生き方・人生論

将来のために今を犠牲にする生き方はやめなさい

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
某テレビ番組で20代の若者へ「貯金の目的は?」とインタビューをしたところ、多くの人が「老後のために」と回答をしていました。

「最近の若者は保守的だな、ケシカラン!もっと遊びなさい」

なんて言う人が出てきそうですが、私はとても気の毒に感じてしまいました。20代という若い時から、何十年も先の未来を不安に貯金に駆り立てられてしまっているわけです。気の毒でなりません。若者はお金に対して、

「あれもほしい!これもほしい!買いたいもの、やりたい事が多すぎてお金がいくらあっても足りない!」

という感じだと思っていましたからね。

「経済衰退で将来不安」
「絶望的な日本の未来」
「少子高齢化」

といったワードを聞かされ続けて、将来不安で洗脳されてしまっています。

 

私が人生で一番後悔していること

私は人生でやりたい事は全部やってきました。

中高生の時はゲームにハマり、バイオハザード2のタイムアタックコンテストで優勝しました。ファミ通という雑誌の企画するやり込みゲームコーナーで、一時期は結構入賞していたゲーマーです。
高卒後、フリーターでコールセンター派遣をやりながら、日本全国を旅に出ました。
その後、大学に進学してアメリカ留学で会計学を学びました。
就職は外資系企業を中心に何社も働きました。
起業して今は熊本県でフルーツギフトとメディアの仕事をしています。

好き勝手生きてきたことでずいぶんと周囲からは心配されましたが、今は苦境に陥っているわけでも、困っていることがあるわけでもありません。それなりに人生満足しています。私が人生で後悔していること、それを言わせてもらうならばたった一つです。それは「もっと遊べばよかった」ということです。

特にアメリカに留学していた時期です。あの頃は朝早くから起きて、夜中まで毎日勉強をしていました。あまりにも根を詰めすぎて精神カウンセラーにかかった時期がありました。部屋に閉じこもって、心配して訪ねてきた友人をシャットアウト。一人で暗い部屋にこもって、「こんなに苦しい思いをするならアメリカになど来るのでなかった」とかなりしんどかったです。でも慣れてくると勉強の波に乗り、気分的にはかなり楽になりました。しかし、それまで真面目に勉強をしていたので、後半もほとんど遊びに行かずにずっと勉強をしていました。結局、滞在中は他の学生ほど遊ぶことはなく、勉強に明け暮れて帰国することになりました。全ては就活のため。苦しい思いを我慢しても、これだけ勉強をしたのだからきっと報われると信じていました。

毎日夜中まで勉強に明け暮れた大学図書館で

そんな努力をあざ笑うかのように帰国前に起こったリーマンショック。戦火に焼き尽くされた就活戦線は、戦う前から敗北宣言をしたくなるような状況でしたね。しかし、そんな中でも拾ってくれる会社はあるもので、なんとかなりました。

今振り返ってみると、あまりにも頑張りすぎてしまいました。おかげでアメリカ留学中に他の生徒ほど、楽しい思い出を作ることができませんでした。大学か、寮か、図書館でほとんどの時間を過ごしましたから当然です。「もっと遊んでおけばよかった」、その思いはときが経つほど強くなっていく一方です。住んでいたのはシカゴの中心地、現ウィルスタワー(旧シアーズタワー)から徒歩数分という抜群のロケーションです。あれだけまとまった時間、アメリカで滞在して自由に動ける機会は二度とないかも知れません。ええ、きっと二度とないのです。それを昼も夜も分からない薄暗い大学図書館でずっと勉強をすることに費やしてしまいました。まさに将来のために現在を犠牲にする、という生き方をしてしまったわけです。

大学寮近辺

 

若い時間を老後準備のために使わないで

これから何十年後に今の世界はどうなっているのか?それは誰にもわかりません。世界が変化するだけでなく、あなた自身も大きな変化があることと思います。

でも今心配しているほど、悪い世界になっていることは絶対にないと断言できます。インターネットが世の中に出たばかりの頃、みんななんといっていたのかご存知でしょうか?

「これからどんどん便利になる」
「ネット通販で生活は楽に!」
「ネットバンキングで送金もお手軽♪」

…そんなわけはありません。相当に否定的でしたよ。

「ハッカーに攻撃を受ける」
「ネットで送金なんて危険極まりない」
「家にいて買い物は危ない」

など散々です。あえてお尋ねしますが、これまでの人生で一度でもハッカーに攻撃を受け、人生が変わってしまうような損失を被った経験があるでしょうか?その答えはNo、そうですよね?何事も未来は悲観的に取り沙汰されがちなのです。なぜかというと、そのようにメディアが取り上げれば視聴率、PV数が稼げるからです。

「これからの日本の未来」

なんていつの時代も悪いようにしか言われてこなかった。でも、実際そんなに悪くなっているでしょうか?確かに少子高齢化は進んでいるなど問題はあります。しかし、今から10年前、20年前に戻りたい人がどれだけいるでしょうか?確実に便利になっていますし、楽しいことが多い世の中になっています。未来におびえて、今を楽しめないなんてあまりにももったいないと思うのです。これを読んでいるなあなたには、今の若い時間を将来の老後準備のためになんて使って消耗してほしくない、そう思っています。

私はえらそうなことは言えません。上で書いたようにアメリカでは将来の就活のため、貴重な海外生活の時間をほとんど勉強にコミットしてしまいました。勉強が楽しくてたまらなくて…ということであれば救われますが、実際には歯を食いしばりながら、そして適正のない会計学を学んでいたのです。あの時間をもっと遊びに振り分けて、あのときにしかできなかったことを精一杯すればよかったと今でも悔やんでいます。帰国前日、私は最後の夜を仲良くなった仲間と一緒に過ごしました。シカゴのスカイラインを一望できるスポットで、夜遅くまでピザを食べながら談笑する時間を過ごしたとき、私の心は大きく動きました。「なんでもっとこんな楽しい時間を過ごさなかったんだろう…?」と。その時にはじめて感じました。「帰りたくないな」と。それまでは一日一日帰国の日を心待ちにしていた時期もありましたから、大きな心の変化があったものです。今でもあの最後の夜の思い出は色濃く、いつまでも残っています…。永遠に取り戻すことができないあの時間。どうか後で悔やむことのないよう、精一杯今の時間を楽しんでもらいたいと願っています。

仲間と過ごした最後の夜。アメリカに来てはじめて心が動きました…。

 

 

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黒坂 岳央

高級フルーツギフトショップ経営、雑誌・テレビのビジネスジャーナリスト、作家、講演家、投資家と幅広く活動。 元・高卒ニート&フリーターだが、米国大学留学を経て外資系勤務後に起業。 メルマガも書いてます→https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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