生き方・人生論

他人の言動に怒りを感じないようになる考え方を紹介する

こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
近年、怒りを感じたり、イライラする気持ちをコントロールする「アンガーマネジメント」が注目されるようになりました。「怒り」というのは手に触れることができず、湧き上がってくる感情そのものですからどうにもならないと思われてきましたが、心理療法プログラムの一環という位置づけです。

今回は私が考える「怒り」という感情について考えてみたいと思います。

 

怒りの大きさは相手に対する期待の大きさ

同じことを言われたり、されたりしても人によって熾烈な怒りを見せる人がいる一方で、あまり怒らないという人もいます。この違いはどこから来ているのかと言うと、ズバリ「相手に対する期待値の高さ」です。相手への期待値が大きいと、それだけ怒りは大きくなるのです。

ハサミを買う時、100円ショップで買ったものが切れ味が悪いと怒る人はあまりいません。なぜなら、100円で買ったハサミに高性能さを期待する人はあまりいないからです。その反面、高いハサミが切れにくく、使いづらければ怒りを感じるでしょう。それは「これだけ値段を出したのだから、値段相応の性能があって然るべきだ」という期待の大きさがあるからです。

他人に期待が大きいということは、それだけ相手に依存しているということです。言い方を変えれば、「他人が自分の思い通りにならなかった時の不満の感情」ということであり、「思い通りに動いてもらいたい」という依存心の現れなのです。依存という言葉は自立の反対語です。値段相応の要求をするのは妥当な行為ですが、支払う対価以上の成果を求めるのは依存心の現れであり、私個人の意見としては期待しない方がお互いに幸せになれると考えます。

 

ブラック企業はお値段以上を求める人が作り出す

ブラック企業は自然発生的の性質ではなく、誰かしら人が意図を持って作り出すのです。一体、誰がブラック企業を作り出しているのか?多くの場合は「経営者の責任だ」と言われていますが、私はそれだけではなくブラック顧客が作り出す側面もかなり大きいと考えています。

先日、スーパーに買物へ行った時に、ものすごい剣幕でおばさんが店員さんに怒鳴り散らしているのを目撃しました。話を聞いていると、どうやら購入した「ワケアリ品」の品質に満足できなかったようです。鮮度の落ちて、半額以下になった食材に対して「鮮度が悪い!こんなものを提供するなんてお客様をバカにしている!!」と叫び、代品の要求に加えて、交通費や怒っていることへの誠意を見せろと言っているのです。つまるところ、「私はこんなに気分を害しているのだからお前が気持ちよくしろ」とわがままを言っているのです。

私は投資家ですから、ワケアリ品を買う時はリスク許容度を考えた上で買い物をするべきであると考えてしまいます。自分が交通費をかけて買い物をし、外せない事情があるならワケアリ品は選択肢に入れるべきではありません。もちろん、商品価値のないワケアリ品を出すのは問題ですが、生鮮食品ですからものによっては皮をむいてみないと中身が分からないものもあるのです。本来、この一連のやり取りに怒りの感情は必要ないはずです。購入した食材が傷んでいる事を伝えて、レシートを見せて交換してもらうだけで良かったのではないでしょうか。もちろん、代品を要求するところまでは理解は出来ます。

しかし、それだけではおさまらず、すっかり縮こまっている店員さんに怒鳴り散らし、交通費やその他金銭を求めるのは明らかに行き過ぎた要求です。店舗は利益率を下げてでも、在庫品を減らす努力の一環としてワケアリ品として提供しているわけですから、顧客は忙しく動くスーパーの店員さんを不当に拘束し、怒りをぶつけるサンドバッグにするのはとても稚拙であると感じました。企業は利益を出さなければ存続できませんから、一連のやり取りで発生した赤字を他で補填する必要があります。そうした事が集積することで、企業で働く従業員にしわ寄せがいくように思えてならないのです。

ブラック企業は従業員を搾取したいと思う経営者が作り出すのではなく、その前にブラック顧客が作り出す要素もかなり大きいと思うのです。

 

人間関係に怒りは必要ない

私は基本的に他人に怒ることはありません。なぜなら怒りを見せることはデメリットしかないからです。

自分の感情をコントロールできない矮小さが伝わってしまいますし、自分の深層心理が相手に丸見えになることで交渉が不利になってしまいます。また、世の中の多くの人は怒りを見せる人を敬遠しますから、大切に死体人も離れていってしまいます。

それでも人間は感情の動物ですから、ついつい腹を立ててしまう瞬間はあるでしょう。私にもイラッと来る時はもちろんあります。どうすれば怒りをコントロール出来るのでしょうか?私が実践しているやり方としては、「全て自分に責任がある」と考える「自責思考」でいることです。電車が遅れて待ち合わせに遅刻してしまい、相手に叱られて鉄道会社に怒りを感じても何も得られるものはありません。そうではなく、「電車は遅延する可能性を秘めた交通手段であり、そこを見越して移動する責任が自分にはある」と考えるのです。そうすれば、遅刻してしまったら「もっと早く出発することで、遅延しても大丈夫」と思うわけですし、「遅延しづらい路線や移動手段はないのか?」とより良い方法を模索することにつながります。そうすれば、次回の移動にプラスに働く経験となるので、腹をたてることもありません。

自分はビジネスの情報商材やコンサルサービスを買うことがあります。何万円、何十万円もするものを買うことがありますが、昔はまったく値段に見合わないひどいものを掴んでしまう事がありました。しかし、相手にクレームをつけるのではなく、「買い物をする時に自分の眼力が足りなかった」と反省し、「どうすれば次回は賢く買い物をすることが出来るだろうか?」と考え続けてきました。そうすることで、ここ数年は悪質な商材やコンサルサービスを掴んでしまう事がなくなりました。

怒りは何も生み出しません。怒りの感情は、相手に事態の収拾を求める幼稚な心理が生み出すのです。怒るのではなく、良い経験ができたと喜べるようになりたいものです。

 

 

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黒坂 岳央

高級フルーツギフトショップ経営、雑誌・テレビのビジネスジャーナリスト、作家、講演家、投資家と幅広く活動。 元・高卒ニート&フリーターだが、米国大学留学を経て外資系勤務後に起業。 メルマガも書いてます→https://takeokurosaka.com/mailmagazine/

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