40代/50代から英語ができる自分にリセット/新しい自分を「再起動」する方法 著:井上 裕之さん

「これまで何度も英語で挫折続きだったけど、勉強が継続できる自分に生まれ変わりたい」

あなたは鼻息荒く決意をして、書店で英語本を探して読んだり、YouTube動画でできそうな動画を探し回っていないだろうか?これじゃない、いやこれでもない。今の自分を変えてくれそうな、新しい世界へ連れて行ってくれそうなものを1つずつ手にとっては戻しを繰り返し、次々と本や動画を見て回る。そしてようやく見つけた「これは!」という運命の出会いの一冊、一動画との出会い。ドタマのてっぺんに1万ボルトのスタンガンを食らったような衝撃を受けさっそくやってみる。初日は興奮した。これだ!と思った。だけど3日経ち、1週間経ち、そして1ヶ月後、いつしか興奮は冷めきってしまい、あなたはまた次の運命の本や動画を探し続けている。「ああ、やっぱり40代、50代からじゃもう変化なんてできないのかな」そんな経験はないだろうか?いやある。でも不思議、あの時はこれで変われる、今度こそ変われると感じたはずなのに、なぜあなたは変われないのか?どうすればこれまで失敗続きだった英語の挑戦を変えることができるのか?

待たせたな、今回の動画ではその疑問を完全に解消する。結論から言う。あなたは変化のやり方を間違っていたからなんだ。多くの人はAという現状の自分から、Bというまったく違った自分に変化しようとするからこそ失敗してしまう。正しくはまずはAをリセットしてゼロにする。更地の土地にBを建てることが必要だったんだ。つまり「まずはリセットボタンを押す」あなたはこれをせずに、Aという建物の上に無理にBを増築しようとして失敗していた。東京タワーを残したまま新しく東京スカイツリーを建設することなんてできない。確かにー。まずはAを木っ端微塵に解体するリセットボタン、これを押そう。そうすればあなたが40代、50代以降の中高年でもどんどん新しい自分へと変化できる、こういう話なんだよな。年をとると人は変われない、という言葉の本当の理由はリセットしないまま新たに増改築しようとしてこんがらがって失敗してるだけ。まずはゼロにしろ。そうすればいつからでも人はどうとでも変われる。さて、今回は井上 裕之(いのうえひろゆき)さんが書かれたリセット 新しい自分を「再起動」する方法という書籍を読んだので、本書の内容を英語学習に落とし込んで解説する。

黒坂は特別人並み外れた才能とか、優れた頭脳を持って生まれてないけど、1つ特技としては「変化力」、これはあると思ってる。20代前半までは全然変化できなかったけど、失敗続きだった英語を独学した時も、思い切って転職した時も、起業した時も全部変化したいと思ったものはとりあえず全部変化できた。振り返ってみると知らず知らずの内に本書で書かれていた「現状の自分をリセット」これをしっかりやっていたなと、まるで自分の人生の答え合わせをしたような感覚になった。

あなたがこの動画を見ていただくことで、どうすればあなたは変化できるか?リセットは具体的にどうすればいいか?リセットして更地の後にどうやって新しい自分を作っていくか?一般的には40代以降は頑固になってなかなか変われないといわれるけど本当に変われるのか?こういったことをすべて解説していく。ぜひ最後まで見てくれ。

 

今回の動画は次の内容でお届けしていく。

1章・あなたが変化できなかった真の理由
2章・変わってもすぐ元に戻る4つの理由
3章・人生をリセットする具体的な4つの方法論
4章・リセット、そしてインストール

本題は第3章からだけど、その前の1章、2章であなたがこれまで変化したくてもできなかった納得の理由を解説してる。なのでこの話を聞いてから具体的な方法論を聞いてほしい。そうすることで、なぜこれをこの順番でやるのか?本当にリセットを挟むことで変化できるのか?ということを心から納得して話を聞いて、そして行動につなげられるのでぜひ飛ばさずに最後まで聞いてくれ。

ではいく。

 

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1章・あなたが変化できなかった真の理由

さて、まずは変化したいと願っても全然変わることができなかった真の理由、本当の理由を解説しよう。

いきなりだけど、あなたの頭の中に「ゴムボール」を思い浮かべてほしい。ゴムボールなので柔らかくて空気が入っていて、地面にぶつけるとポーンと跳ねるあのゴムボール。そしてそのイメージしたゴムボールを地面に置いて固定して、上からグーで圧力を加えてみてくれ。ボールがぐにゃっとなって形が変わったはず。じゃ、次はそのグーをそっとボールから離してほしい。ボールはどうなった?一度は形が歪んだけど、またまんまるの形に戻ったと思う。今のボールはそのまんま、あなたの心と同じだ。心もゴムボールと同じで、変化しようと外から圧力を加えて一時的に形は変わる。英語ができなかった自分ができるようになりたい。最初は変化した後の英語を頑張る自分になれる。でも、その後はどうなる?そう、時間が経つとあなたは自分の意志で外からの圧力を外して心のゴムボールは元の形に戻ってしまう。頑張っていた勉強を自分の意志でやめてしまう。最初にボールに圧力を加えたのは誰?あなた。じゃあ圧力をなくしたのは誰?そう、あなただ。もうわかったと思う。あなたは自分の意志で一時的に変化してみたけど、自分の意志で元の自分に戻ろうとした。仮に無理して圧力をかけ続けたらどうなる?ゴムボールならパーンと破裂する。あなたの心の場合はポッキリ折れて挫折する。挫折した後はどうなる?元の自分に戻ってしまう。そう、今ある形を直接変化させ続けることはできないんだ。つまり、変化することは簡単なんだけど、変化した状態を維持することができなかった、こういう話だ。じゃあどうすればいい?結論、リセットしよう。

リセット、というとゲームで電源を切ってしまう「今あるものをゼロにする」というイメージがあるよな?何をすればいい?じゃあここからは言い方を変えて解説していく。まず「変わりたい」という決意はあなたの「意識」が作り出す。じゃあ元の自分に戻そうとしているのは誰?結論「無意識」なんだ。過去動画「人生を変える習慣化大全」で解説した通り、人間の行動は意識1割、無意識9割でできている。

【英語学習の努力を自動化】人生を変える習慣化大全(環境/行動)

意識では変わりたい、と考えているのに無意識では元に戻そうと力が働く。これじゃ車のアクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態だ。無意識は意識の10倍もでかいので、勝負したら意識は100%負ける。人間とウルトラマンが戦って勝てないのと同じ。みんな努力気合根性で意識の力だけで自分を変えようとするけど、無意識の力があまりに強すぎるからいつも負けてしまう。これを繰り返すと負けぐせがついて「どうせやっても自分は変われないんだ」と思い込んで自分を信じられなくなる。そうなると「変わりたい」とすら思えなくなってジ・エンド。じゃあどうする?結論「戦わずに無意識を変えろ」。ええっ?そんなことできる?大丈夫、できる。もうわかったと思う。リセットするべきは意識ではなく、無意識のスイッチなんだ。

 

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2章・変わってもすぐ元に戻る4つの理由

さて、ここまでの話であなたは変われないんじゃない。せっかく変わったのにすぐに元のダメな状態に戻ってしまう理由を理解できたはず。意志の力では無理。無意識をリセットしろという話だった。じゃあ具体的にどうすればいいかというと、答えは知識をつけて頭で理解する、これで変われる。変わりたいと考えて失敗する人は、変わり方を知らないで力づくで挑むから失敗する。たとえると、無理に筋トレでオーバーワークして体を壊すのと同じ。変なフォームで筋トレしても筋肉は成長しない。正しいフォームで筋肉を大きくするには何が必要だっけ?そう、知識でしょ。じゃあその知識をつけていこう。

この章で学ぶのは、なぜ変わってもすぐ戻ってしまうのか?無意識がどう作用しているのか?これを勉強していこう。そうすることで、あなたは知識として下手に力技で変わろうとしてもムダであることを理解し、上手に変わる方法を学ぶ必要性を理解できるはずだ。結論、次の4つを学んでくれ。

 

1.短期思考だから

2.失敗を誤解してるから

3.退路を残してるから

4.身銭を切らない

 

1つずつ解説していく。

 

1.短期思考だから

1つ目、変わろうとするあなたを邪魔するのは短期思考だ。いつも黒坂がいってるのと同じことをこの著者も主張されている。変化したい!と思う人は強く結果を求めるけど、忍耐力がサル以下なのですぐに投げ出してしまう。インスタントな努力は、インスタントな結果しかない。「あなたに100円出すからその手に持ってる1万円分のイヤホンと交換して」こんなやつがいたら「バカかお前」とあなたはシッシと追い払うはず。でもあなたが今までやって来たのは本質的にはそれとまったく同じことだ。小さな努力で大きな結果を求める、厳しい言い方をすると傲慢、高望み、いやバカタレとしか言いようがない。たとえば、「甘酒を飲めば肌がきれいになります」と甘酒が売られていたら飛びつく人は多いけど、1週間経っても変化がなければ「詐欺!嘘つき!」と怒ってすぐやめてしまうだろう。はい、おつかれ。元の自分に戻ってしまう。でも冷静に考えよう。一般的な肌周期は約1ヶ月程度かかるので、それを待たないで投げてしまうのは一体、誰が悪いのか?という話になるよな?

正直、世の中で騙されやすいいわゆる、情弱と言われる人は巧みにこの心理に漬け込まれてマーケティングされてる。すぐ結果が出る、すぐ成功するとタイトルやサムネイルにつければよだれ撒き散らしてすぐ再生する。でもそこで「最短最速で成功する」と提供されるサービスに乗っかっても当然、成果なんて出せるわけがないから、お金と労力だけ失い続ける。短期思考で一番損をするのは何よりあなた自身なんだ。確かに買い煽る悪徳業者も悪いけど、そもそも短期思考を治療しないとあなたは一生騙され続けることになる。治療する方法は過去動画、ロングゲームで解説してるのでよかったらこちらを見てくれ。

【ロングゲーム】英語の勉強を途中で挫折しない「長期思考」の技術 著:ドリー・クラークさん

2.失敗を誤解してるから

次は「失敗=ダメ」と誤解してるから、うまくいかなかった瞬間に挑戦を放り出して元の自分に戻ってしまうんだ。「ええっ?でもうまくいかないのってダメですやん?」と思われるかもしれない。はい、そう思った人はガッツリ誤解してる。その誤解を解こう。

ハッキリいう。ダメなのは失敗が多い人じゃなくて、失敗を恐れてノーミスな人なんだ。その証拠に成功者ほどたくさん失敗してる。将棋の世界で神、いや界王神と呼ばれるのが最年少記録を更新しまくってる超天才、藤井聡太さん。彼は天才というか界王神レベルだけど、通算の勝率は8割3分で10割ではない。つまり、彼のようなスーパー大天才でも2割は敗北、5回勝負すれば1回は失敗してるってこと。将棋の世界での平均勝率は5割5分なので、8割3分は十分神レベルだけどそんな神でもノーミス勝率10割なんてありえないってこと。フォーブス ジャパンの2023年版の日本長者番付によると、堂々1位は「ユニクロ」「ジーユー」などを展開するファーストリテイリングの会長兼社長の柳井さん。資産額は約4兆9700億円。そんな柳井さんが2006年に出版した本が「一勝九敗」。10回やって1回勝てればOK、9回負ける前提でビジネスするって思考だ。

ここで質問するけど、あなたは藤井聡太さんですか?柳井さんですか?いや違う。天才ではないただの凡人。そんなあなたがたった1度の失敗即オワタってさすがにメンタルプッチンプリンすぎんか?「私は世界一天才なので1回もミスしません」。そんな人がいたらただの嘘つきか、もしくは戦う相手は常にパンパースはいた乳幼児を選ぶただのチキン野郎のどちらかだ。

 

3.退路を残してるから

3つ目は帰る場所を残すからすぐに尻尾を巻いて逃げるという話だ。これはシンプル、変化した後に万が一辛くなったら、ちゃっかり脱出ポットを用意して逃げ帰る人が多すぎワロタ。著者はこういう。「英語を使いたいなら海外に移住してしまえ。英語が完全でなくても100%しっかり準備できてなくても無理やり移住しろ。そうなったら英語を話さないと困るから、死にものぐるにならざるを得ない」と。まあ、英語力の基礎がない状態で無理に移住しても伸び悩むよねというマジレスはさておき、気持ちの上ではこのくらいやれってのはよく理解できる。

黒坂が英語をガチった時はそれまで大事に抱えていたすべてを捨てた。携帯を解約、PCとゲームを手放し、仲のいいお友達も皆さんさようなら。持っている時間やエネルギーのすべてを英語にフルインベストメント。いざという時に地球に帰るための脱出ポットを自ら粉々に破壊してしまった感じ。アホだよな、でもそれで英語力を身につけるまで耐えきった。退路を断てば死にものぐるいで頑張れる、変化するしかない。

 

4.身銭を切らない

次は身銭を切らないだ。みんな向上心がないか?というとそんなことはない。特にこの動画チャンネルの視聴者の意欲は非常に高い。日々、仕事や家事育児で忙しいのに、どれも長い動画なのに最後までしっかり見てどうにかして英語の勉強をしたいという気概で溢れている。そのことは素晴らしい。世の中を見渡せば、どんなにものぐさでも向上心自体は持ってる人がほとんど。もっと収入アップをしたい。痩せてきれいになりたい。英語ができるようになりたい。みんな上を見てる。

でもそんな向上心を持ってるのになぜ変化できないのか?ほしいけどしんどい努力はしたくない。辛い思いもしたくない。こういうクレクレ君思考の人が多いからだ。バカかよ、英語をなめるんじゃねえ。ただで手に入ると思うなよ。だってーいまいち真剣になれないんだもーん。じゃああなたにいい薬をあげよう。ズバリ、身銭を切れ。もっと苦しめ。そうすれば変われる。自分はサラリーマンの頃、勤務先が大企業だったので会社がセミナー代を払ってくれて参加していた。黒坂はとても好奇心が強いので、セミナーでは積極的に発言したり、講師に質問したり、張り切ってワークを取り組んだりしていたけど、周囲の社員は全然やる気がなかった。ワークする時間にペラペラしょうもない話してたり、「だるいわー」ってダラダラやってた。最後には「黒ちゃんがんばりやさんだから、オレたちの分までやってよー」とかいってくる。テメエら自分より10歳以上年上なのに情けないと思わんのかアホンダラスケトウダラと内心思ってたわ。「人は奢りが当たり前だと思うと、すぐありがたみを忘れてしまうんだな」と心から思ったな。もしも参加者が自腹で払ったらみんな絶対にもっと本気でやってただろう。

身銭を切る、ということは痛みをしっかり食らうってこと。お金払ってるのにサボったらダイレクトにダメージを受ける。痛い。苦しい。普通は嫌がる。でもだからこそ痛みを伴えば本気になれる、変われる。成長痛って言葉がある通り、変化には必ず痛みを伴う。ダイエットしてきれいに痩せるには食事制限や運動という苦痛を伴う。筋トレだって負荷をかけないと成長はない。英語学習も単調さや地味さに苦痛を感じる瞬間もある。でも身銭を切るという痛みを伴ってるからこそ頑張れる。痛みなく成長しようと思うなんておこがましいんだよ甘えんなこのクソ乞食野郎め。

 

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3章・人生をリセットする具体的な4つの方法論

さて、この章からはいよいよリセットするために必要な具体的な方法論を解説していく。正直、この動画でここからが一番重要な話をしていくのでぜひ最後まで聞いてくれ。リセット、というとこれまで持っていた価値観、経験をいったん壊すことが必要になってくる。今ある建物の上に増改築するのではなく、一旦更地にして別の建物を作り直しというイメージだ。これを英語ではスクラップ・アンド・ビルドという。

日本人の弱点は古いものを捨てられないことある。自動運転をやろうとしたら「事故ったらどうするんだ?」ドローンを飛ばそうとしたら「けが人が出たらどうするんだ?」感染症の中、経済再開しようとしたら「病人が増えたらどうするんだ?」。規制規制規制、こればっかり。新しいものを作るアクセルより、古いものを守るブレーキが強すぎるんだよな。古いものを全力全開で守ってあれれー?新しいものがなかなか生まれませーん、ってお前はバカか、当たり前すぎるわ。新しいものを作りたいなら、抵抗勢力なんていったん全消去しかないだろ。全部こなごなにぶち壊すんだよ。そうしないと新しいことは何一つできない。古い会社の経営を立て直すなら、経営層のジジイ共を全員追い出して、若い人を席に座らせてまったく新しい風を入れる、これしかない。あなたも人生をリセットしたければこれまでの古い価値観、経験をぶち壊す勇気を持ってくれ。肉体年齢は若返らないけど、気持ちはいつからでも5歳時になれる。その古い感覚、間違っても墓場まで大事に抱えて持っていこうとするな、未練たらしいんだよ今すぐ捨てろ変わりたければ!ということではじめていこう。結論、次のことを意識してくれ。

1.途中下車する勇気を持て
2.本音、本心と向き合う
3.思考の癖をリセットする
4.押すべきボタン、押してはいけないボタン

ではいく。

 

1.途中下車する勇気を持て

最初にズバッと本質を言う。事実としてあなたはこれまで大衆に身をおいている。人生という長いコースは、ほとんどの人は電車に乗って進むのが普通だ。電車というのは当たり前だけど、あらかじめレールが敷かれた上を走る。阪急宝塚本線の電車は始発が宝塚駅、終点が梅田駅と決まってる。間違っても京都駅とか神戸駅、間違ってもンジャメナにはたどり着かない。

でもあなたはこれまでの人生から変わりたい、一旦リセットしたいと願うなら、それは乗っている電車から途中下車する勇気を持ってくれ。当たり前だよな?梅田に向かうのをやめて、まったく別の場所に行きたいならレールを降りてバスに乗るとか飛行機に乗るとかしないといけない。自ら梅田行きの電車に乗っているのに、東京駅につかないよーって目的地に愚痴不満をいう、それはバカのすることだ。でもな、乗っている電車から降りるのは確かに怖い。わかる。ちゃんと目的地にたどり着けるのか?途中で迷わないか?確かに不安。でも降りることでしか新しい場所には絶対にいけないんだ。黒坂が英語をガチった時はまさしくレールから飛び降りた。周囲のコールセンター仲間とヌルヌルつるんでいたけど、英語を独学して身につけるという道を目指して途中下車した。イメージ、梅田行きを降りて泳いでウガンダのエドワード湖へいくくらいのぶっ飛んだルートだった。起業する時もサラリーマンをやめて、自分の仕事で食い扶持を確保する道を選んだ。でも生き方を変える、人生を変えるってのはこのくらい大胆さは必要なんだ。

英語を頑張りたいなら、一旦今持ってる重いものを捨ててしまおう。「英語力は海外にいかないと身につかない」「英語は英会話実践訓練を通じてみにつけるもの」「短期間で成功する勉強法や裏技は探せばどこかに必ずある」こうした間違った常識、思い込みも重荷の一つだ。特に40代、50代からの英語やり直し組ほど、過去の経験や思い込みや偏見にがんじがらめに縛らえていることが多い。黒坂の英語多読勉強法に興味はあっても、昔のやり方も残しつつ頑張ろうとやりがち。でも古いものを捨てないと新しいものは入らない。一旦、全てを捨てて真っ白な気持ちで、ゼロベースで謙虚に学びなおす覚悟を持とう。「おーん?英語多読ってなんやねん。ほな、てめえの勉強法がやる価値があるかどうかこのオレ様が判定してやるから話してみんかいワレェ」そんな上から目線、これから全力でケチつけまくってやるから覚悟せえや、みたいな暴走族な態度ではダメだ。リセットボタンを押すというのは、過去を捨てて謙虚に学ぶということなんだ。

 

2.本音、本心と向き合う

リセットできない人の特徴は、人生の選択肢を「過去の延長線上」でしか考えられない人だ。たとえば今やってる仕事をやめて新しいことがやりたい!と考える時は、過去の学歴や職歴から「こんな自分でも受け入れてくれる場所」を探そうと考える。今までと同じ業界、同じ業種、同じ仕事の軸でしか考えない。でもこれって本当の意味でリセットじゃない。だって自分が本当にやりたいこと、本音が置き去りにされたまま、過去に縛られ、選択肢が狭められた中から選ぼうとしているから。そうではなく、自分はこれからの人生で何がやりたいのか?どんな暮らしをしたいのか?どのくらい収入がほしいのか?それで何をしたいのか?徹底的に本心と向き合うことで、過去の延長線上にはない未来をつかめる。具体的には次の休日の日に「バケットリスト」を作って欲しい。バケットリストとは、死ぬまでにやりたいことリストなんだ。1つだけじゃなくて、10でも20でもいい。とにかくまだやれてなくて絶対にやりたいことをドンドン紙にリスト化する。そうしたら次は優先順位をつけてどうすればこれらを実現できるか?の手段を考える。世界中の人と交流したい、海外の情報を毎日ルーチンとして吸収して知性を磨きたい、そのための手段として英語が必要となれば本心から英語が必要という意欲を持って取り組める。

黒坂が起業した時はゼロベースで考えた。ある程度やってみたけど、サラリーマンというワークスタイルは自分には合わない。恵まれたホワイト企業で働いても、苦しさは消えなかった。だから、もうどんなにいい会社に転職しても自分の求めるものはそこにはない。会計という仕事も一生やりたいと思わない。もっと自分が心から楽しい、極端な話お金がもらえなくてもやりたいと思えるような仕事がしたい、チームプレイではなく自分一人で全責任を背負って挑戦してみたい。そんな本心と向かった結果「起業」という選択肢しかなかったので週末起業した。

 

3.思考の癖をリセットする

次は思考の癖をリセットしよう。どんな人でも大小必ず、思考の癖がある。人間の行動や習慣、結果はすべて思考した結果なので思考が歪んでいると思うような結果は手に入らない。そして癖は自分では気づきにくく、知らない内に損をし続けてチャンスを逃してしまう人はすごく多い。特に40代、50代になると長年の思考の癖は自分にとっての当たり前、普通なので放置すると頑固で思い込みや偏見がドンドン激しくなっていく。だから一秒でも早く治療していこう。治療しないと損をする思考の癖には次のようなものがある。

・「深読み思考の癖」…相手の言葉の裏側ばかり考え、発言してない言葉を決めつけて怒り出す。
・「完璧主義思考の癖」…事前に完璧に計画を立てないと一歩も動けず、結果ナメクジより進捗が遅い。
・「二元論思考の癖」…白黒、正義と悪、曖昧な状態がストレスで0-100でしか判断できない。
・「他責思考の癖」…失敗は全部国のせい、社会のせい、他人のせいと未満児並みの精神力なので永遠に改善が起きない。

ドキーン、1つ2つ当てはまったと思う。こうした良くない思考はまだまだたくさんある。これらの心の垢をタワシでゴシゴシ擦って洗い落とすようにリセットしていこう。そうすることでこれまでと違った価値観や考え方に触れても素直に吸収することができ、成長して、結果人生を変えることができる。じゃあ具体的にどうすればいいか?それは「自分の中に必ず間違いがあると自覚する」これだ。これを自覚すると「間違い探し」の目線になる。「この資料チェックしてくれ」といっても適当にサラッと見て「大丈夫でした」で返す人は多いけど、「この資料間違いがあるので必ず見つけてくれ」と言われれば、真剣に間違い箇所を探し、訂正するだろ?ウォーリーをさがせの精神でいこう。

たとえばあなたは上司に仕事の企画書を出したけど、上司から返事がなかったとしよう。人によって面白いくらい解釈が分かれる。

「返事がないということは問題ない」と安心する人
「黙っているということはきっと怒っているんだ」と不安になる人
「あれもこれも書いて出せばよかった」と後悔する人

こうした自分の感情が動いた時に「感情日記」としてメモしておこう。そしてメモした感情を見直す。そうするといつも同じような解釈をしている思考の癖に気づくことができ、データベース化できる。「そんなことで改善できるわけがない」と感じた人はピラミッドのミイラより思考が凝り固まってる頑固じいさんになってるので気をつけよう。やる前に「どうせできるわけがない」って思うのは立派な老化現象だよ。やってみよう、こういっても10人に1人も行動しないことを黒坂はよく知ってる。だからあなたを行動させるために、あえて喧嘩をするようなカチンとくる厳しいことをいう。行動する前に決めつけるのも思考の癖の一つで、老化すると起きる。老化すると行動するエネルギーを省エネにしたい、やってダメだった時に心が傷つかないようにと「行動しないための言い訳」をゼロからこねこね作り出す。「そんなのでできるわけがない」って思う人は、じゃあやったことあるの?やってダメだという論理的根拠は?黒坂は感情日記をつけてメンタルマネジメントに大きな効果があった、この自己体験からもおすすめしているので、少なくともここに1サンプル成功事例があるので「できるわけがない」って根拠を覆せるんだが。できない理由をたった1つ出してドヤるのは恥ずかしいので小学生まで、まずはつべこべ言わずにやってみようよ。

 

4.押すべきボタン、押してはいけないボタン

次は押すべきボタン、押してはいけないボタンについて解説する。これまでの話で「リセットボタンを見つけたらバンバン押していこう」という話をしてきたけど、何でもかんでも押せばいいってもんじゃない。間違えると自爆スイッチになる場合もある。結論、押していいボタンは自分自身に関係するものだけ。これを覚えておいてくれ。世の中の問題は自分の課題と他人の課題が混じってる。ダメだ、他人の課題を変えようとしてはいけない。あくまでリセットボタンを押すべきは自分の課題だけなんだ。

たとえば今いる職場の人間関係に不満を抱いているとしよう。あなたは自分を高めたくて一生懸命仕事をしたいのに、周囲はやる気がなく愚痴不満ばかり。こういう場合は周囲の人に「みんなもっと頑張れよ」と鼓舞したり「うちの職場の人間カスばっかりでさー」って動物園のサイがおしっこするみたいに愚痴不満を撒き散らすのではなく、自分のスキルと市場価値を磨いて1秒でも早く黙ってやる気と向上心に溢れた環境へ変えることだ。自分のスキルアップというリセットボタンを押してもいいけど、周囲や環境の質が低いというボタンは押さない。他人と過去は変えられない。でも自分と未来は変えられる。変えられないものを必死に変えようとするのはバカのすること。オッサンが産婦人科に行くくらいムダ。

 

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4章・リセット、そしてインストール

最後の章にやってきた。さて、これまでの話でどうやってリセットするかを学んだよな?リセットをした後は真っ白できれいな白紙の状態になった。そしたら最後に新しい価値観、思考、行動、習慣、これらをインストールしていこう。次の通り具体的な方法論を解説していこう。結論、次の5つを実践してくれ。

1.新しい価値観を上書きする
2.教養を学び続ける
3.最新情報、先端テクノロジーに触れる
4.古典を学ぶ
5.人との出会い

ではいく。

1.新しい価値観を上書きする

最初に新しい価値観を上書きするという話をしよう。この動画のテーマは「人生を変えたい」ということだよな?ということは、過去の自分とは違う、新しい自分になるということなんだ。せっかく真っ白にしたのに、過去の自分と同じ価値観だったら意味がないよなw そのためには過去の自分とはまったく違う価値観や視点、これをインストールしていこう。そのためには何が必要か?結論、好奇心を大事にしろ。好奇心といわれてもどこかとらえどころがない、地縛霊みたいな存在に感じるかもしれない。好奇心を別の言葉でいうと、「心の視力」なんだ。

あなたに質問をしよう。高級ホテルで1杯2000円のコーヒーを飲むことをどう感じるだろうか?「はぁ?あんたバカぁ?コンビニならたった100円で挽きたてのうまいコーヒー飲めるのに。騙されてるだけのただの情弱のドアホ」こういう認識をしている人は真の価値を理解できてない。確かに味だけで言えば下手すれば100円のコンビニコーヒーの方がうまい可能性もあるかもしれない。でも理解できないことがあるなら、やる前にバカにしたり決めつけたりせずまず体験してみる、やってみることを心がけてほしいんだ。黒坂は自分が実際に高級ホテルで1杯2000円のコーヒーを飲んでその価値がわかった。「高級でエレガントな雰囲気を楽しむため?」「ホテルマンの極上のカスタマーサービスを学ぶため?」いやいや、確かにこれも答えとして間違ってないと思う。でも自分が感じた一番の価値は「いついっても確実に空いてる」これなんだ。

周囲を見渡すと他の利用客はすごく静かにゆったりと過ごしている。多分、自分の価値観に近いのかなと感じる。たとえば観光地へいくとめちゃめちゃ混んでる。今年の夏、大阪の通天閣がある新世界にいって休憩がてらマクドナルドへ入ったら凄まじく混んでて、行列作ってるからゆっくりできずすぐに席を空けないと迷惑になるという気持ちになる。全然ゆったり過ごせない。体は休憩できても、人混みで気持ちが全然休まらない。これはスタバでもドトールでもほぼ同じ。別にそうした店を否定するわけじゃないけど、多少お金を払っても100%待たずにゆったり過ごしたい、そんな時は高級ホテルでコーヒーを飲むという選択肢は自分の人生にすごくプラスになった。ゆっくりと心ゆくまで休憩できる。今の話は日本だけでなく、海外でも世界中どこでも同じ。

こうした過去の自分がまったく知らない価値観、体験、視点をやる前に否定せず、どんどん体験して取捨選択して新しい自分を目指していこう。英語多読の勉強法もあまり馴染みがない人も多いけど、偏見や思い込みを捨ててまず試してみて合わないならすぐやめて、よかったら続ければいいだけだ。大事なのは新しいことをまずやってみること。

 

2.教養を学び続ける

スティーブ・ジョブズ氏は「コネクティングドット」という神ってるセリフを残した。これはどういう意味かというと、点と点でバラバラに存在しているような知識がある時、一気に繋がって線になり面になるという話なんだ。現代人はすぐに価値がある、ないという二元論で考えがちだけど、何気ない場所で仕入れた知識や経験が10年、20年後に思わぬ場所で花開くことは人生で起きる。黒坂の場合は大学の時に選考したり一番時間を使った会計学を何より最初に捨てることになったわけだけど、大学の教養やなんとなく図書館で学んだ心理学とか経済学とかコピーライティングのおかげでビジネスで顧客や取引先の心理を考慮して仕事したり、経済学のお陰で転職市場の理解を深めたり、資産運用に興味関心を持つのに役に立った。英語の勉強をしたのも、外資系企業で働いたりアメリカの大学に留学するために始めたつもりだったけど、今こうしてYouTuberになって英語を教える仕事をするなんてまったく想像もしなかった。教養や経験はどこでどう役に立つかわからない。

教養を学び続けることは、直接今すぐ役に立つとは限らない。だからほとんどの人はアホらしくて学ぶより漫然とテレビ見て過ごしがち。でも点として学んだ知識が増えれば、いつかその点と点が結ばれて線になり、そして面になる日がやってくる。教養は有益かムダかという軸ではなく、花開かせるかそれともムダに終わらせるかは自分次第、だったら絶対にムダにしないようたくさん学び、そして学んだことを積極的に活用しよう!こういう発想を持ってくれ。

 

3.最新情報、先端テクノロジーに触れる

次は最新情報、先端テクノロジーに触れる習慣を持とう。といっても、心痛ましい悲劇的なニュースを追いかけても自分の心を紙やすりで削り倒していじめるだけでムダオブムダ。そうではなく、自分の価値観、視点をアップデートしてくれるような実用的な情報やテクノロジーに触れなさいという話だ。40代、50代となると新しいものへの拒否感がドンドン大きくなってくる。「まだ使えるし」「別に今困ってないし」新しいものを見てこの言葉が脳内をこだまするようになったら黄色信号。若い頃のあなたなら好奇心で思わず飛びついて、まずは触れてみたのでは?

黒坂は元々めちゃめちゃ好奇心が強いということに加えて、メディアでビジネス記事を書いたり、YouTubeで動画を出している立場というのもあって新しいものはドンドン手を出すようにしてる。先端のITデバイスやサービスがあったら考えずにまずやってみるということ。だからiPhone15 Pro  Max 512GBホワイトチタニウムモデルも発売してすぐに買った。それまで使ってたiPhoneでも全然問題はないし電池もへたってないけど、使うのは常に最先端と決めているので高くても買う。ChatGPTも流行り始めですぐに手を出して、無理矢理にでも毎日使い続けたらドンドン指示というかプロンプトが上達していったことで、今では経営しているフルーツビジネスのECサイトのコーディング、記事執筆の添削、講演の台本、YouTubeの主張内容の議論や添削など使いまくってこれなしでは生きていけないくらい依存してる。

なぜ先端テクノロジーに触れるべきか?というと生き方や価値観がガラリと変わったり、劇的に効率化するからなんだよな。昔買ったPCで動画編集をしていた時は低画質のしょぼい内蔵カメラやビデオカメラ、一眼レフカメラ、内蔵マイクとか色々試しながら撮影してた。だけど、思い切ってハイスペックのマックと最新のiPhoneとハイスペック外部マイクを買い揃えた。そうしたら、動画編集をするのも楽しくなったり、作業時間が4分の1くらいに効率化した。ChatGPTもビジネス記事や講演の台本は妻にチェックをお願いしてたり、ECサイトのコーディングはクラウドソーシングで外注してたけど、全部AIがやってくれるので24時間好きな時に数秒で結果が返ってくるので働き方がガラリと変わった。作業が効率化しすぎると今度はやることが減りすぎて今度はヒマに苦しむという、もう訳のわからない状態になってるけど、いつまでも古くて慣れきった手順でしか仕事をしないとある日、いきなり自分の仕事の価値が暴落する可能性だってある。翻訳、通訳、字幕入れといった英語を使う仕事もAIで大きな変化がある。仕事がまるごとなくなるわけじゃないけど、仕事の「進め方」は確実にAIに影響する。だから常に先端テクノロジーには触れ続ける習慣を持とう。

 

4.古典を学ぶ

次は古典から学ぶという話をする。といっても国語の教科書で勉強しなさい、というわけではなくていつの時代でも通用する人間の哲学とは本質を理解しろってこと。

次の言葉を見てもらおう。

人間は、目標を追い求める動物だ。目標への努力によって人生は意味を持つ。

アリストテレス(BC384-BC322)

 

人は自分の望むものを信じる。

ユリウス・カエサル(BC100-BC44)

 

失敗したことのない人間とは、挑戦をしたことのない人間である。

アインシュタイン(AD1879-AD1955)

これ実は紀元前とか、100年以上前の名言なんだ。人間の脳みそは1万年前からずっと変わらない。いつの時代でも通用する法則を身につけることで、時代が変化しても通用するスキルになる。たとえばビジネスとか勉強法。勉強法で言えば、理解できる内容を反復することでしっかりとした知識に定着するとか、文脈を通じて覚えた内容はいつまでも忘れないといったことは1万年前も1万年後も変わらない真理だ。ビジネスコミュニケーションについては人がこの話は集中して聞きたいと思う時、この話はちゃんと信用できると感じる時、逆に聞く価値がないと思ってしまったり、信用できないといった感情はどういう時に起きるのか?これを知っておくことで顧客満足度を高めたり、売上を伸ばすことができる。古くても残ってるということは、今後も生き続ける可能性が高い。

書店にいけばこうした本は山ほどあるので、たくさん読むことで生きている間中、ずっと古臭くならないで永遠に使える知識、スキルを学ぶことができる。

 

5.人との出会い

やっぱり人間が一番影響を受けるのは、ウユニ塩湖の絶景とか、エベレストの山頂から見るオーロラではなく、結局人間。その際は気の合う相手だけでなく、自分とは全然違った人生を歩む人と交流すると価値観や視点を広げることができる。黒坂は昔、経理財務の部署で働いていたけど飲み会をすると話題は今使っている経理システムとか、経理処理の技術とか法改正の知識とか、経理財務のキャリアアップや転職の話ばっかり。仮にそんな場で「実は起業しようと思ってる」みたいにいうと全員ドン引きするのは間違いない。まるで中学生のクラスメイトがこっそりタバコ吸ってることをびっくり告白した時くらいの衝撃が広がるだろう。でもずっと同じ部署、同じ会社の人としかつるんだままだと周囲の人と同じ目線、同じ価値観が「常識、普通」になって、新しい自分へ変化する上でのじゃまになる。

結論、変わりたいなら人間関係を枠の外側で作ることが大事だ。起業してみたいなら、実際に起業してバリバリ活躍してる人に会うとかだ。黒坂の場合はYouTube動画で経営者のセミナー動画をひたすら聞いて「起業するとサラリーマンと真逆の思考を持つことでうまくいくんだな」とか「世間で言われてるリスクと起業家のいうリスクって実はまったく意味合いが違うな」という具合にまったく新規の思考や価値観をインストールしてた。

で、人と会って変化しようという時に気をつける点がある。もっともやったらダメなのは、知識技術だけでなく相手の人間性まで自分の理想を求めること。どんなに優秀な人でも悪い点は必ずある。特にビジネスで成功するような人は、ビジネスは天才的でも人間性は最悪だったり、人格まで優れているとは限らない。でも「この人性格悪いから嫌い!」で遠ざけてしまうと損をするのはあなただ。ここはもっと狡猾に欲張りに行こう。自分にメリットがありそうな点があれば、人間性には一旦目を瞑って、黙っていいところだけドンドン知識技術を盗む、これが一番いい。別にあなたはその相手と結婚するわけじゃないから、人間性は割とどうでもいい。自分でいうのもなんだけど、黒坂も全然いい人というわけではないし、プロの爆弾処理班でも困ってしまうワガママで困った部分もあるし、「こいつめちゃめちゃ嫌い!」って人も世の中にたくさんいると思う。黒坂のことを好きとか嫌いとかそういう感情はいったん脇において、とりあえずあなたにとって英語の勉強法とか成功マインドとか価値の有りそうなものは勝手に参考にしてくれたら嬉しい。英語力がついたらアバヨもうてめえみたいなゴミカスに用事はないぜ、でよそへいってさらに学べる相手を探せばいい。これでいこう。

 

本書にはまだまだたくさんのリセットする方法とか、インストールする方法がたくさん掲載されてるけどこの動画ではあくまで一部を紹介させてもらった。もっと深く学びたい人はぜひ本書を買って読んでみてほしい。さて、色々と話をしたけど、正直今いったことをちゃんと実践できる人は1%もいないと思う。ええ?お前99%が失敗するようなクソ難しい話をしてんじゃねえよと思われるかもしれない。でもそうじゃない。難しいのは技術じゃなくて、勇気を持つことが難しい。あなたは今の自分から変わりたいと思ってる。生まれ変わって主体的、意欲的に英語の勉強をするような人生に変わりたいと思ってる。でもそれは意識でそう感じているだけで、無意識はきっとあなたの邪魔をする。そのブレーキはアクセルの10倍強いので変化したくてもまた元の自分に戻ってしまう。だから変われる人はほんの一握り。でも、諦めないでほしい。今回紹介した話を騙されたと思って全部1から1つずつ丁寧にやってみてほしい。1つずつは簡単、でも実際に行動する人は少ない。だからあなたは数少ない1%になってほしい。そうすればこれまで変われなかったあなたは、今度こそ変われそうな感覚を掴むはず。最初にいったとおり、黒坂は自分がこれまで人生でドンドン変化してきたことを振り返ると、まずはリセット、そして再インストールという手順をバッチリやってた。次はあなたの番だ。最初は小さく変化しよう。次はもう少し大きめの変化をしよう。少しずつ変化する対象を大きくして変化上手になった時、おめでとうあなたは思うがままの人生へと生まれ変わることができる。

 

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