オレだ。
先日、英語多読を教えている受講生さんから、次のような相談を受けた。
「英語の勉強をしたいのに、会社から帰ったら
疲れてできない事が多いです。どうしたらよいでしょうか?」
よく分かる。オレも昔は根っからの夜型人間で、
「早起きというのは、ジジイにならないとできない芸当」
だと心の底から信じ切っていたからな。
結論、英語の勉強をコンスタントに頑張りたいなら、
絶対に早起きをして取り組んでくれ。
↓
「人生を変えたい」と本気で思うなら、早起きをしよう。
・勉強や仕事は朝が一番効率的
・多くの成功者が早起き。早起きと成功には相関関係がある
・早起きをすると一日が長くなる
・早起きが習慣化すると、朝が待ち遠しくなる
・習慣化すれば、誰でもできるグダグダ言わず早起き。人生変わるよ。
— 黒坂 岳央@本業:主夫|趣味:仕事とゲーム (@takeokurosaka) May 18, 2021
オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。
TOEIC985点、英検1級を取得。
米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。
今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。
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昔は典型的な夜型人間で、朝は家を出るギリギリまで惰眠を貪っていた。
けど、ビジネス起業の作業時間を作るために、
いやでも早起きせざるを得なくなってから、マジでガチクソ人生が変わった。
この記事では、早起きのメリットだけでなく、
具体的に成功率を高める方法や、
失敗した時のメンタルケアまでガッツリサポートしている。
「英語力をゲットするためなら、騙されたと思ってやってみようかな」
と1ナノメートルでも感じたなら、ぜひ最後まで読んでくれ。
若干長いけど、全部読んで理解しておく価値がこの記事にはある。
目次
英語の勉強は夜ではなく、朝やるべき理由
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まずはシンプルに、英語の勉強は夜ではなく、
朝やった方が遥かにメリットがあるんだ。
すべてのメリットを書き出すと、
書籍300冊分くらいになるので、今回はざっくり4つほどメリットを列挙しておく。
・朝は睡眠で体力や気力が完全回復!
・早朝はLineやメールなどじゃまされない。
・家を出るまでの締め切り効果で集中できる。
・早起きは勉強が習慣化しやすい。
こんな感じ。
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「早起きは三文の徳」
という言葉が日本にはあるよな?
実はこの言葉、英語圏でも同じ意味の言葉が存在するんだ。
「The early bird catches the worm.」
直訳すると「早起き鳥は虫を捕まえる」になり、
要するに早起きすると徳するぜって話。
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結論、早起きして勉強するのは、
夜疲れた体に鞭打って頑張るより、
遥かにメリットがでかいから、
絶対にやるべきだろう。
英語学習のように1年間という、長期戦で努力を継続する上では特にそうだ。
では、ここからはより深堀りして早起きして勉強するメリットを解説していこう。
朝は睡眠で体力や気力が完全回復!
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歳を取ると頭がハゲる、
ってくらい当たり前の話なんだけど、
人は朝起きた時が一番気力も体力もあるんだ。
起きた跡は日中の活動で徐々にゲージが減っていき、
寝る前が最小ゲージになって、眠ることでチャージするサイクルになっていることは、
日本人なら全員小学生の道徳の授業で学んだと思う。
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ってことは、本来は気力ゲージが充実しているときに重要度の高いタスクをこなして、
ゲージが減ってきた時に、あんまり頭を使わない簡単な作業などを持ってくるべきじゃないか?
英語学習で言えば、難しい英文読解とか、机がないとできない英作文の練習、
さらに英文法の理解など脳をゴリゴリ削ってくるタスクをやってくれ。
でもな、実際には多くの人は
この真逆をやっているんだ。
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朝イチの頭脳明晰な時間に、通勤電車の中でスマホをいじる!
ぬくぬくの布団で惰眠を貪る!
朝から必要以上に食事をガツガツして、消化にエネルギーを使いすぎる!
朝イチ出勤したら、いきなり頭を使わない作業をひたすらこなす!
ダメだ、こんなもったいないことは今すぐやめてくれ。
朝イチはもっともエネルギーが充実しているゴールデンタイム。
あなたの人生で一番重要度の高いタスクをこなすべきなんだ。
早朝はLineやメールなどじゃまされない
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会社で仕事が終わった後は、
英語学習を阻害する要素多すぎだよな?
うざい上司からの飲み会の誘いとか、
「ちょっと話聞いてよ! ヤバいことがあってさ」
みたいに友達からLineの通知がドカドカ入ってくるんだ。
既婚者であれば、帰宅後は子供の相手や家事も待っているだろう。
要するに、夜は勉強なんかに集中できねえっつー話。
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でも早朝は違う。
まさにサンクチュアリ、
あなたの聖域なんだ。
Line通知は来ないし、会社の同僚も飲みの誘いしてこない。
シーン…
と、静けさだけがそこにある。
遠くから聞こえてくる、小鳥のチッチというさえずりは
「よし、この美しい時間を使って人生を良くする事をやろう!!」
という気持ちにさせてくれる。
そんな静寂に包まれていたらやる気も出て来るはずだ。
家を出るまでの締め切り効果で集中できる
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家を出るまでの時間は決まっている。
出社時間が8時なら、晴れでも雨でもどんな日でも
あなたは毎日同じ時間に電車に乗って出かけるだろう。
「せっかく努力して早起きをしたのだから、生産的なことをやらないともったいない!」
そんな気持ちになって、ムダな行動をせずガツガツ勉強に集中できるはず。
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夜の2時間だと、少し分からない壁にぶつかると
ついついSNSやYouTubeを見てしまうけど、
朝は時間制限があるから、ムダなことは一切しようと思わないんだ。
これが鬼のような集中力を作り出してくれる。
早起きは勉強が習慣化しやすい
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早起きは勉強を習慣化させやすいという、
鬼のようなメリットもあるんだ。
あなたは夜、日替わりで色んな事をしていないだろうか?
昨日は家でご飯食べたのに、今日は日高屋のチゲ味噌ラーメンを食べて帰ったり、
古本屋で立ち読みして帰ったり、
同僚とカラオケに寄って「うぇーい」したり、
YouTubeみてよだれ撒き散らしながら、ゲハハハ笑っていたり…。
…これじゃ習慣化もクソもないよな?
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でも朝は違う。
朝8時に家を出て電車に乗る…。
この行動は毎日、雨が降っても雪が降っても同じなんだ。
そこに、
「朝5時に起きて家を出る前の2時間を勉強に充てる!」
って行動を追加してくれ。
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昨日は朝からガッツリ勉強したけど、今日は油断して、朝から2時間YouTubeボーッと見てた…。
とはならない。
なぜなら「締切効果」といって、
どんなに頑張りたくても時間は限られている。
集中できる環境でせっかく早起きという大きなタスクをこなしたのだから、有意義な時間を過ごしたい!
と思うのは自然な発想なんだ。
元々、人間は朝に活動してきた
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太古から…人間は太陽の動きに合わせて生きてきた。
おひさまが登る頃に目を覚まして活動をし、
おひさまが沈む頃にスヤスヤと眠る生活を長い間続けていたんだ。
昔はおひさまが出ていたわずか
「12時間前後」
という時間が人類にとっての一日の時間だったんだよな。
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そんな短かった一日を、24時間にしたもの、
それがエジソンが生み出した白熱電球なんだ。
今から139年前の1879年、エジソンが32歳の時にその原型は生まれた。
この白熱電球が世界から夜をなくしてしまい、
人々は夜も起きるようになったと言われている。
人類300万の歴史の99.999%は夜起きない生活をしていたので、
体も太陽の動きに合わせたものとオレは思ってる。
そう主張しても、時々こんな反論を受ける。
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「いや、自分は根っからの夜型人間ですしおすし…」
「夜中になると、ブーストモードになって頭が冴える」
まあ分かる。でも、それって思い込みの可能性だってあるよな?
オレだって昔はまったく同じことを思っていたし、
ゴミ収集車が奏でる軽やかなメロディーを聞く時間帯に寝ていたんだ。
※地域差があるんだけど、大阪府ではゴミ収集車は音楽を鳴らしながらやってくる。
今は22時より遅くは起きていられないほど、
朝型に最適化された生活を送ってるから、
「自分は夜型なんで」という人は、思い込みを捨ててまずは試してみてほしい。
成功者は揃いも揃って朝型人間
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「朝型人間になると、成功者になれる」
こういうと、いきなり胡散臭さを感じてしまうものだけど、
実際、ビジネス界で大成功している人たちには、
意識的に朝型人間が多い事実があるんだ。
全員を紹介すると、ざっと10億人くらいになるから、今回は人数を絞って紹介していこう。
イギリス首相のマーガレット・サッチャーや、
元アップルCEOのスティーブ・ジョブズ。
Twitter創業者のジャック・ドーシーに、
スターバックスCEOのハワード・ショルツとたくさんいる。
いずれの人物も、朝の4時、5時に起きて早朝から精力的に
仕事や情報収集に励んでいるんだ。
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夜型から朝型になって人生が好転!
これはオレ自身も体験した。
夜型人間だった頃のオレは、未来への希望はあまりなかった。
とりあえず、決まった時間に会社で働き、
休日にビジネススクールで勉強をしていたけど、
その勉強もできたり、できなかったりと不安定だった。
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けど、会社員をしながら起業したくなった。
別に勤務先に不満があって、一揆を企てるつもりはないぞw
シンプルに楽しそうだと感じたんだ。
最初は夜活動しようと思ったけど、これは無理すぎた。
仕事から疲れて帰った後には、とても企画を練ったり未経験のITシステムをいじるエネルギーはなかった。
「夜はダメだ。朝にしよう」
そう決意して、朝5時に起きて出社前の時間に起業の活動をしていた。
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あれから長い年月が経過したけど、
今でも早寝早起きを継続しているよ。
自分が成功者だなんて1ミクロンも思っていないけど、
当時と比べて収入は10倍以上になったし、早起きしてやりたいことを続けてきたので
人生も楽しく、自信もついた。
早起きすると人生が変わって、成功者になれるのはガチだと思う。
実践には1円もかからないし、メリットしかないのでぜひやってみてほしいんだ。
「5時起き」にこだわるべき理由
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それではここからは、より具体的に方法論を語っていこう。
まずは早起きというのは基本的に「5時起き」のことだと思ってくれ。
なぜかというと、会社員や主婦の人には
「朝2時間勉強」をしてもらいたいからなんだ。
これが30分だと短すぎるし、1時間だと勉強が乗ってきたタイミングで終わることになる。
よくばって、3時間勉強しようと4時起きにすると、
今度は睡眠不足になってパフォーマンスが落ちるんだ。
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大丈夫、同じ2時間でも昼や夜と違って、朝は何倍も学習効率がいい。
スマホの通知は鳴らないし、周囲は静まり返っている。
出社や家族が起き出すまでの時間制限があるから、いやでも勉強に集中する。
夜だとついついやりがちな、YouTubeやYahooニュースを
脳みそ真空状態でぼーっと見るようなことも朝ならしないだろう。
一日の睡眠時間を7時間は取ると考えると、
5時に起きようと思えば夜22時に寝ることになる。
オレは実際、もう何年も22時に寝て5時起きの生活を送っているけど、最高だぜ?
あなたが早起きをするやり方は、ミジンコの細胞構造レベルにシンプル。
ズバリ、仕事や家事が終わったらダラダラ過ごさずさっさと眠ってくれ。
寝る前に朝の予定を決めておけ
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早起きをするためには、早寝をすればいい。
だけど、普通にやろうとしても、光回線のテレアポ営業レベルに成功率が低いだろう。
特に冬場はこの難易度がブチ上がる。
温かい布団を蹴り飛ばして、寒い部屋の中で勉強できる人はほぼいない。
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早起きの成功率を高めるには、
「寝る前に朝からやることを決めておく」
ということをしておいてほしい。
具体的にいえば、
「ToDoリストをガッツリ作っておいて、朝は夜作ったリストに従ってガツガツ行動」
って感じだ。
<参考>強制的にあなたを行動させる、To Doリストの作り方はこちらの記事でガッツリ解説。
↓
失敗しても自分を責めるな
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「早起きをして英語の勉強する!」
そう決心しても、最初の頃は失敗続きになるだろう。
ざっくり、成功率は2割、よくて3割程度だ。
そしてあなたは自信を失い、
「こんなに失敗する自分なんてダメ人間だ…もうダメポ」
と自分を責めはじめる。
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オイ、待て。
気持ちはわかる。
けど、早起きを決意していきなり成功率100%
なんてありえない。
まずは成功率2割でいい。
そこから時間をかけて3割、4割と引き上げていってくれ。
なんなら、最初は土日祝だけ5時起きでもいいんだ。
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5時起きの挑戦をスタートさせると、徐々に改善点が見えるはずだ。
「もしかして、夜寝る前にドカ食いするのがダメなのか?」
「ベッドの中でスマホをいじるのをやめたら起きられるかも?」
こんな感じで早起き失敗の理由が見えてくる。
それを改善していけば、確実に成功率が高まるので徐々にでいいんだ。
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それに世の中のほとんどの人は、
早起き勉強どころか1秒も勉強しない社会人がほとんどだ。
1冊の本すら読まない。
だから、あなたがやろうとしていることは、
ビジネスの成功者が達成するような、常人がやろうとも思わない
ことに挑戦しているのでまずは胸を張ってもらいたいと思う。
参考になれば幸い。
この記事を読み終えたら、早速今日の夜から早起きの準備をしてくれ。
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