ビジネス

うまくいくビジネスというのは「2歩進んで、1歩下がる」もの

こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka

日々、ビジネスで新しいことや変化をしていると、「前進と後退」の連続であることに気付かされます。先日、とあるビジネス・マーケティングを仕掛けた結果のデータを分析していました。結論を言えば見事に大失敗です。

プログラムの途中脱退率(キャンセル率)を大幅に上げることになってしまいました。

以前のプログラム:5%
新規のプログラム:18%

3週間プロトタイプを走らせて、キャンセル率が大幅に上がったことがデータから分かったので、急いで以前の内容に戻しました。この施策には2週間ほど準備をする期間を使ってしまったので、すべてパア。費やした時間はムダになりました。

ビジネス・マーケティングの観点では失敗ですが、自分自身の経験としてはとても良かったと思っています。

 

 

失敗しないビジネスがダメになる理由

シリコンバレー界隈では、失敗の経験を持っている人を称賛する文化があります。誤解なきよう、いっておくと「ただ失敗した」だけの人はもちろんダメですが、未知の領域にチャレンジした姿勢を認める、という意味合いでの称賛です。

「失敗はダメ」と思う人が多いです。でも、個人的に失敗しないような「守りのビジネス」ばかりの方が問題に思います。なぜなら、未知の領域や新たな変化への対応には、失敗がつきものだからであり、今できることだけをこなすビジネスを待っているのは「衰退」だからです。

ですので、失敗は落ち込む必要はないのです。もちろん、筆者は前述の大失敗で「あんなに時間と労力を投じたのに…」と3秒間くらい頭の中をネガティブな感情が生まれるのを感じましたが、思考して4秒後に「ま、いっか」と思い直しました。

失敗しないビジネスに価値はありません。大事なのは失敗をいかに価値あるものへと変換するか、という変換力です。

 

失敗はあとから価値になる

これまでの人生を振り返ってきて、その時はうなだれて何もかも投げ出したくなるような失敗は、あとからキラキラと輝く貴重な体験になることばかりです。

一切の失敗がない人には魅力がありません。成功には再現性がない場合も多く、学べるポイントはありません。しかし、失敗は「それをしなければ落とし穴を回避できる」という学びも多く、また他人の成功例はプライドがジャマして受け入れがたい人でも、失敗談ならスッと耳に残るものです。

私は就活や大学入学、ビジネスや人間関係でも失敗ばかりしてきましたが、その失敗体験を見て手掛けているビジネスの商品、サービスを買ってくれる方がおられるので「失敗の価値」はよく分かるつもりです。

 

失敗をどう活かすかが重要

ともあれ、失敗が全部いいわけでもないことに注意が必要です。失敗には「質」がありますから、価値の低い失敗はしてはいけません。ざっくり次のようなものがそれに該当します。

【質の低い失敗】
・再起不能な失敗
・後で聞く人の役に立たない失敗
・過去に経験済のやる必要のなかった失敗
・改善につながらない失敗

こうしたものです。失敗してもまた挑戦できるからよいのであって、再起不能に打ちのめされるような失敗はよくありません。失敗した経験を次に活かせないからです。また、失敗を教訓として言語化できなければ、他人に価値として提供することができません。また、一度やった失敗を繰り返すことも意味がありませんから、失敗を繰り返さないための施策を立てる必要があります。そして、失敗したからには次の改善へとつなげて、始めて糧となるのです。

私は大失敗を経て、ひとまず前のプログラムに戻しましたが、今回の失敗からは多くを学びました。これからさらにパワーアップさせた施策へと手を付けていきたいとおもいます。

日々、アップデート!これが現代社会を生きていく上での処世術だと思います。

黒坂 岳央

高級フルーツギフトショップ経営、雑誌・テレビのビジネスジャーナリスト、作家、講演家、投資家と幅広く活動。 元・高卒ニート&フリーターだが、米国大学留学を経て外資系勤務後に起業。 メルマガも書いてます→https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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