【英語の最強時間術】一生役立つ時間の法則 このプリンいま食べるか ガマンするか?

今回は【英語の最強時間術】一生役立つ時間の法則について解説をします。この動画を見ることで、これまで英語の勉強に使っていた時間の質を高めて学習効率アップになるのでぜひ最後まで見てください。

さて、これまで過去動画でいくつも時間についての話をしてきましたよね。時間術の動画は結構、ウケがいいです。やっぱり英語の勉強と時間は切っても切り離せないし、時間はコスト0円で今すぐ改善できることが多いですしね。でも今回は過去の話を擦らず、まったく新しい時間の技術について話をしていきます。

この動画の参考図書はこちら。このプリンいま食べるか ガマンするか?この本です。え?プリン?時間術と何の関係もないですやん。そう思う人がいると思いますが、大丈夫自分も同じことを思いました。おいしそうなプリンの表紙をしてビジネス書カテゴリにあったので、てっきりプリンを商品に喫茶店でも開業するビジネス書かと思ったのですが実はそうじゃない。ガチガチの時間論の本です。そして非常に学びが多くて、視聴者の方の目からウロコポロポロ落ちること間違いないと感じたので取り上げます。

さて、マサチューセッツ工科大学博士で著名なビジネスマンである大前研一さんは、人生を変えるために必要な3つのポイントを掲げています。

1.場所を変える
2.付き合う人を変える
3.時間の使い方を変える

このように主張しています。うわー、聞いたことあるわーって思いません?実際、当たってます。でも場所と人間関係を変えるってゲキムズじゃありません?サラリーマンをしていたら嫌な上司だからといって簡単にチェンジ出来ませんし、マイホームを買った人はおいそれと引っ越しはできませんよね?結局、人生を変えるって難しいやんけと思ったかもしれません。でも、1つだけ今すぐ変えることができるものがある。それは「時間の使い方を変える」です。確かに。時間の使い方だけは今、この瞬間から変えることができます。同時にこの3つの中で最も効果があるのも時間なんですよ。なぜなら人生とは1日24時間という時間の積み重ねであり、人生そのものの成功も失敗もその積み重ねで決まります。つまり時間の質が変われば人生の質が直接変わるということ。やばい、納得しかない。

でもね、わかる。頭で分かっていても出来ないんだよね。「時間はあなたにとって大切ですか?」こう聞くとほとんどの人は「はい」と答えます。今も画面越しにうんうんうなづいている顔がよく見えます。でもね、「じゃああなたはそんな時間を大切にできていますか?」という質問に自信満々で「はい」と答えられる人は少ないです。あれ?さっきまで笑顔で手を上げていた人も手をおろして恥ずかしそうにキョロキョロしていますよ?

時間は空気のように当たり前に存在していますが、お金や食べ物と違って、1度失った時間は永遠に取り戻すことができません。それこそが時間の厄介なところで意識しないといつの間にか膨大な時間が過ぎ去り、そして一度過ぎた時間は二度と返ってきません。そんな時間を取り戻して、人生を豊かに、そして英語の勉強を成功させようという話をしていきます。

 

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>>>このプリン、いま食べるか? ガマンするか? 著:柿内尚文さん

 

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1章 人生には4つの時間しかない

さて、第1章 人生には4つの時間しかないという話を始めよう。ええー?もっと100種類くらい細かい時間があると思ってたー!いえいえ、実はすべての時間はたった4つに分類出来てしまうんですよ。いきなり結論からいうと、1.幸福の時間、2.役割の時間、3.投資の時間、4.浪費の時間この4種類があります。それぞれ定義を見てみましょう。

 

1.幸福の時間

これは読んで字のごとく、心から幸せに感じる時間のことです。過去動画では上機嫌に過ごす時間だと解説しましたよね?幸福の感じ方は本当に人それぞれバラバラですし、タイミングが違うだけでも幸せに感じたり、不幸に感じたりと掴みどころがありません。ところがご機嫌な時、すべての人は100%幸せを感じます。ですよねー。

そしてあのドイツの文豪ゲーテはいいました。「人間最大の罪は不機嫌である」と。確かにそうだ。不機嫌な時、すべての人は幸福度が地に落ちています。しかも自分だけじゃなくて、周囲の人間も不機嫌にさせます。わかるわかる。たとえば会社の上司が不機嫌だったら、彼のご機嫌を取るために面倒くさいフォローなんかをしてムダに時間がかかりますよね。黒坂の場合は上司は月曜日の朝機嫌が悪かったので、企画を持っていってフィードバックをもらう時はできるだけ金曜日の午後にしていました。なんという時間のムダ。

ですのでとにかく人生を幸福で包むには上機嫌でいることが必須。英語の勉強もイライラ不安の中、不機嫌にいやいやするより、日々の努力をしっかり認識し、毎日の成長を意識してご機嫌にやりましょう。そして幸福の時間を増やしましょう。具体的にどうやればいいかは次の章で話します。

 

2.役割の時間

これを一言でいうと、義務の時間です。たとえば会社で仕事をする時間は役割を演じていますよね?レジ打ちのバイトならレジ打ちスタッフを、ディズニーランドで働くならキャストとしての振る舞いを期待されます。ディズニーのキャスト中にレジ打ちスタッフの役割を演じたらおかしなことになりますよね?だからその場その場の求められる役割を演じる必要があるわけですね。でも帰宅して子供の面倒を見る時間は親という役割の時間に切り替わります。

そしてこの役割の時間の特徴、それは「忙しさ」を感じるということです。わかるー。忙しいって言葉は仕事中、育児中に出てくるよね?うわー、あれもこれもしないと!でも後1時間しないと子供の寝かしつけの時間が迫ってる。ああー、忙しい時間がない!こんな感じじゃありません?漫画を読んで面白くて読む手が止まらない時、必死に英語の勉強をして次々問題を解いている時に「忙しい」という言葉は口から出てこない。つまり、忙しさとは役割の時間の中でのみ生まれる言葉です。

 

3.投資の時間

これは未来をより良くするために今の時間を使う行為を指します。たとえば学生が受験勉強を頑張るのは、志望校に合格して素敵なキャンパスライフを送るためですよね?この動画を見ているのはやり直し英語の成功率を高めるためですよね?「投資」ということですから、今の時間を使って将来のパフォーマンスを良くすることが前提になります。

たとえば時短テクニック動画を見るのに1時間かけた結果、ドラム式洗濯機を買うことにつながり毎日の洗濯タイムが20分削減しました。こうなると1時間かけたリターンはしっかり報われていることになります。それからこの多読チャンネルの動画を見て正しい勉強法の理解をしたり、モチベーションアップにつながったことで何もしなければ1時間で飽きてやめていた勉強を3時間継続できたり、ムダを省いて効率的に進めることができれば視聴した時間の元が取れたということになります。

 

4.浪費の時間

これは何も生産しない時間のことをいいます。たとえばソファに寝っ転がって1日中テレビや動画を見る、みたいな行動です。一見すると幸福の時間に思えますが、幸福の時間は幸せに包まれて上機嫌になることに対して、浪費の時間は特に機嫌が良くなるわけではなく、なんとなく持て余した時間を浪費に使うというイメージですね。いわゆる暇つぶしという表現がピッタリ来るでしょう。休日やることがなくてヤマダ電機をぶらついたり、古本屋で立ち読みをするけど特に機嫌が良くなるわけでもなく、まあぼんやり空見るよりはマシ、みたいな時間の使い方です。

 

時間のポートフォリオを作る

さて、ここまで4つの時間を見てきましたが、あなたにやってもらいたいワークが「時間のポートフォリオを作る」ということです。え?何それ?何のために?まずはポートフォリオを解説していきましょう。

普通、ポートフォリオと言う言葉は投資の資産配分という意味で使われます。たとえば全資産の内、株が何%でゴールドが何%、債券が何%といった資産の割合を把握するためのものですね。そしてすでにお話をした通り、人生には4つの時間があってあなたが毎日、何をどのくらいの割合で使っているかを把握することで人生の時間の質を高められますよ、とそういう話になるわけです。

そして時間のポートフォリオを作成する理由は、あなたの時間がどのように構成されているのか、まずはここを知ることからスタートラインになるからです。確かに毎日バタバタと忙しく生活をしてあっという間に時が過ぎていくけど、なんか今ひとつ記憶に残ってないし満足もしてない。時間のポートフォリオを作ることで冷静に時間の使い方を見直すことになります。

こちらの図を見てください。これは多忙な人の時間ポートフォリオを図解化したものですが、役割の時間が多くて幸福の時間がほとんどないですよね?

ポートフォリオを作る時は一日24時間から睡眠時間を引いて作成します。たとえば睡眠時間が7時間の場合は一日17時間をどう活動したか?をこの4つの時間に分類すると完成します。人によっては「浪費の時間が多すぎるから、少し減らして投資の時間を増やそう」となるでしょうし、「役割の時間を減らして幸福の時間の割合を増やしたい」と思うでしょう。このように「時間の見える化」をすることで初めて意識して人生の時間の過ごし方を真剣に考えるようになります。

これは毎日体重計に乗ることに似ています。黒坂はパーソナルジムに通って筋トレをしていますが、毎日体重計に乗っています。そうするとちょっと食べすぎた日は明確にすぐ体重増加につながるので、翌日は控えめで済ませたり、甘いデザートの代わりにフルーツ多めにしたりと即軌道修正をすることになります。でもまったく体重を測らないとどうなる?気がつけば次の健康診断でメタボ認定されて、「ええ?別に大して大食いなつもりはないのにこんなに激太りしてるー。やっぱ年を取るとどうやっても太るんだな」みたいに間違った認識をすることになります。いやいや、実際にはあなたしっかり食べてますやん。太る人は年齢に関係なく、しっかり食べて運動不足で消費カロリーが少ないという純然たる事実があるだけなんですよね。意識しないから、気がつけばいきなりレッドカード出されて「えー?オレいつの間にファールしたの?」って驚くことになるわけです。

時間も同じで、毎日忙しくしていると気がつけば飛ぶように時間は過ぎていて、でも振り返ると満足の行く人生になっていないということが起こり得るんですね。なので、こうして見える化することで現実と理想のギャップを認識して、日々の時間の使い方を理想に近づけることができるというわけです。

 

時間磨き

人生を楽しく、面白くするには「スペシャルな出来事」が起こる必要があると考える人は少なくないですね。でもそんなスペシャルなことなんてそうそう起きませんし、人間は慣れ、飽きの動物です。たとえ異国の地への海外移住とか、起業するとか、結婚をして子供を持つといった人生を激変させるスペシャルな事が起きてもすぐに「日常化」してしまいます。黒坂自身、サラリーマンをやめて数日間は「もう会社にいかなくていいんだ! オレは自由だ!」と人生が薔薇色に見えたこともありますし、親になった直後は自分がパパということにむず痒いというか、変な感覚がしていましたが今はもう何も珍しくない日常になりました。

人生を変えるにはスペシャルな出来事が必要じゃない。では何があればいいのか?実は著者いわく「時間磨き」をすることで時間のレベルアップができるといいます。マジかよ。靴磨き、自分磨きは知ってるけど時間磨きってなに?

たとえば朝、顔を洗ってヒゲを剃ってスーツを着て出かけるのは、仕事のためにやる役割の時間ですよね。ところが、ひと工夫して香りの良い洗顔料を使い、オーダーメイドのピッタリのスーツを袖に通すと義務感で仕方がなく、というよりそれは幸福の時間になります。確かに。他にも森林の真ん中にあるキャンプ場できれいな小川で顔を洗うと、人と会うから面倒くさいけど洗顔をするのとはまた違った感覚になるでしょう。YouTubeでスラム風呂に飛び込んで騒ぐ動画を見るのは浪費の時間ですが、この多読チャンネルを見て英語の勉強の技術を学ぶのは投資の時間になりますね。

そして英語の勉強をするのは「投資の時間」ですが、人によっては勉強そのものが楽しいので「幸福の時間」にもなり得ます。その逆に英語なんて元々興味がない、別にやりたくてやっているわけじゃないけど上司からTOEICスコアを出せと言われるので渋々、いやいややってる人は「役割の時間」になります。でも役割の時間として英語の勉強をやっている人も、英語力を上手に活用する道を模索して見つけることで「これは頑張ったら年収アップという見返りがあるのでは」と理解することで、投資の時間に変えることだってできます。そうやって時間磨きをすることで時間の使い方も感じ方も変わってきます。そこまで分かったらいよいよ具体的な技術の話をしましょう。

 

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2章 人生の時間の質を高める技術

第2章はいよいよこの動画の本題中の本題、人生の時間の質を高める技術について解説していきます。数が多いのでサクサク解説していきましょう。

 

1.マルチタスクをやめてシングルタスクに

人生の時間の質を高める技術1つ目は、マルチタスクをやめてシングルタスクにするということです。

著者はある日、マッサージに行った時に話好きでたくさん雑談してくるマッサージ師に当たったそうです。正直、会話は盛り上がってとても楽しかったのですが、終わった後のマッサージの心地よさを全く感じることなく終わってしまったと感じたといいます。わかるー。せっかく気持ちよさを感じるためにマッサージに来ているわけですから、会話せずマッサージに集中したが心地よさを味わえますよね?これ実は我々も日常的に感じていることじゃありません?例えば一人で外食を市に行って普段よりちょっと上質なプレミアムな食事を選んだのに、スマホを弄りながらながら食べしたので肝心の味がぜんぜん記憶にない、みたいなものです。

こうしたことからも分かる通り、時間の質を落とす最大の原因はマルチタスクにあります。マルチタスクの良くないところは無意識に複数のタスクをこなすことで、1つ1つのタスクに記憶が残らず、無意識に過ぎ去ってしまうことにあります。

たまに言われることに「英語の勉強が面白くないのでBGMを鳴らしてやる気をアップさせてます」みたいな話です。人によってはBGMがないと乗れないという人もいるかもしれませんが、個人的には雨の音とか水の流れる音みたいな脳内にアルファ波を出して集中力を高める環境音を除けば、歌詞のある音楽は鳴らさない方が良いと思っています。何をどう解釈してもBGMは集中力のじゃまになることの方が多いですよね?たとえば人生をかけた大学受験の会場でノリノリの音楽を鳴らされたら、ほとんどの人はやめてくれと苦情を言うはずです。恋人に結婚のプロポーズをする時にドラえもんのうたを鳴らされたら厳かな雰囲気はぶち壊しになるし、集中できなくなるはず。つまり、英語の勉強にBGMを鳴らすのは元々集中してやっていない勉強の苦痛をごまかす鎮静剤としてBGMを使っている可能性があるといえます。勉強中、音楽はいりません。シングルタスクで集中してやりましょう。

 

2.趣味や好きなことを仕事にするな

人生の時間の質を高める技術2つ目は、趣味や好きなことを仕事にするなです。

著者はサッカーチームを応援していて、友人から「そんなにサッカーが好きなら、サッカーに関する仕事をしたら?」と言われました。でも趣味を仕事にしたくないと考えているということです。なぜ?だって好きなことや趣味を仕事にしたら最高じゃないの?そう思うかもしれません。その理由は趣味という幸福な時間が「役割の時間」に変わるからといいます。なるほど、確かに。今の著者は1人のサッカーファンとして自分のペースで応援をしている。応援が楽しいからやってる。もしサッカーを仕事にすると、その瞬間から結果を出して目標達成するための時間役割の時間になってしまいます。

黒坂も独立して今やっている仕事は好きなことというより、得意なことをやっています。趣味は別にあってゲーム、グルメ、旅行ですね。でもゲーム実況チャンネル、グルメや食べ歩き、旅行のVlogのチャンネルは作りません。なぜなら趣味は趣味、仕事は仕事でわけているからです。ゲーム実況チャンネルが好きでよく見ていますけど、自分は全然やりたいと思いません。自分が好きなゲームと、再生数が伸びる流行りや人気のゲームは違いますので、もしも仕事でゲームをするとなると興味がないゲームもやらないといけなくなります。それは自分にとって苦痛です。

それから旅行が好きでたくさん動画は撮りますけど、あくまでそれは家族の思い出のためというのがメインで、動画投稿をしてチャンネル登録者を増やして広告収入を稼ぐ、ということじゃないですね。もしもそれを考え始めたら、子連れでは行きづらいけど人気のスポットとかに旅行にいかないといけなくなります。それに旅行ではなく、映える動画撮影がメインの目的になるので旅行が楽しくなくなります。なので、趣味と仕事は混ぜるな危険、というのがおすすめです。仕事にするべきは趣味や好きなことではなく、得意なことにするべきです。

英語の勉強についても同じことがいえます。「私、他の学習者みたいに英語が好き、大好きという感じじゃなくてビジネスチャンスとか収入アップ目的で覚めている感じですがいいでしょうか?」みたいに言われますけど大いに結構。英語はしょせん手段に過ぎません。エクセルが好き、嫌いでやるかどうかなんて決めませんよね?必要だからやるだけです。無駄なく効率的に身に着けて一日も早く人生を豊かにする手段として活用しましょう。別に心から英語を好きでなくても、正しい方法論で取り組めば英語は誰でも身につけることができます。

 

3.他人時間から自分時間へ

人生の時間の質を高める技術3つ目は、他人時間から自分時間へです。

他人時間と自分時間、これは一体何が違うのでしょうか?たとえば同じ仕事でも上司から命令されてやる仕事は他人時間です。「部長、この仕事何のためにやるんですか?」「いや、オレにもよくわからないんだ。でも社長がやれっていうしさ、ほらオレらサラリーマンだから投げられた仕事は納得行かなくてもするしかないんだ。悪いけど頼むな?」そういわれてもやる気なんて出ませんよね?なぜなら自分の限られた人生の時間を、他人時間を過ごすことに使っているからです。でも意識を変えましょう。仕事は自分のためにやっていると考えます。

確かに目先の社長の仕事はつまらないしやる意味がわからない。でも、ここできっちり成果を出して社長に気に入られたら、前から気に入っていた海外プロジェクトに指名してもらうための材料になるかもしれない。「社長、この間の仕事はいかがでしょうか?」「あああれ、よくやってくれた!よかったよ。ありがとう」「それは何よりです。ところで実は私、今英語の勉強を頑張っておりましていつか海外プロジェクトに参画させていただければ精一杯貢献するために努力したいと考えております。何卒御一考をよろしくお願いします!」「分かった、じゃあ次の機会に声かけるよ」このように自分がやりたいことにつなげる材料になるなら、いきなりくそったれと思っていた目の前の仕事がオッサンの後頭部のように光り輝き出しますよね?

何かと愚痴が多い人の特徴はとにかく他人時間を生きています。お客さんのせいで忙しい、上司のせいで仕事がうまくいかない、家族が理解してくれないから自分は不幸せ。なにかも他人が悪い、自分は悪くない。自分で何も決断せず、あらゆる責任から逃げ続け、常に受け身で保育園児以下の年齢不相応の幼稚な思考をします。でもこういう考え方は不幸になります。なぜなら他人がどう出るかで自分の人生が決まってしまいますから、一生生殺与奪を奪われています。自分の人生のはずなのに、一生他人のレールの上で人生を生きることになります。そしてこうした時間の使い方をすると「忙しい」という感覚になります。そう、義務感=多忙感を生み出します。忙しいという字は「心を亡くす」と書くと言われますが、実際にはそうではなく「記憶を亡くす」という方が正しいですね。確かに。ずっと仕事一筋40年を過ごした人は、人生あっという間、でもこの40年間なんかほとんど記憶に残ってないという恐ろしい事が起きます。間違いなく40年間を生きてきたのに、何一つ思い出も何も無い。手元にあるのは幾ばくかのお金、これじゃ涙ちょちょ切れますよね。

でも好きな漫画を次々に読んだり、片っ端からおいしいグルメを食べ歩きをしてる時は「忙しい」という表現を使いません。そしてこちらは楽しい思い出、心が動く体験に満ち溢れています。同じくやるべきことをたくさん抱えているのに不思議ですよね。忙しいと感じることが多いなら黄色信号、人生の幸福度が低いと感じている人は今すぐにでも、自分時間を取り戻しましょう。

では英語の話に落とし込んで考えてみましょう。昨今、いろんなよくわからんインフルエンサーが「通勤電車は痛いという漢字を使った通痛電車。通勤電車は人生のムダ時間。会社の隣に住め」みたいにいいますが、自分は違った意見を持っています。通勤電車、通学電車内で英語の語彙力を身に着け、英検1級対策はほとんど電車内の時間を使ったので、ものすごく実りがあったとおもいます。

「いやいや別に電車移動しない方が集中できただろう」と反論があるかもしれませんが、人間は同じ場所、同じ環境で、同じ作業を長時間できるほど強くありません。自分の場合は自宅とか図書館で缶詰になって勉強をして疲れて勉強が出来なくなった後も、駅まで歩いて電車に乗ると新鮮な気持ちで単語帳を開いて勉強することが出来ました。なので、通勤電車は今後こういいかえをしましょう。「電車オフィス」、あら!いきなり素敵なネーミングに変わりましたね。

実際、オフィス的な要素が電車移動にはあります。混雑する電車は小型の単語帳を開いて勉強するくらいしかやることがありません。他の人がスマホでSNSや動画で時間つぶしをしているのを見たら「自分は生産的な時間を過ごしてやる」と負けん気が出ることだってあるはず。事実は一つ、解釈は無限。せっかくなら自分の人生を豊かにする解釈をするようにしましょう。

 

4.時間の再投資で複利効果を掴め

人生の時間の質を高める技術4つ目は、時間の再投資で複利効果を掴めです。

ここはもう完全に投資の時間の理想の過ごし方の話になりますが、人生をドンドン豊かに成功へと進んでいく人には明確な特徴があります。それは時間の再投資をし続けて複利効果を高め続けられる人なんですね。

一般的に「複利効果」というのは資産運用の世界の言葉ですね。簡単に解説をすると、100万円に年間3%の利息がつくと、初年度は100万円は103万円になります。翌年増えるのは3万円ではなく、利息のついた3万円部分にも3%の利息がつくので106万900円になります。これを続けると時間の経過とともに加速度的に資産が雪だるま式に増えるという話です。

これは英語学習やビジネススキルアップでも全く同じ話がいえます。たとえばプログラミングで作業を自動化することで、それまでは1時間かけてやっていた作業が半分の30分で済むようになります。そうなると毎日30分浮いた時間を使ってさらにプログラミングスキルアップをすることで、さらに効率化が進んで今度はたった15分で済むようになる。そうしたら45分浮くのでもっと技術を磨くと完全自動化に成功して、最終的には0秒で終わるようになる、みたいなイメージですね。

英語学習について言えば、英単語の暗記がこれに当たります。英語の語彙力がつくことで、リーディングの速度アップになります。接頭辞、接尾辞の知識がついて未知の英単語も非常に確度高く自然に意味が類推できるようになります。そうなると、暗記の効率がさらにアップしたり、リーディングの速度アップをしたことで同じテキストをより短い時間で反復読みできるので、勉強のパフォーマンスも更に高くなる。今度はインプット力が増強したことで、それが英作文や英会話にも波及して使える語彙力や英語表現がより豊かになって英語力全体が底上げされるイメージですね。

逆にやったらダメなのが投資の時間で浮かせた時間や、高くなったパフォーマンスを浪費の時間に使ってしまうことです。プログラミングを学んで業務が自動化できて浮いた時間を遊びに使ったらそれ以上発展性がなくなってしまいます。資産運用と同じで、自分のスキル、知識への自己投資も再投資が基本中の基本ということですね。

 

5.立てたスケジュールが人生を作る

人生の時間の質を高める技術5つ目は、立てたスケジュールが人生を作るです。

最近は紙の手帳だけでなく、デジタルカレンダーもありますね。黒坂はGoogleカレンダーに予定を書き込み、妻と共有してスケジュール管理をしています。そして人生は手帳の中にあります。手帳にどんな予定を書き込むか?これで人生の質は決まってしまいます。手帳に面白い予定、ワクワクする予定、刺激的な計画、賽銭的な予定、幸せになる構想、そうした予定を書き込む人は幸せです。これからの人生の未来は、その書き込んだ予定が訪れることが確定しているからです。

その一方で不幸な予定がびっしりの人もいます。心が弾まない予定、つまらない計画、苦痛を感じる仕事の予定、仕方なくやらざるを得ない構想。こうした予定が入っている人は人生が灰色でつまらなくなります。人生がつまらない、しんどい、苦しいという人は自分の手帳を見てください。そこに書き込まれているスケジュールがつまらなくて、苦しくてしんどい予定がびっしりのはずです。

でも幸いなことに我々は予定を自由に書き込めます。スケジュール帳を開いていい予定を書き込みましょう。具体的にいえば、英語の勉強をするという投資時間を書き込んだり、思い切って海外旅行へ行って日頃の勉強の成果を試しに行くのでもいい。これなら投資の時間と幸福の時間を両取りできますし、日頃の英語の勉強にますます精が出るというものです。

世の中で大きな結果を出す人は、ゴールイン逆算型スケジュールを立てていることで知られています。自分は成功者とかではないですが、常にでかいゴールをもっていて、そこから逆算して日々のスケジュールに落とし込み、詳細な予定をスケジュールしています。とにかく徹底的に逆算思考でいきましょう。1年後に英検受験の予定を入れたら、それまでの過程にたくさんの中間地点が自動的に定まるはずです。英検を受験するなら、1月で単語の暗記とリーディングの問題を5回ずつ解き、3月でリスニングを5回、4月から英作文を解き始めて6月に受験、こんな感じですごく具体的に逆算できると思います。そしてこのようにたくさんの中間地点が決まれば、毎日の時間が投資の時間で溢れます。これまでダラダラ過ごして「せっかくの休日を無駄に過ごした」と罪悪感と自分を責める浪費の時間をやめることになります。オセロで白が黒にひっくり返るように、次々と浪費の時間が投資の時間に変わります。

そして目標のある人生は楽しくなります。何もやることがなく目標のない人生と比べて毎日ハリが生まれ、年齢に関係なく着実に1歩1歩成長し続ける人生は誰にとっても娯楽そのものです。さらに勉強は知識が増えれば増えるほど、ドンドン効率的になり知ること自体が楽しくなってきます。そうなれば投資の時間を過ごしているつもりが、いつの間にか勉強そのものが幸福の時間を過ごすことになります。

 

6.本気とやる気の違い

人生の時間の質を高める技術6つ目は、本気とやる気の違いです。

「やるべきことだけでなく、やりたいこともつい先送りにしてしまうんですよ」と悩む人は多いです。でも厳しいことをハッキリいえば、やりたいことを先送りにしてしまう最大の理由は本当は心からやりたいと思っていないからです。

口先では「やりたい」というもののよくよく話を聞いてみれば「まあ出来たらいいな」くらいの温度感くらいなことがほとんど。単なる憧れ、一時的なやる気でしかないですね。たとえば「この映画面白そうだなー見てみたいなー」という人は、実際に映画館に足を運んだり、動画配信でも有料レンタル期間中は見ないことがほとんど。なぜならどちらかといえば興味がある、という程度でしかなく本気ではないからです。でも、心から見たい!せっかくなら気が散る自宅ではなく映画館の4DXで本気でみたい!と思う映画は有給休暇を取ってでも見に行くでしょう。

問題は人生の時間には限りがあり、やりたいこと全部を叶えられるだけの物理的な時間も予算もないことがほとんど。で、あればまずやるべきことは本気とやる気をしっかり棚卸しして、優先順位をつけてまず本気のことからドンドンやっていくことです。具体的にやるべきアクションをお伝えします。1.やりたいことを全部書き出す。2.書き出したことを3つのボックスに分ける。3.優先順位をつける。この3つです。順番に解説しましょう。

1つ目はやりたいことを全部書き出します。紙でもパソコンのワードでもいいので、とにかく文章にしてドンドン書いていくことです。この段階では小さいこと、大きなことなど分ける必要はありません。近所のレストランが閉店するから食べ納めに行っておきたい、という願望とフィンランドにいってサンタクロースに会いに行く、みたいな難易度の高い願望が一緒に並んでいてもOK。とにかくバンバン書き出します。

2つ目にやることはやりたいことを大・中・小に分類します。大はコストも時間もかかる難易度の高い願望、小は今すぐ出来そうな簡単なもの、中はその間です。そしてここでの鍵は「大」ではなく「中」です。中に入るのは「やらなければ死ぬ時に後悔するもので、難易度がそれほど高くないもの」が入ります。実はその中にこそ本当にやりたいことが隠されている可能性が高いです。

「いつかフィンランドにいってサンタクロースに会いに行く」このような大きな夢は大に分類されますが、冷静に考えればフィンランドはかなり遠いし、サンタクロースの時期は冬限定なので相当に難易度が高い。でも行かなかったら死ぬ時にものすごく後悔するか?と考えるとそうでもないかもしれない。別にサンタクロースに命を助けられたわけじゃないしな。そう考えるわけです。でも、「中」に入るのはかなり現実的な願望で、やらないと後悔する可能性が高いです。たとえば実家の親に会うという願望です。親が今60歳で80歳まで生きるなら、毎年1回実家に帰ると計算してたったの20回。そして実家に帰っても旧友と飲み会ばかりで親と会話するのは1時間、2時間と考えると実はもう親と会話できる時間は24時間もないかもしれない。そう考えると怖くないですか?サンタクロースに会いに行くより先にまず、親と会って会話できる内にたくさん話をしておいた方がいいですね。後は英検の合格を考えるならどこかのタイミングで過去問を仕上げた後に実際に受験する日程を考えましょう。

最後3つ目は優先順位をつけて実践することです。たくさんやるべきことリストがずらりと並べられていて、上から順番にガーとブルドーザーのように力強く進めるのはなかなか難しいですから、重要度の高いものからドンドン終わらせていきましょう。そうすることで後悔のない人生を送ることができるはずです。

 

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3章 人生の究極の目標

それではこの動画の最後、3章では人生の究極の目標について解説していきます。いきなり結論から言うと、幸福の時間を最大限増やすということです。でもだからといって、毎日昼下がりにお庭のバラ園の椅子に腰掛けてスコーンかじってロイヤルミルクティーをすするだけでは良くないですね。人生に4つある時間を磨いてできるだけそのすべてを幸福の時間にするということです。

たとえば仕事。ほとんどの人にとって仕事はできればやりたくはないが、生きていくために仕方がなくでもできるだけ最低限の時間で済ませたいという「役割の時間」です。でも、仕事のスキル、経験を磨くことで取引先とか同じ部署の人から「ありがとう。助かるよ」と感謝をしてもらうことができれば、それは役割の時間でありつつも、比率は幸福の時間の割合が大きくなります。黒坂のこのYouTubeも同じで、最初はブログのアクセスが少なくなってきたから逃げるように、そして本当はやりたくないし得意ではないけどカメラの前でカミカミでしゃべる活動をしていたら、途中から楽しくなって今もこうして動画投稿を続けているという感じですね。役割の時間でありつつも、大部分は自分が楽しくてやってる幸福の時間です。

英語の勉強は明確に投資の時間、なのですが人によっては本当はやりたくないけど苦痛を感じながらも無理して、目の前に人参というご褒美をぶら下げてなんとか頑張ってるという人もいます。そうした人からも「英語の勉強がつまらなくて苦痛ですが、どうやってモチベーションを上げたらいいでしょうか?」という相談です。これについては英語の勉強そのものをご褒美にする意識を持って取り組みましょうと提案しています。どういうことー?確かに英語学習初心者にとって、英語の勉強のやりはじめの段階は苦痛の要素が多いし、わからないことだらけなのはしんどいというのはわかります。でもそれはあなただけでなく、みんな全員そうなので被害者意識強めでやらないほうがいいですね。

やりたいことを一時的に封印して、やるべきことに集中して頑張るには、最初の頃はたとえば英語の勉強をしたら好きなお菓子を食べていいとか、映画を楽しむとかご褒美をモチベーションにして頑張るのはいいと思います。結局、勉強が続けばいいわけですから。でも勉強を習慣化するための創意工夫、努力を続けることで自然に英語の勉強を継続できるようにしましょう。そうなると歯磨きと同じで、勉強をしない日の方がストレスに感じるようになります。受講生の中には家族旅行のホテルのロビーで、早朝早起きして英単語テキストを開いて頑張ったという人もいるくらいです。

そして継続し続ければ、着実に知識がついてきます。最初はおぼろげでしかわからなかった英文がしっかりと意味がわかるようになり、英語の活字の羅列から明確な意味がテキストの方から飛び込んでくるようになります。そして腕試しに英検やTOEICを受けて合格や、スコアアップにつながればもっと楽しくなっていきます。こうなると英語の勉強そのものから楽しさ、嬉しさを引き出すことができるようになるので投資の時間ではありつつ、幸福の時間の割合を大きくすることができます。

ちなみに本書では幸福の時間と一口に言っても3つに分類できるといいます。1つ目はドーパミン系の幸福の時間です。ドーパミンは楽しいことをしてる時、目標達成したときに脳内で放出される快楽物質です。大好きな音楽を聞いたとき人から褒められたときおいしい食事をしている時、仕事や勉強で目標を達成した時に出ます。2つ目がセロトニン系の幸福の時間です。セロトニンは精神安定させる働きがある。ゆったり温泉に使ったり、軽い運動をすると出ます。英語の勉強に疲れたらウォーキングをすることで頭がスッキリとリフレッシュしたという経験を持つ人も多いハズ。3つ目はオキシトシン系の幸福の時間です。オキシトシンは信頼関係とつながっていて、マッサージや人との楽しいコミュニケーションで出る物質です。楽しく英会話をすると放出されます。

今言った3つの快楽物質は人によってどれが最も幸福を感じやすいか?は異なります。例えば黒坂についていえば、セロトニン系はあんまり心地良いとは感じなくて、断然ドーパミン系の快楽が好きですね。やっぱり難しい仕事を仕上げたとか、努力が報われた時によっしゃーと嬉しくなります。あなたは自分がどのタイプの快楽物質を心地よく感じるか?を調べて上手に幸福の時間を増やすように考えてみましょう。

 

今回は以上です。時間をムダにする人、暇つぶしでもったいない時間の使い方をする人は多いです。なぜそんなことをするのか?それは時間=命という認識をしていないからです。人間は限られた時間しか生きられません。「平均寿命は80歳か、自分は今20歳だから後60年もある」このような計算は間違っています。命がある平均寿命と足腰がしっかりして自由に自分の意志で活動できる健康寿命はかなりギャップがあります。さらに一日は24時間ではなく、睡眠時間という意識が落ちている時間を差し引くと17時間くらいしかありません。食事、風呂、トイレ、仕事といった生命活動を維持する時間を差し引くと、実質の自由時間はもっともっと短い。その限られた時間をショート動画やぼんやりと目的なくテレビを見る時間で塗りつぶしてしまうのはもったいないと思いませんか?お前に言われてやってみた時間のポートフォリオ、ほとんどが浪費の時間だったわw そういう人はぜひ、この動画を見終えた瞬間から投資の時間、そして幸福の時間に変えるようにしてください。限れた残りの時間を後悔のないよう、そして亡くなる瞬間に満足のいく人生だったと思えるような時間の使い方を意識しましょう。ほなまた。

 

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