生き方・人生論

人が持っている「4つの年齢」について興味のあるあなたへ

「ああ、もう30歳になってしまった」
「寝起き後にも疲れが取れない…もう年かな」

世の中には「年齢」にまつわる言葉が飛び交っています。ほとんどの人は年齢と聞くと

「実年齢」

のことを連想してしまいますが、実は年齢と一口に言っても4種類あります。それは

「実年齢」
「肉体年齢」
「脳年齢」
「精神年齢」

です。この4つの年齢は、それぞれ異なるスピードで個別に走っていることを多くの人は自分で気づいていません。今回はこの4つの年齢についてお話をしたいと思います。

実年齢は記号としての年齢

まずは実年齢。こちらはいわゆる

「記号としての年齢」

です。生まれてから1年経過するごとに年齢が+1となっていきます。生まれてから30回誕生日を迎えると、30歳になります。このスピードはどうやってもコントロール出来ません。見た目が老けているとか、精神的に若いとかとはまったく関係ありません。

 

肉体年齢は見た目の年齢

次は肉体年齢。こちらは見た目の若さや体を動かす能力を示す年齢で、こちらは頑張れば加齢する速度をコントロールすることができます。生まれ持った遺伝子も結構大きなウェイトを占めますが、それでも食習慣や運動習慣など、生活習慣もめちゃめちゃ大きなファクターを占めます。

私が過去の記事で何度もお伝えした通り、過剰な脂質や糖質を避け、できるだけ新鮮な果物をたくさん取るようにして、適度な運動をするようにしましょう。そうすることで、肉体年齢の進む時計の針にまったをかけることができます。ちなみにこの肉体年齢は男女ともに「実年齢より若い」と誤解される傾向が強いという特徴を持っています。

お父さんが子供の運動会で

「パパは昔は早かったんだぞ」

といって若い頃の感覚で走り出すも、足がもつれて転んでしまうという話。それから

「年齢より若く見える」

と自称する人たちはそう思わない人より圧倒的に割合が高い話。これらはこの肉体年齢と実年齢が乖離していることを示す典型例です。

 

議論の余地がある脳年齢

脳年齢。記憶力や反射神経といった脳の能力を年齢で示す指標です。この脳年齢を気にして、

「記憶力が衰えた」
「感情が抑えられなくなった」

とものすごく一喜一憂する人がいます。でも私はこの脳年齢に執着するのはおかしいと思っています。まず、

「記憶力の衰え」

という定義がかなりあいまいです。大人と子供が神経衰弱をやると、大人は面白いくらい子供に勝てません。これは

「単純記憶」

という意味を介さない記憶する力で大人が子供には及ばないのが理由ですが、それを記憶力の衰えとするのはおかしな話です。というのも、論理的思考や経験して学ぶエピソード記憶は大人の方が優れていて、その分野では大人の方が子供を圧倒するからです。で、社会的に評価されるのは単純記憶の良さより、論理的思考に優れている方じゃないですか?それなのに

「計測したら脳年齢が若いと出た!」

と単純記憶の力だけをみて喜ぶのはおかしいんですよね。これって

「脳の能力は年齢を重ねるほど衰えるもの」

という前提があっての考え方ですが、年齢を重ねるほど能力を伸ばすことができる部分があるのが脳年齢です。もしもきっちり測定するなら反射神経など、一定の年齢を超えると衰えていくものなどに限定して語るべきかなと思います。

「脳年齢が実年齢より年よりと出た!自分の脳は随分と退化してしまっている」

と考える必要はないと思うんですよね。

 

人間的な成熟さを示す精神年齢

そして最後に精神年齢。こちらは精神的な成熟度を示すもので、人を許す器の大きさや困難に立ち向かう強さが指標になっています。この精神年齢というのは人によってもっとも大きな違いが出る部分であり、そしてもっとも人間的な魅力に直結する部分です。一番鍛えるべきはこの精神年齢と考えます。

一般的に精神年齢というのは

「25歳なのに、大学生みたいにうぇーい!と騒いでいるから若い」
「まだ20代なのに、ジジ臭い服を着て落ち着いているから大人びている」

みたいに思われますがそれは気持ちやファッションセンスの違いであって、精神年齢とは違います。本当の精神年齢は

「実年齢に比べて精神年齢が若い・老けている」

などと数字に出来ないもので、

「知識や人生経験を経てどれだけ成熟しているか?」

という成熟度で示されるべきものと思うんですよね。例えば人が失敗して迷惑をかけられた時に怒り出してしまう人は多いと思います。ですが、そんな時にも落ち着いた態度で、冷静に状況判断をして

「気にしないで。それよりも体の怪我は大丈夫だった?」

と相手を許す器の大きさを持っている人は、とても精神的に成熟した人といえます。これは年齢が上とか下というものではありません。というのもこれができない大人もいるし、自然にできる子供もいるからです。

今回は長くなってしまったのでこの4つの年齢を紹介するのに留めたいと思います。次回、この4つの年齢を掘り下げてお話をしてみたいと思います。引き続きご覧くださいね!

黒坂 岳央

高級フルーツギフトショップ経営、雑誌・テレビのビジネスジャーナリスト、作家、講演家、投資家と幅広く活動。 元・高卒ニート&フリーターだが、米国大学留学を経て外資系勤務後に起業。 メルマガも書いてます→https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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