外資系は片道切符、外資系経験者が日系企業に戻れない理由

こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウント @takeokurosaka

「外資系は片道切符、外資系で働く人はその後のキャリアもずっと外資系になる」と言われるとあなたはどう感じるでしょうか?

「大好きな英語をずっと使っていきたいから望むところだ!」
「外資系は一生、転職続きになるイメージがあるから、いつかは安定的に働ける日系企業に戻りたいな」

このように人によって賛否両論あると思います。なぜ外資系へ一度いくと、もう日系企業には戻ることが出来なくなるのでしょうか?あなたの疑問と不安は「知らない」ということから生まれます。ですので、それを解消するべく、体験談を交えてお話したいと思います。

 

外資経験者はその後はずっと外資

私は日系企業、外資系企業の両方で働いた経験があります。日系企業で働いている時は、東証一部上場の比較的規模の大きい企業でしたので、社員はたくさんいました。ですが、周囲にたくさんの人はいても、誰も外資系経験者はいませんでした。転職経験者はいても、ずっと日系企業でしか働いたことのない人ばかりです。ですので、自分が「日系→外資」げ転職をする時には周囲に相談できる人が誰もおらず心細い思いをしました。

ところがこの状況は外資系へいってガラリと変わります。外資系には

ずっと外資系
日系出身で外資系へ

といった感じでしたね。そしてキャリアパターンは次のようなものです。

日系→日系→外資系
外資系→外資系→外資系
日系→外資系→外資系

…カンのいいあなたならもうお気づきでしょうか?そう、外資系で働いた後、日系に行った人は自分の知る限りは誰もいなかったのです。「これは単なる自分の印象に過ぎないのだろうか?」そう思って調査し、考えてみました。その結果、一旦外資系で働いた人がその後のキャリアもずっと外資系になってしまう仮設にたどり着くことが出来たのです。

 

流動的な外資系、固定的な日系

日系企業は保守的で人的流動性が低い、というデータがあります。作年、2017年12月28日の日本経済新聞によると、

日本の企業は新卒一括採用や年功序列、終身雇用などの制度を採り入れており、新卒の入社から定年まで1つの会社にとどまる正社員が多く、世界的に人材の流動性が低いとされる。

とあります。新卒から日系企業で働いていると、全体主義的な思考に陥りやすいと私は考えています。一斉に就活をして、一斉に新卒で働き始め、どの会社も大体年功序列で終身雇用です。周囲を見ても、だいたい同じ思考・行動をしているわけですから「転職をせず、長く同じ会社で働くのが普通なのだ」という”常識”に染まってしまうのは無理からぬ事と考えます。実際、私が働いていた日系企業では転職未経験者はすごく多かったです。

その反対に、外資系はとにかく流動的で社内にいてもそれは強く実感していました。米国、ヨーロッパで重役を任され、年収は1000数百万円という鳴り物入りで入社したデキるビジネスマンも、成果が出せず早々に退職していったり、入社した後に「面接の時と話が違う」とあっという間に辞めていった人もいました。また、みんなに頼られて猛烈に働いていた人も、「この会社から得るものがなくなった。実績も出せたし条件の良いところへいく」とさっさと辞めていくなどとにかく出入りが激しい、という印象です。

外資系は会社の体制も、それから入社してくる人もその両方が「人は移動するもの」と割り切っています。会社もJob descriptionといって、「このポジションはどのくらいの年収がもらえて、どんな権限が与えられていて、どのくらいのスキルと経験が必要なのか?」ということをしっかりと明記されており、「ポジションという椅子に座る人を連れてくる」というイメージです。日系の場合はこの逆であることがほとんどで、「この人のキャリアはこのくらいだから、年収はこのくらいであの仕事とこの仕事をやってもらおう」と人を見て割り当てる業務を検討するという感じです。まとめると、

外資系:ポジションという椅子に座る人を連れてくる。椅子に座ると上から業務が降ってくるのでそれを処理することが求められる。
日系:人のキャリアや能力に応じて業務を割り振っていく。有能や仕事が早い人ほどたくさん仕事を振られる。

このような感じになります。日系はあまり人が辞めることはありませんから、人に業務を割り当てても問題になりません。しかし、外資系はよく人が入れ替わるので、日系のように人に業務が割り当てられると辞めていく度に割り当て直す必要があるので非効率なのです。

外資系と日系ではそもそも会社が人的流動性を想定しているか?いないか?という大きな違いがあります。事実、k

 

外資系で働いた人は日系企業でうまくやれない

これは良くも悪くもそうなのですが、外資系と日系ではあまりにもワークスタイルが異なるので、合理的な外資系で働くと日系の全体主義をもはや受け入れられず、次の転職先も外資を選んでしまうという事情があります。

私は超ドメ(超ドメスティックの略、とっても日本的という意味)の日系にいた時にはとにかく全体主義的だと感じました。

・飲み会はよほどの事情がないと欠席は不可。みんな揃ってゾロゾロと会場へ移動。部下が上司にお酒を注いで労う。
・有給休暇は病欠や冠婚葬祭の時に取得するのが基本。私的に使う事を敬遠する人も。
・自分の仕事が終わったら他の人の仕事を手伝う(時には部署が違っていても)。
・立場は基本的に年功序列。
・社員は仲間というより家族的な感覚。
・残業や休日出勤をしている人は仕事熱心でえらい。

このような感じでした。もしもあなたが「え?こんなの社会人として当然でしょ?お給料は我慢料も含まれているのだから、組織を優先するのが当たり前では?」と感じられたなら、それは結構日系の全体主義に毒されていると言えるかもしれませんね(失礼!)。
※もちろん、上記がイコール日系企業といっているわけではなく、あくまでその傾向があるといっているものと理解してください。

外資系はとにかく「合理的」であることが多いです。飲み会への強制参加や、有給は使える時に使い、残業をする人は仕事の遅い人という認識です。仕事ができれば年下の若い上司もいますし、自分の業務範囲を超えて仕事を手伝うのは自分の立場を危うくするのでしてはいけません。会社によっては日系企業のような雰囲気の外資系ももちろんあるのですが、私がいたところはいずれも「いかにも外資系」という雰囲気の会社ばかりでしたので、外資系の社風を一言で言い表すならば「合理的」というのが一番しっくり来る表現だと思います。

合理的な社風はそれが合う人にとっては快適です。私はものすごく自分にマッチしていました。仕事はさっさと終わってさっさと帰りたいと思っていました。一度合理的な社風に慣れてしまうと、全体主義的な働き方が苦痛になります。外資系が合う人もいますし、日系が合う人もいるのでどちらが上という話ではもちろんありません。ただ、外資系の合理的なワークスタイルが好きな人にとっては、同じように合理的なワークスタイルを求めるものです。

以上が外資系は片道切符、という理由です。あなたはどちらが良いでしょうか?

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