英語学習は完璧主義ではなく完了主義でうまくいく 終わらす技術

今回は英語学習は完璧主義ではなく完了主義でうまくいくというテーマで解説する。待ってましたー!僕私の完璧主義を夏場のペットボトルみたいにベコベコに凹ましてくれよ。おう、任せておけ。そんな動画をお届けしよう。「自分は人生も勉強も常にスッキリせずにモヤモヤしてて助けてほしんですわ。どれもこれもタスクは全部が中途半端、頭の中は進行中のタスクでいつもオッサンのビール腹のようにパンパンに膨れ上がってる。いつも倦怠感というかモヤついてるから、頭ではやらないと分かっているのにとにかくお尻が重たく行動できない。気がつけば夕焼けにカラスがカーカー鳴いてて絶望するんですわー」ぐさー、それそれ!僕私のことだわ!そう思った人、この動画は絶対に必見だ。あなたの今感じている倦怠感やモヤモヤの理由、それは未完了のタスクをたくさん抱えているからだ。うわー、そうそう。仕事もプライベートも人間関係も全部が中途半端になってしまってたわー。そうなんだよ。これだと新しいこと何も始まらない。「1つずつ終わらせると、新しいことが始められるよ」うっさいうっさい、そんなことはとっくにわかってる。あれもこれもやらないといけない。家も散らかっていて片付けと整理整頓したい。だけど、でも目の前の忙しいタスク匂われて、めんどくさいからいつも後回しだから全部が中途半端。そうこうしてるうちに、冬の北海道みたいにドカドカ雪みたいに新しいタスクが投げ込まれて余計に全てが中途半端。ああ、神を悲しき我を救い給え!大丈夫、その悩みは今回絶対解決する。この動画の参考図書はこちら、終わらす技術。キタコレ、この技術は英語学習のお悩みにバッチリ効く強力な抗癌剤みたいな書籍になってる。

ここで冷静に考えてみよう。今いった何もかも未完了で中途半端な我々と真逆の人っていない?いるいるほら、それが社会的な成功者。たしかにー。彼らはタスクを1つずつ完了していると言えるんだ。確かに。言われてみれば、多くの成功者たちは身なりもきちんとしているし、家はムダなものがなくて常に掃除が行き届いていて、整理整頓。ビジネスでは即断即決で迷いもなく自信満々で1つずつを確実にミッションを完了させていくよね?なるほど、つまり成功者とは終わらせ力が高い人と言える。そういうことかー。ズバリ、完璧主義をやめて完了主義になれば、タスクを1つ1つしっかり終わらせてあなたの英語は成功する。この動画でそのエッセンスを学んでいってくれ。今回の動画は次の内容でお届けする。

1章 完璧主義を今すぐやめるべき理由
2章 完了主義で人生も英語も成功する5つの理由
3章 完了主義で英語をする勉強法

ではいく。

 

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1章 完璧主義を今すぐやめるべき理由

まずは1章 完璧主義を今すぐやめるべき理由について解説していこう。最初に結論をいうと「デメリットしかないからやめろ」ということなんだ。「いやいや、それは頭では分かってまんねん。でもうちは先祖代々、完璧主義の血筋が続いていて油断すると完璧にやりたくなってまんねん!」と感じた人もいるかもしれない。気持ちはわかる。でも、つい完璧主義でやろうとする最大の理由はDNAというより、思考のクセによるもの。しっかりと完璧主義のデメリットと原因を言語化して骨髄に届くまで理解しておけば改善できる。大丈夫、だからだまって話を聞いてくれ。

さて、完璧主義のデメリットを一言でいうと「効率が悪い」ってことに尽きるんだ。冷静に考えてみてほしい。世の中には完璧にやるべきことと、そうでないものにわかれる。たとえば、手術。「うーん、なんかよくわからん神経があるぞ。これなんだったけ?ま、邪魔だから切るかな。パチッとな」「せ、先生!それは切ったらあかんやつや!」「あーー」…ダメでしょ。取り返しがつかないこととか、失敗すると計り知れないダメージを食らうものは完璧でないと許されない。

でも、完璧主義者は神経移植手術と同じノリで何でもかんでも完璧にやろうとするとしがち。たとえばカレーを作ることを考えてくれ。あなたはじゃがいもや人参の1つ1つを完璧にカットし、完璧に皮むきし、完璧な火加減で作っていないはず。もしもあなたが専業主婦で仕事から帰宅した腹ペコの夫にこういうだろうか?「ごめーん! 今日はカレーをスパイスの調合するところからやってるから後5時間くらいかかりそうだわ」「いやいやオレ腹減ってんの! スパイスとかマジでクソどうでもいいから、カレーの王子さまブチ込んで今すぐ食わせてくれ」「あらあら、でもせっかくスパイスをインドから直輸入したし」「いらねえよ、はよ食わせろや」こうなると思う。美味しんぼの海原雄山に食わせる代物ではないのだから、とりあえずちゃんと火が通ればカットした時の形などは割とどうでもいい。むしろ、食べられる状態であること、つまり完了しているかどうかが死ぬほど重要なんだ。わかる。細かい味付けの調整でもう少し辛い方がいいと思ったら、食べる時に粉のスパイスを加えればいい。

「いやいや、そんなアホなことするわけねえだろw」と大草原不回避で草を生え散らかしてる視聴者もいるかもしれないけど、英語学習だとこのカレー作りと同じようなノリをやってる人はかなり多い。黒坂は速読英単語のテキストを「自然に頭に入るように開拓をした上で、反復リーディングとシャドウイングをしましょう」といっている。その時大事なのは、とにかく最初から最後まで何度も反復する「回数」が重要。1ページあたり15-20分以上はかけずにサクサクスピーディーにドンドン回していこうと伝えている。それなのに1単語1単語あまりに完璧に取り組もうとして、1ページに2時間かかっていて辛すぎワロタwwって連絡が来る。いやいや、ちゃんと話を聞いてた?比較的短期間に何度も頭にインプットすることで自然に記憶するってメソッドだったよね?でも1ページあたり時間がかかるということは回数を重ねることができないよね?奥義が崩れてるよね?自己流は事故るっていってたよね?はい失敗乙、という話だ。

今いった完璧主義になってしまうのは3つの原因がある。1.理解不足 2.自己満足主義 3.戦略がないだ。この内の1つ、もしくは複数当てはまってる場合がほとんどだ。順番に解説していこう。

完璧主義の原因1つ目の理解不足ってのはメソッドや目的が分かってない状態で始めるから完璧主義になってしまうんだ。カレーの例でいえば、目的は英国王室御用達のカレーを作るわけではないから、そこそこの出来でOK。スパイスは自分で調合しなくても、スーパーでジャワカレーかゴールデンカレーのルゥを買って作れば、本気で自作する90%くらいの質のカレーを半分以下の時間で作れる。じゃあトータルだとルゥ買って作ればええやん?って話だ。

完璧主義の原因2つ目の自己満足主義でいうと、やるべきことではなくやりたいことをやってしまってる状態だ。英語の勉強も苦痛や単調さから逃げて、自分の心が踊るプログラムだけで100%構成しようとするからうまくいかない。過去動画でいった通り、英語学習者が最も英語力が伸びるのはスイートスポットと呼ばれる、今の実力より少し上の負荷のかかる苦しい場所で努力することなんだ。やりたいことは、やるべきことをやりきった人だけができるボーナスステージだ。最初から自分のやりたいことばかりやらないでくれ。それただの自己満足だ。

完璧主義の原因3つ目は戦略がない。完璧主義の人は戦略を考えずに勢いだけでスタートしている。現実的に継続できるメソッドでできているか?忙しい日常のスキマ時間で取り組めるか?こういう部分をフルシカトして、自己満足的に好き勝手にやり散らかして、当然出るわけもない結果に嘆いていることを繰り返している。

ここまでの話で「完璧主義とは負荷が強く過ぎて根性がない自分には務まらなかったが、本来は完璧を目指す素晴らしいやり方」というのが完全なる誤解で、論理的に考えて非現実的で、戦略がなく、何よりものすごく効率がくそ悪い姿勢だと理解してもらえと思う。さあ、今のあなたの本音に聴診器を当てて考えてみよう。それでも完璧主義を続けますか?はい、力強く答えが返ってきたのが聞こえたよ。うん、やめたいんだよね?オッケー、それじゃ次の章へいこう。

 

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2章 完了主義で人生も英語も成功する5つの理由

さて、2章では完了主義で人生も英語も成功する理由について解説していく。1章までの話で完璧主義を終わらせるべき理由が分かったと思うけど、実は完了主義というのは完璧主義の欠点をすべて180度ひっくり返す最高のやり方なんだ。マジかよ、さっさと聞かせろや。はい、お待たせした。結論、次のとおりだ。

1.新しい挑戦ができる
2.継続できる
3.集中できる
4.自信がつく
5.運が良くなる

ではいく。

 

1.新しい挑戦ができる

完了主義で人生も英語も成功する理由の1つ目は、新しい挑戦ができる。

本書のタイトルにある“終わらせる”というのは、きっちり終わらせることが新しい始まりを連れてくる、そして終わらせる→始まる→終わらせる→また始まる…というぐるぐるとプラスの循環ができる。確かにー。英語の勉強も、まず単語を覚えることを完了したら、その次の英熟語を完了させる。次は英文法の勉強を完了させて、そして精読リーディング、これだよね?1つ1つ確実に終わらせることで、次の新しいことを自信を持って白神山地のようなフレッシュな酸素の中を森林浴するように新鮮な気持ちで挑戦できるんだ。これが逆に完了主義でないとどうなる?「新しいことをやろうと思っているけど、時間がない、疲れすぎている、気持ちの余裕がなくて始められない」こうなってしまうんだよな。わかるー、彼らをよくよく見てみると全部が中途半端で進行中のタスクだらけなので、新しいことを始めるためのスペースがもうない、平日朝の山手線の電車の中みたいな状態なんだよ。

今やっているタスクを「まだまだ完璧でないから」っていつまでもいつまでもダラダラ続けても永遠に次のステージにはいけない。その内、力尽きて挫折してしまう。だから1つずつ着実にタスクを完了させ、そして次のタスクに着手しよう。

 

2.継続できる

完了主義で人生も英語も成功する理由の2つ目は、継続できる。

完了主義のいいところは、タスクをきっちり最後までやりきった達成感があるってことなんだ。昨今、あちことで継続のコツとか継続する習慣術がもてはやされているけど、完了主義になれば継続なんて意識しなくても自然に続いていく。なぜかというと、自分で決めたタスクを1つ1つ完了させるのは楽しいから。楽しいと感じている途中でやめる人なんていない。英語の勉強を途中でやめる人は完了させられないからやめている。

子供の頃の夏休みのラジオ体操、よく考えたら朝早く起きて集まってラジオ体操なんて何も面白くない。それでも頑張って続ける子は「ラジオ体操カードにシールを貼るのが楽しいから」なんだよな。別にそんなシールを集めたところで、価値ある何かと引き換えができるわけではないけど、ある程度シールが集まったら貼らない日を作るのが気持ち悪いから自然に継続できてしまう。これ実は完了主義になる心理が働いているんだ。

黒坂も毎日のタスクを前日にToDoリストを作って、終わったらチェックマークを入れているけど毎日完了させるのは達成感がある。時々、過去のタスクを見直すと「あの頃、あんまり仕事してた記憶がないけど、実はこんなにも頑張っていたんだな」と思うことがある。それからブログ記事制作をしていた初期の頃に、「なんか思ってたのと違う」って感じて途中まで作ったのに完成前に削除ってことを繰り返してた時期があった。だからめったに更新できず、下書き状態の記事がひたすら積み上がっていた時期があった。だけど途中から変えた。「とりあえず最後まで完成させよう。ダメだったら後から書き直せばいいや」と考え直して完了主義になったらドンドン作って出せるようになった。未練たらしく未完成の記事を下書きに保存せず、完成or削除にした。慣れてない頃は記事も低品質なんだけど、別にいい。仮に完璧主義的に本気で作り込んでも後から見たらそれもどうせ低品質なので、作って壊す過程で徐々にうまくなれば良いという思考だ。とにかく作品を完了させる達成感で今まで継続できた。自分の体験からも、完了主義は挑戦を継続する力があるのは間違いない。

 

3.集中できる

完了主義で人生も英語も成功する理由の3つ目は、集中できる。

完璧主義は疲れるけど、完了主義は疲れにくい。その理由は「集中力」で説明できるんだ。完璧主義は中途半端で止まってるタスクがたくさん抱えている。もうそれだけでものすごく疲れてしまう。何もかもが中途半端で、あれもこれも全部に「緊急、重要」というラベルを張って毎日それらに追われててんてこ舞い。想像しただけでぐったりしそう。もちろん、そうなると集中なんてできない。集中できないからパフォーマンスが落ちて余計に完了できないという地獄のループ。なぜかというと、マインドシェアというんだけど脳みその中でずっとそのタスクが稼働し続けているからなんだよな。

実は今いった「あえて完了させないことで、忘れさせない」というのはマーケティングとか恋愛テクニックで使われる手法なんだ。たとえば、「この日に2人で食事に行こう」と約束すると、食事に行くというタスク完了まで、約束した相手のことが頭に残る。当日、食事を終えた後は「今日は楽しかったね。そういえば、来月の連休に山登りにいかない?」と次のタスクを追加することで、ずっと相手のことを頭に残るようにする。ちなみに著者は借金を作ってダラダラと返済し続けていた時期があったけど、常に金欠状態では良い発想がまったく生まれなかったという。低金利で少しずつ返済する方が合理的でも、心機一転してたとえば非効率でもいいから全額耳を揃えて返済した瞬間に人生で味わったことがないスカッとした感覚に包まれたという。その瞬間に借金のことが完全に頭から消えて、新しい発想や目の前の仕事に没頭できるようになった。「借金の返済」という永遠に続く未完了タスクに集中力を奪われていったことに気づいた。「完了していないタスクは頻繁に頭に浮ぶ」という心理を「ザイガルニック効果」という。

黒坂が実践してるのは、徹底してマインドシェアを奪う要素を排除してるということ。昔はショッピングサイトごとにクレジットカードを発行して使い分けたり、来店する店舗ごとにポイントカードを作って使い分けてた。だけどそれをするとものすごく疲れる。「あ、今日はポイント3倍デーだ」とか「雨の日割引で安い」みたいに常に頭の中を最適解で処理する思考が生まれた。最大限割引やポイントを活用しているという完璧主義的な感覚があった。だけどやめた。たとえ多少非効率でもポイントがたまらなくてもいい。頭の中のマインドシェアを空っぽにしたい。そう思って今はクレカはプライベートとビジネス用の2枚だけでそれらもApple Payに入れた。現金も残高管理やATMでの引き出しが面倒くさいから、多少割高でもいいから基本的にキャッシュレスで支払いができる店でしか買い物をしない。そうすると財布自体持ち歩かなくなった。東京に仕事で出張に行くときはPCや着替えは段ボールでホテルに郵送して、移動は完全に手ぶら。余計なものに一切マインドシェアを奪われないから本当に楽だし、本来集中するべきタスクに全力投球できるという感覚がある。

完了主義になることで、頭のもやもやが晴れて集中力を取り戻し、スッキリ達成感を味わいながらタスクを完了させるのでその結果として継続できるということなんだ。完了主義は1つ1つのタスクを完了させるべきものと認識しているので、今は英単語の暗記に集中する。それが終わったら次は英熟語の暗記。それが終わったら次は英文法の理解、という具合にそれぞれのタスクで本質的に必要なことに集中するから、きっちり結果を出すことができるんだ。

 

4.自信がつく

完了主義で人生も英語も成功する理由の4つ目は、自信がつく。

完璧主義になると、ものすごく不安になってしまう。本書で面白い話が紹介されてる。日本では薬の開発をする時は、副作用に対してものすごく慎重になりすぎてしまうといっている。例えば欧米に比べて日本は抗がん剤の認可が大幅に遅れているのも、副作用を気にし過ぎだから。でも本来、抗がん剤は癌を治すと言う目的で作られていて、その主目的を達成する以外に発熱するとか、吐き気がすると言う細かい副作用にあまりに気にしすぎになるから、その薬が出来ていたら救われたであろう人が犠牲になっている。

これは英語の勉強でもまったく同じことが言える。勉強をすると必ず副作用が生じる。たとえば時間と労力。英語の勉強をすると、友達との飲み会とか趣味を楽しむということとのトレードオフになる。挑戦するということは、時間という資源を差し出す必要があるんだ。その他にも「せっかく勉強をしたのだからムダにしたくない!」と異常に失敗を怖がりすぎて、完全に勉強の準備が整うまでいつまでも始めない。でも副作用を恐れすぎて中途半端にダラダラ続けていても一向に目的地に到着できない。

でも完了主義になればこれが解決する。完璧主義は「英語学習の成功」という1年、2年先の大目標を達成するまで決して満足出来ない。だから日常的にちゃんと達成できているタスクの完了を無視して生活している。努力をして出た結果を見ないので、実感がない。本当はみんな普段から上手にシミュレーションしている。たとえば、朝の9時から大事なお客様との会議があったとすると、ほとんどのビジネスマンは前日からそれ意識している。服装もちゃんとしたものを選んでおく。朝は少し早めに出て送れないようにする。軽い朝食を済ませていつもより早く家を出る。会社に着いたら必要な書類の確認をして遅刻しないように先方に向かう。ちゃんと9時前に到着して予定通り会議が始まる。今いったことは数多くのタスクを完了させて予定通りの結果を出している。それなのに完璧主義の人はすべて無意識のうちにシミュレーションを済ませて結果に向き合わないので「自分は何一つ物事を達成したことがないゴミ人間」と自分を卑下してしまう。

それ対して、完了主義は違う。今日、明日1日で決めたタスクを明確にして、1つ1つを完了させることを目的に頑張っている。「4月1日 速読英熟語1ページ目を5回反復リーディング」これが出来たら大きなはなまるをつける。無理のない目標、無理のないタスクを毎日着実に今日も明日もあさっても完了させていくので、前進する感覚と達成感、そして強い自信が生まれる。「勉強する前は続くか自信がなかったし、これまでの人生で何一つ継続できたことなんてなかった私が、振り返ってみれば半年間毎日勉強を継続できている!」この結果が強い自信にならないわけがない。

 

5.運が良くなる

完了主義で人生も英語も成功する理由の5つ目は、運が良くなる。

「おいおい、ついにお前、スピリチュアルなことをいいだしたな。次は目からビームとか空中浮遊とか言い出しそうだなおい」そう思った人は待ってほしい。これは論理的にそのように導くことができるんだ。

完了主義になるということは、小さなタスクを見える化して1つ1つをしっかりマネジメントしてタスク完了させていくってことなんだ。そうなると気づきが増える。気づきが増えるとぼんやり過ごして通り過ぎていた運もしっかりキャッチできるってことなんだ。なるほど。

たとえば日常的に小さな出費ってあるよな?ファイナンシャルプランナーとか家計簿を見直す時に真っ先に言われるのが「ラテ・マネー」。ラテマネーとは、無意識で消費している小さな出費の積み重ねのこと。毎日、会社の出勤途中でスタバでラテを買ったり、なんとなく習慣でコンビニに立ち寄ってお菓子を衝動買いするみたいなもの。一年間積み重ねると膨大な金額になるけど、本人は「全然贅沢してないのに、毎月のクレカ引き落とし金額がエグいんすよ。もしかして不正使用されてる?」そう思ってクレカ明細を見てみるけど、全部覚えがあって使途不明金は一つもないみたいな状態だ。でもラテマネー消費が激しい人ほど、1冊の本を買うのをケチる。「うわ、本1冊2000円とか高すぎワロタw 口座の残高も少ねえし買えねえわ」とか言い出す。

でも完了主義になって小さなタスク管理を徹底すると、ラテマネー消費は最小になり、代わりに書籍の購入といった購入代金以上のリターンが見込まれる投資にはお金を使えるようになる。結果、思わぬ幸運を引き寄せることができるって話。黒坂は書店めぐりをする習慣がある。そこで運命の出会いに近い神書籍と出会って、それがきっかけで人生が変わったり、生き方や価値観にものすごく影響されたことが数え切れないくらいあった。「たった1冊との出会いが人生を変える」という感覚があるので、今でも「悩んだらまずは書店と図書館へいく」という習慣を持っている。

著者は運についてものすごく良いことを言っている。それは「運の良い人は、小さな気づきを見逃さずに拾う力がある。同じ場所に行って、同じものを見ても、他の人が見落とす気づきをしっかり拾っている。気づくと言う事は、特別な才能は必要ない。意識するだけで良い。でもそこに気を配るためには頭の中に余白が必要」こういうんだよ。なるほど、めちゃめちゃよく理解できる。緊急アラームが脳内でガンガン鳴り響いて、彼女に振られるかの瀬戸際で、全財産入った財布を落とした帰り道に他の人が見落とす気づきを拾える?難しくない?そう、だからやっぱり気づきを入れるために頭の中に余白が必要で、それには普段からタスク管理をして脳みそが整理整頓されていることが大事だよな。

 

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3章 完了主義で英語をする勉強法

さて、3章では完了主義で英語をする勉強法ということについて解説していく。この章では次の内容でお届けする。

1.七割主義
2.タスクを具体化する
3.ゴール逆算思考
4.大きな目標を細分化する

数も多いのでサクサクスピーディーに解説していこう。

 

1.七割主義

完了主義で英語をする勉強法1つ目は、七割主義でやる。完璧主義者はすべてを完璧にしようとする。速読英単語のテキストを使って、反復リーディングをして英語長文掲載の単語を7割覚えようと伝えているのに、「反義語も同義語も発音記号も文構造も何でもかんでも100%理解するまで終われない!」と近視眼的に陥って、一人で永遠に終わらない戦争を始めてしまう。やめてクレメンス。あくまで7割でいい。

これは英単語を覚える時だけでなく、英文法の勉強でも同じ。時制とか関係詞といったでかいテーマの概念やルールは理解してもらいたいけど、マニアックな用法とか細目ルールまで完璧にしようとするときりがない。重要なポイントはしっかり抑えつつ、でも100%ではなく70%完了したら次へいけばいい。その理由はシンプルで、重要なことはその先でどうせ何度も出てくるから。英単語、英熟語の暗記や英文法が7割完成したら、さっさと英検の勉強をすれば良い。英検ではそれまで学んできたことが総復習として出題されるので70%理解だったものが、80、90、そして100%に完成される。0%を70%にするのは簡単で早いけど、70%を100%にするのはその倍以上の時間もかかるので、いつまでも追いかけると効率が悪い。勉強は7割主義でいい。

エクセルの使い方も全機能の内、よく使う70%覚えていれば後は実践で使い続ける上で自然に熟練していく。黒坂はエクセルの難しい関数とかマクロは会社の業務をする中で自然に取得していった。英文メールやチャットの書き方、英語プレゼンやディスカッション、通訳、翻訳業務も全部仕事をする中で能力を鍛えていった感覚がある。もちろん、習熟度0%だと発展性がないけど、70%になったら必要な知識スキルは走りながら実践の中で少しずつ見に付けていけば良い。

 

2.タスクを具体化する

完了主義で英語をする勉強法2つ目は、タスクを具体化する。

完璧主義の人は総じてタスクや目的が砂漠の蜃気楼みたいにものすごく抽象的。「今日のタスク:速読英単語テキストの英単語を暗記」みたいな目標で始めるから、勉強している途中でいつまでやればいい?どこまで仕上げる?どういうメソッドでやる?こうしたことに悩みながら勉強をしてしまう。でもこうした戦略は勉強する前の段階で明確にしておくべきだよな?抽象的な目的で勉強をすると、人によっては何年もかけないと終わらないような戦略で挑戦してしまう。完了主義でやるなら、タスクをもっと具体的にしよう。

 

【速読英単語で英単語を覚える戦略】

1.テキストを開拓する

2.No.1~No.10まで5回反復リーディングする。

2.No.11~No.20まで5回反復リーディングする。

4.全て終わったら、またNo.1に戻ってさらに反復リーディングする。

…(以下省略)

 

こんな感じで全体的な戦略を細分化するんだ。全体的な戦略が明確になれば、まず最初にあなたが完了させるべきタスクは「1.テキストを開拓する」と明確になるだろう。そして次にこれを日々のToDoリストに落とす。

 

【タスク】

4/1(木):テキストの開拓(No.章からNo.5)

4/2(金):テキストの開拓(No.6からNo.10)

4/3(土):平日の遅れを調整

…(以下省略)

 

こんな感じで毎日やることを明確にしてくれ。タスクを具体化することで「ここまでやれば終わり!」というゴールが見えて自然に完了主義になれる。1つ1つのタスクを完了させている実感がかるから、達成感もあって継続しやすい。

人は終わりのないものにとてつもない苦痛を感じる。なんとなく集まって、なんとなく話し合いが始まる会議ほどしんどいものはないよな?「この会議って結論なに?いつまでになにをやるの?誰が何に責任を持つの?」こういった重要事項が不明でありとあらゆるタスクが抽象的だからしんどいんだ。この時間なんだったんだ?って徒労感がエグい。勉強も同じノリでやってはいけない。とにかくタスクや目的を明確に具体的にしよう。

 

3.ゴール逆算思考

完了主義で英語をする勉強法3つ目は、ゴール逆算思考を持て。

完璧主義の人はゴールを一切見ずに、自己満足的にやりたいことばかり勉強をやり散らかすだけなのでへとへとに疲弊する。完了主義の人は、必ずゴール逆算思考で取り組む。たとえば英検1級に合格する、志望校に合格するという話の場合、英検1級の合格には何をどこまでできればいいか?というゴールを明確にする。志望校に合格する場合もまったく同じだ。別にすべての問題を100%解けなくても目的は達成できる。逆に力の入れどころを間違えると、「自分は発音記号の知識がないので」と英検に出題されない発音記号の勉強を完璧になるまで頑張ってしまうイメージだ。発音記号の勉強自体に価値はあっても、英検に合格するというゴールには何の意味もない。水族館に入る前の準備にスクワットするくらい無意味。

でも、口先だけで「ゴール逆算思考を持て」というのは簡単だけど、実際にやるのはかなり難しい。人は他人の意見のバイアスを強く受けるから。たとえば転職、就職で有利になるためにTOEICの勉強をスタートしたはずなのに、YouTubeで「TOEICなんて無意味」とか「結局、英語はしゃべれないとダメ」みたいな意見を見てしまうと、TOEICのスコアアップという大目標を捻じ曲げて英会話訓練を始めてしまう。でも、毅然とした事実としてその人にとってはTOEICスコアアップをすることだけが、転職、就職で有利に戦う武器になるのに、勝手にゲームルールを歪めてゴールポストを動かして失敗してしまうんだ。だから常に自分が最初に何のためにその挑戦をしているのか?ということから絶対に目を離すべきではない。

黒坂が英語の勉強を始めたのは、外資系企業に就職して国際的に活躍するビジネスマンになりたい、ということだった。自分の潜在意識にこの目標をゴリゴリ刷り込んだので、途中でまったくブレなかった。アメリカの大学に留学したのも、その大目標を達成するための手段として活用した。でも途中ですごく自分の目標を揺さぶろうとするものはあった。「会計よりマーケティングスキルの方が市場価値が高い」とか「大学院までいってから就職したほうが良い」みたいな意見もたくさん通ってきたけど、全部フルシカトして最後まで自分が決めた目標を動かさず、一切の寄り道をしなかったからたどり着けた。ゴール逆算思考を持ってブレずに突き進むには目標を言語化して、紙に書き出してちょくちょく見直したり、本当に自分はこの道を歩みたいのか?という自己内観を継続したことが良かったと思ってる。

 

4.大きな目標を細分化する

完了主義で英語をする勉強法4つ目は、大きな目標を細分化する。

すでに話した通り、完璧主義者は1個1個タスクが片付けないからいつまでも終わらない。だから継続できない。

著者は夏休みの宿題を引き合いに出してこれを説明している。我々が子供の頃、夏休みに入った頃は気が大きかった。まだまだ夏休み始まったばかり!8月になってから頑張れば十分間に合うから大丈夫。確かに宿題はたくさんあるけど、休みはまだまだ続いていく。だから何とかなるだろう。そうやって舐めプして遊びまくっていると、気がつけばあらもう8月の終わりが見えてきた。休みは少ないけど、宿題は相変わらずたくさんある。さあ大変、そこから地獄の追い込みで頑張る。なぜこうなってしまうのか?最良の方法なんてとっくに分かってる。それは「毎日ちょっとずつやればいい」頭では理解してる。でも毎年、夏休みが来るたびにボケ老人のように同じ過ちを繰り返し続ける。いや、立派な大人になった後も、人生の宿題が全然片付かないまま年を取り続けている。なんでこうなってしまったのか?

その理由はシンプル、夏休みの宿題をでかい単位で捉えてしまっているからなんだ。エジプトの巨大なピラミッドは適当に石を積み上げて出来たわけじゃないし、奈良の大仏もいきなりノリと勢いで作り始めてあの形ができたわけではない。綿密な計算とシミュレーションと小さなタスクの積み重ねで巨大な建造物になっている。どんなに高い山も一歩一歩上っていくしかない。偉大なる登山家も一歩一歩進めた結果に過ぎない。膨大な英単語やフレーズを暗記した英語上級者は、小さな1歩を積み重ねの結果で作られている。それは分かってる。でも目標の大きさに圧倒されて、結局手が動かない。大すぎる目標を見て「こんな大変なことは、根性も成功体験もない自分にはとうてい完成させることなんてできない。どうせ失敗して無駄になるくらいなら最初から何もしないほうがマシだ」と自分で強力なブレーキをかけてしまう。しかし冷静に考えてみよう。大きなことだから完成させられないのではなく、まず小さな1個に手をつけなから終わらない。結論、タスクを小分けにすると良い。どれだけ読書家で200ページの本を苦痛なく読むことができても、2000ページの難解な専門書を読むと言われると気が重くなる。2000ページを全部読むなんて想像しただけでうんざりする。こんな時、2000ページを1冊の本と考えるのではなく、1章100ページごとに区切られた小冊子を20冊読むと考えれば良い。なるほど、確かにそうだ。100ページなら読める。100ページの小冊子を20回分読めば2000ページに届く。確かにこれならできる。

たまにこの動画チャンネルのコメントで「黒坂さんの動画はどれもこれも長すぎて見る気がしない。1動画10分以内に短くまとめてほしい」と言われることがある。そもそも、自分は長尺動画を視聴できる脳体力のある人に向けて作っているという前提ではあるけど、短い動画じゃないと集中力が続かないという人は無理に1回で全部見なくてもいいと思う。たとえば1時間の長尺動画なら、1日10分を6日にわければ視聴できる。

 

今回は以上だ。この動画を作っていて気付いたことがあるんだけど、実は成功するビジネス、成功者ほど完了主義であることが多いということだ。今どき、アプリでもゲームでもまずは世の中に出して、その後にユーザーの声を聞きながらアップデートを繰り返しているよな?スマホゲームはだいたいリリース日には、バグだらけなんだけど、徐々に修正してバグのないゲームになっていく。仕事でも上司から「この資料作成を3日間で仕上げてくれ」と言われたら、最終日にいきなり提出して、もしもミスがあったらしばかれてしまう。まずは初日の終わりに「ここまで出来たんですけど、方向性あっていますか?」と確認してもらい、早めに軌道修正しながら完了させるのができるビジネスマンだよな?

自分は成功者などではないけど、完了主義を徹底してる。このYouTubeチャンネルはもう4年以上やってきて、まず動画を出してみる。うまくいかなかったら削除して、うまくいった動画は残す。この繰り返しで続けてきた。毎日毎日、前日に翌日のToDoリストを作成して、翌日に朝から夕方までそれを淡々と完了させる。毎日がこれ。だから毎日毎日完了している。気がついたら自分の後ろには膨大な足跡が出来ているという感覚がある。

 

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