オピニオン

「退屈」という人生最大の壁を乗り越えるには?

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
人には「慣れる」という性質が備わっています。慣れるおかげで初回は大変な思いで、時間のかかった仕事も二回目からはスピーディーに正確にこなすことが出来ます。この「慣れ」という言葉はポジティブなイメージがある反面、「飽き」や「退屈」というネガティブな言葉と同じ意味があると私は思っています。

人生に不幸を感じている人は、「退屈」という感情とうまく付き合えていないと私は思っています。「退屈」をどう飼いならすかで、一生の幸福度さえ決まると考えています。さあ、どうすればいいでしょうか?

 

最大の苦痛は「退屈」

人は不足には耐える力はあっても、退屈には耐えられない動物です。アメリカのハーバード大学とヴァージニア大学が行った実験によると、15分間何もせずに一人で部屋にいさせると男性の67%が電気ショックを自らに与えるという行動を取ったそうです。これは驚きではありませんか?普通に考えて、好き好んで苦痛を感じる電気ショックを受けたい人なんて世の中にはいません。ですが、人に退屈を与えると、電気ショックでその退屈を紛らわせようと行動したわけです。昔から、人類は退屈を克服するために労働や学問に勤しんできました。労働や学問には苦痛がつきものです。それでも退屈を克服するためには、多少の苦痛を受容するというのです。

しかし、その労働や学問さえも「飽き」はつきもので、仕事がつまらない、昔は夢中になったものが最近は面白くないという人も多いと思います。人類最大の苦痛は「退屈」です。

 

大人になるとどんどん退屈になる

若い頃というのは誰しも何事にも簡単に夢中になれます。イケてる音楽や映画、ゲームや恋愛、そういったものに対峙すると経験がない分

「次はどうなるんだ?」
「こんなにいいものがあったのか!」
「もっと見たい!知りたい!」

と爆発的なエネルギーを生み出して時間のある限り没頭することができるわけです。私は小学生の頃は読書にハマり、朝から本を読み続けふと「あれ?字が見えにくいな」と思ったらすっかり日が落ちて真っ暗だった、という経験を何度かしました。高校生の時にはゲームにハマり、一日18時間くらい毎日プレーして、バイオハザード2のタイムアタックコンテストで全国一位になったことがあります。

しかし、今の自分は読書やゲームにそこまで全身全霊をかけてコミットするのは難しいと感じます。どうしても集中力が途切れたり、他のことがやりたくなったり。大人になると知識や経験が蓄積されますから、なんでもかんでも「はじめまして」ではなくなります。ゲームや映画も物語の中で「これは他の作品の展開と似ている」「あー、多分こうなるでしょ」と予想がついてしまうので、途中で飽きてしまうことも多くなります。

知識や経験の蓄積により、エンターテイメントの中にも「退屈」を獲得してしまうのです。

 

退屈を侮らない方がいい

退屈というのはどこかのんびり、牧歌的というゆるいイメージがありますが思ったよりも深刻です。こちらの記事で書いたように、人生の生きがいや幸福度に直結してしまうものです。特に中年期、高齢期を迎えると退屈というのはバカにできません。大人を暇にさせていいことはないと私は思います。夢中になれること、好きなこと、楽しめることを維持し、時には新しく作り出すという「努力」が必要です。何もせずに年だけ重ねるとどんどん世の中からキラキラが失われてしまい、ワクワク、ドキドキという感情を動かしてくれるものが消えていくのです。

ネットの掲示板にも「人生がつまらないから楽に自殺したいから方法を教えてほしい」とか「休日になると寂しさと苦しさが押し寄せてくる」といった悩みが投稿されています。こうした退屈に対する悩みを他人が直接解決することは出来ません。自分自身が退屈の原因と向き合い、その人にあった退屈の克服方法を考え、そして実践しなければいけません。

退屈を侮ってはいけません。私も一時期、やることが分からなくなって発狂して精神科にかかる寸前までいったことが何回かあります。

 

退屈は「創作」と「行動」で克服する

私が考える退屈の克服方法、それは「創作」と「行動」しかないと思っています。

私は昔から文章を読んだり書いたりすることが大好きでした。今ではこのブログで好き勝手なことを書いたり、他のメディアにビジネスや専門のフルーツ記事を寄稿することをしています。この活動により、人生は一変しました。それまでは自分のPCのテキストファイルに書きなぐっていたことが世界に出たことで、他の人からフィードバックを得られるようになったのです。まったく読まれると思っていなかった記事がヒットしたり、逆に自信満々で書いたことが反応ゼロだったり。今では日々、文章を書くことがすっかり楽しくなってしまい、「これはどういう反応があるかな!?」と投稿する時にドキドキしながらボタンを押すようになりました。書くという創作活動は、私の人生の中から退屈を追い出してくれるとても好きなことになりました。

それから行動も重要です。私は去年からずっとVRの存在が気になっていました。ですが、「試してみたい」と思いながら忙しくて体験出来ませんでしたが、先日とうとうVRデビューしました。その感想は「すごい…!これはものすごいエンタメの革命だ!」というものです。これまでの映像分野は高画質化が進んできたわけですが、VRはそれらと没入感が違います。周囲に何があっても、VRを装着するとそれ以外何も見えません。否応なしに集中できますし、臨場感や自分が映像の中にいるという錯覚がとてつもない没入感を与えてくれて夢中になってしまいました。今後のVR高画質化がとても楽しみです。これはVRを体験したい、と思って実際に一歩踏み出したことで得られた収穫です。

行動はなんでも構いません。男の創作料理に挑戦してもいいですし、一眼レフカメラデビューでもなんでも構いません。とにかく未知の世界に一歩踏み入れることです。新しいものに触れると衝撃とともに、その世界への強い関心が生まれ、退屈なんて感じる暇はありません。世の中には日々、色んな未知が生まれています。そうしたものに積極的に触れていく行動が退屈を克服するのです。

あなたが退屈を感じているならばぜひ一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

 

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黒坂 岳央

高級フルーツギフトショップ経営、雑誌・テレビのビジネスジャーナリスト、作家、講演家、投資家と幅広く活動。 元・高卒ニート&フリーターだが、米国大学留学を経て外資系勤務後に起業。 メルマガも書いてます→https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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