メディア論

(体験談)おしゃれイズムに紹介されて注文殺到。そこで感じたTVとYouTube共存の関係

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
先日、肥後庵のブラックジャックスイカが日本テレビ「おしゃれイズム ~熊本SP!MC3人と倉科が、熊本の街へ!~」でご紹介を頂きました。自分の送ったブラックジャックスイカがスタジオに運ばれてきたのを見た時はなんだか不思議な感覚でしたね(笑)。「おお!うちのブラックジャックスイカ映ってる!?」って一人で興奮していました。

 


上田晋也さん「すっごい甘い!」

 


藤木直人さん「種がなくて食べやすい」

と大変お褒めの声を頂けて心から嬉しいなあと感じました。今回、商品を番組で取り上げて頂き本当にありがとうございます!私もブラックジャックスイカも嬉しく思っています!(テレビ番組の様子は下記URL先で詳しく紹介しています)

参考:日本テレビ様の「おしゃれイズム ~熊本SP!MC3人と倉科が、熊本の街へ!~」で肥後庵のブラックジャックスイカをご紹介頂きました!

…という黒坂の個人的感想文は誰も興味がないと思いますので、ビジネス的に感じたことを語ってみたいと思います。ネットで物販ビジネスをやっている方には参考になる部分があると思うので、ぜひ最後までご覧ください。今回の記事はいつもみたいに面白くないギャグは入れず、結構真面目な語り口なので読みやすいかも(笑)。

 

いつもと違う属性のお客さまを連れてきてくれたテレビ

テレビ番組が放送されたのは夜22時です。私はいつも22時前には眠って朝5時に起きる、という早寝早起きさんなので、テレビ放送があったこの日もいつも通り22時前には眠っていました。

朝起きて受注状況、Google Analyticsを見てみるとどえらい事になっていました。番組放送から2時間の間に平常時の250倍くらいのお客さまが来ており、ブラックジャックスイカに注文が殺到していました。当店は9割以上のお客さまがギフトとして注文され、売上の多くを占めるのが東京にある法人さまで、個人のお客さまで自分用に購入される方はそれほど多くありません。ですが、テレビ効果でこの日のブラックジャックスイカの注文は9割のお客さまが自分用に購入されていました。

平常時 :売上の90%のお客さまがギフト用。東京の法人がメイン。
放送直後:売上の90%のお客さまが自分用。日本全国の個人のお客さま。

これは平常時では考えられない「異常値」です。肥後庵ではお金をかけた広告宣伝は一切やりませんので、検索流入かSNS流入のみで売上をあげています。今回はいつもとまったく違うお客さまを、テレビ番組が連れてきてくれたことになるわけです。

 

テレビは「芸能人の出るYouTubeライブ」みたいなもの

 

これまでとはまったく異なる属性のお客さまをたくさん連れてきてくれたおしゃれイズムの番組効果は「本当に凄まじいな」と感じました。

世間では「テレビ離れ」と言われるようになり、そこから結構な期間が経っています。今は動画を見るとなると、テレビではなくYouTubeで事足りてしまいます。YouTubeであれば自分が見たい動画を見たい検索キーワードですぐに探し出すことが出来ます。最近は丁寧に動画を作ってアップしている人が増えているので、料理・地元情報・旅行・ノウハウ・教育などあらゆる分野で有益な動画がたくさん出てきます。

それと比べるとテレビ番組はかなり不利な点が多いですよね。基本的にはリアルタイムでテレビの前にいるか録画しないと見られません。外出先で見たいと思ったらモバイルへ持ち出す手間も必要です。「見たい!」と思ったらその瞬間にポケットからスマホを取り出して見られるYouTube、ネット全盛期の今はテレビはかなり不利だと思っていました。

そんなテレビとネットの違いは「有名人」というキーワードで説明できると思います。テレビに出ている芸能人の方は著書を持っていたり、過去にたくさんのメディア出演をしていたり、ビジネスをしていたりとすでに名前が売れている方です。テレビ番組にまったく無名な一般人が出てくる場合も何らかの一芸を持っているのが普通です。つまり、テレビ番組というのは、有名人と一芸に秀でた技を持つ芸能のプロだけを集めた動画コンテンツだと思っています。反面、YouTubeは例外はあるものの、基本的には無名の一般人ばかりで、今有名になっているヒカキンさんなどは無名→スターへの道を歩んだパターンです。

言い方を変えれば「テレビは有名人ばかりが出ているYouTubeライブみたいなもの」だと私は思っています。YouTubeライブですからオンデマンドではありません。しかし、「有名人」というマス(大衆)に受けるコンテンツはYouTubeにはない優位性を保っているのだと思いました。

 

Googleの提唱するマイクロモーメントは本当

私は2016年にGoogle東京オフィスのVIP店長会という、ネットショップのオーナーが集うパーティーにお声がけ頂けました。そこでは立食パーティーの他、今後のウェブマーケティングをしていく上で「マイクロモーメントをマーケティングに取り込んでいくことが重要だ」ということをGoogleの担当者さまがしきりに強調されていたことを覚えています。

参考:肥後庵は「ネットショップVIP店」としてGoogle東京オフィスへご招待頂きました!

マイクロモーメントのマーケティングとは「消費者が瞬間的に思った、感じたことに応えられるようにWebサイトを整えたり、サービスを提供しましょう」ということです。

たとえば今の消費者は

「あ、そういえば今年の4月からヨガ教室いこうと思っていたんだった」

と思ったらスマホで

「ヨガ 東京駅(自宅周辺の住所や勤務先など)」

で検索します。するとその周辺のヨガ教室などが検索結果上位表示されますので、そのサイトをクリックし、それが自分のニーズを満たすものだったらそのまま入会につながる、ということです。ヨガをしようと思いついて実際に入会するまでの時間は実に短時間、これが「マイクロモーメント」と言われる所以です。

今回のテレビ番組で流入したお客さまを調べた結果、8-9割が「スマホ」流入でした。日頃から肥後庵のサイトは6割以上のお客さまがスマホユーザーなので、スマホでの読み込み速度が早くなる工夫をしたり、画像もスマホに最適化したものを使用して制作していました。つまり、日頃からスマホからのお客さまに快適に使って頂けるように工夫をしていました。


その結果「ブラックジャックスイカ」というキーワードで検索すると、当店の商品ページが1位になるようになっています(2017年6月20日現在)。テレビ番組内では肥後庵の名前の紹介はカットされてしまいましたが、ありがたいことにお客さまはスイカを提供した当店に来て頂けました。

「テレビか?YouTubeか?」

みたいに優劣を決めるような議論をする方がいますが、私は違うと思います。というのも注文が入り始めたのは番組放送後ではなく、スイカがスタジオに運ばれるシーンが映ってわずか2-3分後。つまり、これはテレビを見ながらその場でスマホ注文が入り始めた、ということです。テレビで自分の好きな芸能人や番組を見ながら、ほしいと思ったものをスマホで検索して即お買い物、画面の向こう側にいる消費者のスタイルはGoogle東京オフィスで教わった通りだな、と実感した出来事でした。

日本テレビ様、今回番組に取り上げて頂きありがとうございます!

<参考リンク>

ブラックジャックスイカの栽培法へのこだわり、特徴などの情報が満載です。ぜひご参考下さい。

肥後庵公式サイト ブラックジャックスイカ特集ページ

黒坂 岳央

高級フルーツギフトショップ経営、雑誌・テレビのビジネスジャーナリスト、作家、講演家、投資家と幅広く活動。 元・高卒ニート&フリーターだが、米国大学留学を経て外資系勤務後に起業。 メルマガも書いてます→https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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