ネットカフェからビジネスホテル宿泊に変えて感じたこと

こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
かなり前に書いた、「ネットカフェに泊まるのはかなりキツイ」という記事ですが、なぜかアクセスが多いです。
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私は最近になって、ネットカフェ宿泊をやめて、ビジネスホテル宿泊になりました。長い間、出張時にネットカフェに宿泊していた「愛好者」だったのですが、そろそろ卒業をする頃だなと感じています。
今回は独り言の性質に近い記事となっています。読んだ方のお役に立てる内容ではないかもしれません(笑)。
お金が無かった頃のネットカフェ宿泊の思い出
起業して稼ぎ始めた頃、サラリーマンはして収入源は持っていたものの、とにかくお金をケチケチしていました。起業した直後は東京に住んでいましたが、大阪に出張する時などはたいていネットカフェ宿泊です。また、会社員を辞めて熊本県へ移住して東京へ出張する時も、しばらくはネットカフェに宿泊していました。
お気に入りのネットカフェは「ポパイ」と「カスタマカフェ」です。ソフトドリンクが充実しており、ネットも高速で快適です。特にカスタマカフェは個室で鍵がかかるので、とても重宝しました。また、直接会話はしませんでしたが、面白いお客さんも多く、70歳くらいのおばあちゃんと早朝にドリンクコーナーで遭遇すると、「この人はどういう理由で宿泊しているんだろう?」と妙に興味深かったりします。
ネットカフェはうまくいけば快適なのですが、問題は「不安定」ということです。店舗によって価格がバラバラ、施設の充実さもバラバラです。また、分煙レベルや、食事のクオリティにもばらつきがあり、他のお客さんがうるさくしているときもあれば静かな時もあります。また、店舗へ足を運んで「満席」と言われたら、その日は他の宿泊先を探す事を余儀なくされてしまう点も問題です。
しかし、なんといっても最強の利点は「安い」ということです。ネットカフェはうまくクーポンなどを使えば、2,000円足らずで宿泊ができ、シャワーを使ってネットも利用可能、ジュースも飲めて安さは間違いなく大きなメリットです。
ビジネスホテルに泊まるようになって驚いたこと
最近はネットカフェを「卒業」し、ビジネスホテルに宿泊するようになりました(ようやく)。
そこで感じた大きな変化、それは「安定」です。これはまさにネットカフェとは真逆の要素と言えるでしょう。予約を取れば確実に宿泊でき、うるさくて眠れない事はありません。また、「分煙が甘いのでは?」とタバコの煙に悩まされることもありません。とにかく安定的に利用することが出来る、これがビジネスホテルとネットカフェの最大の違いです。
長年、お金がなかった時代の生活スタイルが染み付いていて、一人行動の時にはケチケチしてしまっていましたが、今では出張の宿泊先は、ビジネスホテル以外は考えられなくなってしまいました。価格も安いものを押さえれば、4,000円~利用可能です。
ネットカフェからビジネスホテルへ変更を決意した理由
「もうネットカフェに泊まるのはやめよう」と思った出来事がありました。それは、翌日のパフォーマンスです。ネットカフェでは、うまくいけばぐっすり眠れるのですが、合わない店舗、利用客に当たってしまうとほとんど眠ったかどうか分からないくらいの感覚で朝を迎えることになります。ぼんやりと靄がかかった頭で、朝から人前で話したり、仕事にコミットすることは出来ません。最近は、講演やメディアの仕事も増えてきたので、翌朝のパフォーマンスを考えると、心配でネットカフェに宿泊することができなくなってしまいました。
また、価格差を考えると、ネットカフェはあまりパフォーマンスに優れているとも思えなくなりました。ネットカフェは高い店舗だと、2,000円ジャストくらいはかかりますが、ビジネスホテルは4,000円程です。単純な価格差は2倍ですが、この2,000円を払うか?払わないか?で人生に何も影響を与えることはありません。でも、ビジネス講演で失敗をすると、確実に人生にマイナスの影響を与えてしまいます。
合理的に考えた結果、ネットカフェは卒業しようと思ったのです。
これまではネットカフェだけでなく、カプセルホテル、サウナ、ドミトリーなどいろんな格安宿を愛用してきました。しかし、もう今後はこうした激安宿を使う事はないと思います。耳に染み込んだネットカフェのテーマソングに懐かしさを覚え、寂しさを感じつつも、今ではすっかり快適なビジネスホテルのユーザーになってしまいました。
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