今回は高い英語力を身に着けたら人生で叶えたい夢 トップ10を解説していく。あなたは英語力を身に着けたら何をしたい?この質問に対する答えは人それぞれ違うと思う。中にはいざ英語力が身についても、具体的な活用法が思い浮かばないと悩みながら勉強している人もいるかもしれない。
そこでこの動画ではあくまで黒坂の独断と偏見で、身につけた英語力はこのように活用することで人生が大きく変わるよという提案をしたい。あなたの頭の中になかったアイデアに触れることで、「それいいね!ぜひこの夢を叶えたい!」という英語を頑張る強烈なモチベーションになるかもしれない。英語力があれば人生が変わるというのは誇張でもなんでもなく、本当にその通りで自分自身が大きく変わったという感覚がある。あなたにもぜひそのおすそわけをしたい。
今回はトップ10だけど、けちくさい事はせずいきなり1位から順番に取り上げる。では始めよう。
目次
1位 英語を使った仕事をする
英語力を身に着けたら絶対にやってほしいこと1位は、英語を使った仕事をする。2位以下も十分価値が高いけど、何よりこの1位こそが人生を変えるという意味で最も大きなインパクトがある。英語力を身につける目的は人それぞれ違うけど、全ての英語学習者におすすめできるのが英語で仕事をする経験。
普通はお金を払って英会話スクールなどで勉強しないといけない。でも英語を使った仕事をすれば、お給料というお金をもらって英語のスキルアップができる。まずこの時点でイケメンで東大医学部卒に転生するレベルにチート級メリットがある。いやいや、それだけじゃない。なんと、英語の仕事をすれば勤務時間中に英語のレベルアップができる。え?ちょっと待って意味わかんなくない。だって、こちとら勤務時間外のプライベートの時間を使って英語のレベルアップをしてんねんぞ。しかも、英語で仕事をすればその期間中はすべて「英語キャリア」としてカウントされる。一方で英語学習者は勉強歴がどれだけ長くても、それ自体には価値が生まれないという大きな違いがある。待ってくれよ。もう受け入れられない格差が生まれてるんですけど。そう、だから君たち、早くこっちの世界に来いよ。
そして最大の価値はなんといっても、英語の業務経験。これだけはどうやってもお金で買えない価値がある。待って待って、なにそれ?「お金で買えない価値がある Byマスターカード」みたいな感じ?そう、マスターカードですら買えないのが英語の業務経験。英会話スクールや語学留学は、お金を払えば英会話の実践訓練はできるけど、業務経験まではできない。業務経験だけは絶対に仕事で働かないと手に入らない。一応、例外的ケースとして有料インターンシップもあるにはあるけど、キャリア経験としては普通に働くキャリアには到底及ばない。やはり英語を使った仕事をするのが一番強いという話だ。
仮に英語力という付加価値で年収が200万円アップすれば、10年間で2000万円、30年間だと6000万円もの差になる。しかもこの給料は残業をしてプライベートな時間を削って稼いだものではなく、労働時間単価が上昇して得られるリターンなので失うものは何も無いのに、収入だけ増えるという状態になる。やめてクレメンス、その話は現在薄給で働いてるオレに効く。そういう人も聞いて。自分自身、転職で年収が200万円アップしたのでこの数値にしたけど、より高付加価値の仕事を選んだり、さらにスキルアップして転職をすればこの差は300万、400万円と上昇し、さらにマネージャー職になればさらにでかい差になる。英語力があるないで生涯収入は1億円以上の差になる、この試算はデタラメでも夢物語ではなく十分現実的な話。
実例をあげると、自分の妻の弟は会社員でITエンジニアで英語力を活用しているけど、20代の内に年収は1000万円以上あったし、30代の今は1400万円以上安定して稼いでる。彼の場合は本当に英語力があることでブーストされる生涯収入の総額は、1億円を確実に超える。しかも彼は起業したわけではなく会社員で。なんということ。日本は薄給という話があるけど、すべての企業がそうではない。収益率が高くて、専門性が高くて英語力も活用できれば高収入は十分現実的。たとえば外資系なら、日本という他国に進出できる資本力もあるということで高給を支払ってもペイできるので、どこで働くか?英語力を活用できるか?は非常に重要なポイントになる。
2位 英語で情報発信をする
英語の情報発信とは何かというと、英語で記事を書く、書籍、映画を見たらそのレビューを書く、後は英語YouTuberで外国人視聴者に発信するといったアウトプット。楽しくて異文化の勉強になるだけでなく、YouTuberならなんと広告収入ももらえてしまう。はいチート級の裏技キタコレ。
黒坂は実際にこの活動を何年も継続している。2023年に東京セミナー参加者限定に、自分が海外に向けてオールイングリッシュで発信するチャンネルをいくつか見せた。実際にセミナー会場で見た人はわかると思うけど、あのように日本のコンテンツを英語で発信すると、日本に興味を持っている外国人に見てもらってコメントが来る。外国人と一口に言っても実に様々な人がいる。日本にまったく興味がない人、日本が嫌いな人、逆にむちゃくちゃ好きで日本人になりたいくらいに本気で思ってる人。「私、日本国籍を取得して日本人を目指しています。名前はカタカナ表記で書いてるしすでにカタカナのはんこも作りました。これ見て」みたいな人いるんだよマジで。
英語で日本の情報発信をするといろいろな外国人の中でも、日本に関心が高い日本好きの人と交流できる。そして日本人が日本のコンテンツを発信すること自体に付加価値がある。たとえば海外にYouTube動画を投稿するようになると、朝起きたら、国籍問わずいろんな国の人からコメントが来ている。ギリシャ人からは日本経済の先行きについて鋭い意見をもらったり、日本アニメオタクのインド人からは毎回、アニメキャラクターの決め台詞を書き込まれて「計画通り、ってお前それデスノートの夜神月やないけ!」みたいで本当に楽しい。日本人同士だと当たり前に感じることも、外国人は非常に新鮮に受け取ってもらえるし、なんなら日本の良いところだよというつもりで話したら、いやそれは日本の課題ではないかといったコメントを貰えるので、「うわ、その発想なかったわ」と新たな気づきを与えてもらえる。
英語で日本のキーワード検索をしてもらうとわかるけど、今どき日本についても情報発信は外国人がしてる事が多い。GoProで東京の街歩きとか、日本の経済情報とか、株式市場の解説も外国人がやっていたりする。日本のことなんだから、もっと日本人が積極的に発信してもらいたいなと思うところではあるので今後英語力を身に着けて日本人こそが日本について発信をしていこう。
3位 海外リゾートホテルに行く
自分は旅行が趣味で昔から一人旅、友達との旅行、ネットカフェ宿泊や野宿など貧乏旅行などいろいろやってきた。独立した今は比較的、時間の調整をつけやすくなって、子供もかなり大きくなったので最近はこれまで以上に頻繁にあちこち旅行にいってる。日本にも素晴らしい観光地はいくつもあるし、なるべく自分は日本経済を回したいので、日本国内にお金を落とすために国内旅行をしてる。宿泊先のホテルも外資ではなく、事前に調べてできるだけ日本企業のホテルを使うように心がけてる。
確かに日本国内旅行も素晴らしい。今後も存分に楽しみたい。でも、日本国内では味わえない、海外旅行ならではの素晴らしさがある。まず最初に注意点を話しておくと、海外旅行で泊まるべきはパリとかロンドンやバルセロナみたいな、都心部の中心地に行くのではないということ。正直、どの国も都会のホテルは東京や大阪と一緒、町並みも一緒、ブランドショップが並びレストランが軒を連ねるのも一緒であまり刺激はない。日本では味わえない、海外ならではの体験をしたければリゾート地へいくことを強く強く勧めたい。たとえばヨーロッパなら地中海沿岸とか都心部から離れていて、公共機関ではなくレンタカーでないと行けないような場所へ行く。アメリカやヨーロッパだと右車線なので、のび太のパパみたいな運転をしてしまってプープー後ろからクラクションを鳴らされることもあるけど、まあそれも含めて楽しい。そういう場所にあるリゾートホテルは日本のホテルにはない面白い体験ができる。人生で一度は体験してもらいたいのがVIPサービス。日本のホテルでVIPサービスといえば、せいぜい最上階のきれいなペントハウスに泊まるとか、ルームサービスを使うみたいなものが中心でそこまで目新しさはない。
でも、海外リゾートホテルにいくと良くも悪くも、支払う金額の違いで特別扱いを受けられる。で、ここからの話、事前に注意喚起をしておく。自分はこんなサービスを使えるすげえ人間なんだぞ、みたいなしょうもない矮小な自慢をするつもりはまったくない。くだらない見栄、承認欲求は見る人、聞く人に不快感かつチャンネルへのエンゲージメントを落とす害悪でしかなく、それをすると黒坂にもデメリットしかないことはよく理解してる。自分は30代前半でとっくにそんな稚拙なメンタリティは卒業した。あまり馴染みのない情報を知ることで、ホスピタリティビジネスの勉強になるし、こうした体験を人生のどこかで一度でもいいからしておくことで、人生経験の糧の一つになるよという、あくまで事実ベースのインフォメーションシェアリングとして聞いてもらいたい。
はい、前置きはこのくらいにして話を戻そう。海外のリゾート地のホテルでは、一般客とスイートルームやペントハウスを予約するVIP客とで対応を分けていることがある。普通のラウンジとは別にVIP客専用のラウンジが用意されていて、ホテルのプールもVIP専用プールが用意されていたりとまるで映画のような体験ができる。専用のコンシェルジュがすべてを対応してくれる。部屋に食べ放題のフルーツが置いていて、フルーツを食べて部屋を出て外出して戻ってくると、きれいに掃除されてフルーツも補充されてて就寝準備をしてくれていてびっくりみたいなことがある。こうしたホテルにはターンダウンサービスといって、利用客が外出中にベッドサイドに夜食べるためのミント味のチョコレートが添えられていたり、就寝用のライティングをセッティングしてくれたりする。また、さらにスペインにはパラドールといって中世に建設された本物のお城、貴族の屋敷、修道院をホテルに改装した場所に泊まれる。廊下には鎧が飾ってあったりして雰囲気がすごい。こんな場所は日本のどこを探しても体験できないので、まさに海外ならではの新鮮な体験ができる。
そしてそうしたホテルに滞在する時は、ぜひホテルのコンシェルジュとの英会話を楽しみたいところ。自分は過去に英語で楽しく会話をしていたところ、近くで聞いていた別のスタッフが実は自分は学生時代に日本に留学して横浜に住んでいた、と言われてみんなでめっちゃ盛り上がった。まったく英会話ができなくても、海外旅行は誰でもできるけどせっかくいくなら現地の人と会話をすることが後から振り返って一番の旅の醍醐味であり思い出になるということは普通によくある。観光地のランドマーク前でピースして写真を取るよりも、よほどいい思い出に残る。
余談だけど、こうしたVIP客専用のサービスを日本のホテルでやりづらい理由として、「自分もお金を払っているお客さんなんだから平等に扱え」とクレームが入るからだと思ってる。こうした宿泊業に限らず、カジノやギャンブルでも日本は何かとVIPサービスが育っていないし、日本人自身がVIPサービスに慣れていない。でもインバウンドビジネスは自動車産業についですでに日本の第2位の稼ぎ頭になっているので、インバウンドビジネスでさらに日本にお金が落ちる仕組みを整えるべき。インバウンドが盛り上がるとマナー違反や渋滞などの問題が起きるけど、どこの国でも客層が悪いほどやんちゃをする一方で、富裕層ほどお行儀がいいし価値が高いものには躊躇せず大金を支払ってくれるものなので、ぜひ海外の富裕層に受けるVIPサービスを充実させてたくさん課金してもらえる下地を整えるべきだと思う。そうすれば日本人全体が恩恵を受けられる。
話がそれたけど、海外のホテルならではの体験をすることでこうした日本にいるだけでは気づきにくかった新たなビジネスチャンスも得ることができる。そして値段も決して富裕層でないと手が届かないレベルというわけでもない。黒坂も大富豪ではない。安旅行を何度もやるより、たった1日でもいいからVIP体験ができる旅行を勧めたい。
4位 海外留学に参加
昨今、円安やインフレでなかなかハードルは高いけれども、もしも機会があれば人生で海外留学にいっておきたいところ。勘違いしないでほしいのは、留学は英語力を伸ばすために行くのではなく、伸ばした英語力を使って何かしらの専門知識、技術を学びに行くために参加するということ。語学留学の悪口ばかりいいたくはないけど、住む場所や食事、交通などを何もかも準備してもらえて、お膳立て状態のお客様扱いを受けても真の海外生活の醍醐味は味わえない。本質的に長期ツアー旅行と何も変わらない。その一方で大学や大学院留学をすることで、基本的に入学手続き、住む場所の契約など自分で準備をしないといけないし、現地のネイティブスピーカーに混じって日本では学べない専門知識を学習することができる。
自分は会計学を専攻するためにアメリカの大学留学をしたけど、専攻の会計以外にもアニメーションやコンピューターグラフィックス、心理学、経済学などの教養も学んだ。加えて、就活時期のアメリカ人が受講するビジネスコミュニケーション、ビジネスライティング、ビジネスプレゼンテーションも受けてみた。もちろん、日本では学べない先端技術を学べたり、アメリカ人大学生は型にはまった文章をかなり本格的に訓練するのだと知って驚いたり様々な学びがあった。でもそれ以上に価値があったのは、アメリカの大学では学生がとにかくむちゃくちゃ勉強するということ。
これは過去動画でも繰り返し言ってきたことだけど、日本の大学は後ろの席から埋まるけど、自分の留学先では授業開始前にドアの前で順番待ちをしていて、前の席から埋まっていく。日本で休校があると喜んで遊びに出かけるけど、アメリカは補講を求める。日本の図書館ではおしゃべりがうるさくて、ゲームをしたり寝たりする一方で、アメリカでは真夜中3時になっても勉強を続ける学生がたくさんいる。日本では教授の研究室にいっても他に学生はいなかったけど、アメリカでは必ずと行っていいほど他の学生が進路相談をしていたり、講義の相談をして順番待ちをしている。このような違いを実体験することで受ける影響はものすごくでかいし、一生物の財産になる。
自分はそれまでは日本人は勤勉で勉強熱心、アメリカや外国人は毎日パーリーピーポーウェーイ勢だと考えていたけど、その考えが180度ひっくり返った。人は何よりも人からの影響を強く受ける生き物なので、自分は目を覚まさせてもらって良かった。みんな驚くほどよく勉強をするし、授業では黙っているとどんどん発言権も他の学生に奪い取られる。それが続けばスコアを稼げずに落第する。競争で生き残りたければ死ぬ気で頑張って然るべきで、頑張れない人は手厚く救済するのではなく残念ながら撤退してください、という厳しい現実を若い内に体感できたのは大いに価値があった。
5位 英語で情報収集をする
英語と日本語のネット情報量の差はざっくり10倍以上と言われている。違うのは情報の量だけでなく、質も高いということを意味する。そしてすべての分野でそうだというわけではなく、特にビジネス、テクノロジー、アカデミックなどの分野であれば、もはや日本語では手に入らない高度で専門性の高い情報が英語でのみ手に入る状況。たとえば数年来の円安で、欧米の書籍やメディア作品の日本語翻訳が減少している。また、映画やゲームなども中国語版はあるのに、日本語版はなかったりする。昨今話題のChatGPTも日本語より、英語のプロンプトの方が回答の質も高くなるということが明らかになってる。
歴史的に大学の医学部で、英語以外の言語で高度な医学知識や技術が学べるのはドイツと日本くらいだと言われていた。これはあくまで仮定の話でしかないし、自分にそうなるとは思っていないけど、仮に日本の国際的なプレゼンスが著しく低下する日が来たなら、もしかしたら高度な学問や技術は英語でしか学べない日がやってくるかも知れない。いつ、いかなる時でも英語でなら世界中の情報にリーチすることができるので、早い内から英語力を高めて英語で情報収集ができるようになりたいところ。
現実的にITやビジネスなどの先端テクノロジーは日本は常にアメリカの後追いをしてきて、ざっくり10年遅れていると言われていた。すでに現在進行系でハイレベルな技術を学ぶためには直接英語で勉強する必要が生まれた。今後、AI革命でアメリカがさらにテクノロジーが発達するようになれば、ますますこの傾向は強くなる。たとえば日本ではタクシーの規制緩和の議論が既存の業界からの強い反対があって遅々として進まず、未だにライドシェアの議論をしている。その間にアメリカAlphabetの子会社Waymoは運転手すらいない自動運転車、ロボタクシーを開発してアリゾナ州フェニックスやカリフォルニア州サンフランシスコなど一部地域ですでに商業利用されている。こうなると日本国内で自動運転車の開発や技術を学ぶことは難しく、もはやアメリカから英語で情報をいれる必要が出てくる。
自分自身は日々の情報収集を英語で行っているので、自分の肌感覚でも英語で情報収集をするルーティンを作れるように力をつけてもらいたい。
6位 ドルを稼ぐ
日本に住んで日本の会社で働き、日本円を稼ぐというのが大多数の人のワークスタイルだと思う。その一方で、オンラインや海外移住でドルを稼ぐという方法もある。
たとえばオンラインで仕事を請け負うということについていえば、日本ではランサーズ、クラウドワークス、ココナラというサービスがある。自分は自社で経営する会社のプログラミングやコーディング、広告のハンドリングの一部作業を外注することもあるし、その逆に海外企業から依頼された仕事を請け負うという両方の立場を経験してきた。クラウドソーシングのサービスは英語圏にもたくさんあって、たとえばupworkというサイトはクラウドソーシングの一つ。このサイトで日本人の強みを生かした仕事をすればいい。たとえば翻訳やAI機械学習素材用の日本語での吹き込み、日本の観光地の下調べ代行がある。また、専門職についている人なら、デザインやプログラミングなどの仕事を英語で引き受けることもできる。そしてその際の報酬はドル建てで受け取ることができる。英語力を身に着けて転職する、というと少しハードルが高いけど、このような副業なら簡単な案件から徐々にスキルアップをして上へ登るという方法もある。
じゃあなぜ円ではなくドルを稼ぐべきか?という理由を3つ解説する。1つ目は円安対策。為替の確実な先行きは誰にもわからないし、仮に自分は100%当てられますという人がいたら詐欺師か、当てられると勘違いしている人のどちらか。今後、円高、円安のどちらになるかわからないなら、円とドルを半々で持っておけばリスクヘッジになる。加えて仮に日本円を稼ぐ仕事が難しくなっても、英語圏のビジネスマンを相手に仕事をしてお金を稼ぐ経験と実績があれば、最悪その道で食べていくという働き方の選択肢を1つ増やせる。2つ目の理由は報酬が高い。経済学者、起業家の成田悠輔さん(なりたゆうすけ)は「アメリカでは日本と全く同じ仕事でも3倍報酬が高い」といっており、オンラインの仕事でも概ねその傾向がある。仕事は1-2時間程度で50-100ドルくらい、7,500円から15,000円なので割といい。10件こなせば月収、75,000円から15万円くらいになるのでアルバイトをするより割はいいと思う。自分が過去にやった時は、アメリカのナスダックに上場しているアメリカのメディア企業からインタビューを依頼されて、1時間の参加で200ドルもらった。1ドル150円だとざっくり3万円なので、日本のメディア会社の報酬相場よりやっぱり数倍高い。
この動画はupworkの案件ではないし、このサイト以外にも無数にクラウドソーシングサイトはあってそれぞれ操作方法等は異なるので、やり方などの詳細は自分で調べてほしいけど、ドルを稼ぐ経験を積んでおけばあなたが想像する以上に意外とハードルは小さいということがわかると思う。何より、英語を使って仕事をする醍醐味を味わえるはず。
7位 映画やドラマを英語で楽しむ
誰もが1度は夢見ること、それは英語で映画やドラマをまるまる1本楽しむという体験。確かに簡単ではないし、フォーマルでない英語もよく使われるので普通に英語を勉強するプラスアルファの努力も必須になる。そこでおすすめしたいコツを紹介したい。
それはまずは普通に日本語吹き替え版、もしくは日本語字幕付きで視聴すること。ストーリーや内容をしっかりと理解した状態を先に作れば、いざ英語音声で視聴しても内容がしっかり入ってくる。日本語の映画を見ても内容がぜんぜんわからない作品が数多くあることからもわかるように、英語の映画がわからない原因は、語学力の問題だけではなくそもそも、映画の内容が難解で母国語でも内容が追いつけていないということもあり得るので、先にその原因を潰しておこうという提案になる。その上で英語字幕を表示させて見ることを勧めたい。事前に日本語で内容を頭に入れて、2回、3回目で英語音声で英語字幕で見ることによって、内容はかなり入りやすくなる。映画やドラマを英語で見て楽しめる経験は英語をやっていてよかったという自信を与えてくれるし、日本語には翻訳しづらい、日本文化だけでは理解しづらい登場人物の心理状況や背景を理解できるので同じ作品でも英語で見ると何倍も楽しむことができる。
ただし、今言ったことはかなり英語力が高いレベルにあることを前提とする。そもそも、ネイティブ向けに作られた作品は外国人の英語力なんてまったく考慮されていないので、当然に難しい。日本人が学校で習わない単語とか、スラング、正式でない英語もバンバン出てくる。なので、初心者の段階から背伸びをして語学力アップのために無理に映画やドラマを見るのではなく、あくまでエンタメはエンタメと割り切って持ち時間の大部分は素直に英語学習に直結することを消化することに使ってほしい。
8位 英語を教える
英語力を身に着けたら、英語を教えることができるようになる。おすすめの英単語帳はこれで、とか時制の一致とはこういうものでと直接技術を教えることもできるし、英語力はこのように活用することで人生をより良くすることができるというビジネスの活用法だって教えられる。
この活動の素晴らしいところは、むちゃくちゃ感謝されるということ。世の中には無数に仕事があって、どの仕事も存在価値があるからこそ仕事として成立しているわけだけど、どうしてもすごく必要で役に立って入るんだけど、人から感謝されづらい、見えづらい仕事もある。でも英語を教えるとその相手からダイレクトに感謝の声をもらえる。おかげで助かりました。人生変わりました。こうした声をもらうことができると、自分自身の人生も変わる。
たとえば黒坂の場合、昔は本当にしょうもない承認欲求に呪われていて、幼稚な自慢や見栄を張ったりしていた。全然貯金なんてないくせに、背伸びしてゴールドカードを作ったり、でかいブランドロゴのついたものを買ったりしてた。周囲の人は満員電車で屁をこかれるくらい不快だったかも知れない、本当にごめん。当時の黒坂を知っている人とは恥ずかしくて会えないくらいの黒歴史。だから自分も育ちがいいわけでもなければ、全然大した人間ではない。でも独立をして人から感謝されると承認欲求は毎日100%フル充電状態なので、誰からから注目されたい、褒めてほしい、認めてほしい、すごいと言われたいという気持ちは文字通り完全に消滅した。これはきれいごとではなく、有名なマズローの欲求段階説という理論で証明されている。他人から褒めてもらいたくて頑張る活動は、必ずしも好ましいとは限らない。だけど、他人から感謝されるために頑張る活動は非常に高い確率で好ましい。なぜなら相手がシンプルに喜んでいるという事実が存在するから。その段階に入ることができれば、承認欲求を乗り越えて自己実現欲求段階へ行ける。仕事もどうすれば自分をよく見せられるかではなく、どうやったら相手は喜ぶのか?という喜ばせ合戦の勝負になるので、周囲からも応援されるし自己愛も満たされるしいいことしかない。
人並み外れてすごい技術を身に着けなくても、ほとんどの日本人は英語力をほしいと思っていて獲得に失敗しているので、あなたが英語力を身に着けて教える立場になれば、あなたも今言った境地にたどり着くことができてしまう。
9位 外国人の友だちを作る
外国人の友だちを作る方法はいくつもあって、留学先、職場、オンラインなどいくつも方法はある。自分も過去に外国人の友だちの実家に遊びに行ったり、遊園地に行ったり、年越しをしたりと思い出がある。
外国人の友だちを作るメリットはいくつかあるけど、「考え方、常識、価値観が違う人に自然に触れられる」ということ。日本人同士だと同じ文化で育っているから、常識や価値観が違うと空気が読めないやつとしてすぐ排除してしまいがち。でも外国人だとそもそもお互い全く違うとわかっているから、違う中でもわかり合える部分を探し合って手を繋ぐという付き合いになる。この経験を通じて時にはぶつかったりわかりあえなくても、話し合って最後に仲良くなることができる。
この経験は根本的な人間関係を作るうえで非常に良い学びになる。自分とは合わないからすぐさようなら、という価値観だと確かに楽ではあるもののあまり発展性がないということになる。もちろん、誰彼構わず付き合えなんて思わないし、自分も愚痴不満が多い人、攻撃的で話し合いができない人は関わりを避けたいところではあるけど、価値観が違っても自分にはない視点、力を持っているならそれは交流することによってお互い価値交換になるから視野を広げてより良い人生観を作るきっかけになる。特に日本に興味がある外国人に対しては、こちらは日本文化をよく経験しているという強みがあるのでそこを価値として提供することで彼らにとって魅力ある人間になり、人心交流のきっかけになる。
そして仕事の人間関係もいい。仕事を通じてでなければ、絶対に知り合うことがない外国人と触れられる価値は非常に大きい。自分は仕事をする中で、ハーバードMBA卒、オックスフォード卒のエリートのビジネス哲学に直接触れられたり、新宿にあったロボットレストランで夜まで一緒に騒いだり、本業の傍ら頑張っていた不動産投資で蓄財できたと笑顔で退職していったシンガポールの役員などにかなり刺激をもらった。
10位 日本の良さを再認識する
日本の素晴らしさを世界で最も過小評価している国民、それは間違いなく日本人。日本のパスポートは歴史的に世界のトップレベルであり続け、その気になれば世界中を見て回ることができる特権を生まれつき日本人は持ってる。その一方で、パスポート取得率はアメリカは約40%、カナダやイギリスは60%に対して日本はたったの17%でG7の中でも突出して低い。また、パスポート取得率だけでなく、海外留学する割合も同じアジア圏と比べて非常に低い。徹底的に内向き志向なのに、日本の悪いところばかりを見つけて日本オワコン論という害悪情報を撒き散らして再生数稼ぎをするしょうもない発信者を崇拝する養分に成り果てて、先行き不安に嘆き悲しむというおかしなことをやっている。
国際的な統計データで水平比較をして判断する、というロジカルで最も信頼性高く、合理的な判断を取らずに素性の知れない個人の感想をさも真実であるかのように解釈して日本はダメだ最悪だと嘆くのは、いい方は厳しいけど情弱の養分乙としか言いようがない。海外海外というけど、具体的にどこの国と比較してるの?中国の経済力すごいマンセーというなら、なぜ中国へ移住しないの?アメリカは給料が高い日本は薄給でクソという人は、日本と比較にならないレベルの学歴社会、格差社会の世界線で上位層にいける自信があるの?SNSで日本はダメ海外はという人は、とにかく数字が出てこない。数字を出すにしても数十年前の古いデータとか、ごく一部期間の数字の切り取りのツギハギで自分の主張を曲解しているので正確な話し合いが困難を極めている。
難しいことは抜きにして、ネットの情報だけで判断せず実際に英語力を身に着けてどこの国でもいいから日本の外へ出て長期間生活してみればいい。自分はそれをしたし、今も海外企業のビジネスマンと英語で仕事をしているけど、それをすればするほどむちゃくちゃ憧れていた欧米へのあこがれが覚めていき、日本の素晴らしさを再認識できた。ここに来るまで結構長い道のりだったけど、日本の外に出て体験しないと日本の良さは絶対にわからないと思う。その上で日本が合わないと思うなら誰も止めないから黙って移住すればいいだけの話。無理に日本をディスる必要はないってこと。
さて今回は以上だ。英語力を身に着けたらやりたいことは人によって違うと思うし、黒坂がいいと思うことが必ずしもあなたがいいと思うとは限らないのであくまで参考にしてもらいたいけど何かの気付きになったら幸い。自分自身、英語を頑張って良かったと思うことは本当にたくさんある。英語に出会わなければ今の自分はないし、本当に感謝してもしきれない。今の自分ができることは日本人が英語力を身につける優位性、価値をしっかり伝えて一人でも多くの人が英語を掴んで幸せになる一助になれば幸いだ。
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