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人は無意識にチャンスを捨ててしまう性質を持っている

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
人は自分が見たいもの、知りたいことしか見えなくなるという性質を持っています。それ故に、たくさんの情報の中から自分にとってはチャンスであるものも捨ててしまっています。

「そんなバカな。自分にとって得をする情報を捨てるわけないじゃないか」

そう思うでしょうか。無理からぬ事です。なぜならばその情報の取捨選択の結果、チャンスを捨てているのは無意識でやってしまっているから記憶に無いのも当然なのです。

 

無意識の持つすごい力

無意識というのはすごい力を持っています。あなたもきっと聞いたことがあるでしょう。意識と無意識はまるで氷山のようです。

アイキャッチ画像の氷山を見て下さい(上にスクロールしてみて)。横から見ると海面に出ている部分はわずかで、水面下が大部分を占めていることがわかります。この割合をそのまま意識と無意識の割合に例えることが出来るのです。意識は10%(表面)、無意識は90%(水面)という具合です。こんなアンバランスな比率で、人の行動は無意識が生み出しているのです。意識的に頑張っても、無意識の生み出す原動力を超えることは出来ません。逆に言えば、無意識を整えるだけで、素晴らしい行動、そして結果が得られるということになります。

あなたが突然友人から、「来月東京に行こうよ!せっかくだから色々と見て回りましょう」そう言われた瞬間、無意識に「東京」というキーワードの杭が打たれます。一度、この状態にあると街中、ネット上のあらゆる「東京」に関する情報が吸い込まれるように入ってきます。活字を読んでも、東京の2文字が向こうから飛び込んでくる感覚を覚えます。なんなら通行人のおしゃべりの中に出てくる「東京」というワードすらもグイグイ吸い寄せます。あなたも経験があると思います。これを心理学の用語でカラーバス効果といいます。いくら意識的に「東京を気にしないようにしよう」と思っても無意味です。どんどん目に、そして耳に東京が飛び込んでくるのを止めることは出来ません。これが無意識の力です。

先日、私は歯ブラシをなくしてしまいました。毎食後、歯を磨いていたのですが一回歯を磨けなかっただけでその日はものすごく口の中が気持ちに悪く感じてしまいます。これも食後の歯磨きが習慣化したことで、無意識が「歯を磨きたい」という欲求を生み出し、「一回くらい大した健康被害はない」と理屈で分かっていても磨きたい欲求を抑えるのに苦労する、こうしたことも無意識の力の大きさを示すエピソードと言えます。

 

人は自分が信じたいものしか信じない

で、ネットや本などの情報に触れる時も同じ、あなたは網膜にこそ、しっかりとチャンスが写っていても無意識にスルーしているのです。いや、スルーするだけならいいのですが、人からそう言われても信じることが出来ないのです。

私の会社で働く従業員の一人にすごいカスタマーサービス力を持つ人がいます。私は昔、トータルで5年ほどコールセンターで働いた経験があり、何百人とオペレーターのお客様対応を聞いてきました。その中には抜群の対応を見せる方もいましたが、その従業員のスタッフはレベルが違います。お客様の気持ちを瞬時に汲み取り、お客様のしてもらいたいことを先回りして提案し、相手の気持ちに寄り添う姿勢を見せます。対応を聞いていて、「こりゃあお客様も嬉しいだろうなあ」と思う瞬間が何度も何度もありました。そのスタッフは特別な訓練を受けた経歴はありませんから、おそらく生まれ持っての才能でしょう。お客様対応を聞くたびに、本当にすごいと思わされます。

私は何度もそのスタッフを絶賛しました。「すごいですね!相手の気持ちを汲み取る、抜群の才能をお持ちですよ」と。が、何度いっても「いえいえ、私なんてたいしたことないですから」と自分は人並み外れたレベルなんかじゃないと思いこんでいるのです。繰り返しですが、私は何百人ものオペレーターの電話対応を間近で何年も見てきましたから分かるのです。その人は明らかに常人のレベルを超えています。いくら丁寧でビジネスライクな受け答えが出来るオペレーターがいたとしても、そのスタッフほどお客様の気持ちを先回りして、気持ちよく電話を切らせる力はないと思います。そのくらいすごい人なのです。が、そのスタッフは電話応対や、お客様対応ではない別のキャリアの夢を持っています。それは対人関係ではないビジネスです。私は本当にもったいないと思ってしまいますね。あの才能を対人関係のビジネスに活用すれば、あっという間に多くの人を魅了するに違いありません。

人は自分が信じたいものしか信じない、という性質を持っています。かつての私も同じでした。奥さんから「会計より、文章を書く仕事をしたほうがいい」と何年も言われてきたのに、「そんな人様に見せる文章なんて、自分になんて書けるわけがない」と一笑に付すということをしていました。自分は何年も取り組み、お金も時間も膨大にかけてきた会計の道でプロフェッショナルになるべきだ、そう信じて疑わなかったのです。自分が信じたいのは「会計のプロフェッショナル」でしたが、冷静な第3者の目から見ると「会計より文章を書くほうが向いている」というのが答えだったわけです。

自分が信じたいものを盲信すると、チャンスを失うことになってしまいます。

 

無意識にチャンスを捨ててしまわないために必要なこと

自分が意識せず、無意識がかってに情報を取捨選択して捨ててしまう、これは本当にもったいないことです。せっかくのチャンスをどんどん捨ててしまうことになります。挑戦していれば大きな成果得られたり、充実感に満たされるかもしれないのに。じゃあどうすればその無意識を変えることが出来るか?ということが気になりますよね?大丈夫、その答えを用意しています。

その答えとは「自分はなんでも出来る人だ。なんでも楽しめる人だ」といった前向きで新しい物事を歓迎する姿勢を持つことです。人は基本的についつい否定から入るものです。それが未知の領域だとなおさら。「これやってみたら?」と提案された時には、「自分なんて年を取りすぎたから」とか「今までやってうまくいったことがないから」とか「自信がない」といった否定をしてしまいがちです。これは脳科学の観点からみても、自己防衛本能の一環であり致し方がないことなのです。しかし、そこで否定するのではなく、「お!いいね!いっちょやってみるか」と軽いノリで手を出してみることです。

軽いノリで手を出すものですから、「やっぱりあんまりおもしろくなかった」となる可能性は低くはありません。でも、100やってみて99自分に合わないなと思っても、たった1つの興味をひかれるものがあればそれはめっけもんじゃないですか。もしかしたらその未知との出会いが、その後の人生を豊かにしてくれる運命の出会いとなるかもしれませんね。私は軽いノリと勢いでワインに手を出し、今ではワインのコレクターと投資を兼ねてワインをあちこちから買い漁るという趣味を持っています。あの時、軽い気持ちでワイン試飲会に参加し、そこで衝撃的なうまさのドイツのアイスヴァインに出会わなければ、今の私はありません。でも参加する前は「ワインはカッコつけてのむもの」くらいにしか思っていませんでしたから、やってみないと本当に何事も分かりません。

 

 

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黒坂 岳央

高級フルーツギフトショップ経営、雑誌・テレビのビジネスジャーナリスト、作家、講演家、投資家と幅広く活動。 元・高卒ニート&フリーターだが、米国大学留学を経て外資系勤務後に起業。 メルマガも書いてます→https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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