こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
「英語をやりたい!」と思っても実際に行動する人は10人に一人しかいません。そして行動をしてそれを継続できる人はその中のさらに10人に一人しかいません。だからこそ、世の中で英語が出来る人はあまりいないのです。
で、今この記事を読んでいるあなたは「英語をしたい!」と思って、こうして英語学習ノウハウを求めて行動をしているまさに10人の1人です。行動力のある人とはすなわち、成功体質の持ち主ですから自分を褒めてあげてください。大げさなようですが、10人の内9人は行動しないのでそれが出来るだけでも本当にスゴイことです。
まずは英語学習のスタートラインに立つことが出来ました。そして本当の勝負はここからです。どうやって継続するのか?ということ。行動力のある人の10人の内9人が脱落してしまう理由を理解する事で、成功に近づけることが出来ます。
目次
英語が継続できない最大の理由とは?
せっかく英語の勉強をスタートするほどの行動力に溢れていても、多くの人は継続が出来ません。あなたもきっと、「続けられるかな…?」と、とても不安に思っているのではないですか?そんな心の暗雲を吹き飛ばす方法、それは「失敗する理由」をしっかりと理解することです。過去に同じ理由で挫折した人たちが山のように積み上がっている理由を理解できれば、失敗する原因を回避することが出来ます。「歴史に学ぶ」ことであなたの英語学習の成功率を飛躍的に高めることが出来るわけです。
英語学習を継続できない理由はいくつかあります。
「英語が出来るようになるイメージを持てない」
「思うような学習時間を取れない」
「やる気がでない」
色々とあると思います。しかし、その中で最大にして、もっとも多くの人が勘違いしている理由とは、「どのくらい学習すれば成果が出るのか?を正しく理解していないこと」です。
英語学習の失敗の99%は自滅
「意気揚々に挑戦するけど、継続できない」、これは英語に限らず、その中のあらゆることについて言えます。
日々、更新をすることが前提のブログ、みんな始める時は「よし!ブログを書いてみよう!」と思って継続することを前提にスタートするのですが、実際に継続できている人はものすごく少ない事がデータに現れています。
3ヶ月続くブログは70%
1年間続くブログは30%
2年間続くブログは10%
「毎日書くぞ!」と意気込んでスタートするブログでさえ、この調子なのですから英語学習となるとその継続率はものすごく低いのです。
英語もブログも、そしてその他のことも継続できないのは「成果が出るまでの期間を勘違いするから」というのが最大の理由です。ブログをはじめてもすぐにやめてしまうのは、開設直後からアクセス数がどんどん伸び、コメントもポンポン付くと思っているからです。で、実際はそうではないのでアホらしくなってやめてしまいます。
英語も同じで、「これで力がついていると思えない」と自己判断をしてやめてしまうのです。
やりたいと思って行動する人…10%
行動してさらに継続する人…1%
ですから、99%の人が自滅していることになります。英語学習の成功を阻む最大の理由、それは自滅なのです。あなたが自滅しないで済む方法、「どうしたらいいだろうか?」とずっと考え、答えを出してみました。
成果が出るのはどのくらいかかるか?という発想
多くの学習者を自滅に導いているもの、それは「成果が出るまでどのくらいかかるか?」という発想そのものです。ここに必要以上にこだわってしまうから、うまくいかないのです。
これは過去記事で書いていることですが、多くの学習者はとにかく短期思考で考えがちです。
「1ヶ月聞き流したらペラペラになれた!」
「1週間でメキメキ力が付く!」
このようなキャッチフレーズをつけた教材がバカバカ売れるのは、それだけ短期思考で手っ取り早く力をつけたいと思う人が多いことの何よりの証拠です。結論から言えば短期的にサクッと英語力が身に付く魔法なんて、世の中にはありません。考えてみれば分かることですが、「誰でも短期間で身に付けられるもの」にはたして価値なんてあるのでしょうか?
「1ヶ月で、3ヶ月で英語力を身に付けたい!」
このような期間目標は最初は大きなモチベーションになります。「ようし!1ヶ月間頑張ろう!!」と。でも、その1ヶ月が過ぎた時に、イメージしていた姿と違った結果がそこにあった時、多くの場合は失望しかありません。「なんだ。1ヶ月こんなにやったのに全然身についてないじゃん」と。本来は2ヶ月くらいかかって身に付くものを、1ヶ月で求めるのは予測に誤りがあるだけなのですが、英語力が身につかなかった理由を予測の精度ではなく、自分の才能とか教材のせいにしてしまうのです。
「一年間頑張ろう」と考えて欲しい
英語学習をする上で、短期的な期間目標は定めない方がいいと思います。何にどのくらい時間がかかるのか?をまったく理解せずに「1ヶ月でなんとかしよう」と考えても首をしめてしまうだけです。いくら綿密に学習計画を立てたとしても、人間ですから気持ちが乗らないこともありますし、予想外の予定が入ってしまうこともある。ですので、あまり期間にこだわらないことです。大丈夫、正しい学習法を継続すれば成果が出ない人なんてこの世の中に一人たりともいないのですから。
私から学習者にお伝えしたいのは「一年間、頑張ろう」と考えて欲しいということです。この一年間はつまらない学習に耐え、無味乾燥な作業の山を乗り越える一年間ではありません。出来るだけ短期間で、お金をかけず、そして学習を楽しくする一年間にすればいいのです。私の書いた英語本にはそのノウハウを詰め込んでいて、それを読んだあなたはもうとっくにこのことを理解できていると思います。理想的には「楽しんでやっていたらいつの間にか力がついていた」、という状態でしょうか。
誰だって一年やれば、学習開始前の時に持っていたイメージとはかけ離れた場所へたどり着くことが出来ます。一年間やれる人は、そのまま二年、三年と続けることが出来ます。とにかく最初の一年間続ける前に99%が諦めるので、そこを乗り越えてほしいと思います。
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