オレだ。この動画の結論をいうと、「運動習慣を持てば頭が良くなり、英語学習でも成功できる。さあ毎日運動する習慣を取り入れよう!」ということだ。今回の参考図書は「脳を鍛えるには運動しかない」を取り上げながら解説する。
「いやいやお前さあ、何でもかんでも英語学習に無理に結びつけようとするなよ。その内コスメとかヨガとか心霊動画まで英語学習に結びつけて来るんじゃねえの?」
「テメエいつの間にかライザップに転職してたんだよw お前!概要欄にライザップに誘導するリンク貼ってるんだろ!この動画は紹介料目当てなんだろ!」
はい!その反応、待ってました!自分はライザップに転職はしてないし、マジで運動が英語の勉強に与える影響力がヤバすぎるので、自分は心の底からあなたに運動を習慣化することをおすすめしたいと思っているんだ。
運動と勉強ってどことなく無関係のように思われがちなイメージってあるよな?一昔前のアニメとかゲームのキャラクターって、たいていは「筋肉バカ」みたいなのっていない?「細けえことはいいんだよ!お前らオレと一緒に勉強しようぜ」みたいなイメージ。逆に知的なインテリ君はデブでメガネかけてクイッみたいなやついたよな?でもハッキリ言ってこのイメージ、実は真逆こそが正しいんだ。予備校で紹介されてる東大医学部の合格体験記を時々見るんだけど、よくあるのが灘高校、開成高校といった日本トップの高校で夏まで野球やって、それから勉強をガチって一気に東大医学部に合格しました人もいる。それからニューヨークのウォール街の年収4000万円以上のビジネスマンは、早朝から筋トレで体鍛えて出社してる話だ。その逆に最近はデブメガネはイマイチインテリキャラクターじゃないよな?そう、勉強ができる人ほど運動習慣があったということなんだ。
あなたは運動が好きか?いや、答えなくていい知ってる。嫌い、そうだろ?だって面倒くさいじゃん。しんどいじゃん。「腕立て伏せ1万回やったらもうおしまい、一生涯にわたって効果が続きます」とはならないよな。運動は一生継続しないといけない。これは考えただけで嫌になる。あなたの気持ちはよくわかる。「やらないとダメなのは頭では分かってる。だけどできればやりたくない」そう考えているはずだ。オレはそんなあなたの気持ちを理解しつつも、それでもあなたに言わねばならぬ。「英語で成功したければ運動しろ」と。この動画ではなぜあなたは英語学習成功のために運動習慣を持つべきなのかを解説する。また、それだけでなくできるだけ努力している感覚なく、効果的で継続しやすいおすすめの運動の方法についても話をするのでぜひ最後まで見ていってくれ。
この動画は次の内容でお届けする。
現代人はスーツを着た縄文人である
運動が勉強に効く理由
1.BDNFが作られる
2.集中力が高まる
3.メンタルに効果的
勉強脳に効くおすすめの運動は?
ではいく。
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目次
現代人はスーツを着た縄文人である
まずは「なぜあなたは英語学習で成功したければ、運動習慣を持つというクソほど面倒臭いことをしなければいけないのか?」という納得の理由について解説しよう。いや、なんなら英語学習に関係なく人生幸せになるためにはマジで運動欠かせないって話をしたい。正直、あなたは運動の重要性をわかっているつもりでまだまだ真の理解とは程遠いと思う。その根拠をしっかり解説しようさて、「スーツを着た縄文人」という有名な言葉がある。縄文時代といえば縄文土器、なんか土器ばっかり作ってた時代のこと?というイメージがあるよな。縄文時代は今から約1万3000年前から2300年前の紀元前で、なんと1万年も続いたんだ。現代人は基本的にこの縄文時代の体のまま、令和を迎えていると考えてくれ。
人類のテクノロジーや情報は大きく変化したけど、人間の肉体は全然変わらない。これが現代人はスーツを着た縄文人という言葉になっているんだ。縄文時代は靴なしであるき回り、農作業をし、時には獣と戦うという生活をしていたけど、現代人のライフスタイルは大きく変化したよな?縄文時代は机の前で参考書を使って勉強もしていなかったし、デスクワークもしていなかった。多くの人は普通に会社に勤務するとか、自宅で家事育児を頑張ってこなしているけど、普通の生活をするだけではどうしても運動不足になりがちだ。さらに普通の食事をして一日3食好きなものを食べるとどうしても食べ過ぎかつ脂質、糖質のとりすぎになる。「自分は普通に生活してるから」という人はそれだけですでに足りないんだ。その上、リモートワークをして家からほとんど出なかったり、食事は外食やコンビニ弁当ばかりだという人はさらにヤバい。運動不足にも程がある。その先に待っているのは病気の苦しみに耐えながらの寝たきり生活が待っている可能性もある。
さすがに今の我々は縄文時代みたいな生活をするわけにはいかないけど、意識をして運動習慣を取り入れることで運動不足を解消し勉強や仕事のパフォーマンスも最高になれる。だから運動習慣を持つという決意と覚悟を持ってやろうぜという話なんだ。ここまでの話を聞いて「ヤベえな。確かに運動することが前提に作られた我が肉体はほとんど動いておらぬ。運動を始めねば」という気持ちになってくれたはずだ。「確かに運動の必要性はよくわかった。だけど、勉強にそんなに効果的なのか?」という疑いと疑問を持っていると思う。はい、おまたせした。次の章からはいよいよ、運動がどれだけ脳にいいのか?について解説する。次の章からがこの動画で一番大事な話をしていくのでぜひ集中して飛ばし見せず聞いてくれ。
運動が勉強に効く理由
さて、この章では運動が勉強に効く理由について語っていく。
1.BDNFが作られる
2.集中力が高まる
3.メンタルに効果的
1.BDNFが作られる
運動をすると頭がよくなる。その根拠の1つ目がBDNFが作られるからなんだ。BDNFとはbrain derived neurotrophic factor 脳由来神経栄養因子の略で、フンコロガシにもわかるレベルで簡単にいうと、脳の栄養になる物質のことなんだ。運動をするとBDNFが作られる。そうなると、脳細胞が増え、前頭葉にも良い影響を与える。脳を植物にたとえると、食べ物から得た栄養が水、運動で作り出したBDNFが肥料のような役割だと思ってくれればいい。BDNFは食事からも取り入れることができるけど、運動で作るのが一番おすすめなんだ。その逆に運動しないとBDNFが出なくなるから、脳の働きが悪くなり脳が劣化して簡単にいえばバカになる。年をとると頭の働きが悪くなる、みたいなイメージがあるけどこれは「年をとる→体を動かさなくなる→BDNFが減る→脳の働きが悪くなる→脳の働きが悪いからますます頭を使わない」という悪循環に入るからなんだ。逆に言えば、年をとっても元気に運動をしながらバリバリ現役の経営者という人はいくらでもいる。特に40代、50代以降は人によっては管理職となって仕事の責任が増えたり、育児で忙しくなって運動ができないという人も増えるので、意識して運動習慣を作った方がいい。放置するとBDNFがドンドン減っていき、頭の働きが悪くなる。ボケたくないからと机の上で計算ドリルとか脳トレをガリガリやるんじゃなくて、まずは運動をしろというのが答えだ。
2.集中力が高まる
次に運動をすると短期的、長期的に集中力が高まるからやろうという話だ。
まず、長期的な集中力についていえば、運動を習慣化することで、基礎体力がついてくる。体力が豊富にあるから、途中でエネルギー切れにならず、長時間集中して勉強ができるようになるってこと。「は?勉強って椅子に座ってるだけじゃん。体力なんて要らねえだろ」と思うかもしれないけど、実はそうじゃない。勉強という行為は脳のエネルギー消費がハンパじゃなく激しいんだ。脳は全重量のわずか2%を占めるにすぎないのに、全エネルギーの約20%を消費するんだ。ハードに勉強や仕事をする人だと、エネルギー消費はもっと大きくなる。体力が尽きるとガソリンがなくなった車みたいに動かなくなるので、たくさん脳のガソリンが入る体を作ろう。そのために、運動して体力を作れとそういう話だ。しかも体力がつくと、勉強をスタートしてすぐに高い集中にスムーズに入れるようにもなるメリットがあるんだ。なるほどよくわかった。
そして短期的にも集中力があがる。具体例を出すと10分散歩をすると1時間集中力UPになる。運動をすると血流が増える。血の巡りが良くなることで、全身に運ばれる酸素や栄養が行き渡ることになる。脳はむちゃくちゃエネルギー消費するといったけど、実は酸素も大量に消費する。だから酸欠になるとまずまっさきに脳の細胞がやられる。運動をして酸素とエネルギーを脳に送り込むことで集中力アップになるんだ。
3.メンタルに効果的
そして運動をするとメンタルにむちゃくちゃ効果的なんだ。「はっw メンタルなんて別に勉強のパフォーマンスに関係ねえだろ」と笑う人もいるかもしれないけど、勉強とメンタルの関係を舐めない方がいい。英語の勉強をおままごと感覚でゆるくやろうという人もいるけど、個人的には「甘っちょろい気持ちでやるから失敗するんだよ」といいたい。英語の挑戦を舐めるな。甘く見るな。英語は学習者にとっての起業に近い。起業だから世の中に数多くある勉強法を自分の力で判断して選択し、その勉強法を冷静に分析して本当に自分がやるべきかを考え、ノウハウを理解して日常生活を送りながら取り組んでいく。ビジネスの起業とその本質は何も変わらない。自分は英語学習も起業も経験してるからこれがよく理解できる。世の中の英語の成功率が低いのは、みんな英語の挑戦を舐めてかかるからだと思ってる。そして現在、英語の勉強を頑張ってる人は当たり前だけど、過去に英語の勉強での成功体験がまだないよな?だから頭ではこのやり方で行こうと納得していても、成功体験がないものだから時には不安に襲われたり、自分を信じられなくて焦りを感じてしまう。もしもそんな試練に襲われている時に腐ったメンタルだと、当然うまくいくはずがない。ちゃんと成長している部分も数多くあるのに、悪い部分ばかりが目についてしまい、「やっぱり自分みたいなミドリムシレベルのゴミが英語なんてだいそれた挑戦だったのかもしれない」と投げやりになって放り出してしまう。だけど盤石なメンタルの土台があれば、そこで投げ出さず冷静に焦らずじっくり長期戦で取り組めるんだ。だからメンタルを舐めるな。
さて、そんな英語の成功に欠かせないメンタルを作るには運動が最強だ。運動をするとドーパミンが出る。ドーパミンというのは快楽物質で、一言でいうと気持ちいい状態。他には誰も歩いていない早朝に散歩したことがある経験者なら、顎の骨外れる勢いで頷くと思うけど単に散歩するだけでめちゃめちゃ気持ちいいと感じることってない?自分はある。自分はアメリカ留学中、長期休み中は毎日大雪が降って朝から夜までずっと部屋に閉じこもりっぱなしで生活していたんだけど、段々メンタルが追い詰められてきて悲観的な思考に染まっていた時期があった。ある時、雪を気にせず防寒着最強装備で大雪の中をウォーキングするようにした。長時間歩くと極寒の雪の中でも段々暑くなってくる。大学寮に戻ってくる頃には、なぜか気持ちはめちゃめちゃ前向きで清々しいと感じていた。これは運動をしたことで、間違いなくポジティブなメンタルになっていたのだと今ならわかる。鬱病に悩む人は無理はよくないと部屋で静かに過ごして運動不足になりがち。そうなるとむしろ鬱を悪化させるという話もある。鬱病患者に適度な運動や軽い軽作業をさせる習慣をもたせることで、症状が改善したという話がある。
運動をすると前向きでポジティブなメンタルになる。結果、長期的な英語学習で成功できるという話をした。その根拠は自律神経が整うからなんだ。自律神経を簡単に説明すると、呼吸、体温調整、代謝を管理する神経のことで実は寝ている間も24時間活動してくれている。そしてこの自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があるんだ。交感神経は体が活発に活動する時に働き、副交感神経は休息する時に働くようになっている。活動と休息をスイッチを切り替えるようにするイメージだな。で、大事なことは休息する時はしっかり休むってこと。現代人がやりがちなのは、疲れてしまって本来は休まないといけないタイミングでスマホいじりをして目も頭も活性化して働かせしまって、そのまま仕事や勉強に戻っていくこと。こうなると休んで副交感神経に切り替えるべきタイミングで、交感神経を動かしっぱなしになる。交感神経を動かしっぱなしだと、休みなく働いている状態なので常に疲れが取れず、トータルでの勉強のパフォーマンスが悪くなる。それだけでなく、休みなく交感神経のスイッチを入れっぱなしだと、感情の起伏が激しくなるんだ。攻撃的になったり怒り出したと思えば、気が抜けて無気力になったりもうダメぽとやる気がなくなったりする。英語学習中にこうなったらうまくいかない。思うように進まなければイライラ、テキストや教師に怒りを感じたり、かと思えば次の瞬間にできるイメージが湧かない未来に絶望してテキストを放り出して挫折してしまうという状態になる。もしもあなたが英語学習を感情の起伏で失敗してるなら、それが原因かもしれない。解決方法は運動習慣を持ち、休む時はスマホを使わず目を閉じて本気で休んで副交感神経に切り替えるようにしよう。
運動は薬と違って副作用のないのに、薬以上の効果効用が期待できる。これはもうやるしかない。
勉強脳に効くおすすめの運動は?
さて、最後は勉強のパフォーマンスを高めるためのおすすめの運動について解説しよう。まず運動には2種類ある。有酸素運動とは軽い負荷を長時間かけて運動することで、酸素を多く取り込む運動のことなんだ。たとえばジョギング、水泳、ウォーキングがこれにあたる。一方で無酸素運動とは、短時間で強い負荷をかける運動のことで、筋トレや短距離ダッシュが該当する。本書では脳を鍛えるという観点から、有酸素運動がおすすめといっている。その理由はBDNFが多く出るからというんだ。
でも黒坂個人的におすすめしたい、自己体験的にめちゃめちゃ効果があったのはウォーキングだと思ってる。その理由は5つある。
まずウォーキングなら誰でもできる。これまでロクに運動習慣がない人が一発奮起して筋トレや水泳を始めようとするとめちゃめちゃきつい。人によっては三日坊主どころか一日やってあまりのしんどさに投げ出してしまうと思う。でもウォーキングなら器具を買う必要もなく、年齢に関係ないので誰でもできる。
そして継続しやすい。一般的に都会に住んでいる人ほどスペースの問題で運動をやりづらいけど、ウォーキングなら職場と家の通勤区間を一駅歩くだけで平日確実に歩く習慣を作ることができる。肉体的、精神的に負荷も小さいので続けるしんどさもない。黒坂の場合は部屋にウォーキングマシンを取り入れて、読書や映画、ゲーム、アニメなどその時やりたい娯楽をしながら毎日やってるので継続が簡単。
次は活性酸素毒を排除できるメリットを取り上げたい。激しい有酸素運動は体力がつくメリットはあるけど、その反面酸素を過剰に取り込んでしまうことで活性酸素という毒が発生してしまう。特にマラソンランナーの中には太陽の紫外線と活性酸素の発生で年齢不相応にものすごく老け込んで見える人も少なくない。体力はついても、毒にやられて不健康になると本末転倒になる。だけど息が上がらない程度のウォーキングなら大量の活性酸素の発生はしないし、運動後に疲れて勉強が手につかないということもない。
最後は足を使うということ。医学やスポーツ健康学の複数の専門家が主張するのは、足の筋肉を使う運動がいいということなんだ。その理由は一番大きい筋肉は足にあるから。「足は第二の心臓」と言われ、足には全身の筋肉の3分の2が集まっている。歩くことで血液を心臓に戻す役割をしている上に、全体重がかかる「足裏」には、たくさんの「ツボ」があり、体の様々な器官につながっている。足を使う運動をすることで高い健康効果が期待できるということなんだ。
運動と勉強。一見すると関係なさそうに思えるテーマだけど、実はめちゃめちゃ密接に関わっていた事がわかってもらえたと思う。筋肉バカ、というイメージは完全に間違っていたことが理解できたはずだ。なぜって運動を継続するのはバカではできないから。運動をずっと継続するための技術、現在のライフスタイルの中で運動習慣を取り入れる戦略的思考、運動や栄養の知識など総合力がないと、忙しい毎日を送る中で運動を習慣化するなんてできない。ドイツの発生学者が提唱したルーの法則によると、人間は何も運動をしなければ毎年、1%ずつ筋肉が減っていくといわれる。運動習慣がない中高年はいずれ寝たきり生活になってしまうということ。それを防ぐためにも、面倒でもやりたくなくても、毎日無理なく運動を継続するウォーキングを今すぐやろう。ほなまた。
>>>脳を鍛えるには運動しかない(Amazonアソシエイツ)
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