初心者がブログで何を書いていいのか分からない時の処方箋

こんにちは!肥後庵の黒坂です。
先日、「ブログを書いてビジネスにつながるブランディングをしたいが、何を書いていいのか分からない」という相談を受けました。私は人様に偉そうにアドバイスができるアルファブロガーなどではありませんが、これだけははっきり自信を持ってそうだといえる回答を持っているのでご紹介したいと思います。
自分の専門分野を決める
ブログを書いていこうと決意をしたら、その次にやるべきことは自分の専門分野、立ち位置です。あなたは何の専門家ですか?他の人よりその分野について知識や経験を豊富に持っていますか?という事を決めなければいけません。
例えば私の専門分野は「フルーツ」「ギフト」といったものです。なぜかというと、この2つの分野で私はビジネスを運営しているからです。毎日膨大な量のフルーツに触れ、生産者や仕入れをする業者とやり取りをしていますので、それだけたくさんの情報が入ってきます。そこにはネットで書かれていないような事情や、世間で言われていることとは違う話も聞こえてきます。ですので、私は一般の人が言わないような話や、知らない話、難しい専門的な話を一般の人が興味を持ちそうな切り口でわかりやすく話すのが役割だと思っています。そして実際にこのブログやアゴラ、マネープラスといったサイトで語らせてもらっているわけです。
あなたがブログを書こうと思うなら、まずは自分の専門分野を決めることです。セキュリティの仕事をしているならセキュリティの専門家、という具合にこれまでやってきたことを専門分野にすることです。結婚をしていない人が結婚アドバイザーを名乗ることは出来ません。誰もが分かる話だと思うじゃないですか?でも、実際世の中にはそんなへんてこな売り出し方をしてうまくいっていない人がたくさんいます。例えば自分がビジネスで大きな成果をあげていないのに「○○コンサル」と名乗っている人たちです。Twitterで検索すると山ほど出てきます。自分で成果を出せていないのに、人様に成果を出させるコーチングなどできるわけがありません。
ですので、まずは自分の専門分野をしっかりと定めることが重要です。
話題になっていることを引用して意見を書く
ブログが何もない状態で「さあ、何を書こうか」と思っても最初の一文字を書くのはなかなか大変です。よしんば、書いてもほとんど見られることはないでしょう。ブログは始めてから一年後以降に少しずつ読者が増えていく性質のもので、ほとんどの人はそれまでに力尽きてしまいます。
認知され、ファンがつくまでに時間がかかるブログですが、成果をあげるまでにかかる時間を短縮化する方法があります。それは「話題になっているニュースなどを引用し、自分の意見を書く」というやり方です。まず、話題になっていることはみんな関心があるのでたくさん検索されます。もちろん、たくさんのライバルがいるわけですが、誰も話題にしないような事を書き続けるより遥かにアクセスを集めることが出来ます。そして書くのは意見です。それもただ同調するだけでは読まれません。「世間ではこのように言われているが、おかしいと思わないか?自分はこう思う」としっかりと主張することです。その主張が説得力のあるものであればたくさんのいいねがつき、話題になり、コメントが送られるようになります。それに0からネタを振り絞るより、ニュースなどを引用することでネタが用意されているので、簡単だと思いませんか?
初心者の人ほど、0から書くことのハードルが高いのです。ですので、まずは自分が意見をかけることについて引用するオピニオン記事をたくさん書くようにしてください。面白ければファンがつきます。
ブログを書く目的をはっきりさせる
「毎日ただ過ぎていくだけではもったいない。何かやりたい」と漫然と考えてお小遣い稼ぎ、将来の起業につなげたいとブログを書き始める人は少なくありません。しかし、目的を持たないでブログを書き始めても絶対にうまくいきません。「外国にいきたいなー」とぼんやり考え、「外国は海の向こうにあるんだ」と突然海に飛び込んで手足をばたつかせてもどこにもたどり着くことはないでしょう。「自分はアメリカにいくんだ!それも最短最速で!」と明確な目的を持つことで、適当に海に飛び込む代わりに飛行機に乗ってアメリカを目指す行動につながるわけです。
マネタイズがしたいならアフィリエイトなのか?それとも自分のビジネス商品・サービスを売りたいのか?将来の起業につなげるなら、そうなるようなブログを書く準備が整っているのか?目的を定めて、そこに進んでいくような行動をしなければ成果を得ることは出来ないのです。
いかがでしょうか?割とどこでも語られているような話ですが、私は上記の内容に取り組んできたことで着実に成果が出るようになりました(下記のグラフはこのブログのアクセス数推移)。参考になれば幸いです。