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【これ結論】5Gと法人メディアで個人ブログがオワコン…弱小ブロガーはこの先どう生き残る?

前回、こんな記事を書いた。

【完全なる独り言】黒坂岳央が目指す次なるフロンティア

 

今回、この内容を明らかにしたいと思う。

いつものブログ執筆のノリではないので、「別にお前の意見なんて興味ないよ」という方はこの先見る価値のあるものは、多分ない。時間は有限だ。あなたからそれを奪うつもりはない。興味がないなら、ブラウザバックしてくれ。

でも、興味あるって人は読んでもらいたい。

 

動画の時代が到来

オレはこの先、10年後20年後の「テキストコンテンツがメインの個人ブログ」の行く末に対して、あまり明るい展望を持っていない。その思う根拠をまず語る。

昨今、5Gが話題になっている。5Gが本格稼働することで、動画再生までの待ち時間が大幅に短縮される。これにより、動画市場がさらに活況していくことが予想される。そうなることで、

テキストメディアのブログ→動画メディア

へ人の流れが加速するという見方がある。もちろん、これによってテキストコンテンツが全滅するとは思っていない。テキストと動画はそれぞれ違った良さがあって、いくら動画の読み込み速度が速くなったからと言ってその違いを覆すことはできないから。

↓(参考)過去にこんな記事も書いた。

5Gが到来してもブログはオワコン化しないよ絶対に

 

「5Gが到来する→テキストコンテンツがオワコンする」とは思わない。だが確実に動画市場に良質なコンテンツが次々と投下されていき、ユーザーは可処分時間をそちらに消費する。人が持っている自由時間には限りがある。テキストコンテンツより、動画コンテンツに時間を使う人は増えていくだろう。今後もテキストコンテンツの需要はゼロにはならないだろうが、その供給元は法人メディアが中心となっていき、個人ブログの出番はドンドン小さくなっていくと思っている。

テキストを書いている人にとって、5Gは招かれざる客だ。だが、人類は一度新たなテクノロジーに触れた後、それを諦めた歴史は一度もない。今回もそうだ。誰もこの流れを止めることは出来ない。

 

個人のブログは法人メディアに勝てない

もちろん、オレはすべてのテキストコンテンツ、ブログが駆逐されるとも思っていない。

だけど、弱小の先端が丸い、ありきたりな多くのブログは永遠に誰にも見られなくなっていくのは間違いないと思う。なぜなら、今やテキストコンテンツは、大手法人が資本力を使って参入しまくっているから。

ああ、オレ自身が個人ブログも大手メディアへの寄稿も両方やっているからよく分かる。大手メディアは強い、いや強すぎる。このブログで書いた記事など、弱小にすぎない。「空きれい」というブログよりマシではあるものの、オレの力では月間数万人連れてくるのがやっと。だが、大手は違う。PV数がケタ違いすぎる。

先日、オレが大手メディアに寄稿した記事がある。その記事は大手メディアに掲載された後、Yahooニュースに転載されてトータルPVは1記事で95万PVだ。たったの1記事で、である。個人ブログ数年分のPVをたった1記事で叩き出す。自分で大手メディアに寄稿した記事のPVを知り、「今後、自分のブログでひっそりとオピニオンを書き続けても、未来はないな。大手に殺される」と悟った。

おまけにオレが書くテキストはコピペされる。5chやまとめサイトにも持っていかれたことは数え切れない。ブログは鍵が付けられないので、どうしようもない。盗み放題だ。丸パクリでなくても、リライトもされほうだい。

動画と大手メディアに挟まれ、それが加速していく。これから、個人ブログが生き残るのは一部のインフルエンサーや権威ある専門家、尖りまくったブロガー、ニッチな市場を押さえているブロガー、彼らを除いて厳しくなると思っている。残念ながらオレはこの中に入っていない。さあ、どうする?

 

Googleはもう、権威のない弱小個人なんか求めてない

テキストコンテンツは、動画メディアにシェアを食われ、

大手メディアがSEOを支配し、

まとめサイトに自分のテキストがパクられる。

 

テキスト屋は立場が弱いことを痛感する。

 

さらにGoogleはもはや、個人の弱小サイトは必要としていない。オレの知人のアフィリエイターも、全盛期は月収500万円のアフィリエイト報酬を稼いでいたが、今は30万円程度だと言っていた。数年前は個人アフィリエイターはどうしようもない人でも稼ぎやすかった。普通の道を外れた人が起死回生するための手段だった。

だが、今は違う。ためしに「永久脱毛」で検索してみてもらいたい。オレの言っていることがすぐわかるだろう。メーカー、エステサロン、医者、大手メディア以外に結果が出てこない。「ガン」なども同じ。医療の専門機関以外は出てこない。このような分野において、Googleは権威を持っている人しか必要としていない。もはや個人ブロガーの出番はドンドン隅に追いやられているのだ。

 

唯一の活路はこれしかない

このまま消耗し続けてこの先、未来があるのだろうか?

この先のWebでの生き残りを考え、すでに絶望しているブロガー、いるんじゃないかと思う。自分もこの先の身の振り方を考えて、かなり長い間悩み、思考した。どうすればこの先、2020年以降のWebの世界を生き残れるのか?2019年の半分以上、その打開策を考え続けてきて、色々と思考を巡らせた。そして行き着いたフロンティアがある。オレは今後この分野に命をかける。

今からその答えを言う。それは…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「漫画」

 

である。ふざけていない。大真面目だ。

 

インフルエンサーが持つような影響力。
人並み外れた知性や文章能力。
動画コンテンツで勝負できる力。
画期的なコピペ防止対策。

このすべてを持っていない弱小のオレが考え、そしてたどり着いた結論がこれだ。そう、オレはこれから漫画を描いていく。多分、もうこれしか方法はないし、これで勝負するべきだと思っている。覚悟もした。必要な機材やアプリも揃えた。これを見てくれ。もう手元に全部ある。

▲先日買ったiPadとApple Pencil

 

オレは本気だ。今後もこの決意が揺らぐことはない。なぜ「漫画を描く」などおかしなことをいいだしたのか?それをこれから語っていく。

 

漫画”なら”勝算がある

文字だけで構成されたテキストブログではなく、「物語のある漫画」ならこの先10年間、いやそれ以上生き残り続けることができる。

日本における漫画の歴史は驚くほど古く、平安時代の作品が日本最古と言われている。その後は、ありとあらゆる娯楽が世界中に現れたが、2020年を目前にした現在でも、エンタメにおける漫画の強さは不動のものだ。どれだけ美麗なアニメーションが登場しても、漫画は読まれる。VRが出ても、迫力のあるゲームが出ても、漫画の強さは衰えない。

少年漫画の売上が下がっていることが話題だ。だが、その原因は漫画というエンタメのスタンディングが低下したわけではない、と個人的に分析している。

 

画像引用元:日本経済新聞「伝説のジャンプ編集者が見誤った傑作」より

 

少年漫画の発行部数が減少したのは、子供の数が減り、エンタメが多様化し、漫画が紙面からWebへと移行したことが主要因だ。考えてみてほしい。新聞各社が部数を減らしたからと言って、「ニュースの必要性がなくなった」と言えるだろうか?いや、人々は自宅に配達された新聞を広げる代わりに、Yahooニュースやスマートニュースで熱心に読んでいる。ニュースそのものの強さが変わったわけではないのだ。

それと同じく、漫画もWeb媒体では相変わらず強い。漫画のプラットフォームは、紙媒体からKindle、コミックシーモアなどのWebへ移行し、それだけでなく個人でも漫画を書いている人はTwitterで拡散される。Twitterで漫画がバズると、出版社から声がかかって「Web→紙」の漫画出版という、逆輸入が起こっているような状態だ。

また、漫画ならコピペは問題ない。オレがこれから書いていく漫画は無料で出していく。読者が楽しんでくれて、話題になったら勝手にコピペして広げてもらえるなら、むしろ大歓迎だ。好きなだけ読んでもらいたい。他の人が勝手に自分のサイトへ貼り付けたとしても、その漫画はオレが構成を考え、制作したものだ。これは無料で宣伝してくれるようなもので、コピペされたからと言って、作品の原作者の所有権が移転するわけではないのだ。ここがテキストコンテンツがパクられた場合と、大きく異なる点である。

さらに漫画は資本力ではなく、100%作品の質だけでの勝負になる。映画は俳優や映像など資本力勝負になるが、漫画なら面白ければ個人一人でも、法人に勝てる。

動画とは違ったプラットフォームで勝負し、法人に負けず、そしてコピペ対策も完璧だ。オレはこれからの人生を、この分野で自分の世界を作ることを決意した。

 

黒坂の漫画とは?

もしかしたらドラゴンボールみたいな漫画を想像されていたら困るので、ここで誤解を解いておく。

オレが描くのはそういう、純粋に漫画そのものを楽しむものではない。そうではなく、漫画を通じて、これまでお伝えしてきたビジネス、スキル、ノウハウ、マネーなどの分野を、読みやすく物語調にしていくことを想定していく。オレ自身が語る代わりに、キャラクターに喋らせるつもりだ。

そしてこれまでの人生で漫画など一度も描いたことがないので、当たり前だが画力に自信があるわけでもない。

 

だが今はそんな人でも、駆け出しの漫画家になるための材料が揃っている。

いらすとやの素材
AA(2ch)
イラストACの素材

まずはこれらの素材を組み合わせて、難しい理論を楽しく読める展開にするところからスタートする。実際、最近の英語ブログはそれを意識している。

↓(参考)

https://takeokurosaka.com/english/2019/10/

 

まずはこうした素材を組み合わせて、できるだけシチュエーションを作りながら読み手が楽しめるように制作を進め、その傍らで自分も絵を描く練習をして投下する。この先、10年、20年後にネットの世界で存在感がゼロになってしまわないためにも、オレは生き残りをかけて本気で取り組むつもりだ。

 

2chライクな記事の想像を絶する破壊力

現在、英語ブログでやっているような、AAの登場人物を多用した記事は、当初オレにとっては大きな賭けだった。

下手をすると、これまで積み上げてきたオレのイメージを毀損することになりかねない。だが、やってみた結果、ありがたいことに、驚くほどうまくいっている。英語ブログではどの記事も、4,000-5,000文字はある。ものによっては1万文字クラスの長文の記事もある。だが、こんな長文記事でも、驚くほど最後の最後までしっかりと読まれていることがデータから分かる。「毎回、ブログの更新が楽しみ!」と言ってくれる読者からのメッセージは、たくさん頂くことが出来た。本当にありがたいと思う。

また、ここ最近だけでも、「Webを巡回していたら偶然この英語ブログ見つけました。やる夫などの掛け合いがとても面白いので、全ての記事を読みました」という「全記事読んだよ」と報告をくれた方が3-4人くらいいる。英語ブログは現在、200記事以上公開している。なのでトータルの文字数をザッと計算すると…。

200記事 × 平均4,000文字 = 80万文字

一冊200ページの書籍は10万文字くらいだから、書籍8冊分を読んでくれた計算になる。どれだけ熱意のある英語学習者でも、英語サイトに書かれた書籍8冊分の記事を読む人はあまりいないだろう。

これだけの分量をもれなく読みました、と連絡をくれた人がこれだけいるのだ。2chライクな記事でもこれほど読ませる力があるということを、やってみた自分でメチャメチャ驚いている。毎日、コメントやメッセージはもらっている。最近だと、多い日は2ケタ近い数をもらうこともある。みんなアツく、とても熱狂している。その熱意に触れた時「これだ、漫画だ」という確信を得た。

だからこれからはそのテイストをより深めて、他のサイトにはマネができない、会社で企画申請をしてもまず承認が通らないようなクレイジーなものを作っていく。これまでのお行儀の良い、お固い記事も他のメディア寄稿用に今後も書いていくかもしれないが、注力するのはあくまで漫画だ。

 

今後は漫画に命かけます!

オレはこれまで色んなビジネスをやってきた。

改めていちいち書かないけど、ここまで読んでくれているあなたなら、オレがどんな商売をやっているのかはだいたいご存知だろう。

とりあえず今後、命をかけて取り組んでいくのは漫画。これは絶対。少なくとも今この時点のオレに考えつく生存戦略で、もっとも強力な武器はこれしかない。他で差別化できるような容姿・文章力・才能・コネとかはオレは持っていないから、自分の世界を作ってそこに共感してくれる人たちと生きていこうと思う。「読んで役に立つ記事」、もうこれだけじゃ勝てない。それは大手メディアに役割を取られている。

役に立つのは当たり前。それでいて面白い、他の人が出来ない、思わず他の人に広めたくなる、これで行く。漫画ならこれを実現できる。そして漫画を通じて、ビジネスコンテンツを販売していく。

まずは英語ブログでそれを体現していく。今後もさらにクレイジーな記事ばかりになっていくだろう。「AAベタベタ貼って頭悪すぎww」とか苦情も時々入る。その一方で、熱狂的に読んでくれる人もいる。前者はフルシカトするし、しつこい奴ならSNSアカウントまで追いかけて来るけど、そういうやつらは静かに秒速でブロックする。とにかく後者の読者を大事にしていくつもりだ。

これからもよろしく頼むぜ!

黒坂 岳央

高級フルーツギフトショップ経営、雑誌・テレビのビジネスジャーナリスト、作家、講演家、投資家と幅広く活動。 元・高卒ニート&フリーターだが、米国大学留学を経て外資系勤務後に起業。 メルマガも書いてます→https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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