会社員・キャリア

仕事に比べてなぜ育児はこんなにも大変なのか?

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
自分で言うのもおこがましいのですが、私は家事が結構得意です。料理や買い物、皿洗いに掃除、お洗濯に子育てと割と幅広くやっています。仕事と育児を両方やってみて思ったこと、それは「育児の方が辛い要素が多い」というものです。「いやいやあなたはそんなにハードに仕事をしてものを言っているのか!?真剣な仕事というのは命がけなんだぞ」と仕事を頑張っている方からはお叱りを受けるかもしれません。そうは言われてもやっぱり育児の方が辛い要素って多いと思います。もちろん、育児全部が辛いというのではなく、楽しさ幸福さを感じる瞬間はあります。ですが世の中の「男は仕事、女は育児」みたいに仕事と育児を同列に扱う意見にはかなり疑問です。

 

仕事の楽しさと辛さはマズロー心理学で説明できる

仕事って楽しさと辛さの成分が混ざりあったものだと思います。「いや俺はこの仕事が大好きで100%大好き(その逆に大嫌い)」という事はあるかもしれませんが、とことん合う・合わない例を除いて楽しいこと、辛いことの両方を含んでいるのが仕事だと思うんですよね。

仕事で楽しいこととは、一緒に働く仲間との一体感とか、努力した施策が当たった、目標を達成したなどではありませんか?これってマズローの欲求5段階説でいう「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」が満たされるからだと思うんですよね。仲間と一緒に働く心地よさは社会的欲求、大きな成果を出して周囲から認められる承認欲求、そして自分の夢に向かって進む自己実現欲求です。これらが満たされる時、それは仕事で幸福感を得る瞬間だと思うわけです。

反面、辛さとはなんでしょうか?それはズバリ、これらが満たされない時ではないでしょうか?目標未達で部長に叱られる、やりたい仕事が他にもあるのに我慢して目の前の単純作業をする、気の置けない同僚が職場にいないなど。しかし、これらは自助努力で全て変えうることが出来ますよね?私は仕事が合わないと感じて転職や社内異動をしたことで、のびのび仕事ができるようになり、自分が楽しく得意なことをやるので成果も出せるようになった経験があります。また、一緒に働く同僚も自分の得意分野ですから話も自然に合うという具合に。

このように仕事はマズロー心理学で幸福、不幸を考えて自力でその環境を変えることができます。転職や起業などの紆余曲折を経て、今の私は結構楽しく仕事をさせてもらっています。

 

自力で環境を変えられない育児の辛さ

育児の大変さって世の中でかなり過小評価されていると思うんですよ。

先日も奥さんが集中力を要する仕事のフェーズに差し掛かったので、自分が一日子供のお世話をしていたのですが夜にはぐったり…その日は21時に布団に潜り込んで3秒で眠ってしまうほど疲労困憊しましたね。誤解のないようにいっておくと私は育児が嫌いというわけではありません。ですが、どうしても大変な要素が多すぎるんですよ。

仕事と異なり、育児は自分で環境を選べません。私はフルーツギフトビジネスで生計を立てているのですが、基本的に繁忙期以外はかなり自由に仕事が出来ます。優先度の高低をつけて必要なところから手を付けてバンバン片付けていくことができます。しかし、育児は効率化、優先順位はほぼ不可能です。うんちをしたらご飯の準備の手を止めて交換しますし、料理中に絵本を読めとせがまれたら火を止めて対応せざるを得ません。そして朝ギャーギャー泣いていると、外気温が0度近い冬でも布団から出てお世話です。「食事をして絵本を読んたら、その後におむつを替えて買い物へ行って」みたいにどんなに頭の中でシミュレーションをしても子供の一声でご破算。コントローラーを握っているのは常に子供で、自分はそれに対応するために右往左往する操られた状態です。

同じ家事でも育児が絡むと全然違ったものになります。一人暮らしの頃は家事は割と好きでした。効率よく家事を済ませて、好きなことをやろう!と思って混雑前にスーパーへいったり、手際よく作業が進むとそれだけで嬉しさがあったものです。しかし、今は半分あきらめモードです。子供は一切こちらに配慮がありません。育児とは早々に自分の人生のコントローラーを投げ捨て、相手の言うなりになるかなりストレスフルなゲームです。

自力で環境や効率化が一切できない世界、というのは仕事にはない育児最大の辛さではないでしょうか。よく「笑顔で救われる」みたいな話がありますが、あれだけ大変な作業を毎日毎日やってそのリワードが笑顔だけでは持ちません。私は元来子供好きですが、それでも笑顔だけで「育児は楽しい!達成感がある!」考えるのは無理でした。

 

育児は配偶者の理解が必須

仕事の達成感って手に入るものではないですか?うまくやれば上司や取引先、そして顧客から認められます。私はビジネスをしていて、お客さまから喜びの声が来るとすべてのストレスが吹き飛んでしまうほどの幸福感に包まれます。お客さまからの「ありがとう」の声の嬉しさは飽きることがありません。何度言われても嬉しいと思えます。また、何か達成すると周囲の人から「頑張ってるな」「すごいな」といってくれる人がいるだけで救われるものです。

しかし、育児の達成感は配偶者しか認めてもらえません。子供本人は「いつも頑張ってくれて感謝しているよ」なんていいませんし、育児は周囲から見て数値や形で現れるものではないので友人などにも理解されるものではありません。唯一の理解者となるのは配偶者です。つまり、夫か妻ということになります。配偶者の理解無くして育児は救われません。育児はメンタルをすり減らす大変な作業です。私も先日、奥さんから「お世話をしてくれたおかげで仕事がとても進んだ。ありがとう」といってくれたその一言でホッとなったものです。

両方やってみてわかったこと、それは「男は仕事、女は育児」みたいに同列に扱えるものじゃないということです。育児は仕事にはない大変さがあるので、ぜひ奥さん(夫)への理解をしてあげてください。

 

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黒坂 岳央

高級フルーツギフトショップ経営、雑誌・テレビのビジネスジャーナリスト、作家、講演家、投資家と幅広く活動。 元・高卒ニート&フリーターだが、米国大学留学を経て外資系勤務後に起業。 メルマガも書いてます→https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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