起業・会社経営

無名から専門家になるまで~ブルーオーシャンとは自分で創り出すもの

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
フルーツビジネスに本格的に携わるようになって、もうじき4年目になります。高級フルーツギフトショップ肥後庵の経営の他に、ジャーナリストとしての仕事もやっています。最近では雑誌・プレジデントやYahooニュースなどにフルーツやギフト関連の記事を掲載され、テレビ番組やラジオ番組に出演依頼を頂くようになりメディアの仕事も増えてきました。

この3年間、平均的な成長があったわけではありません。初年度は小さく、2年目はそこそこ、3年目にドカンと売上も仕事も爆発的に増えたのを感じます。仕事や売上の伸び率をグラフに表すとざっくりこんな感じです。

最初は全くの無名からのスタートですが、最近では「フルーツやギフトビジネス専門家」ということで少しずつ認知されるようになり、メディアのお仕事をもらえるようになりました。

 

誰でも最初は鳴かず飛ばず

今をときめく有名人も駆け出しの頃は皆鳴かず飛ばずの時代があったもので、いきなり売れっ子のスター選手からスタートする人はほとんどいません。

国民的アイドルで20年以上に渡って愛され続けたSMAPも例外ではありません。1987年に入所、1994年にオリコン1位を初めて獲得し、1996年にキムタクが「ロングバケーション」に出演して社会現象になるほどブレイクするまでにかなりの年数を要しています。「かなり遅咲きだった」と指摘する人は少なくありません。

これはビジネスでもまったく同じ話で、誰でも最初は鳴かず飛ばずではないでしょうか。今では年間100回以上メディア掲載されるほど、人気店となったネットショップを運営する知人は「最初の7年間、ほとんど売れなかった」といいます。ある時、出産内祝いで珍しい企画を打ち出したことがテレビの目に留まり、そこからは大ブレイク、現在では海外進出やリアル店舗を数多く出しています。最初の7年間の鳴かず飛ばずで諦めていたら、現在の人気店は存在しなかったのです。

私は人からは比較的早く成果が出たほうだと言われますが、初年度は相当に苦しい思いをしました。何をやってもどんな施策を打ち出しても、反響が返ってくることはありません。最初の一年目は売上も今ほどではなく、暗闇の中を歩いているような心細さを感じていました。

 

ブルーオーシャンだったフルーツビジネス

「個の時代」においては、持っているコンテンツでビジネスの成否は決まると思います。

私は海外の大学で会計学を学んでいたので、会社員時代は経営企画・改革や経理・財務をやっていました。しかし、ネットショップ起業をしてからの私の専門分野は「フルーツ」や「ギフト」といったものです。大学を出てキャリアを積んできたものはすべて捨て去り、いきなり果物や贈り物のことをビジネスにしたわけです。

当初、果物は大変なレッドオーシャンだと考えていました。「楽天でマスクメロンを検索するだけでも数百の業者がいるのだから、この中で勝ち残っていけるのだろうか?」とかなり不安になった時期があったものです。しかし、それは大きな誤解だったことが今ならよくわかります。確かに果物を栽培したり、販売するといったフルーツビジネスに携わる人は数多くいるのですが、ネットやマスメディアに対して日本のフルーツを取り巻くビジネス環境についての問題提起や、データに基づく持論を展開する人はほとんどいないのです。意見をいう人もいるのですが、あくまで主観的なものが多く、ビジネス誌に掲載されるものは見かけません。

先日、雑誌・プレジデント社から「韓国や中国にフルーツが流出している記事が面白いので書いてほしい」とお話を頂きました。プレジデントといえばビジネス誌の権威であり、記事掲載されるには厳しいファクトチェックを経る必要があります。実際、編集者の方にファクトチェックを受けたのですが、無事に雑誌とオンライン記事に掲載頂く事になりました。編集者からは「フルーツビジネスについて本格的に書いている人があまりいないので目に留まった」といって頂きました。

農業、林業、漁業といった一次産業は高学歴、ITシステムに強い人間はあまり集まっていないという印象です。そんな中、信用できるデータを引用して分かりやすく文章を書くことができれば、それだけで他のライバル業者がマネの出来ないブルーオーシャンを作り上げることができるのです。私が会社員時代に専門としていた会計の分野では、おそらくこうはいかなかったでしょう。フルーツというブルーオーシャンだからこそ、いろんなメディアで記事を書かせてもらう機会を得られたと思っています。

 

ブルーオーシャンとは自分で創り出すもの

フルーツを売る業者は星の数ほどいるのですが、フルーツビジネスにまつわる情報を発信するジャーナリストはほとんどいません。

自分の持っているコンテンツで身を立てるには、ブルーオーシャンを自らの手で創り出すものだと考えています。他の人と同じことをして、同じことをいっていてもそこに付加価値はありません。冬にスイカをギフトで贈ることについて記事を書いていたら、テレビ番組に出演させてもらうことが出来ました。でも、おそらく夏にスイカをギフトで贈ることについて語っても誰も見向きもしなかったと思います。自分のコンテンツをブルーオーシャンになるように持っていくことで、無名からスタートして、専門家となるまでの道のりを近道することになるのではないでしょうか。

 

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黒坂 岳央

高級フルーツギフトショップ経営、雑誌・テレビのビジネスジャーナリスト、作家、講演家、投資家と幅広く活動。 元・高卒ニート&フリーターだが、米国大学留学を経て外資系勤務後に起業。 メルマガも書いてます→https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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