「ヤバい! また英語の勉強に挫折しそう…今度こそ頑張ろうと思ったのに!」
英語学習者あるあるとして2024年にモンドセレクションを受賞のセリフがこちら。あなたも間違いなく今度こそとやる気満々で始めたのに結局また挫折、ってパターンを何度も経験したはず。「黒坂さん、一体どうすれば挫折しないで済むんでしょうか?我が肉体には挫折遺伝子が入っているんでしょうか?」そんな気持ちでこの動画を開いたあなたは喜んでくれ。この動画はそんなあなたを救い出すために作った。
さて、学習者は自分しか見えないからよくわからないかもしれないけど、黒坂にはしっかり見えているものがある。イメージ、自分だけ地縛霊が見える霊能力者みたいなもの。何年も英語の勉強法をブログと動画で発信し続け、天の川に浮かぶ星の数ほどお悩み相談を受けてきた黒坂だけに見ているものは一体何か?。それは英語学習初心者が挫折するのはみんな判をついたように、ほぼ同じ流れでパターン化されているということ。どこをどう切っても同じの顔が出てくる金太郎飴状態。ええっ?んなことあるの?あるんだよそれが。挫折する英語学習初心者は同じパターン。まるで結婚式で新婦が両親への手紙の朗読をした後は花束贈呈タイムってくらいに典型的に同じ流れを辿る。本当にもうびっくりするほどみんな同じような思考に陥り、同じタイミングで同じような気持ちを懐き、そしてほぼ同じ流れで挫折してる。つまりー?そう、あなたがこのパターンに乗らなければ挫折しないという話なんだ。じゃあその方法を理解しようよ。
あなたがこの動画を見るメリットは、なぜ自分が何度挑戦しても最後に必ず挫折してしまうのか?がわかる。また、どうすればこのワンパターンな挫折に対して、鮭が川を登るように運命にあらがって継続できるのか?このことについて、前世は鮭の生まれ変わりの黒坂から今日からすぐできる解決策をお渡しするのでぜひ最後まで見てくれ。特に今現在、英語の勉強をなかなか続けられずにやったり、やらなかったりして「このままだとおそらく自分は挫折してしまうかも」と悩んでいる初心者の方は必ず見ていってくれ。
今回の動画は次の内容でお届けしていく。
1章・英語学習初心者が挫折するまでの典型的な流れ
2章・英語学習初心者が挫折する原因と対策・4選
ではいく。
目次
1章・英語学習初心者が挫折するまでの典型的な流れ
さて、まずは英語学習初心者が勉強をスタートして挫折するまでの典型的な流れを解説しよう。何年もかけて蓄積した英語学習者の生のデータベースをこうして公開するのは気が引けるけど、世界よ平和で美しくなあれというナイチンゲール師匠からの直伝の教えを今から大暴露する。
・1週間経過…勉強をスタート直後はやる気満々。「今度こそ大丈夫! この勉強法はこれまでと違う。 講師の解説もわかりやすいしとてもいい人を見つけてよかった。 今度こそ頑張るぞ!」こんな感覚で最初の一週間は毎日頑張れる。最後に英語の勉強をしたのはもう何年も前の話なので、真っ白な気持ちでゼロスタートのつもりで取り組むぞ!
・1ヶ月経過…わからないところが多くて大苦戦。最初の想定ではとっくにテキスト1冊くらいは終わっているはずなのにまだ半分も進んでない。こりゃ思ったよりも時間がかかるぞいつ頃終わるかな?そんな不安に襲われるけど、今回が最後の英語の挑戦と決めているから諦めてたまるか!そんな感じで萌え展開キタコレ状態のアニオタみたいにフーフー鼻息が荒い。ちなみに萌え展開とキタコレの意味がわからない令和男子、令和女子はお父さんかお母さんに聞いて見てね。
・2ヶ月経過…ようやく1冊目のテキストを最後まで通しでやった。最初に立てた計画はとっくに破綻状態。ここから復習を開始するけど、最初に2ヶ月もかかったのだから、こんな調子では1年後もまだ終わってない気がする。他の学習者はどんな感じで進んでるのかな?ちょっと検索してみるか。ポチ。うわあ、YouTubeで検索したらたったの2週間で終了!とかきらびやかな成功事例がバンバン出てくるやないかい。やっぱり自分は頭悪いのかな?うつだしのう…ここままじゃダメだ。もっとペースをあげよう。このまま続けたら最後まで辿り着く前にモチベーションが尽きてしまう。速度アップを考えて無理やり自分が最初に立てた計画に合わせるために雑に進める。もちろん、表面だけなぞって形だけ終わらせたことにしたけど、実際には内容なんてロクに頭に入ってない状態。
・3ヶ月経過…形だけはとりあえずなぞってみたけど、満足行くような暗記の定着ができてない。このままではダメだ絶対に成功なんてするわけがない。そうか!きっと自分のやり方がおかしいんだ。こんなに時間がかかるわけがない。多分、勉強法が間違ってる。そもそも、時制とか関係詞も知らない初心者の自分がいきなり難しいテキストに手を出すのが間違っていたんだな。そうだよ。英語ペラペラ話したくて英語の勉強をスタートしたのに、英文の完全理解ができないまま繰り返し読むなんて元々間違っていたんだよな。やっぱり会話がしたいなら最初から会話をするべきだったんだ。楽しくないと人間続けられない。やっぱワイがやりたいのは英会話や!これ以上はもう考えるな!直感に従うんや!
で、その後は英会話スクールいったり、英語日記をつけたり、独り言英会話とかあれこれと手を出して何1つものにならず、いったりきたりしながら一向に成長していないことに絶望してやる気がうんこになって挫折。今いった流れ、思考、タイミングに多少の個人差はあるけど、初心者の半分以上が大体こうなる。黒坂はもう何回繰り返し見てきたかわからないくらい同じこのパターンを見た。金曜ロードショーのとなりのトトロかよってくらい繰り返し見た。おそらくこの動画の視聴者の中には「うわあ、これまんま自分やんけ! 勝手に動画で取り上げやがってこの野郎!」と怒りのリミットブレイクしそうになった人もいると思うけど、いやいやこれあなただけじゃないんだって。特定の人を取り上げたんじゃなくてみんな同じ。英語学習初心者はたいてい3ヶ月持たない。挫折者を原因を電子顕微鏡で観察するとその99%は3ヶ月以内に消えてることが判明した。ということは?そう、逆に3ヶ月を生き残れば大丈夫ってこと。
じゃあ次の章からは具体的に何がダメだったのか?について解説していこう。
2章・英語学習初心者が挫折する原因と対策・4選
さて、第2章では英語学習初心者がなぜ挫折してしまうのか?という原因について解説しよう。結論次の4つが理由なんだ
1.勉強法の理解がない
勉強を始めてもすぐ挫折する人の特徴は、何事も理解が浅いままスタートしてしまうクセがあるってこと。英語多読に可能性を感じてスタートするのは喜ばしいことではある。「このテキストを使って、このくらいの分量こなせば、平均的にこのくらいの期間でこのくらい成長する」という感じで黒坂はスタート地点からゴールまでめちゃめちゃ具体的に勉強法を出してるよな?それを見た瞬間、触られたら毒針を出すクラゲみたいに脊髄反射的によっしゃーいくでーとあまり考えなしに飛びついて始めてしまうんだ。いやいやお前、ノミもジャンプする前にもう少し思考すんぞといいたい。そういう人たちの言い分もパターン化されていて「いやあワイは初心者なんで、自分であれこれ考えるよりも優秀な講師のいうことを素直に聞くのが一番っちゅうこっちゃー。謙虚に学ばせてもらうつもりなので黒坂先生、よろしゅうたんますわ」みたいな感じが多い。確かに素直な姿勢で頑張ること自体は正しいし、自分はそういう人は好きなんだけどもう少し考えてくれ。一体、何のためになぜその優先順位でなぜこのテキストを使うのか?という理由、根拠もちゃんと理解してくれ。そうしないと継続のパワーが出ない。
たとえば一緒に同棲してるのに一向に結婚してくれる気配がない彼がいたとする。彼女はドンドン不安が膨らんできた。「私との結婚ちゃんと考えてくれてるの?」そうきいたら彼はこう答えた。「大丈夫、ちゃんと前向きに考えてるよ」はい、彼の答えを聞いて彼女はずっと待てますか?って話。ムリポダメポだろどう考えても。待たされる理由、根拠が見えないととても待てない。でも結婚を即答しない根拠をちゃんと示してくれたらどうだろうか?「いやあ驚かせようと思って内緒にしてたんだけど、実は今大手企業に転職する予定で、最近はその対策に忙しくしてるんだよ。今年中に転職を決めるのでそれが決まり次第、すぐ結婚しよう」こう返ってきたらこっちの話だと全然前向きに待てると思うんだよな。人間は目先に多少苦痛が伴ってもその先の未来が明るければ余裕で耐えられる生き物なんだよ。英語の勉強も最初は苦痛の要素が多いけど、そこを乗り越えたらどういう結果が待っているのか?なぜこの順番でやるのが効率的か?今この努力をするべき根拠はなにか?こうしたことがしっかり腹落ちしてスタートすれば、ちょっとくらい壁にぶつかったり思ったとおりに進まなくても簡単には投げ出すこともなくなるんだ。だから面倒くさがらずにちゃんと深く理解しようと心がけてほしいんだ。
あえて厳しい言い方をすると、勉強法の理解をしようとせず、とりあえず黒坂の言った通り壊れたターミネーターみたいに考えなしにやるぞーって人は、単に脳みそに汗かくことを嫌って思考をサボりたいだけ。その証拠に黒坂の元に勉強をスタートしたけど、思うように進みませんって質問をする人の99.99999%は勉強法を全くといっていいほどちゃんと理解しないことが原因だからな。もちろん受講生の方には質問されたら必ず回答は出すけど、そもそも事前に勉強法の知識を入れておけばムダに迷ったり不安を感じることもないし、そうなれば集中力も維持できてパフォーマンスも高い。つまり、勉強法の勉強をサボることでムダな迷いや不安が生まれて損をするのは回り回って自分自身ということになる。損をしたくなければ考えることを面倒くさがらずにちゃんと勉強法を勉強してくれ。
ここまでの話でわかってくれたと思う。これまでの動画で繰り返しいってきた「勉強法の勉強をしろ。カンペ無しで他人に勉強法を説明できるくらい理解しろ」という話は、正しく途中で挫折せずに継続するために必要なことなんだ。一人孤独にコツコツ英単語を覚えていると「自分は元々ペラペラ英会話がしたくて勉強を始めたのに。英単語の暗記をするために始めたわけじゃないのに」みたいな不安に襲われたら、そこで改めて勉強法を確認しよう。「そうか、英会話って英単語、熟語、英文法の組み合わせで成り立っているから、今やってる英単語の勉強ってちゃんと将来的には英会話に直結するんだ」こうなればまた自信を持って元気よく歩き出せるよな?「英語長文に掲載されてる英単語を見て日本語の意味を思い出す作業だと、確かに英語長文の文脈が与えられた中では思い出せるけど、いざ英単語単体で見た時にはちゃんと意味を思い出せるか不安…しっかり英単語を覚えるために手書きで書いた方が記憶に定着するのでは?」こんな感じで迷いが生まれたら、やっぱりその時点で勉強法を確認しよう。「なるほど、今後リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングで英語に触れる上ではそのすべてで文脈が存在する。英単語だけ切り出されて”はい、exposureって英単語の意味を答えてください。5秒以内で”みたいな英単語クイズなシチュエーションはありえない。だから英語長文の文脈で引きずられて思い出せるなら問題ないんだ」としっかり理解できれば手書きで覚えるというムダなことをせずに済む。
2.継続の難しさを舐めてる
2つ目は継続の難しさを舐めてるという理由がある。「いやいや黒坂さん、継続が難しいことくらいわかってるわい。ワテずっと挫折してきたんですわ」みたいに反発したくなった人もいると思うけど、あえていおうそれでもあなたは英語を舐めプしていると。ここからその根拠を解説しよう。まず、英語学習初心者が挫折する最大の理由は「勉強をやる前に思い描いていた通りの結果が得られないと感じるから」なんだよな。つまり、1ヶ月で1冊のテキストをマスターする、みたいな結果を求めてスタートするけど、思った通りにいかないから絶望してテキストをハイパー真空投げするってこと。だからその態度が舐めてるんだよ。いっておくけど1ヶ月とか2ヶ月って死ぬほど短期だからな?なぜ短期決戦で勝負を決めようとしてしまうかというと、長期継続する自信もないし苦痛から早く逃げたいから。最初から自分は継続できないと信じられていない。だから短期決戦で目に見える成果があがれば続けたいし、そうならないならやめるというバッタ以下の根性しかない。いやいや完全に順番が間違ってる。結果を出す→努力を続けるではなく、努力を継続する→結果が出る→成長を実感するからさらに続ける→もっと成長する、この流れで考えないと。
そもそも継続することは誰にとっても難しい。理由は脳が継続を嫌うから。脳が嫌うということは、本能レベルでやりたくないってこと。つまり、頭では継続は大事だとわかっていても、あなたのメンタルが豆腐過ぎて秒で本能の奴隷になってひれ伏しているってこと。これはビジネス記事としてメディアに寄稿したことがあるけど、海外の医学論文によると、フィットネスジムは世界的に空前のブームなのに肝心の筋トレ継続率は、開始から3ヶ月後で37%、1年後にはたった4%未満にまで減少する。100人始めても1年後残っているのはわずか4人以下しかいない。
https://agora-web.jp/archives/231221231249.html
そしてこういう話をすると「いやあ継続は優秀な人は得意でしょ。自分みたいなポンコツには土台無理な話ですねん」みたいに反論が返ってきそうだけどそんなことはない。なぜなら、一流の人にとっても継続は簡単じゃない。英語に限らず、継続は難しい。総務省の「ブログの実態に関する調査研究」によるとブログを2年継続できるのは10%以下。YouTuberはもっと低い。それから経済産業省の調査によると、ビジネスで起業するようなパワフルな人でも1年後は3割以上は市場から消える。黒坂も継続に苦労してる。2020年のステイホームで激太りしてしまった時はありとあらゆるダイエットに挑戦した。自転車で走る、ジムに通う、ジョギング、プチ断食、色々やったけど1つずつ試してどれも合わないから全然続かなかった。最終的に部屋にウォーキングマシンを設置して毎日歩く、この答えにたどり着いてようやく継続して運動をすることで元の体重まで減量できた。自分で言うなよと思われるかもしれないけど、何事も継続は得意な方だと思ってるけど、それでもダイエットという未知の分野だと自分も失敗の連続だったんだよ。ここでもう一度いう。継続は誰にとってもそもそも難しい。だから眼を見張るような結果をすぐ求めるな。まずは勉強する前に継続することはとても難しいので知識、技術の力をつけて戦略的に乗り越えようという気概を持ってほしい。そして「1ヶ月でここ、2ヶ月でここまでいくぞ」と考えるのでなく「まず3ヶ月、そして半年間生き残るぞ。それまでは大きな成長を期待しすぎず、とにかく継続すること自体を目標にする」このくらいの心構えで取り組んでほしい。
もう1つ話をさせてくれ。自分が好きな言葉に「人は義によって立ち、利によって動く」というものがある。すげえ簡単にいうと、人は大義で立ち上がる、行動を始めるってこと。社会を良くしたい、日本を良くしたい→だから起業して素晴らしいビジネスを作るぞ!これが大義名分。でも継続するには利、つまり利益というメリットがないと継続はできないってこと。ビジネスを起業した。でも利益がない。これでは継続できない。じゃあものぐさで継続が苦手な人は、なぜ仕事という苦痛を我慢して継続できているのか?その理由も今の話で説明できる。それはお給料という明確なリターンが与えられるから。でも英語の勉強の難しいところはサラリーマンと違って、やったらやった分だけ確実なリターンをすぐには受け取れないって部分にある。もちろん正しい方向性で努力すれば間違いなく実力はつくんだけど、それが実感できるレベル、試験に合格したりスコアアップしたりと客観的指標に反映されるまではかなりのタイムラグがある。「うちのバイト、給料が半年先から得るようになってるよ。その代わりに給料は他よりも高めになってるよ。でも途中でやめたらタダ働きになるけどどないでっか?こんなバイト?」そうなればほとんどの人はアホらしくて半年間無休で耐えられない。だから成長を実感する前のタイミングでみんな投げてしまうんだ。だから成果を出す前の段階でまず継続することを目標に始めてほしいんだ。そうすれば生き残る可能性は格段に高まる。
継続するには英語の勉強を習慣化すればいい。習慣化すれば飛行機のオートパイロットモードみたいに省エネで無意識に勉強を継続できる。継続できるから成長するし、成長するからやる気も維持できる。習慣化の作り方はこちらの過去動画を参考にしてくれ。概要欄にリンクを貼ってる。
3.勉強の環境を整えていない
3つ目は英語の勉強をするための環境作りができてない状態で始めてしまう。たとえば自宅の机は気が散る遊び道具でいっぱいになってたり、家族や周囲の理解を得られないまま始めるから「のんびり勉強やるヒマがあったら家事をやってよ」みたいに反感を買う中で勉強をしないといけない。他にも、英語の他にもヨガとか料理教室とか同時並行で忙しくやることがあって英語の勉強が優先順位1番になってない。仕事の残業や飲み会で勉強のルーチンをじゃまされるから習慣化として定着しづらい。
こんな感じで英語の勉強をするための環境を整えないまま見切り発車でスタートするから、英語の勉強を集中できない、継続しづらい環境で取り組むから継続できないという状態に陥ってる。結論、英語の勉強をスタートする前に環境をしっかり整えよう。たとえば帰宅して最低限の家事をしたら1秒でも早く寝て、朝早起きして勉強時間を確保するとか、職場近くでコワーキングスペースを借りて毎日必ず勉強できる環境を整える。
英語力が一番伸びるのは早朝/朝イチの「ひとり時間」が人生を変える 著 キム・ユジンさん(朝活/モーニングルーティン/習慣)
4.期待値が高すぎる
最後は期待値が高すぎる。こんなことをいうとカチンと来ると思うけど、正直英語学習初心者の99%は超がつくほどの高望み。ええー?黒坂さん別にそんなだいそれたこと考えてないですよと反論したくなったと思う。気持ちはわかるけどあえて言おう。それでもあなたはものすごく高望みだと。英語学習初心者は人生で働いたことがない子供部屋おじさんが人生初の職場に年収1000万円を期待するくらいのレベル。「僕ちゃん、40歳までママの母乳でしっかり大きく育ったけど、この度始めて就職するでござる。さあてどうせ仕事をするなら残業なしの定時帰り、無料の社員食堂付きで最低年収1000万円くらいは出せるホワイト企業で働きたいでござる。それ以外のブラック企業でなんて絶対嫌でござる。ホワイト企業以外なら絶対に働きたくない。ベーシックインカムはよ。働いたら負けかなと思ってる」そんなやつがあなたの目の前にいたら、あなたはそのオジサンをまるでヘドロを見るような視線で見ると思う。でも英語学習ではあなたはそれと同じレベルの高望みをしているということに気づいてくれ。過去動画絶対悲観主義で解説した通り、英語学習者のほとんどは自分の高望みに全然気づけない。灯台下暗し、人間は主観の生き物なので他人のことはよく見えても自分のことは全然見えないのよね。
速読英単語必修編を繰り返し読んで覚えましょう、というと「1ヶ月頑張っても全然覚えられません」「3回も読んでるのに頭に入りません」こういう泣き言が百貨店の初売りセール会場レベルに押し寄せてくるけど、いやいや過去動画、解説動画ちゃんとみて?って言いたくなる。一番多いボリュームゾーンは開始から4ヶ月くらいかかるのが普通、繰り返しの回数は20回、いや30回はやってくださいって何回も何回もいって来たでしょ?なんで自分はその平均値の4分の1の期間、10分の1の労力で成功できると思うの?自分はもう年を取りすぎていてムダにする時間は残されない。私は頭もよくない、みたいなことを言う人は多いけど、そういう人に言いたい。正しくそのダメダメ思考こそが挫折の原因なのだと。もしも自分は頭が良くないと思っているなら平均的な努力の2倍、3倍は当然するべきじゃないの?なぜ自分に自信がないあなたが平均値より少ない努力で平均以上の結果を求めるの?「いやあ自分は人より不器用で要領が悪いので時間がかかるんですよね。え?平均で4ヶ月くらいかかるミッションがあるんですか?いやあ自分は1ヶ月で終わらせようと思います。なんせ要領が悪いので」いやあ意味わかんねえ。何その矛盾w それからムダにする時間がないのにと実力以上にショートカットをしようとするな。過去同じことをやって失敗続きだと言うなら、発想を変えて時短を考える、時間と戦おうとするのではなく、逆に時間を味方にして人よりじっくり時間をかけて努力をして再現性の高い結果を求めたいという思考を持ってくれ。こういう人は急ぐと焦るを混合してる。急ぐというのは自分がコントロールできる範囲で、できるだけ無駄なく効率的に進もうという合理的な態度であり、焦るというのはコントロールしきれないレベルに実力以上の速度を出したいという傲慢な態度なんだ。普段は時速80kmでしか走ったことがない人が、無理して時速300kmで目的地に早くつこうとしててるようなもん。論理的に焦ってもメリットはゼロ。あるなら教えて。絶対ないから。自分は焦ってうまくいった人は過去一人たりとも見たことがないので、即刻思考を変えることをおすすめする。
さて、今回は秘伝のタレの作り方を暴露するような動画だったけど、結構厳しい言葉でベコベコに凹ましてしまったかもしれない。でもここで発想を変えよう。みんな成功事例ばっかりありがたがるけど、むしろ物事から教訓を得られるのは失敗事例からの方が断然多い。世の中で成功するような天才から学んでも凡人である我々には再現性がないことも多い。大谷翔平選手の真似をして努力しても、せいぜい草野球チームで活躍する止まりになると思う。でも失敗は違う。失敗は成功と違ってめちゃめちゃ再現性が高い。今回動画で取り上げた挫折の黄金パターンも人間が生まれ持ったバグの集大成みたいなものだから、やる前から見えている落とし穴みたいなもの。それじゃこの動画でカンニングしたあなたは同じ穴にはまらなければいいだけってことよ。落とし穴の場所がわかってたらはまらなくて済む。オレオレってかってきたら電話は話を聞かずに即切りすればいいって話と同じ。だからこの先あなたが挫折しそうになったらこの動画見直してくれ。おそらくそのように頼んでも面倒くさがって見ない人は多いと思うけど、素直に実践してくれう人には救いになる動画になっているはずだ。あなたの成功の健闘を祈る。ほなまた。
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