すべてのビジネスマンは万年筆とキーボードに投資するべき

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
私はビジネス記事を書くフリージャーナリストの仕事をやっています。また、それだけでなく経営するネットショップの仕事や、プライベートで日記を書くなど一般の人よりたくさん文章を書いています。
程度の差こそあれ、誰もがプライベートで、そしてビジネスで書くことが必要です。文章を書く上で絶対に欠かせないのは筆記用具、リアルだとペンでネットだとキーボードがこれにあたります。私は文章を書く上で道具に投資してきて、そのメリットの大きさを実感しています。
「自分は黒坂のようにジャーナリストの仕事とかやってないし、道具にこだわりはないから別にいらない」と思われるかもしれませんね。そう考えるあなたにこそ、今回の記事をぜひ最後まで見ていってもらいたいと思います。きっと、「道具に投資してみるのも悪くない」と思ってもらえるでしょうから。
上質なものは使っていて気持ちいい
これはどんなものにも言えることですが、上質なものは使っていてとにかく気持ちいいものです。高級なベッドや椅子などの家具、高品質な車や自転車などの乗り物など、とにかくストレスがありません。いい道具は必ず人間工学に基づき、快適に、そしてストレスなく使えるように設計され、お金をかけて作られているものです。
人体の構造や心理などを計算され、快適に使えるように作られているわけですから、上質なものは気持ちよく使えるというのは当たり前のことなのです。
反対に安物、質が良くないものはとにかく使っていてストレス極まりないです。インクがかすれるペンや、打ちにくい安物キーボードなどあまりにも使っていてストレスが貯まるので、「もう書くのを止める!」と思ってしまいます。
上質なものは値段がするだけあって、とにかく使っていてストレスフリーかつ気持ちいいと思わされます。
名入れの万年筆を買ってみました
この写真を見てください。これは先日、私が注文をしたプラチナ「#3776 センチュリー ブルゴーニュ」の名入れ万年筆です。「水菓子 肥後庵 黒坂 岳央」と刻印されています。ブルゴーニュ、ということで赤ワインを思わせる漆黒の黒を赤に混ぜたような美しい色をしています。最初は名入れでないものを探し回って、Amazonが最安値(このリンク先の商品)だったのでそこで買おうと思っていました。価格は6,500円を切るのでとても安いと思いましたが、どうしても名入れにしたくて2,000円ほど割高になりましたが、楽天市場の最安値店(このリンク先の商品)で注文をしました。
結論的にはとても満足しています。万年筆自体も氷の上を滑るようにスラスラと書けるので快適ですし、何より名入れがあることでパーソナル感が一気に増したので気に入っています。あまりにも快適でスイスイ書けるので、用もないのに万年筆を取り出してついつい書いてしまうほどの快適さです。これは1,000円前後のボールペンを買っていた頃はあり得なかった感覚で、書くことそのものを楽しいと感じられる投資対効果の大きい買い物でした。
PC本体よりキーボードに投資しろ
今の時代、多くの作業をクラウドで出来るようになったことで、PC本体のスペックはそれほど強力でなくても問題はなくなりました。動画をガリガリ編集するとか、3Dゲームをやるとかなら話は別ですが私のように物書きが中心であるなら、とりあえずストレスなく動けばそれで十分です。実際、私は2013年頃に買ったCore-i3のデルPCが遅くなったのでSSDを換装して未だに快適に使っています。
しかし、PC本体よりも遥かに投資するべき商品があります。それはキーボードです。私は東プレリアルフォースの静音タイプとALL30g荷重タイプを購入して使っています。一つは自宅用、もう一つはオフィス用で使用しています。一度買って使い始めると、それまで使っていて安物キーボードには二度と戻れなくなってしまいました。指がキーボードに吸い付いているのではないか?と思えるような快適な打鍵感で、どれだけ打っても疲れることはありません。私は一日10時間以上キーボードに触れる生活をしているので、入力が快適でなければとても耐えられません。むしろ、東プレリアルフォースを使うようになってからは、「昔はよくこんな打ちにくくてストレスのかかるキーボードを使えていたなあ」と思わされるほどです。
価格はハッキリ言って安くはありません。2つとも2万円ほどしましたから、合わせて4万円近くの投資になりました。しかし、この投資はとっくに回収できているでしょう。キーボード入力が快適になったことで、これまで以上に沢山の文章を書くようになり、その結果生産性向上によってビジネス収益が増えているのは明らかだからです。4万円あればより速いCPUなどに投資をしたくなるかもしれませんが、絶対にキーボードに投資をしたほうがリターンが大きいと思います。多少PCの処理速度が早くなっても、生み出す成果物(私の場合であれば文章)の質や量は変わりませんが、キーボードに投資をするとそれは大きく変わるからです。
私のように物書きをしたり、またプログラマーといったビジネスをやっていない人にもこの快適さは理解できるものでしょう。いつまでも快適に入力し続けたいから、文章を沢山書こうと思わされます。
私が購入したキーボード
・東プレ キーボード REALFORCE108UDK 日本語配列カナなし USB 有線接続 静電容量無接点 昇華印刷墨モデル ALL30g荷重 ブラック SJ38C0
・東プレ キーボード REALFORCE108UH-S 日本語配列 USB 有線接続 静音タイプ 静電容量無接点方式 昇華印刷 ALL45g荷重 ホワイト SA010S
どちらかといえば、静音タイプALL45gの方が打ちやすいので、よろしければご参考下さい。
スーツやバッグ、PCの性能などには投資をするビジネスマンはいても、万年筆やキーボードに気を回せる人は多くいないと思います。しかし、一日の内でもっとも手に触れているビジネス道具は筆記用具なのですから、そこに投資をすることで生産性向上につなげようというお話です。