ビジネス

新たな収入源は0から作るのではなく、今やっているビジネスから「派生」するもの

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
会社員で働いていた時、私の収入源は一つしかありませんでした。それはズバリ「会社からの給与」です。これがなくなると私の収入は0、生きていくことは出来ません。最後に働いていた会社では友人にも恵まれ、楽しく過ごしていました。ですが不安は0にはなりません。仕事がなくなると食べていけない、というのは命に直結することですのでいつまで会社で働けるのか?ということは常に頭にありました。

事業者となった今、社会的には不安定になったと見られてしまいます。会社員をやっていた頃はお金を借りる力もあったでしょうが、今の私に多額のお金を貸してくれる金融機関はないでしょう。幸いに初年度からずっと赤字になったことはありませんが、問題はそこではありません。お金を借りた実績がないことや、事業を興してまだ年月が浅いということで社会的な信用がないと思っています。

しかし、社会的にはそう見られてしまうのでも、私個人としては経済的にも、精神的にも会社員をやっていた頃よりはるかに安定しています。

 

不安なのは収入源が1箇所しかないから

収入源が1箇所のみだと、それがいくら高くても不安を払拭することは難しいと考えています。

私の友人に不動産関係の仕事で起業をした人がいます。串カツ屋で一緒に飲んでいた時に彼はこういいました。「起業したばかりでも結構生活には不安がない。太いお客さんを捕まえることが出来たからな!」と。でも私はこの話を聞いて逆に心配になってしまいました。確かに太い顧客を持つとそれだけでかなり売上を作ることが出来ます。事実、彼も売上の70-80%はその一社からのものだといっていました。ですが、その一社が取引を停止してしまったら?倒産してしまったら?思いっきり彼の会社も影響を受けます。いや、影響を受けるというかビジネスが立ち行かなくなってしまいますよね?

これは経営者だけでなく、会社員でも同じことがいえます。金融やIT企業に務める人の中にはものすごい高給取りの人がいます。知人にも投資銀行のフロントで働いている女性がおり、彼女の年収は若くして上場企業の社長さん並にあります。ですが、彼女は会議に出る時はいつもお祈りをしてから入室するといいます。厳しい金融の世界では、成績が悪いとその場でクビを言い渡されることもあるからといっていました。不安で眠れない日もあるともいっていましたね。

このように収入源が一箇所だと、それがなくなってしまうととたんに立ち行かなくなってしまうことから、どうしても経済的、精神的に依存せざるを得ず不安がつきまといます。

 

収入源が作るのではなく「派生」するもの

私は今、複数の収入源があります。本業のネットショップからの売上の他、いくつもの会社から記事を書く仕事を頂いており、投資からの収入もあります。また、今は出版を目指して活動をしており、うまくいけば出版を機に講演やセミナーなどもやっていきたいと考えています。

世間ではよく、「収入源を作る!」という言い方をすることがありますよね?あなたも聞いたことがあったり、まさにそのように考えているのではないでしょうか?しかし、私は収入源は作るという感覚ではなく、やっていることからどんどん派生していくという考えを持っています。

私の例でお話をしてみましょう。私は最初にフルーツギフトのネットショップを立ち上げました。今ではようやくリピーターのお客さまもついてきて、経営も安定して売上も順調に伸びていっています。しかし、最初の頃は今のサイトとはかなり違った出来栄えで、ところどころ欠陥が多くお客さまからも

「分かりづらい!」
「うまく買えないので電話で注文します」

というお声をいくつも頂いており、毎日その改善に追われていました。ようやく今のようにある程度形が整った段階で、集客のために書き続けていたこのブログがアゴラさん、グノシーさん、Yahooニュースさんといったメガメディアに掲載頂くようになりました。その実績を買われて、複数の会社とライター契約を結んで原稿料を頂きながら記事を書く仕事がスタートしました。そして今出版のための活動をしているのですが、今度はそこでこれまでの実績をPRしています。まだ分かりませんが、うまくいけば講演やセミナーにもつながっていくのではないか?と考えています。

このように1つのビジネスや実績から派生して、どんどん次の仕事が出来てそれが収入源になっていく…。収入源は0から作るものではなく、派生するものと私が考えている理由はここにあります。もちろん、一番最初のビジネスは0から立ち上げる必要があるのかもしれませんが、主軸となるビジネスから本を出したり、セミナーをするなどビジネスが枝分かれしていくパターンで収入源を増やしている人は私だけではないと思いますね。

これまでは「副業なんてケシカラン!本業に集中しなさい!!」という会社は多かったですが、これからの時代は「うちの会社だけに依存せず、二足三足のわらじを履いて自立してください」という会社が増えていくのではないかと見ています。そうなったら逆にチャンスです。本業以外に収益源を作り、精神的にも経済的に不安のない生活を送るための地盤を作ることができるのではないでしょうか。

黒坂 岳央

高級フルーツギフトショップ経営、雑誌・テレビのビジネスジャーナリスト、作家、講演家、投資家と幅広く活動。 元・高卒ニート&フリーターだが、米国大学留学を経て外資系勤務後に起業。 メルマガも書いてます→https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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