【40代/50代大人向け】一生初心者を抜け出して英語の上級者になる勉強法/上達の法則 著 岡本 浩一/中級者/伸び悩みの壁/ゼロから勉強したい

オレだ。今回は一生初心者から抜け出す英語勉強法の技術「上達の法則」を教えるというテーマで話をしていく。

「英語の勉強期間だけは長いけど、ずっと初心者レベルを抜けられない」

「自分が英語の万年初心者なので、上級者の人を見ると自分とは才能が違うと諦めてしまう」

あなたはこんな感覚を持ってないだろうか?世の中の多くの人が初心者の迷路に迷い込んで出られなくなってる。その脱出難易度は富士急ハイランドにある絶望要塞の次くらいと言われてる。抜け方を知らないまま続けても脱初心者はできないだろう。でも大丈夫、あなたはちゃんと勉強すれば間違いなく抜けられると断言する。どうすればいい?結論、上達の法則を理解しなさいという話だ。最初にこの動画の結論を3秒でいうと「英語の上達には法則がある。一生初心者止まりの人は、この法則を知らないまま闇雲に続けている」そういう話なんだ。あなたの身の回りで一人二人、とにかく要領が良くて仕事でも趣味でも何をやっても初心者の段階を終えて、サクサク上級者になれる人っていると思う。

ほとんどの人はそういう人のことを「あの人は生まれつき賢いから。才能があるから」で雑に片付けてしまうけど、実はそうではない。上達の法則に則って取り組むから結果が出ているにすぎないというのが正しい理解だ。じゃああなたもこの法則を理解して初心者を卒業しましょうよという話だ。

自分は日々、色んな学習者とやり取りしているからこれは断言できるけど、40代、50代まで10年、20年もずっと英語が初心者止まりだったけど、英語多読の勉強法を心底理解して取り組んだ結果、これまでの不調を抜け出して開始から1年、2年で英検準1級、1級に合格してそのままTOEICも800点、900点を超えていく人達を出してきた。中高年になっていきなり能力が高くなったのではなく、彼ら/彼女らは単に上達の法則を理解して淡々と取り組んだに過ぎないってこと。あなたもご存知の通り、自分は過去にユーラシア大陸に住む優秀な人全員を調査して先日その極意について国際特許出願したばかりだけど、今回は動画を見てくれてる人のために特許全公開で人類の平和に役立ててもらいたいと思ってる。

あなたがこの動画を見ていただくメリットは、上級者になる人は何が違うのか?上達の法則とは何か?具体的にどうすれば上達していけるか?ついでに目からビームの出し方までしっかり理解できる。現在、脱初心者をすべく英語を頑張っている人だけでなく、中級者止まりで上級者の壁を破れない人まで救う内容になっているのでぜひ最後まで見ていってくれ。

今回の参考図書は「上達の法則」。この本は現役の英語学習者の時期に読んでいて今から20年以上前に出たものだけど、正直ものすごく良書。しょうもない小手先テクニックとか、ふわふわパンケーキに乗った生クリームみたいな表面的でクソの役にも立たない再現性ゼロのお花畑ストーリーがアジア全域に感染拡大してるけど、この本はマジでレベルが高い一冊だと思う。学者が書いているので結構文体のテイストは難しめだけど、非常に価値が高い一冊なので全力でおすすめしたい。

 

>>>上達の法則 著 岡本 浩一

 

今回の動画の内容は次の通り。

英語の初心者と上級者は何が違うか?
英語の上級者になる5つのメリット
 1.心理的余裕
 2.変化に強い
 3.衰えにくい
 4.吸収力がある
 5.ミスしない
英語の上級者になるための10の方法
 1.反復練習
 2.技術の理解
 3.大量インプット
 4.フルコミット体験
 5.いい道具を使う
 6.習慣化する
 7.メモを取る
 8.全体像を把握
 9.一流を理解している
 10.規則性・法則性の理解

ではいく。

 

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英語の初心者と上級者は何が違うか?

まずは英語で脱初心者して中級者、そして上級者になれる人は一体、何が違うのか?これについて解説をしていく。結論、冒頭で話した通り上達には法則があって、その法則を抑えて勉強をしたからって話。脳みそ空っぽでひたすら時間や量を投下したら誰でもできるという話ではなく、ちゃんと伸びる方法論で分量をこなす必要があるってこと。そして上達の法則はどんな分野でも共通点が多い。「一芸に秀でた人は他の芸にも秀でる」という言葉通り、特定の分野で成功した人は、その経験から上達の法則を理解して他の分野に適応するから何をやっても成功してしまうという話がまかり通ってる。仕事がめちゃめちゃできる人ほど、趣味で料理とか筋トレとか何をやっても上級者になれるのは、彼らが1つの成功体験から上達の法則を理解して他の分野でも使っているから。

上級者はものの見え方が全然違う。初心者の頃に見えなかった上達への道のりがくっきり見えるようになり、規則性、法則性なども素早く理解して速習できる。自分のレベルくらいになると地縛霊とか相手の未来まで見えてしまうので、いずれは黒坂を目指してほしい。今風の言い方をすると「解像度が上がる」。脳科学的にこの変化を「認知構造の変容」という。一度上級者ならではの感覚を身につけると、二度と初心者に戻れなくなる。今の話を車の運転にたとえるとよく分かる。自動車教習所で運転を習うと分からないことだらけだ。足元にはペダルが3つもあって、名前も機能も全然わけがわからない。クラッチと言われても意味がわからない。ミラーの位置の調整があっているか自信がない。椅子の調整はどの程度にすればいいかも分からない。何も分からない状態で縦列駐車を練習しろと言われると、最初はぶつけないようにこわごわやるから一時間以上もかかる。加速感覚、車間距離、運転操作1つ1つの作業に、とてつもなく時間がかかるしプレッシャーもハンパじゃないから、同じ確認作業を何度もやるムダも犯す。「お前さっき右側確認したがな」と教官に切れられるのは初心者あるある。自分は教習所でよく頭はたかれた。今の時代なら体罰やね。だけど、運転に慣れてくれば縦列駐車も雑談をしながらできるようになる。運転に慣れるとまるで自動車が体の一部のように感じられ、一つ一つの作業を頭で考えなくても勝手に体が動いてスピーディーに正確にできる。たとえば普段はプリウス乗ってる人が、北海道旅行へいってワゴン車の運転をする場合でも、10分くらい運転すればすぐ慣れて快適に運転できる。でもこれがペーパードライバーの初心者だと全然話が違う。普段からこわごわ運転してペーパードライバーの人は運転のブランクがしばらく空くと、また下手な状態に戻る。なぜなら彼らは上達の法則を掴んでない。だけどしばらく乗り続けて一旦、上級者になれば極端にいうと10年間運転していなくても、10分あればですぐ慣れてまた前のようにスムーズに運転できるようになる。どんな分野でもある一定レベル以上に上達すると、運動機能や認知機能に質的な変化が起こって、初心者には戻らなく、いや戻れなくなる。でも初心者の頃にブランクがあると簡単に技術がゼロに戻る。これが初心者と上級者のイメージなんだ。

英語でいうと上級者は初めて見る英単語でも、努力して推測しようとしなくても自然に意味が分かってしまう。たとえば、philanthropyという英単語を初めて見ると「phil-という接頭辞は愛するでanthropyは人類という意味だから、人を愛するという意味だ」と見当がつく。ちなみにphilanthropyは慈善活動とか社会奉仕事業といった人々に愛情をかける活動のこと。英単語を見て、いちいち日本語を介さず単語の方からストレートに意味が脳に飛び込んでくる感覚になる。今の話を考えると、巷でけったいな「多読は分からない単語は意味を推測しなさい」という主張はおかしいと分かる。推測は上級者にしかできないし、上級者は別に意識しなくても自然に意味が分かってしまうのでこの主張は論理的に破綻してる。

それから英語だけでなく、多言語を身につけらえる人も英語を取得する過程で勉強法とか、力を入れるべきポイントを理解しているのでどんな外国語でも取得できる。ちなみに自分が大学生の時は第二外国語で中国語を履修したけど、英語を独学したのと同じやり方で勉強して中国語の成績は一番になり先生からも驚かれた経験がある。でも自分としては特別才能があるとかではなく、シンプルに英語の勉強でうまくいった方法を中国でもやっただけなので結果が出て不思議なことは何もなく当然という感覚だった。フランス語でもイタリア語でもいつでも身に着けられる自信がついた。

 

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英語の上級者になる5つのメリット

では次に上級者になるメリットについて解説しよう。結論次の5つある。

1.心理的余裕
2.変化に強い
3.衰えにくい
4.吸収力がある
5.ミスしない

順番に解説する。

 

1.心理的余裕

まず、上級者は心理的な余裕がある。初心者は英語が伸び悩むとすぐ不安になる。どうやって壁を乗り越えればいいか分からないから、壁が見えたらジ・エンド「owata人生オワタ」みたいな感覚を持ってる。頭ではこの方法がいいと分かっているけど、過去に上達した経験がないから自信が揺らぐのが怖くて新しい挑戦ができない。でも上達の法則を理解している上級者は、すぐに伸びなくても不安がない。なぜなら語学の勉強はやってすぐ目に見える上達があると思ってないし、どのくらいやり込んだタイミングでどのくらい伸びるのか理解してるからまったく焦りがない。さらにいざ伸び悩みの壁とかスランプに陥っても、過去にそこから脱出したことを体験的にわかってるから冷静に対処して抜けられる。壁にぶつかっても10個くらい対処法があるから、それを優先度の高いものから順に1個ずつ試していけば必ず突破できるという自信がある。イメージ、狭い部屋に鍵をかけられて閉じ込められても、手元には100個くらい鍵束を持っていて必ずどれかの鍵で開くという確信を持ってるというイメージ。

 

2.変化に強い

それから変化に強い。いざ英語力を身に着けて上級者になったら、今度は身につけた英語力をどのタイミングでどのように仕事に活用するか?という判断とか決断力が求められる局面がやってくる。上級者はこういう新しい局面での立ちふるまいがうまい。たとえ新しい仕事の技術や情報が出てきても、すぐに何が大事で何が大事じゃないか?どれを優先的にすればいいか?を瞬時に見極めてどんどん身につけていく。結果、上級者は変化に強く、次々新しいことに挑戦する中で経験値を積み上げるからますます強くなる。その一方で上達の法則を知らな人は、新しい環境に慣れるのも、技術や知識を身につけるのに手間と時間がかかる。思った通りできないのが苦痛なので新しいことに挑戦しない。結果、仕事でも置いてけぼりからコースというイメージ。

 

3.衰えにくい

そして技術が衰えにくい。上級者になると一度身につけた技術は簡単には錆びつかなくなる。英語の上級者になれば、身につけた英語を維持するのも簡単で英語で仕事をしたり、PCやスマホの言語設定を英語にしたり、日常的なニュースやウェブ検索、SNSも全部英語にすることで苦労なく英語を維持できる。これが初心者だと維持するのもかなり大変。英語力を深く血肉化できていないから、初期の頃にブランクを作ると英単語も思い出せなくなる。10年ぶり、20年ぶりに英語をやり直すとなると初心者はゼロから再スタートになるけど、昔上級者だった人はやればすぐ知識が生き返る。復活も早い。

【40代/50代】英語は10000時間でモノになる|日本人英語学習者のブレイクスルーやっぱり英語多読は最強だった 著:橋本 大也さん

 

4.吸収力がある

さらに上級者は吸収力がある。業界ではこういう人のことをパーフェクトセルと呼ぶ。英語の勉強で初心者は飽きずに集中力を維持するのが大変だが、上級者は飽きない。なぜかというと同じリーディング、リスニングでも勉強して吸収できる情報量が圧倒的に多いから。情報量や学びが多いと飽きずにやれる。特に上級者になるほど先生から教室で教わる、ということが少なく「見て盗む」方が圧倒的に多い。同じものを見ても多くを吸収し、再現できる。だから上級者は他人の英会話とかスピーチ、ディベート、ニュースなどからも多くの技術や知識をドンドン身につける。

これはスポーツ観戦で言えることだけど、テニスの初心者は自分がプレイするのは好きだけど、見るのはつまらないという人は多い。けど、上級者は他人のプレーを見るのも好き。なぜなら上級者は自分のテニスのプレーのクセ、強みや弱みを正確に理解していて、自分の持っている技術と他人の技術を比較して改善点を見つけたり学びを得る。そして上級者は自分より総合的な実力が下の初心者相手からも、部分的に優れた点を見抜いて学びにする。たとえば自分が初心者の頃に理解するのに時間をかけた箇所を、目の前の初心者があっさり攻略したらその初心者に対して具体的にその部分の長所を褒めて伸ばし、相手を成功へ導くといった指導力もある。自分クラスになると鶏の卵から人生哲学を学ぶレベル。

 

5.ミスしない

最後に上級者はミスをしない。上級者はムダが少なくいちいち考えて思考を介さなくても、体が勝手に動いて自動化する。初心者は全身全霊で集中しないと英会話できないけど、上級者は自転車を漕ぎながら力を抜いて英会話ができる。この違いは圧倒的な反復量。上級者は初心者とこなした分量が1桁、2桁違うのでいちいち思考を通さなくても体が動いて正確に処理する。たとえばembarrassingはrとsは何個ある?と数えなくても手が勝手に動くからミスがない。BeethovenとかBarcelonaみたいな長い英単語も絶対にミスせずに書いたりキーボード入力できる。

 

以上、上級者になると5つのメリットがある。これは何がなんでも絶対に英語上級者になるしかないよな?次の章からはいよいよ、具体的に英語上級者になるためのポイントを解説していく。次の章からの話が一番重要なのでぜひ集中して最後まで見ていってくれ。

 

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英語の上級者になるための10の方法

それではいよいよ、英語上級者になるための上達の法則を解説していく。本書の内容を取り上げるだけでなく、黒坂オリジナル理論も混ぜたハイパースペシャルワンダフルテクニックのオンパレードになるので、しっかりついてきてほしい。来年には国際特許を取得して有料化の予定なので、無料で学べる今のうちに持っていってほしい。バシバシスピーディーに話をしていこう。

 

1.反復練習

上級者になる最初の条件が反復練習。英語学習の問題は大体が反復練習で解決できる。そして反復練習というと、人によって連想する数字が1桁、2桁違うことも多い。現在、英語の超上級者だったり一流のビジネスプロフェッショナルをやってる人に今の英語力にたどり着くまでにどのくらいやった?と聞くと、「洋書500冊読んだ」とか「英字新聞10年購読してる」とか平気な顔して返ってくる。そこまでいかなくても「速読英単語何周した?」って聞くと「まあ20周、30周くらいかな。自分は要領が悪いけど、このくらいやったら自然に覚えられたわ」みたいに返ってくる。その一方で初心者ほど「2回も読んだのに全然覚えられましぇん、人生つらたんぴえんぱおん」とピーチクパーチク言う。口動かす前に手を動かせと言いたい。

英語に限らずどんな分野でも上級者になりたければ、努力の基準値をあげよう。成功体験がない人ほど「自分は不器用だから普通の人がこなしてる大体の基準値の2-3倍はやる」ってつもりで始めてくれ。

 

2.技術の理解

英語でもスポーツでも囲碁でも上級者は「技術」を勉強して理解してることがほとんど。たとえば自動車免許持ってる人ならとりあえず運転はできると思うけど、どういう構造で車が動いているのかは知らないまま乗ってると思う。けどF1レーサーとか整備士など車のプロは理解してる。筋トレ頑張ってる人もなぜタンパク質を食べると筋肉がつくのか?ということは説明できないことが普通だと思うけど、ボディービルダーで栄養学について無知な人はほぼいない。

英語で万年初心者の人は、なぜ自分がやってる勉強で力がつくのか?何をどうすれば伸びるか?ということを何も知らないままとりあえず英会話レッスンに出たりしてる。一方でプロの通訳や翻訳をやっている人たちはすべからく自分なりの勉強法を理論立てて持っているのが普通。初心者を抜けられない人は勉強法の勉強をしよう。それが技術の勉強にあたるから。自分の事例で言うと英語の発音をシャドウイングで練習していたけど、最初はRとLの発音が全然できなかった。特にRとLが連続するworldとか、parallel、terrestrialはすごく難しく感じた。Rの発音のコツを調べた時に「舌を口の中で丸めろ」という指示があってよく分からなかった。けど、ある時「小さなゥを入れて発音するとRっぽくなる」という記述を見て、やったらしっくりきて上達を感じた。

「英会話は頭空っぽで実践訓練すればいいんだよ!プロテインダンベルスクワット!」みたいに暑苦しい暴論を言う人がいるけど、英語学習は間違いなく技術や理論を軸にやったほうが良い。逆に理論なく実践あるのみでやると死ぬほど非効率になる。「えー?でもネイティブは赤ちゃんでも英語話せるじゃん」こういうおままごとセットな発言をする人もいるけど、冷静に考えてみよう。アメリカ人やイギリス人が英語を使えるのは理論抜きで実践だけでやってる。だけど彼らは1年365日24時間親や教師がつきっきりで対応しても、7歳や10歳では大人と比べて言語能力は全然しょぼい。子供の英語レベルはビジネスの職場では通用しないし、アメリカの大学ではビジネスライティングとかビジネスプレゼンの講義があって、大学生は体系的に論理的にビジネスコミュニケーションを学ぶ。

日本人が英語を学ぶ時は、ちゃんと体系立てて技術的に学ぶべき。そうすれば仕事や育児をしながら空き時間で2年、3年でビジネス英語に達する。これは理論を一切学ばず、自然な実践訓練だけでビジネス英語を使えるようになるより圧倒的に早いし効率的だしよく伸びる。だから速習するためにも、実践訓練ではなくまずは戦略を持ってちゃんとお勉強したほうが効率がいいって話。

 

3.大量インプット

上級者は大量のインプットをしている。自分はこれまでプロの通訳・翻訳の人と一緒に仕事をしてきて、その中には海外大学院MBAホルダーの人とか独学派の人とか色々いた。経歴はバラバラだけど、共通点はとてつもない分量をインプットしていたってこと。とにかく場数がケタ違い。洋書は数百冊読んだとか、何百と翻訳、通訳のトレーニングをしたとかとにかくインプット量がヤバい。黒坂の事例で言うと自分がやってきた仕事で一番歴が長いのが文章執筆だけど、1記事2000文字のビジネス記事を2000記事以上は書いてきたので、1冊200-300ページの書籍が大体10万文字くらいなので本40冊分くらい。でも読書量はそれより遥かに多い。10年間で3000冊くらい読んだ。過去の動画でもいってきたとおり、上級者になるには大量のインプットは基本中の基本。インプットが少なければ何も始まらない。インプットサボってるのに、アウトプットが伸びないなんておこがましいわ甘えるなバカタレ!と思った方がいい。

 

4.フルコミット体験

上級者はフルコミット体験をしてる。フルコミットとは何かというと、英会話なら一日中英語オンリーの生活を自らに課してみるとか。過去の動画で取り上げたけど、日本に住みながら脳内留学で1万時間英語を使い続ける英語ユーザーで上級者になった人の事例を取り上げたけど、あのイメージ。1年365日1日24時間フルコミットする体験が上級者を作る。けど著者によると注意が必要で、フルコミットはやる時期が早すぎると失敗するという。技術や知識が十分ついていない状態でブロークン・イングリッシュを続けても、変なクセが固定化して逆にその悪いクセを抜くのに苦労するようになる。知識、技術がしっかり備わったらフルコミット体験をしよう。

 

5.いい道具を使う

上級者はいい道具を使ってる。プロのヴァイオリニストは名器と呼ばれるヴァイオリンを使う。黒坂は文章を書くのが仕事なので、東プレリアルフォースという品質のいいキーボードを2つ買って長い間ずっと使い続けてる。道具をケチって下手に安物を買うと、使いづらかったりストレスを感じながらやることになるので、技術も上達しないしストレスを感じるのがいやで練習や仕事をしたくなくなる。英語学習者でいえば、電子辞書を選ぶ時はあまり安さばかりにこだわらず、使っていてストレスを感じないものを選んだり、家の中での勉強に集中できない時は有料自習室を契約して集中しやすい環境を買うとかを意識してほしい。

 

6.習慣化する

英語学習は頻度が大事。たとえば英会話練習でいうと、1週間に1時間やるとまったく上達しないわけではないけど、大きな上達はしない。だから上級者を目指すなら基本はできるだけ毎日、もしくは土日休んでも平日だけでも毎日やる。週1回練習と週5回練習は5倍違うわけではなく、6倍、7倍ともっと大きな差になる。なぜかというと毎日練習したりインプットすると前回やって学んだことの記憶が強く残っているのですぐ復元できる。でも1週間も間を空けてしまうと、知識、技術が定着する前に完全に忘れる。だからできるだけ毎日やって思い出せなくなる前に、次のインプットをすることで早く上達する。

 

7.メモを取る

万年初心者の特徴は、同じ失敗を何回も何回も繰り返して改善しない。その一方で上級者もミスをするにはするけど、絶対に繰り返さないという特徴がある。自分は外資系勤務時代、それから独立してからも仕事を通じて東大卒、海外MBA卒のいわゆる高学歴エリートと一緒に仕事してきたけど、彼らは一度失敗したら、本当に二度と同じミスはしない。なぜか?それは彼らはメモをとるから。ミスをしてもいつまでも失敗に囚われて落ち込むことはしないけど、着実に100%ミスを潰す。英語学習も同じ。今でこそ英語上級者になった人たちも、初心者だった頃はミスをするし、どうしても焦ったり不安を感じて黒坂に学習相談をすることがあった。けど上級者になった人の中で同じ失敗、同じ質問を何度も繰り返す人は誰一人いなかった。しっかりメモを取って自分の思考のクセ、同じミスを繰り返さないように強く意識してる。1つの失敗から多くの教訓を丁寧に学ぶことの重要性を理解してる。でも万年初心者の人は「わからなければまた聞けばいいや」と失敗を軽視して改善する思考をサボるから、結局同じ失敗を何度も繰り返す。そうなると当然伸び悩むから自信を失って挫折する。「メモを取るなんて面倒くさい。考えたり調べるの面倒くさい。息をするのも面倒くさい。」と手間を面倒くさがる人は、実は自分が一番損をしている。

 

8.全体像を把握

上級者は全体感を持って勉強するのに対して、万年初心者の人は地図を持たずに勉強をするという違いがある。全体がみえると何がいいかというと、力の入れ具合が分かる。上級者は本質を見て、何が重要で何が優先かをハッキリ理解しながら勉強する。でも、万年初心者は苦労しなくていいところでムダにエネルギーを使い、力を入れるべきところを雑にする。結果、いつまでも身につかない。これはその人の能力ではなく全体的な戦略を頭の中に入れて理解しているかどうか。イメージ、婚活で鼻毛出しっぱなしで腹ですぎの人では、どれだけ高学歴高収入でエレガントな知識やマナーを披露しても、今のままでは成功しづらいってのと同じ。まずは鼻毛切って出過ぎた腹を引っ込めることの優先度は高い。鼻毛が気になって会話が入ってこない。

上級者は全体像を持っているから、最初からあれこれと広く浅く手を広げず、深く狭く一つずつ着実に終わらせていく。たとえばパソコンのオフィスソフト操作に慣れようと思うなら、全部同時にやるのではなくまずはワードを最低限使えるようにして、それが終わってからエクセルをやるというイメージ。そしてパワーポイント。でも最初にワードをしっかりやっているから、メニューバーの表示とか機能の共通点をすぐに理解できて、その後のエクセルやパワーポイントをする上でも最初のワードを身につけるよりも早く覚える。英語も同じ。英単語の暗記も英文法も発音もついでに金魚の餌やりも全部同時並行は止めた方がいい。まずは英単語の暗記にコミットしよう。そうすると次の英熟語をやる時に英単語の暗記が活きるし、その次の英文法の勉強をする時にはこれまでやった英単語、英熟語の知識が役に立ってくれる。

 

9.一流を理解している

上級者は自分より上の達人を見て「さすがあの人は違うな」などと評論したり、分析して学ぼうとする。一方で万年初心者はプロを観察することをしないで自己流でやろうとして成果を出せない。ある骨董界の重鎮は、東京上野の国立博物館に通い詰めて、毎日同じものを観察して眼力を鍛えた。一流の作品を見続けると、ある時に贋作、つまり偽物を見ると「何かおかしい」とすぐ気づく。日本で英語上級者になった日本人なら、元NHKラジオ英会話の杉田敏先生の英語力がすごいことはたいてい分かると思う。杉田先生の英会話や英文を見ると、本当にビジネス英語の知識やノウハウ、技術力エグいてすぐ分かるけど初心者からすると発音だけネイティブっぽくアーハン?と話すけど内容をよく聞くと大したこといってないパッパラパーの人の方がかっこよく見える現象と同じ。初心者のうちから一流の仕事をよく観察する方がいい。

ちなみにだけど、自分は経歴詐称をしている詐欺師をすぐ見抜ける回路にはちょっと自信があるんだけど、それは彼らの文章がおかしいから。彼らの文章は往々にして冗長で書かれている文章に無駄が多く、言葉や表現の整合性に不自然さを感じる。本当に文章がきちんと書ける人間なら、同じ表現の繰り返しを避けたり代名詞を使ったり、比喩やメタファーを上手に使いこなせる。だけど詐欺師は使っている単語だけハイレベルで、文脈がその単語のレベルに見合ってない低レベルなのでハンパなく違和感がある。たとえると前身ルイヴィトンで固めて、腕時計はパテックフィリップを装備したタカシくんが連れて行ってくれたディナーが、ファミレスで自宅は木造アパートみたいなチグハグ感。お前そのルイヴィトンと腕時計絶対中華製のパチもんですやんみたいな感覚になる。

 

10.規則性・法則性の理解

どんな分野でも規則性、法則性があって上級者ほどその数を膨大に理解しているという特徴がある。

初心者が英単語を覚える時、この単語「philharmony」を見ると「難しくて覚えづらい」と感じるけど、上級者は「phil-愛する、とharmonyで調和・和音で音楽の愛する、つまり交響楽団」と工夫の単語がくっついていると理解する。その他、発音でいえばlight、rightを学んだ時点で、night、fight、bright、sightと全部「アイト」と発音することで共通しているとすぐに見抜いて発音を理解するみたいなイメージ。初見の英単語でも発音が分かってしまうのは、規則性を見抜くことができるから。じゃあどうやって規則性、法則性を理解するかというとこれはもう大量のインプットに支えられているという話になる。

 

本書ではこの他、スランプの抜け出し方とか伸び悩みの解消法とかも技術的にめちゃめちゃ詳しく掲載されてる。自分がこの本を読んだのは20年も前でその間に上達するための技術本をたくさん読んできたけど、この本ほど学び多い書籍は少ない。マジで価値の高い一冊なので興味があればぜひ書店で手にとって読んでみてほしい。心から自信を持っておすすめする。

 

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