英語を自己投資と考える人が成功できる

こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウント @takeokurosaka

株や不動産、仮想通貨にリスクを取って投資をすることで資産を増やす、投資家。株の投資家は9割が負けてしまうと言われており、大変厳しい世界です。そんな投資の世界で勝ち続けるのに絶対必須なのが「投資家思考」、この投資家思考をインストールできれば、どんな分野での挑戦でも成功できると思っています。英語学習も同じで、「英語は投資対象である」と割り切って考える人が成功できるのです。

投資家思考という言葉を聞いたことがないと思うので、優しく解説していきます。

 

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成功する投資家と英語学習者は「自滅しない人」

投資の神様、ウォーレン・バフェットは次のようにいっています。

ルール1・損をしないこと。
ルール2・ルール1を絶対忘れないこと

投資ですから一時的に損失を出すことはどんな投資家にもある話です。でも、「損をするな」というのはどういう意味でしょうか?そう、彼は「損を出さないようにコントロールしなさい」と言っているわけです。そしてそれを絶対に遵守しろ、と。

投資記事ではないので軽く触れるに留めますが、ウォーレン・バフェットが言いたいのは「リスクを取りすぎて資産を全て失い、もう投資が出来ない状態になるゲームオーバーにはなるな」ということです。持っている資産を一気に投じて、「頼む!上がってくれ!!」と祈るのは投資ではなく、単なる博打です。「損切り」「分散」という方法を使ってたとえ負けても損失を一部分に留める手法を使うのが投資の大原則です。投資で負ける人とはつまり、「自滅してしまう人」のことで、誰かにやられているわけではないのです。

さて、英語を使って人生を変えたいと思っているあなたに、私はウォーレン・バフェットの言葉を借りて、次の事を伝えたいと思います。それは

ルール1・諦めないこと。
ルール2・ルール1を絶対忘れないこと

なぜ「諦めるな」というか分かりますか?それは英語の成否を分けるのは常に「自滅」だからです。これは投資の世界で敗北するのと同じ理由です。英語の勉強は誰かに邪魔をされて断念することはありません。そうではなく、自分で

「冷静に考えたら自分が英語が出来るようになるとは思えない」
「気分が乗らないな」
「今は他にやるべきことがある」

といった理由を作ってやめてしまう、つまり英語をやりたくて失敗している人は、みんな自滅している人たちなのです。英語は正しいやり方で学習しているなら、いつかは絶対に成功できるものです。ビジネスの世界や試験なら競争があるので、勝つ人、負ける人が必ず出てしまいます。しかし、英語の学習に競争はありません。正しいやり方で学習する、やめなければみんなが100%成功できる優しい世界なのです。英語学習で自滅しないためには、99%が継続できない英語学習で成功する方法という過去記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください。

英語も投資も成功する人は「自滅して退場しない」という共通点があるのです。

 

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英語というスキルを「投資リターン」で考える

成功する投資家は「リスクとリターンの考え方」がものすごく上手です。

まずは自分が求める目標と期間を明確にし、それを得られる手段としてリスクとリターンのコントロールをしながら投資をしていきます。時々、大事な退職金を使って資産を大幅に減らしてしまう人が出てくるのは、リスクとリターンのバランスが悪いまま投資を続けるからです。

英語学習者も、リスクとリターンを考えるのが上手な人が成功します。あなたが英語学習をする理由はなんでしょうか?

「純粋に趣味として」
「とにかくやっていて楽しいから」

というなら、別にこの概念を持つ必要はありません。しかし、

「英語力を活用して転職、キャリアアップで年収を増やしたい」
「憧れの通訳・翻訳家になってフリーで活躍したい」
「日本語とはケタ違いに多い英語のWebや文献から情報を得たい」
「会社でTOEICスコアアップを要求されているから」

といった明確な目的を持っているなら、ぜひ投資として捉えてください。そうすることで英語学習は大きく成功に近づきます。

例えば、ビジネスには専門分野があります。私は会社員時代は「会計」が専門分野でした。あなたも今のお勤めの会社や、大学で専攻している分野が「専門」となるわけです。その専門分野にプラス「英語力」が備われば、労働市場で希少性を発揮することになります。私は会計に英語が加わったことで、年収は200万円以上アップし、残業はほぼゼロで高待遇の会社に転職することが出来ました(こちらの過去記事で詳しく解説しています)。

専門分野+英語で人生のステージが1つアップします。英語を自己投資と考えて、効率的に身に付けてリターンを謳歌したい、と考える人は成功しやすいのです。

 

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投資対効果の悪い英語学習はもうやめよう

上記の通り、英語は極めて投資対効果の高いスキルです。今後、AIが自動翻訳システムを進化させても、その傾向は変わることはありません(詳しくは過去記事を参照してください)。

ですが、いくら効果が高いと言っても取得するために無尽蔵にお金や時間をかけて良いというものではないのです。

私は著書・中学レベルの僕が「読むだけ勉強法」で英語をペラペラ話せるようになった!で紹介している学習法は「多読で英語力を身に付けましょう」というものです。「多読なんだから山ほど本を買わなければいけないんでしょ?お金がたくさんかかるんでしょ?」と思われたかもしれませんが、実はそうではありません。英語力ゼロの超初心者が数冊程度本を買って学習を開始すれば身につけられる、極めて投資対効果の高い学習法です。必要な経費はせいぜい1-2万円。一年間語学留学にいって数百万円使ったり、英会話スクールでチケットを数十万円使うのに比べたら、わずか1万円程度で英語力が手に入るという、とてつもない学習効率の高さだと思いませんか?

英語力を身につけることは投資と考えてください。時々、勤めている会社を退職して語学留学にいってしまう人がいますが、それはものすごく投資効率が悪いのです。仕事をやめてしまうので、キャリアは止まりますし、何よりお給料も入りません。現地での生活費や学習費もかかるので、お金が出ていきっぱなしの状態です。それで英語力を身に付けている人の話は聞きませんが、帰国後の再就職に苦労するという話ばかり目にする気がします。

効果の高い自己投資とは、なるべくお金も時間もかけず、高値で売れるスキルや経験や情報を得ることです。本書で紹介する多読による英語学習はお金をかけずに英語力を身に付けられますから、まさにこれに当てはまります。

このように「英語と投資」は実は意外と密接な関係にあります。ぜひあなたに自己投資として英語学習を考えてもらえればと思います。

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