英語多読で成功しやすいのは意外にも「頭空っぽの素直なおバカちゃんタイプ」

「こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
■Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka

先日、次のようなことをTwitterでつぶやきました。

あなたは英語多読で成功しやすいのは、

どんな人だと思いますか?

 

「そりゃ利口な人だおw やる夫は賢いからハーバード留学を果たしたお!」

「またいつものハーバー丼かよw そろそろ証拠の写真出せよなw」

「何を失礼なことをいうんだお! 証拠はちゃんとあるお!! これだお!

ドンッ!…じゃなくて丼!)」

 

「360度、どこから見ても見まごうことなく吉野家じゃねえかよ…」

 

(…!)

 

「いや、ごまかしきれてないからw」

 

とまあ、しょうもない漫才はおいておいて…。

結論を最初に叩きつけておくと、それは

 

頭空っぽで英語力ゼロ!

でも素直で愚直に頑張る不器用なタイプ

 

です。

いや、バカにしてねーよw

本当にこのタイプこそが一番英語多読で成功してしまうのです。

 

逆に中途半端に知識や英語学習歴がある人ほど、

自滅してしまうのです。

 

今回はその根拠をお話したいと思います!

 

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「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」

そう嘆いているあなたの気持ちはハゲるほど分かる。
オレもそうだった。

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物事を教わる時は「守破離」が原則!

あなたは「守破離」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

守破離というのはWikipedaで次のように定義されています。↓

守破離(しゅはり)は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修業における過程を示したもの。

引用元:Wikipedia「守破離」

 

「ごめんよくわからんお…」

 

ですなw 確かにこの解説だけじゃよくわからんねw

 

これを茶道の世界でクッソ簡単に説明をしましょう。

 

「だーかーらー、茶道で例えるのとかやめるんだおw 茶道なんて”抹茶味うめー”ってことしかわからんおw このエクスカリバーでたたっ斬るお!」

 

サーセンw 

やる夫の主張は無視して

茶道で解説するぜw

まあ簡単に話すよw

 

茶道の世界は、次のように極めていくとされていると言われます。

やる夫にも分かるように超ざっくりと簡単に3行で言えば、

守:まずは徹底的に師匠の言うとおりにやれ。

破:師匠のやり方を極めたら、次はドンドン改善しよう。

離:最後は自らのオリジナル流派作れ。

 

って感じですね。

 

「分かる! 分かるお! こんな簡単な話なんだお!」

 

より厳密な定義を勉強したいぜって人は次を見てねw

1.まずはお師匠さんの流派の型をそのまんま受け取る。これが「守」

2.お師匠さんの流儀をそのまんまインストールしたら、他流も研究する。それを最初に受け取った型と比較し、より自分にあった型に変えていく。これが「破」

3.自分独自の流儀を生み出し、それを一流のものに昇華させる。いわゆる自分の流派を生み出す段階。これが「離」

 

でね、この概念はどんなものにも当てはまります。

 

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なんでも一緒なんすよ。

もちろん、英語を学ぶってときにもむちゃくちゃ重要になってきます。

 

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成功しない人はとにかく師匠の言うとおりにしない!

世の中の多くの人は、勉強や仕事で成功しないのは

 

「頭が悪いから、能力が低いから、才能がないから」

 

って思っています。

いや、思い込みすぎです!

もしかしたらあなたもそう思っていませんか?

 

でもね、

 

「ネーヨw ないない! そんなことはない!断じてない!」

 

と私はここでアツくブチ切れて起きましょう。

 

うまくいかないのは、能力や才能なんて理由の本質ではありません。

 

そうではなく、生徒が

「師匠の言うことを聞いていない

アドバイスをつまみ食いして、

徹底できていない。

というのが最大の理由なんですよね。

 

▲「よりよい学習法はどこかにないかな…?」

 

私が「多読だけやれ! 本はあれこれ使わずに1冊に絞れ! 反復が命!」

って汗とつばを撒き散らして叫びちらしているのに、

 

「多読だけでは心もとないので、留学を検討してみようと思います!」

「速読英単語の他にDUOと旺文社の単語帳も買いました!やる気満タン!」

「1回読んでも頭に入りません…。自分バカなんでしょうか?」

 

という人がいます。

 

「えええー! 全然言われていることと、やっていることが違うお!」

 

「いやマジだぜ。 こういう人はマジでいる。 頼むから一度そのまんま取り組んでくれっ!って祈っているんだけどな…。」

 

こうした講師から言われたのと違った行動をしてしまうと、

どうなるでしょうか?

まあ当然ですが成果なんて出ませんよね?

どんな分野でも守破離ができない人はうまくいきません。

 

私は過去にネットマーケティングを学んだ時に、

 

「まずはブログづくりに集中して、しっかりと作り込んでください」

 

と講師から教わったので、とにかくブログに集中して必死に取り組みました。

 

先生が「1週間で5記事書け」と言えば、

頑張って20記事書くペースでガツガツやっていました。

まあ、当たり前ですがこれだけやれば

他に教わっていた人より圧倒的に早く成果が出るわけです。

 

が、同じ講師に教わっている他の生徒は

 

「オレなんてブログだけじゃなくて、FacebookやTwitterもやったのに、一向に成果が出ないぜ…。あの講師はクソだな! 金返せ!」

 

みたいなノリなんですよね。

 

もうね、これね。

 

「アボカドかと、バナナかと」

 

って古参の2ちゃんねらーしかしらない、

死語をぶちまけたくなるじゃないですか?(わかったあなたは古参の2ちゃんねらーだw)

 

「そうだお! おしゃべり厳禁のラーメン屋に入ったら

言うとおりだんまりしないとダメだお!おい!ケータイ切るお!」

 

「どうでもいいけど、こういうラーメン屋に外人が入ったら店主は英語で注意するのかな?w」

 

まずはお師匠さんのいうことを100%…

いや、120%やりきって、

それでも成果が出なかったら

初めて文句言おうぜって感じですね。

 

上記の例で言えば、ブログとFacebook、Twitterと組み合わせて大きな成果が出るのは

ブログがしっかり集客として機能してからっつー話なんですよね。

あれもこれもとなると、結局あぶはち取らずで全部中途半端になってしまうわけです。

 

英語も同じです。

 

多読に注力するべき理由を話して納得をしたら、

まずはガッツリと多読に注力しましょう!

 

へたに語学留学しても、時間をムダに掛け、

大事なお金が入っている、銀行口座の残高に

クリティカルヒットを受けて終わるだけです。

 

学習参考書もあれこれ浮気すると、脳に同じ情報が反復して入力されないので

記憶の定着が実現しません。

 

前回の記事で反復の重要性をクッソアツく解説しましたよね?

1冊をボロボロになるまでやり込むって事が重要なんですよね。

 

「おい、テメー前回の記事で俺っちの言うことを聞いてなかったのかよ! しかたねーな、もう一度読んどけよ! 大事な話なんだからな!」

↓(過去記事。 おい! 武丸先輩が白目をむいてバス停振り回してキレる前に読んでおいてくれ…。)

英語ができない人が足りないのはアウトプットではなく、インプットっていい加減理解してくれ

2019年6月9日

 

「ぎゃおおおー!!! バス停はオレにとっては武器になるぜ!!」

 

「バス停を武器にするとか、完全に人間やめてるよな…」

 

たった1回読んで理解できず、記憶できずに落ち込む、ってのもおかしな話ですよね?

脳は繰り返し入力しないと頭に入らないということですから、

落ち込む時間があったら、2回、3回、4回と反復して読解しようぜって話になるわけです。

 

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経験豊富で小利口な人は守破離ができない

「自分はわかってる。経験豊富。」

って思っている人はヤバイです。

そういう思い込みの激しい人は、

たとえどんなに優れた講師がついても絶対に成長できません。

なぜなら自分で成長を殺しているんですよね。

 

ある婚活アドバイザーが40代女性が婚活する際、面白い話をしていました。

 

「40代から結婚できる女性は1000人に6人です。

結婚したければとにかく、私のロボットになったつもりで

徹底的に言うとおりにしてください」と女性に言いました。

 

そのアドバイスを受けた女性は、大企業の部長職で年収も1,000万円。

ものすごいバリキャリ女性だったそうです。

オシャレには無頓着、私服はダサいジーンズと

しょぼいTシャツの楽な格好でデートに挑んでいたそうです。

 

が、彼女は仕事が出来るだけでなく、素直な心を持っていました。

アドバイザーから「格好を改善しなさい」と言われたら、

何も反論せず、素直にオシャレな服を買いに行きました。

デートに予定していたオシャレなお店がどうしても取れず、

ファミレスでお喋りをすることになったそうですが、

事前にアドバイザーから

「相手にエスコートを求めすぎないでください。

相手に文句を付けずに、柔軟にデートを楽しむことに集中してください」

と言われていたので、文句を言わずに楽しく会話をしたそうです。

その結果、自然体でいられる彼女に心惹かれた43歳の経営者の男性とゴールイン!

今はとっても幸せになれたという話をしていました。

 

めっちゃいいハッピーエンドですよね!

でも、その結婚アドバイザーは同時に、このような話をしていました。

「彼女は素直に、そして極めて戦略的に、

感情を入れずに淡々と数をこなしたので成功しましたが、

多くの人は私のアドバイスなんてほとんど聞いてもらえません。

みんな自分がやりたいように婚活をするからなかなか結婚ができないのです」

と言っていましたね。

 

上記は婚活の話を例に上げましたが、何でもそうです。

過去の経験、自我が強い人は

どんな人からどれだけ優れた

アドバイスをもらってもうまくいきません。

なぜなら、守破離の原則を無視しているからです。

 

なまじ、小利口で成功体験を多く持った人ほど厄介です。

師匠の言うことを聞けず、いきなり我流で

「あの講師はここが非効率だな。これはこうした方がもっと良くなる」

と守破離の破から入ろうとして成果が出ないのです。

 

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頭空っぽで素直な人が一番成功できる

こんな言い方はあまり良くないのかもしれませんが、

ざっくりいえば、「頭空っぽで素直な人」

が講師から教わって一番成功できるんですよね。

 

私の提唱する英語多読も時々、批判を受けることがあります。

「多読だけで伸びるわけがない。やはり英会話に注力するべきだ」

「多読にこれも加えたほうが良い」

とか、いろいろと言われてしまうんですよね。

 

まあこうした批判の声は、すべてフルシカトしていますけどねw

私は一通り、巷にある英語学習法をすべて研究した結果、

英語多読が最強だと心から感じ、

そして自分自身もそれで英語をものにできました。

 

自分のメソッドには尋常ではない自信を持っており、

1ミリも疑わずに効果の高さを信じています。

英語多読は最強。コレ絶対。

英語多読を批判する人は、英語多読をやりこんだひとだけだぜえ?

 

でも、批判がある中、試しにこの学習法で取り組んだ結果、

 

「言うとおりにしたら出てます!確かに成果出ています!」

 

という嬉しい声が届くのも事実です。

そうしたお声を送ってくれる方は、総じて素直な方です。

「これがいいよ」

といえば、その通り疑わず、批判せず、まずは愚直に実際にやってみる。

 

こういう人が成功するんですよね。

 

もちろん、やった結果自分に合わないと思ったら

その時にガツガツ批判したら良いと思うんですよね。

でも、やったこともないのに、

「これはダメ、クソ!」

って決めつけて自分流でしかやれない人は、

間違いなくどんな方法でもうまくいきません。

 

私は色んなビジネスをやってきましたが、

常に大事にしていることは今回お話をした「守破離」です。

 

まずは自分がやろうと思っている分野で、

ぶっちぎりの成果を出している人を講師にして、

その人がやっている手法や教えを徹底的に取り入れます。

 

過去の経験上、多少納得行かなくても気にせずにそのまんまを受け入れます。

で、一旦受け入れたらその段階で初めてよりよいやり方を模索し、

そしてやがては自分流を打ち出していくのです。

 

この成長プロセスはまさに、

守破離そのものです。

 

キビシー話をしてしまいましたが、

成功するためには素直になり、守破離をしっかりと守ることなのです。

「やべー、多読って言われてたけど勝手に色々と浮気しようとしてたわw」

ってぎくりとした人は今一度、思い直して取り組んでみてください。

 

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「英語多読」だ。

 

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4 件のコメント

  • 黒坂様

    こんにちは。
    黒坂さんの著書を購入して勉強をし始め、半年が過ぎました。
    速読英単語と速読英熟語の復習を繰り返しながら(覚えたことを忘れるのが不安なため)、文法の勉強をしており、文法の問題集が9割ほどな正解できるようになりました。
    英単語は見れば意味は分かるのですが、日本語の訳文から英語に訳すことは難しいです。
    英語から日本語に訳すのと同様、日本語からすぐに英語に訳せるまで一冊を勉強したほうがいいのでしょうか?
    それとも、次の段階のテキスト『英検準一級 文で覚える単熟語』に移っても大丈夫なのでしょうか?
    アドバイスよろしくお願いいたします。

    • 宇田さん

      おー!こんにちはこんにちは!
      コメントをありがとうございます!

      その後、お元気で過ごしておりますか??

      すごいですね!
      文法問題集を9割正答というのは、
      控えめに言ってかなりスゴいと思います!
      ものすごい努力をされたことがひしひしと伝わってきますね!
      宇田さんは必ず成功できると強く確信していますよ!

      さて、ご質問への回答をさせてもらいますね!

      >日本語→英語もやったほうが良い?

      結論を言うと「今はまだやんなくても大丈夫!」ですw
      読解をガチで頑張って、最後に英会話とライティングをやれば良いと思います。
      しっかりとしたインプットがあった後でやれば、それこそ恐ろしい速度で上達出来るからです。

      アウトプットは途中で手を出さなくても、本当に最後でいいと思います。
      私はそうしましたが、英会話もライティングも毎日毎日すごい進歩を感じられました。
      でもそれには前座として、英単語や英文法の知識や理解があったためです。

      大丈夫です。宇田さんは絶対に成功できます。
      今は着実にインプットの力を付けていただくようオススメします。

      頑張ってくださいね!
      応援しています!

      黒坂

      • 黒坂様

        ご丁寧にアドバイスをしていただきありがとうございます。
        英語から日本語に訳すこともアウトプットに入るのですね!
        勉強をしているうちに、日本語から英語に訳すことができないままだと、
        実力がついてないのではないのかと不安に感じメールをお送りしました。
        今はインプットが重要な段階なのですね。
        文法、読解を引き続き勉強します。

        また分からないことがありましたら、質問させてください。
        よろしくお願いいたします。

        • 宇田さん

          すいません、返事遅くなりました!
          次のような理解になりますね。

          日本語→英語に変えるのは「アウトプット」

          英語を読んで脳内に日本語が浮かんでも
          手を動かして日本語の文章を書き出すことなどをしなければ
          「インプット」となりますね
          (つまりリーディングをやっているということで)。

          このテーマについては、また今後ブログ記事で詳しく取り上げますが、
          やはり注力する大本はインプットで大丈夫ですね!
          インプットが十分ついたら、最後の仕上げにアウトプット!
          というイメージを持って頂くと良いと思います!

          また不明点あればお気軽にどぞー!
          ではでは~!

          黒坂

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