オレだ。
「勉強」は素晴らしいこと
のように言われている。
まあ、確かにそうかもな。
勉強は即力になってくれる、将来の道を切り開いてくれる。
そして何より楽しい。
けど、他の人が忖度して言いにくいことを
オレはズバリ、あなたにいう。
聞いてくれ。
オイ、いつまでも勉強し続けるインプット中毒者になるな!
求められるレベル以上に仕上げるのは、
やりすぎのムダ。
英語は投資なんだから、最低限やったらサッサと稼ぎにいってくれ。
このクソみたいなブログを熱心に読むような人は、
揃いも揃ってキッチリ勉強を頑張る、真面目な人ばかりだろう。
素晴らしいことだ。
けど、行き過ぎた勉強はやめろ。
今回の記事でそこを語っていきたい。
目次
この記事の信頼性
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2021/01/32-3.jpg)
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2021/01/1-8.jpg)
人は実績のないやつの言うことは聞かねえ。
だからオレは自分の実績を晒す。
コレを見て、オレの話が信用に足るかどうかを判断してくれ。
↓
オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。
TOEIC985点、英検1級を取得。
米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。
今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。
えらそうなことはいえない。
オレもかつてはインプット中毒者で、
年間300冊とかのレベルで本を読んでいた。
が、起業してやり方を変えた。
今ではアウトプット9割、インプット1割という感じだ。
おかげでそこそこ楽しく生きてる。
「このオッサンの話を聞く価値ありそうだ」
と感じたら、ぜひこのまま読み進めてくれ。
英語力で稼ぐには、マーケット感覚が超重要。よくあるスレ違いは
「自分の英語力なんて大したことないから、仕事になるレベルじゃないよね」
で、いつまでもいつまでも勉強してしまうパターン。世の中にはゴマンと会社と仕事はあって、求められる英語力も千差万別。英語は仕事をしながら磨こう。
— 黒坂 岳央@本業:主夫|趣味:仕事とゲーム (@takeokurosaka) January 7, 2021
最初に「勉強の終わり」を決めなさい
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2021/01/32.jpg)
これはアチコチで何度も言っていることだが、
恋人の誕生日レベルに重要なことなんで、もう一度いう。
いいか?今ガツガツ英語を頑張るあなたは、
最初に
「どこまでやるか?という勉強の終わり」
を決めてくれ。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/07/438723_s-1.jpg)
コレを言うと、世の中の英語講師どもはオレに噛み付くかもしれないな。
「甘えたこと言ってんじゃねえよタコw 語学の勉強に終わりはないぞw」
と。
いやいや、オレから言わせてもらえば
「いつまで勉強し続けて、
自己満足の世界に浸ってるんスカw
早くその居心地のいい
ぬるま湯から出てくださいよw」
って言いたくなるぜw
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/07/2-6.jpg)
一応、弁解しておくと
英語講師たちの主張も、
あながち間違いではないんだ。
オレも現在進行系で、英語力を使って仕事をしているけど
やっぱり未だに知らない英単語はいくらでも出てくるからな。
けど、それでも「専業勉強家」はやめて
「ビジネスマン兼勉強家」でいいって話。
オレはこの表現を
「learning by doing」
と言っている。
ああ、都度勉強が必要な時は知識をつけながら、英語で仕事をしようぜって話。
英語の勉強をしている間は、1円もゼニにならねえ。
ああ、ひたすらご奉仕三昧って状態だよな?
やめろ。英語力は最低限でいいんだ。
ビジネスで使えるスタートラインに立ったら、仕事をしながら伸ばしていこう。
勉強にハマる中毒症状
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/05/3-5.jpg)
「勉強を頑張ってえらいねー!」
なんて、オレはあなたを褒めない。
「オイ、目を覚ませ。
いつまでも勉強してしまうのは、
ある種の中毒症状だ」
と逆にビシビシあなたを叱るw
なぜって、本当にこれは治療した方が良い中毒症状だからなんだ。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/04/3-6.jpg)
勉強は楽しい。そしてやっている間は安心できるだろう。
いつかは海で浮き輪無しで泳ぐつもりでクロールの練習をしている。
けど、足のつくプールで泳ぐ練習をしていたら、
いつの間にかプールで泳ぐことそのものにハマってしまい、
タイムを縮めることを頑張っちゃう感じだなw
確かにプールで泳ぐのは上手になるかもしれない。
けど、一体いつになったら海にいくんだ?
「自分が楽しいからそれでいい」
そういうなら、英語の勉強は趣味と割り切ればいいだろう。
だが、趣味は自己満足の世界だ。
誰も自己満足の活動にお金は払ってくれないぜ。
それでいいなら止めはしないが、
せっかくならあなたも英語力を使ってお金を稼ぎたいはずだ。
だったら、ある程度プールで泳げるようになったら、
さっさと海に出ていくべきなんだよ。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/04/a-2.jpg)
それから勉強中毒になる
もう1つの理由としては、
不安になるからというのがある。
勉強をすると、次々と未知のものに遭遇する。
そうなると、人によっては強烈な不安になっちゃうんだよな。
あれも、これも、あっちも勉強しなくちゃいけない…。
そう考えると、勉強をすることで湧いてくる不安を払拭するために、
ますます勉強を頑張ってしまうわけだ。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/04/1-8.jpg)
だけど、オレが冒頭で述べた
learning by doing
で言ったとおり、必要最低限の知識をつけたら
後は現場で勉強しながらやってくれ。
一人で勉強をしても、時間とお金を失い続けるが、
仕事をしながら勉強をすれば、お金をもらいながら学べるんだ。
サイコウ。
相手の期待値を把握する重要性
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/04/8.jpg)
どうすれば勉強中毒を治療できるのか?
その方法は「相手の期待値」
を正確に把握することなんだ。
オレは書籍出版に挑戦する前は、
「本を書く人は国語の天才」だと思ってた。
国語辞典を開けば、知らない文字は1つもない。
ことわざや四字熟語は完璧に使いこなす。
学歴は東大や早慶上智レベルがマスト。
さらに専門領域について、博士号を持っているような
深い知識の持ち主だけが書籍を出版することを許される、そう思っていたんだ。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/04/2.jpg)
けど、自分が書籍を3冊商業出版をして感じたのは、
「あれ? オレレベルでもええのん?」
という拍子抜けに近い感覚だ。
義務教育時代、通知表なんて「1」以外はほとんどついたことがないオレだ。
それでもオレは書籍を3冊出している。
ありがたいことに英語本は速攻で重版した。
勉強中毒者のほとんどは、
「世の中のビジネスは天才を求めている」
と勘違いしている。
んなことないw
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/02/0321dsf.jpg)
それから英語力を使って働く、
ということについても
あなたはビビりすぎている。
実際、職場で働いてみろ。拍子抜けするぞw
もちろん、職場ごとに求められる英語力は全然違うけど、
外資系、グローバル企業でもスタートラインとして、
必要な英語力はあなたが想像するより遥かに小さい。
「TOEIC700点取得していたらOK」
「英文を読むのに抵抗がなければOK」
こういった会社でも入社後は研修をしてくれたり、
マニュアルがあったり、先輩社員からOJTをしてもらって
「働きながら必要な英語力を伸ばせる職場」なんて鳥取砂丘の砂レベルに多い。
ジッサイ、一流企業にも仕事ができないビミョーな人も割といるんだよなw
オレは東証一部上場企業でも、複数社働いたからよく分かる。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/02/1-1.jpg)
オレが昔働いていた外資系企業も、
英語力を活用しまくる環境だった。
ITエンジニアの社員たちは、
「英語が苦手」
という人も少なくなかったが、
彼らが働きながら英語力を伸ばしていったのを
目の当たりにしたよ。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2020/02/1-2.jpg)
あなたは英語を学ぶのと同時に、
活用する場所を知ることをやってほしい。
同時に、あなたに報酬を支払う相手は、
あなたに英語力をどのくらい期待するかをリサーチしておいてくれ。
そうすれば、
「なんだ、別にTOEIC満点とか求められていないのかよw
じゃあさっさと入社して、お金もらいながら勉強したろ」
という感じになるだろう。
こうすることで「頑張り過ぎのムダ」を削減することができる。
日本人は真面目な気質の人が多く、ついつい勉強もやりすぎになってしまう。
少しでも参考になったら幸いだ。
コメントを残す