人ばかりだ。

オレの中では「英語が好きな人は、旅行も好き」という勝手なイメージがある。

つか、これは偏見とも言うかもなw

 

今回は英語学習の話ではなく、

海外旅行を骨までしゃぶりつくす勢いで、

楽しんでしまう方法を

シェアしたいと思う。

 

昨今は「旅行離れ」らしいじゃねえか。

 

「お金かかるからいらん」

「面倒くさいし、ダルい」

「YouTubeやストリートビューで現地見られるからいかねえ」

 

って人もいるよな?

 

正直、海外旅行といっても「凱旋門を見て、その次はエッセル塔に登って…。」

みたいに、回転寿司に乗せられたネタのようなスタイルではすぐに飽きてしまう。

今回はそんなありきたりな旅行から脱却する方法を語っていくよ。

 

このブログには

「英語が出来るようになって、将来海外旅行を楽しもう!」

と思う人も多いと思うけど、

そんな方には、何か役に立つものを拾える記事になっているんじゃねえかな。

 

※今回の写真は自分で写したのもあるけど、

フリー素材の画像も割と混じっているんで、そこはあらかじめ了解しておいてくれ。

 

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海外旅行はメインディッシュ以外が思い出深い

オレはいつも不思議に思うことがある。

それはな、

「なぜ旅行は、メインディッシュではなく、サイドディッシュこそが思い出深いと感じるんだろうか?」

ということ。未だにそれが理解できないでいる。

どうだ、あなたもそう思わねえか?

 

メインディッシュってのは、文字通り「旅の要」になる部分だよな。

パリ旅行なら、モンサンミッシェルを歩いているときとか、

エッフェル塔を登って、そこから地上を見下ろした時だ。

 

一方、サイドディッシュってのは、目的地に向かう途中の移動とか

ホテルでくつろいでいる時の時間のことだ。

なぜか、オレはサイドディッシュこそが思い出深いと感じる。

旅行を写真などで振り返ると、

 

「このホテルのラウンジはすごい雰囲気が良かった」

「夕焼けがあまりにもキレイだったな」

「現地のあの人、メチャメチャイケメンだったなw」

 

とか、なぜかメインディッシュである観光地以外の部分に楽しい思い出を感じてしまうんだ。

 

オレは以前に、静岡の熱海へ旅行へ行った。

熱海といえば、温泉とかうまい料理こそがメインディッシュだろう。

だが、オレが熱海旅行へいったことを思い出そうとすると、

そういうメインディッシュのことではなく、

それ以外の部分にメチャメチャ思い出深かった。

 

「現地に到着するまで、東京から静岡までドンドン、高層ビルが少なくなっていく感覚が心に響いたりする」

▲東京駅を出発した電車は…。

 

▲メガロポリス・東京の車窓を映し出し…。

 

▲熱海に近づくにつれて、都会の喧騒を離れて旅愁を帯びていく…。

 

「熱海駅近くの駅は、まるでポストカードに出てきそうな息を呑むほど美しい無人駅だった」

 

「夕食まで過ごしたラウンジから外を見た時、海がキラキラと太陽で輝き、本当に美しいと感じた」

「浜辺を歩く時の満点の星空に、呼吸をするのを忘れるほど心を奪われた体験」

 

こうした思い出ばかりが蘇ってくる。

サイドディッシュを思い出深いものにするには、

ただただ、ガイドさんに引っ張られて、目的地から目的地へピンポイントで移動するだけじゃダメだ。

そうではなく、主体的に旅を企画し、自分の力で移動し、

そして点と点で移動するのではなく、面で楽しむというスタイルがオススメだ。

以下、そのための方法をご紹介するぜ?

 

▲オレは毎日Twitterでつぶやいている。内容としては、英語学習のやる気が出たり、学びや気付きになるニュースを取り上げたりって感じかな。あなたがオレのアカウントをフォローしておくと、きっと毎日のお楽しみが増えるぜ(多分)

 

知識がなければ楽しめない都市部への海外旅行

そもそも、旅というのはその場所の知識があった方がいい。

おでんも辛子があった方がいいレベル、

寿司にもワサビがあった方がうめえんだよな。それと同じ。

 

オレは昔、奥さんとヨーロッパ旅行へ行った。

巡ったのは、おもにフランスとスペインだ。

 

フランスを立ち去り、スペインにいったオレは少し食傷気味になってしまった。

もう遠慮なくぶっちゃけるが、オレはバルセロナに少々がっかりしていた。

 

▲サグラダファミリア前。ぶっちゃけ、ちょい飽きたw 服がユニクロでダセえなw サーセンw

 

バルセロナにはサグラダファミリア、グエル公園といった名所がある。

アントニオ・ガウディという偉大なる建築家が建てたもので、

世界各国からそれを見にこれらの観光地に訪れている。

これらを楽しめないとなると、

おかしいのは観光地と言うより、おそらくオレの知識不足によるものだ。

 

「なんだよ、こんなもんか。ただガイドブックに載っているそのままじゃねえか…」

 

そう思って、本で見た風景をそのまま歩いているだけだという感覚に

つまらなさを感じてしまっていた…。

 

自慢ではないがオレはアホだ。

世界史の知識はほとんどない。

中学・高校はほぼいかなかったので「実質小卒レベル」と言ってもいい。

 

何事も知識がなければ楽しめない。

これはあなたもとっくにご存知の自明の理だよな?

考えても見てくれ。

パラシュートでB29から降りてきたアメリカ兵に

「ヤマト魂」

「カミカゼ」

をイチから語ったらどうだ?理解できるだろうか?

いや、無理ゲーだよな。彼らから返ってくる答えは

「Oh crazy」

なんだろうぜ。

 

まあいいよ。アメリカ人にヤマト魂は理解できなくてもしゃーない。

つまりはそういうことだ。

オレみたいなお猿さん…いや北京原人レベルのアホには、

やや、高尚すぎる場所だったんだここは。

だからあなたが二の舞を演じることのないよう、

面倒でも、旅先のことを少し勉強をして「知識」を持っておくことをおすすめするぜ?

 

▲ベルサイユ宮殿で楽しみまくる彼女。知識があるからこそ楽しめる。

 

だが、その一方で奥さんは楽しんでいたようだ。

まあ彼女は、アウストラロピテクスレベルのオレとは違う。

まぎれもなく人間としての知性を持っている。

彼女は原人のオレと違って幅広い教養があり、特に世界史に興味関心を持っている。

その中でも神聖ローマ帝国あたりの知識は、

ガチでクイズ王とみまごうレベルに詳しい。

歩くウィキペディア状態で、オレに色々と解説をしてくれたよ。

 

オレに解説するのに疲れた彼女が、

あちこち歴史的建造物を見て楽しんでいる間、

オレは地面を這いずるアリを見ていたがw

 

だが、旅を終えた後、俄然興味を持ったオレは

これらの観光地について調べたらドエライ興味関心が湧いてしまった。

これを旅をする前にしていれば…と今では深く悔やんでいる。

だから繰り返しになるが、あなたが海外旅行へ行くときは少しだけでもいいので、

その国の歴史や文化を理解してから行ったほうがいいぞ?

 

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スペインの田舎町での忘れられないハプニング

▲ベルサイユ宮殿内の庭を歩くオレ。建物の中より、外を歩いている方が楽しかったおw

 

海外旅行の真の醍醐味は観光地で楽しむことだけではなく、

「不便さ」や「ハプニング」そのものもまるごと楽しむことにある。

今からそれを解説するぜ?

 

スペインの大都市、バルセロナを離れた後は

レンタカーで次の目的地を目指す。

その際、オレのクソ下手っぴなドライビングテクニックで

度々、助手席の奥さんのハートを凍りつかせ、寿命を着実に削りながら移動していた。

 

▲スペイン・マラガ空港近くのレンタカー屋さん。観光地なので英語はガツガツ通じて快適。

 

▲トヨタのAygo(アイゴ)。オレの恐ろしい運転で何回も「アイゴー!」って叫んだよw 割とマジで。 「アイゴー」の言葉の意味はテキトーにググってくれ。

 

バルセロナからグラナダへ行き、

その次に向かったのは、マルベーリャにある

「コスタ・デル・ソル」

という世界屈指のリゾート地だ。

そこへの移動を開始した時、突然、それまで飽きていた旅に強烈な面白さが宿った。

 

他の都市圏と代わり映えしないバルセロナと異なり、

コスタ・デル・ソルに向かう

車窓からの風景はまさに「荒野」そのものだ。

いっておくが、こんな荒野は日本には絶対にないからな?

 

オレは国内旅行は結構やったよ。

北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州沖縄

このすべての地方で遊んだ。

元ニートガチ勢を舐めたらアカンぜw なんせクソほど時間があったからなw

 

だが、ゴツゴツと岩が転がり、何も生物がいないこれだけの荒野は

日本全国旅してまわったオレは一度たりともみたことがなかった。

まさに「圧巻」の一言だ。

たとえるならば、月面や火星に降り立ち、

険しい岩肌に強烈な陽光が照りつけている世界をドライブするような感覚だろう。

 

「オレは今、火星か月面を走行しているんじゃねえのか?」

 

そんな異次元の感覚にどっぷりと浸かり、

窓の外からの厳しくも、雄大な自然に心を奪われまくっていた。

 

日本は全国、どこへいっても道路はきれいに舗装されている。

走りやすく、そして窓からの風景もそんなに代わり映えしない割と退屈なものだ。

だが、スペインの郊外の道路はコレほどまでに違うのかと度肝を抜かれたよ。

これだけで、バルセロナの市内観光全部を足したよりも面白い、とオレは感じた。

 

そしてコレこそが旅行における「面」で楽しむ、ということだ。

車で目的地にたどり着き、堪能した後は自分の足で意欲的に次を目指す…。

これはガイドさんに先導され、観光地と観光地を「点と点」のピンポイントで

第3者に連れられ、受動的に移動するのとはまったく異質の楽しさがある。

自力で移動する、これだけでとてつもない面白さがあるんだ。

コレこそが旅先の大きな地域全体をもれなく味わい尽くす、

「面としての旅行」なんだ。

 

昼間のドライブは険しい自然に心を奪われたが、

いつしか日が沈み、周囲は漆黒の闇に染め抜かれた。

 

スペイン郊外の夜の静けさ、闇夜の圧倒的な深さ…。

これはいっておくが日本とは比較にならんレベルだぜ?

 

日本はどこへいっても、等間隔に設置された街頭が夜を明るく照らしてくれる。

だけどな、この場所はまったく違う。

暗いなんてもんじゃない。まさに「絶望的な闇」なんだよな。

針が地面に落ちたら、「チン」とその音が聞こえてくるレベルの圧倒的な静寂さと、

ブラックホールの中を走っているような漆黒の闇を走行する。

 

闇を切り裂いて走り進むトヨタ・Aygoのヘッドライトに以外に

頼れるものが一切ないという心細さを懐きながら…。

 

そして、ふとオレは空を見て驚いた。

そしてすぐに感じた。

ああ、これはオレの知っている空じゃないと。

 

オレたちの頭上に広がるのは、

まさに大宇宙そのものだった。

 

おそらく月の地表から宇宙を臨めば、このような風景が広がっているんだろうぜ。

そう思わせるほど、大宇宙が眼前の空に映し出されていた。

人工的な光が一切ないから、星の美しさがヤバすぎた。

 

頭上を埋め尽くす、今にも零れ落ちそうな満点の星空を目の当たりにした時、

オレはしばらくの間、呼吸するのを忘れてしまった。

 

そのくらいの強烈な星空だ。

オレは昔、北海道で山に登って、

スターダストウォッチングツアーに参加したことがある。

正直、スペインで見上げた星空は、北海道の時よりも圧倒的に美しいと感じた。

自分たちは、悠久無限の宇宙の地球という星にいて、

その周囲は当然のように数え切れないほどの星に囲まれている…。

この空はそんな宇宙につながっていることを思い出させてくれた。

大宇宙の中に息づいている、ちっぽけな自分を感じてしまうほどの光景だ。

 

まさか、スペインにきて宇宙を感じるとは夢にも思わなかったよ。

 

▲ロングドライブを経てなんとかホテルに到着。疲れすぎて二人とも残りライフ:1

 

漆黒の闇を走り抜け、ようやく宿泊先のホテルに到着した時は

心の底からホッと安堵する、ということを久しぶりに味わった。

 

その時の心境は大げさだが、まるで不安と恐怖渦巻く宇宙から

無事に地球に帰還したようなものと似ているかも知れない。

 

▲ホテルは崖の上。城みたいだろ? 実際、ここは城か宮殿かを改造したホテルらしい。床は全部大理石だし、お城に宿泊する感覚だ。でも、シーズンオフにいったので鬼のように安い。高級シャンパンや珍味が食べ飲み放題もついてきて、1泊1万円するかしないかだった気がする。どうかしてるぜ。

 

この時の体験がオレに忘れられない心の憧憬を与えてくれた。

今でも時々、圧倒的なこの荒野の旅を

Googleストリートビューという、バーチャルで楽しんでいる。

 

大げさなようだが、オレはあなたにこのような

あえて不便さや不安を感じるために、海外旅行心から勧めたい。

日本はあまりにも清潔で安全で便利だ。

だけどな、この国にいるとオレたちはついつい元来、

厳しい自然界に生きているということを忘れてしまう。

死を忌避する社会が、インフラを圧倒的に整えて

やや退屈さを感じる便利な社会を作ってしまった。

それ自体は素晴らしいことで、オレたちは「作られた安全」を享受しているわけだ。

 

だが、あえてそこから離れて、このような圧倒的な

「荒削りな自然」の中に身を置くと、大げさなようだが「生きている実感」を深く味わえる。

本当に色んな人に勧めたいと思える素晴らしい体験だった。

便利で安全すぎる日本ではまず、味わえない感覚だろう。

 

旅の醍醐味は現地の人との交流にこそある

▲アンダルシアのミハス村。まんま魔女の宅急便の世界。 クロネコも歩いていたし。

 

ここからの話は過去記事にも書いた。

勘違いするなよ! 英会話力とコミュニケーション力は「別のスキル」だぜ?

2019年10月24日

 

だがいま一度、しっかりと詳述してその体験の極意をあなたにお届けしたい。

「一度聞いた話には興味がねえよ」

って人はこの章を飛ばして次を読んでくれ。

 

さて、その後、オレたちはコスタ・デル・ソルの

「プエルトバヌス」という港町に降り立った。

ここは美しい港街でありながら、いろいろな意味で「世紀末」な場所だった。

オレは港に滞在中のわずかな時間の間に、

 

・フェラーリ458スパイダー

・ランボルギーニ アヴェンタドール

・メルセデス・ベンツマクラーレン

・プライベートヨット(名前はよく知らん)

 

と思しき車種を見た。勘違いだったらサーセン。でも多分あってる。

 

▲全部プライベートヨット。おそらく、ビルゲイツさんのものも混じってるんじゃねえかな?

 

そう、端的にいえばここは金持ちが集まる港だ。

歩いているだけでクレイジーな金持ちが

「うぇーいww」

してやがるので、とても面白い。

 

しっかし、こいつらどういう商売してやがるんだ?

このレベルにぶっちぎると嫉妬もおきねえぜw

まあオレはもともと他人には嫉妬しないけどなw

 

どうでもいいが「ここに行こう」と言い出したのはオレの奥さんだ。

こんな世紀末な場所にオレを連れてきた理由は、

将来、この場所が似合うようなビッグな男になってくれと発破を掛けたかったらしい。

世紀末なのはこの港町ではなく、オレの奥さんだったらしいぜw

 

さて、そんな世紀末な港町、プエルトバヌスでパリピたちの

酒池肉林をみて笑った後は、また次の目的地に向かう。

 

オレは車を走らせ、真っ青な湖を右手に山道を車で走っていた。

運転しながら、チラチラ見える青い湖をみて

 

「よっしゃ、車を停めて湖をバックに記念写真を撮ったろww」

 

そう思って、車を停めようと空き地にハンドルを切った。

オレの予定では、この空き地を降りて三脚を使って写真を撮ろうと思ったんだ。

車の前輪が空き地に足を踏み入れた途端、

「ガクン」と重力を感じた。

そして本能的にヤベエと感じた。

 

万引Gメン「すいませーん!まだお会計済んでないものあるよね?」

 

そのように万引Gメンに呼び止められ、

驚愕の表情を浮かべたドロボウ主婦と、当時のオレは同じ表情をしていたはずだ。

そのくらい衝撃を受けたんだよ。

 

▲車が無事死亡した場所。思わぬ罠が仕掛けられていやがった…。

 

さて、車を降りて、瞬間的に感覚出たヤバさより、

圧倒的に絶望的な状況に置かれていることが、客観的証拠により明らかになった。

 

今はカラッと晴れているが前日にここは大雨が降ったらしい。

雨で地面がぬかるんだことで、美容の泥パック並みに地面はドロドロだ。

車の右前輪のタイヤをドロに取られ、

前にも後ろにも動けなくなっていた。

ギアを入れて全力で前に、後ろに進もうとしたけど、

周囲にムダにドロを跳ね散らすだけで1cmたりとも前に進まねえ…。

 

オレが走っていたのは山道だ。

他の車も通ってねえし、携帯もない。

近隣の街まで歩いていける距離ではないことは、

鬱蒼と広がる山の森と巨大な湖を見ても明らかだった。

 

絶望…絶望…圧倒的な絶望じゃねえか。人生詰んだ…。

 

オレの脳裏に「絶望」という2文字が胸中に広がっていく。

まるで水を吸って、ジワジワと染み広がる習字の紙みたいな感じで、心の中に絶望が広がる。

だが、絶望という名の真っ暗闇に一筋の光明が射す。

あ、そういえば、ここに来る途中、道中に道路工事があったぜ…。

このことを思い出したのだ。

 

もう、これはオレたちではどうしようもない。

彼らに助けを求めるしかない。

 

「道路工事のオッサンに助けを求めてくる」

 

奥さんにそう言い残して、オレは工事現場へ歩きだした。

胸中、これからどうなるのかという不安と、

記念写真を撮ろうなんて考えた、己の行動への後悔と怒りに包まれていた。

だが、そんなオレの心の奥底を素早く見抜き、彼女はこういった。

 

奥さん「大丈夫よ。こんなのハプニングでもなんでもないでしょ? こういう普段味わえない非日常こそが旅の醍醐味なのだから、エキサイティングな体験をありがとう!と感謝しておけばいいことになるよ」

 

…いつもどおりクソが付くほどに冷静だった。

ああ、彼女はいつもこんな感じなんだ。

 

誰もが脳が沸騰するほど

興奮する鉄火場でも、

彼女はいつもターミネーターのような

冷静さを保っている。

 

オレは彼女と出会ってもうすぐ10年になるが、どんな大トラブルでも

彼女が感情的になったり、動揺や焦りを感じている瞬間を一度も見たことがない。

この人は血の代わりに、オイルが流れてるんじゃねえか?

そう思うほど、いつも冷静沈着だ。

いつぞや、秋葉原でオレが大金を落として鬱だしのうってなった時も彼女は冷静だった。なにもんや…。

問題や課題は数学の問題を解くような冷静さで取り組む彼女は、

こんな鉄火場ではドエライ頼りがいがある。

しかし思い返してもクソ情けねえなオレw

頼りなくてサーセン…。

 

工事現場は歩いて15分ほどでついた。

そこには屈強な男たちがクワで畑を耕す代わりに、

ドリルや重機で道路をガツガツと耕していた。

 

「Please help me! My car got stuck in the mud!」

(助けてくれ。オレの車がドロにまみれて動けねえ!)

 

屈強な体つきの男たちにオレはそう伝えた。

なあに、ここはスペイン、英語はラクショーすぎるほどラクショーに通じるだろww

なんせ、ヨーロッパの大国の一つだからな!

 

「スペインはヨーロッパ! 日本や中国などのアジアと違って、グローバr…」

 

「!Bloqueale el paso!」

 

…やべえ、何を言ってるのか1ミリも分からねえぞw

オレはスペイン語が分からない。

いや正確にいえば少しは分かる。3-4個のフレーズだけだが。

 

オレは過去に、バイオハザード4というゲームをプレーしたことがある。

そのゲームでは敵キャラの村人が、スペイン語を話しながら主人公に襲いかかってくる。

オレが人生で学んだスペイン語は、このゲームの敵キャラが発するものに限定される。

だから、オッサンが発した言葉を聞いた時、

オレは理解できないスペイン語を話しながら、

主人公に攻撃をしてくる村人を思い出した。

 

▲バイオハザード4。プレーしたら最後、虜になる面白さ。スペイン語の勉強にもなるよw

 

工事現場のオッサンからすると、

オレは間違いなく面倒くさい存在に思えたはずだ。

言葉の通じない東洋人が、必死の表情で訴えかけているんだ。

どう考えてもうざいとしか言いようがないだろう。

 

こんな東洋人のオレを助けるより、

目の前の道路の舗装作業が必要なのは明らかだ。

だが、オレには諦めるという選択肢はなかった。

絶望的なオレの状況を変えることができるのは、

このオッサンたちしかいない。

必死だ。必死で助けを求めた。

 

言葉が通じず、身振り手振りで助けを求め続けた。

するとオッサンたちは道路工事の手を止め、

何やら連中で話し合いを始めた。

そして下から見上げると、首が痛くなってしまうほどの

ドデカイダンプカーを指差し、オレに何かを言った。

多分、「乗って案内しろ」と言ったのだとオレは解釈をした。

 

ドデカイダンプカーに乗り、オレは一人現場で帰りを待つ彼女の元へ戻る。

彼女はオレが屈強な男たちとダンプカーに乗って、現場に戻ってきたことに大爆笑をした。

このくらいはラクショーだぜ?

救いの神を連れてこられたことが嬉しかった。

 

そしてオレは気づく。

いつの間にか彼女の周りに3組ほど人がいたことに。

どうやら、道路で一人待つ彼女を見て

他のドライバーたちも心配して立ち止まってくれたらしい。

 

その中には家族連れもいた。

工事現場のオッサンたちと、ドライバーたち…。

気がつけば10数人の村人がオレの車を取り囲んでいた。

 

オッサンは重機からワイヤーのようなものを取り出して、オレの車につなぐ。

そして、大型トラックで車を引っ張ってくれた。

オレがどれだけ押してもびくともしなかった車は、

トラックが引っ張る力により、

光の速さでぬかるみを抜け出すことが出来た。

 

▲救出された車。ドロハネ散らかしすぎw

 

▲ここにハマった。マジで死ぬかとオモタ。

 

▲ガッツリハマった跡が残っとるやないかい…。

 

その瞬間、オレは見ている風景がぐにゃりと歪むのを感じた。

これは風景が歪んだのではない。

そうではなく、オレの涙腺から溢れ出そうになる涙で

風景が歪んでいるということに気づいた。

奥さんを除き、オレはこれまで人生で人の力を借りるということをほとんどしてこなかったので、

見知らぬ人の親切に対してまるで耐性を持っていなかった。

ちなみに今もあんまりない。人頼るのが苦手なんだ…。

だからこの優しさに出会い、思わず涙腺崩壊しそうになっちまったんだ。

 

助けてくれた彼らに何度もお礼をいい、その場を去る。

トータルでほんの一時間くらいの出来事だったが、

オレにはまるで永遠に続くような時間に思えた。

 

スペインの田舎町で起こったこのハプニングと人心交流は、おそらく一生忘れることがないだろう。

 

旅の最大の楽しみは、現地の人との交流にこそあるとオレは思う。

それを痛感した体験だったよ。

 

まとめるぜ?

旅行の楽しさの本質、それは観光ガイドの話を一方的に聞くことでも、

あらかじめ決めたコースを見て回ることでもない。

 

そうではなく、その国の異文化を体験することにある。

 

そのためには、点と点ではなく、面としてすべての味わい尽くし、

そのプロセスで出くわすハプニングや、

他者との人心交流にあるとオレは思っている。

 

スペインの田舎町で出くわしたこのハプニング以外にも、旅行中は色々とあったぜ?

いきなりストライキが起きて乗っている電車を降ろされたり

道を歩いていて何度も物乞いにもあった。

肉屋のオッサンから「ここはスリが多いから、そのカメラを盗まれないようにね!」

とかわいくウインクされたこともな。

 

▲パリのホテルのスタッフが見た目も対応もイケメンだったので、一緒に写真を撮っておいたぜ。元気してるかな?

 

そして夜電車で移動中に、ドデカイ銃で武装した軍隊みたいな奴らが突然、

ぞろぞろと電車内に入ってきて度肝を抜かれた。

また、ホテルのスピーカーから魔女の宅急便のBGMが流れ、

パリジャンが口ずさんでいたことなどなど。

 

▲控えめにいってモンスター級にうまかったパリのレストラン。この店で飲んだキール・ロワイヤルを超える飲み物は、多分地球上にないはずだ。

 

オレは海外旅行では日本では味わえないような、

たくさんの異文化を体験することが出来た。

そしてこうした異文化は観光地そのもので味わうものではなく、

その移動中や何気ない風景に落ちて、キラキラと輝いていることがほとんどなんだ。

 

現地の人は観光地にはいない。そうだよな?

 

考えてみてくれ。

東京の人は東京タワーや、スカイツリーにはいないよな?

熊本人も阿蘇山にはいないんだ。

観光地にいるほとんどは観光客で、真の異文化交流ではないと思う。

だから、観光地から観光地へと点と点で移動することに非日常的な面白さはない。

 

次にあなたが旅行をするなら「面」としての旅を楽しんでほしい。

そしてトラブルや不安もまるごとサイコーに楽しんでほしい。

きっと、オレが体験したようなずっと記憶に残る旅の醍醐味を味わえるだろう。

 

随分と長くなったが、少しでも旅と英語を楽しめるヒントになればうれしいぜ。

じゃあ、またな。

【初心者向け】英語多読のすべてが分かる動画講座

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「私はいつになったら英語ができるようになるの?」
「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」

そう嘆いているあなたの気持ちはハゲるほど分かる。オレもそうだった。

カスほど英語ができなかったオレにTOEIC985点、英検1級合格を授けたのは英語多読だ。

その真髄を語った動画講座を作った。

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