【40代のやり直し英語】英会話上級者になれる人、一生初心者止まりの人「勉強はここが違う」

今回は【40代のやり直し英語】英会話上級者になれる人、一生初心者止まりの人の「勉強はここが違う」というテーマで解説をします。

日々多くの英語学習者をサポートしていて感じることがあります。それは、せっかく頑張っているのに伸びない英語学習者は「伸びない努力」になっている、ということです。

せっかく貴重な時間を使って反復しているのに伸びないのは非常にもったいないですよね?そして伸びない人が口を揃えて言うのは、「若い頃のように頭に入らない」「自分には才能がない」といったものですが、主要因はそこではありません。

結論から言うと、伸びる人は「質の高い努力で反復」をしていて、伸びない人は反復の質が低いから伸びないのです。英語における成果は「質✕量」で決まりますが、質が低ければどれだけ量を積み上げても結果は出せません。量も質も低いのは論外として、多くの伸びない学習者のほとんどは質に問題を抱えています。実際、伸び悩む受講生から相談をもらって、その反復の質を改善したことで劇的に伸びるように変化した人は、これまでたくさん見てきました。

この動画を見れば、あなたの努力の質を見直し、もし質が低い側にいるなら今すぐ伸びる努力へ転換することで成功できます。ぜひ最後までご覧ください。

 

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伸びる反復、伸びない反復の違い

さて、ここからは伸びる反復と伸びない反復の違いについて解説をします。この章では何がダメで何をするべきかを解説しましょう。

 

失敗1 「見てわかる」で満足する

英語学習に限らず、世の中「見てわかる」で満足する人は非常に多いです。インフルエンサーの話を聞いたり、セミナーに参加して「知って満足」で終わって行動に繋がらないってあるあるじゃありません?たとえば、『速読英単語』や『速読英熟語』といった教材を繰り返し読んで「見てわかる」という状態は、比較的早く作りやすく、そこで満足する人も多いです。ですが、知っていることとできることの間には、天地ほどの大きな差があります。英語を読んだり聞いたりして内容がわかる人でも、実際に同じ内容を自分で英作文や英会話でアウトプットしてと言われると難しいですよね?YouTuberのトークを聞いて内容を100%理解できる人も、「じゃあ次はあなたがYouTuberやってください」といきなりカメラとマイクを向けられたらできますか?って話です。

ここまではほとんどの人は理解できると思います。「へっ、そんなありきたりな話だったのかよ。誰でも言えるようなしょうもない話してんじゃねえよ」って思った人。待ってください。まだ閉じないで。大事なのはここからです。実は今の話、インプットの段階でも起きているということです。気づいていましたか?え?そんなの考えたことなかったよ、どういうこと?そう思った人。しっかり聞いて下さい。

たとえば英語をリーディング、リーディングは英語力を高めてくれます。多くの人が実践していると思います。ではお尋ねしますが、あなたはリーディング問題を解いていましたかか?解いて…いなかったんですよね?実は漫然とリーディングするだけでなく、問題として内容理解を求められると非常に強い負荷をかけて一気に英語力を伸ばすことが出来ます。漫然とリーディングするだけの人と、英検のリーディング問題を解くのではまったく伸び方が違います。黒坂自身も、そして受講生のみなさんも英語力が一番伸びたという実感は英検の過去問を解いた段階だと口を揃えます。

これは科学的根拠があります。脳は受動的なインプット、テキストを読む、解説を見るのでは、記憶の「認識」能力を高めます。でも英語を使うには「認識力、つまりわかる能力」だけでは足りません。読んでわかる力に対して、問題として出題されて答えるには、膨大な記憶の中から素早く的確な回答を取り出す「検索」能力が必要です。問題を解くとこの能力が鍛えられます。今めちゃめちゃ重要キーワードが飛び出しましたよ?大事なのでもう一度いいます。「検索能力」です。これ非常に大事な話なので絶対に覚えてかえってください。英語が読んだり聞いてわかるという状態から、英語を書いたり話したりできる、というレベルアップには今言った「検索能力」を鍛えることが鍵ということです。

英検のような実践的な問題を解く行為は、非常に強い負荷が脳にかかります。覚えた知識を引っ張り出して、文脈に合った正解を選ばなければならないため、これは事実上のアウトプットのようなもので、記憶を長期定着させます。英作文は頭の中にある英文の型を検索して取り出す行為。英会話も同じです。そう、問題を解くのはアウトプットそのものです。

なので、いつまでも英単語や英熟語にかじりついて完璧主義になるのは間違っています。ざっくり7割程度覚えたら、次にステージに進んでしまい、一日も早く英検の問題を解くステージを目指しましょう。繰り返しですが、リーディング、リスニングが最も伸びるのは問題を解く段階、もしくは読んだり聞いたりした内容を英作文や英会話でアウトプットする段階です。

 

失敗2 同じレベルで停滞している

「伸びない努力」の典型的な例の1つに、「今の自分のレベルより上にいかず、ずっと同じレベルで訓練している」というものがあります。これは、文章作成とか絵の練習でも全く同じです。

下手な文章や絵をどれだけ練習しても絶対にそれ以上に上達しません。身につくのは下手な手癖だけです。やるべきは今の自分より上のレベルの作品を意識し、比較し、分析し、改善しながら120%の力で背伸びした作品を作ります。そうすると昨日より今日は上達します。それを何年も積み上げることでいつしかプロになります。つまり、背伸びなくして成長はありえません。上級者になる人は背伸びを積み上げています。一方で万年初心者の人は今のレベルに留まってずっと同じ素振りをしているだけです。

黒坂は8年前まで、人生で執筆なんて全くの未経験でしたが、今、5冊目の商業出版の書籍を執筆しています。本はすべてゴーストライターではなく、自分で書いて来ました。ライティング力を高めるためにこの8年間、ずっと背伸びをし続けて今があります。英語に限らず、上達には背伸びが絶対に必要です。

ではここまでの話を踏まえて、あなたはどうすればいいでしょうか。もうわかりますね?ズバリ、あなたは背伸びをしましょう。背伸び、といっても中学生の時からタバコを吸えって話じゃないですからね。

「チッ、あのセンコーマジでうざいよな」「先輩!あいつ来ますよ!」「やっべ、おい!はやく火を消せって!」

って何の話ですか笑 さすがに読解力もうちょっと頼みますよ。実力を背伸びしろってことですよ。

英作文であれば、必ず模範解答やネイティブが書いた自然な文章を意識して、自分の文章を何度も書き直すことで、徐々にそのレベルに近づけていく必要があります。英会話であれば、正確でフォーマルなスピーキングを聞き、その発音、リズム、表現を真似てトレーニングすることが重要です。

 

失敗3 参考にする相手を間違える

失敗の2で背伸びをしなさいと言いましたが、真似をする相手を間違えるとあなたは失敗します。これ本当に気を付けてもらいたいのです。

たとえば、英作文、SNSの投稿だけを見て真似しようとすると危険です。SNSではスラングや略語が多用されており、ビジネスやフォーマルな場で使うと非常に失礼にあたる表現を覚えてしまう可能性があります。英語圏のSNSでは”Thx” (Thanks)、”Plz” (Please) などの極端な短縮形とか”Gotta” (Got to) や “Kinda” (Kind of) など、口語的な短縮語が使われます。でもビジネスメールや取引先へのメッセージで使うと、「礼儀知らず」という悪い印象を与えます。

え?英語圏にそんなものあるの?って思った人。多国籍環境で働くとすぐわかりますよ。黒坂は昔、イギリスに居る担当者にメールで仕事の依頼をしていたのですが、頼んだ仕事の対応がすごく遅くていつもやきもきしてました。ある日、黒坂のEメール英文を先輩が見て「ああ、英文は正しいけど頼み方が良くない。相手に気持ちよく動いてもらうためにこうやって表現を変えたほうがいい」ってアドバイス受けて英文をめっちゃ丁寧にしました。その結果、レスポンスが爆速に…って言いたいですが、気持ち少し早くなったくらいでした。多分、生粋の面倒くさがり屋だっただけかもしれません。

また、英語力は高いものの、幼稚で失礼な英語を話す帰国子女なども実在します。彼らは幼い頃に学んだ表現や、親しい友人との間でしか使わないカジュアルな表現を多用することがあります。大学や会社ではふさわしくない表現を使って顔をしかめられる、ということがあります。言葉を選ばずにズバリハッキリいいましょう。アホを真似するとあなたもアホになります。利口な人を真似してください。

もしもあなたが彼らのスラングやカジュアルすぎる表現をあなたが真似ると、マナーを知らない失礼な人と認定されます。よく言われるのはWhatever、たとえば意見を求められた際、反射的に「Whatever works for you.(あなたがそれでいいなら、どうでもいいよ)」と返答してしまう。フォーマルな場では「I’m flexible, but I suggest we consider A.(柔軟に対応できますが、Aを検討することをお勧めします)」と述べるべき場面です。

そしてこれも非常にやりがちなのが上司や教授に対し、何のクッション言葉もなく「Can you send me the report?(レポート送ってくれる?)」と尋ねてしまう。フォーマルな場面ではCould you please send me the report when you have a moment?(お時間のあるときに、レポートをお送りいただけますでしょうか)のように、丁寧な依頼を用いるべきです。

もうわかりましたね?結論として「今の自分より少し上のレベルの素材」を選び、「正確でフォーマルな英語」を真似することで上達します。世の中には「ネイティブと会話するならスラングも知っておいたほうがいい」という意見もありますが、黒坂の意見として優先順位としては、まずフォーマルで正確、わかりやすい英語をきちんと使えるようになるのが先。スラングはその後でも遅くはありません。そもそも、ほとんどの日本人が英語を使うビジネスや学術の場面において、スラングが必要になるケースはほとんどないはずです。

失敗4 目的意識のない反復

英語学習における反復の質を決定するものに「今やっている作業は何のため?」という目的意識を持っているかどうかです。「やらされ感」「義務感」で、いやいやテキストを開き、いやいや反復をこなしても、残念ながら英語力は伸びません。

え?でもとにかくやりさえすれば伸びるんじゃないですか?と思う人もいると思います。でも残念ながらそうはなりません。ここからはその理由を解説しましょう。

結論、力の入れどころを間違えるからです。たとえば婚活で成功したければ、まず力を入れるべきは最低限の見た目を整えることじゃありませんか?ドラえもんの服を着て、サザエさんの髪型で会場に行くと、どれだけ高学歴で、話が面白くて、共感力があっても、見た目がおかしければそれだけで中身に興味を持ってもらう段階には行けないんですよね。まずそのこだわりのサザエさんカットをやめないと、どれだけ話術を磨く努力は根本的にズレていると誰でもわかりますよね?

ところが今の話を英語でやらかす人は本当に多いです。初心者のあなたに速読英単語をやれといっているのは、まずは英単語の暗記が英語のすべての土台だからです。ところが、「自分は英会話を早くしたい。なんでこんな地味な作業をしないとダメなんだ」と本来の目的を見失うことで、スムーズに音読できるまで繰り返し練習をし始めたり、速単をまるで英会話テキストのようなズレた使い方をしてしまいます。いや、今やるべきは発音の練習じゃなくて英単語の暗記ですよと伝えても、やるべきことをせずやりたいことしかしないので一向に伸びないでやめてしまうわけです。

本当はここでやるべきなのは一度立ち止まって、なぜ英単語の暗記が大事なのか?なぜこのテキストから始めるべきか?という本質的な目的の確認です。そうすれば「なるほど、自分が最終的にやりたいのは英会話だが、その英会話をするために基礎は必須。基礎というのはそれ以上削れない要素なので、基礎を飛ばすと逆に効率が悪い。だから英会話を最短で目指すなら基礎、そしてまずは単語の暗記だ」とわかれば、よくわからないことをして時間を無駄にせず済みます。

勉強法を時間をかけてしっかり理解しましょう、といってもなかなか理解してもらえませんが、勉強法の理解が浅いと努力の質が低くなり、時間をかけても伸びないので余計に遠回りになります。なので、まずは自分がやっている作業はなぜこの優先順位で、なぜやっているのか?という目的意識は絶対に忘れないようにしましょう。

 

失敗5 意味・理解しないで反復

いつもいっている通り、英語が伸びないのは「意味・理解を伴わない反復」です。

人間の脳は意味を理解しない情報を単なるノイズとして判断し、積極的に捨ててしまいます。ここで科学的根拠を示しておきましょう。人間の脳には「符号化特異性の原則」という概念があります。情報を覚えた時の文脈や意味が、その情報を思い出す際の強力な手がかりになるというものです。理解されていない音の羅列は、脳内でしっかり符号化されないため、反復しても記憶として定着しにくいのです。

たとえば日本語の四字熟語、読み方や意味がわからないものをあなたは暗記できますか?

・已己巳己 ・侃侃諤諤 ・罵詈讒謗

どうでしょうか?今画面に出ているものを暗記できますか?出来ませんよね?理由は意味を介さず、形を力技で丸暗記しようとするからです。英語も全く同じ。意味や発音がわからない単語を放置せず、ちゃんと調べましょう、といっているのは調べる手間をかけてでも意味をわかってやるほうが効率がいいからです。それから英語を意味をわからず、延々と「英語の聞き流し」も無意味です。

黒坂が受講生からよく質問をいただくことに「家事をする隙間時間がもったいないので、英語リスニングをするのはどうですか?」というものがあります。結論NOです。その理由は、まさに今言った「意味を通じた反復」にならないからです。集中して意味を追う作業を伴わないリスニングは、脳がノイズとして処理してしまい、お経を聞くのと変わりません。

例外として、すでにしっかり内容を理解し、日本語で意味が明確に入っている英文のリスニングなど、「意味を通じた反復」になるのであれば効果はあります。でもそれ以外、特に初心者が取り組む「意味不明なものを流し続ける」行為は、本当にやっても無駄になる可能性が高いです。

 

失敗6 過剰な反復

英語学習における反復は非常に効果の高い学習法です。

しかし、いつまでも同じテキストや同じ英文に同じやり方でかじりついていると、残念ながら努力の質、パフォーマンスは低下してしまいます。これは、脳の基本的な性質に関係しています。脳は新しい刺激や変化に対しては強く反応し、記憶を強化しようと働きますが、刺激が同じやり方で反復され、予測可能になると、エネルギー消費を抑えるためにその反応を抑えるようになります。これが「慣れ」として現れ、脳疲労を感じずスイスイと進みますが、その分、刺激が浅くなって記憶しづらくなっていきます。

突然質問をしますが、あなたは今日、会社へ出社する時に駅前に停まっていた車の車種、色を覚えていますか?覚えていないですよね?これは通勤という数え切れないほど繰り返した反復が自動処理されて、体は自宅から会社へ運ぶことが出来ても見慣れた道で入ってきた情報刺激が浅くて記憶されていないからです。でもあなたがもしもアブダビにいけば、特徴的な車が多いので印象的で記憶に残ります。これは刺激が強いからです。

では、この「質の低い反復」を「質の高い反復」へと変えるにはどうすればいいでしょうか。具体的な方法を2つお伝えします。

1つ目は、多面的なやり方で反復することです。 たとえば、速読英単語などのテキストを反復読みする場合、黙読リーディングだけでなく、同時にリスニングをしたり、シャドウイングを取り入れたりする、といった具合です。どうしても覚えにくい英単語や英熟語については、例文検索や反意語を活用したり、最近ではAIに苦手な英単語で例文を作ってもらうのもありです。また、その単語の語源を調べるのも、多面的な刺激となり記憶の定着を助けます。

2つ目は、7割主義で先に進むことです。黒坂がいつも言っている通り、知識を「0割から7割」にするのは早いですが、過剰学習で刺激が薄くなれば、どうしても残り3割を詰め込むのに莫大なエネルギーと時間が必要になります。それなら、そのテキストや章が7割程度理解できた時点で、残り3割はいったん「捨てて」次へ進むのです。ただし、この残りの3割も、もし頻出で重要な単語であれば、この先の学習で何度も出てくることになります。そこで出会った時に覚え直すのが、最も合理的で効率の良い反復となります。

 

質の高い反復をすることで、英語は着実に伸びます。でも難しいのは自分がやっている努力の質が高いか?低いか?を自己診断することですね。過去動画でたくさんロードマップ系の勉強法動画を配信していますので、ぜひ見直してください。もうその動画は見たよ、って人は「知ってる」レベル止まりになっていませんか?最初にいった通り、知っているとできるは全く違います。ただ知ってるというだけでは、結局出来ないので何の価値もありません。勉強をしながら、ぜひ何度も見直して努力の質を高めていきましょう。

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「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」

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