オレだ。
知識が体系化され、スクールで教師から学ぶことが
有利になる時代はもう終わった。
変化が早く、常識がバンバン
ひっくり返る今の時代は
自分で必要な知識やスキルを見極め、
自分の力で都度都度学ぶ「独学」が最強だ。
オレ自身が現在進行系で独学でビジネスや勉強をしているから、
机上の空論ではなく、心から独学の必要性、有意差を実感しているよ。
オレからあなたにこの記事を通じて伝えたいことをいう。聞いてくれ。
「独学」と一口に言っても、
技術なしで取り組むと秒速で失敗する。
…ああ、独学を継続するには、技術が必要だ。
まずは独学をする上で必要な3つの技術を身に着けてくれ。
特に英語学習は長期戦になるから、
独学の技術は他のスキルを身につける以上に重要なんだ。
ついてきてほしい。
目次
この記事の信頼性
人は実績のないやつの言うことは聞かねえ。
だからオレは自分の実績を晒す。
コレを見て、オレの話が信用に足るかどうかを判断してくれ。
↓
オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。
TOEIC985点、英検1級を取得。
米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。
今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。
他、高級フルーツギフトショップの経営なんかもやっていて、
英語、Web制作、マーケティング、投資、物書き
このすべてを独学で身につけた。
おっと勘違いしないでくれ。
オレは特別にエラい人なんかじゃない。
むしろ、ボウフラサイズの脳みそしかない、
タダの北京原人レベルのアホだった。
だが、人生の途中から独学の有用に気づいて、一通り成果は出してきた。
あなたに有益なドロリ濃厚な
「独学スキルのエッセンス」は持っているつもりだぜ?
※独学の戦略づくりについては、過去の記事を見てくれ。
↓
※独学の結果で得たこれまでの実績は下記を参照してくれ。
オレがやってきたビジネスとメディア掲載実績。全部独学でやった。
↓
「このオッサンの話を聞く価値ありそうだ」
と感じたら、ぜひこのまま読み進めてくれ。
独学で英語力を身に着けたい人は、独学の技術を身に着けよう。
・学習記録をつけて分析
・達成目標の相手を正確にリサーチ
・「答え合わせ」を用意これはマスト。ここさえ守ってキッチリ取り組めば、何歳からでも才能の有無に関係なく、英語力はグイグイ伸ばせる。もちろん、英語以外にも活用可能。
— 黒坂 岳央@本業:主夫|趣味:仕事とゲーム (@takeokurosaka) January 12, 2021
技術1.学習記録をつけて分析する
今から英語学習を独学する上で、一番やったらダメな事を言う。
なにげに、それは意外なほど多くの人がやっている。聞いてくれ。
「”これからの時代必要になるから”
というボヤッとした目的ではじめて、
話題の本を買ってなんとなく勉強。
その都度、思いつきで良さげなことに
手を出してやり散らかす」
警告しておくが、これは間違いなく失敗へのゴールデンロードなので絶対にやめろ。
英語学習は長期戦だ。
長い間、コツコツ地味な勉強を続けることになる。
まあ、長いマラソンを走るみたいなものだよな。
これは確実にすべての英語学習者が経験していることだけど、
そんな長いマラソンをする中で、
少し難しい壁にブチ当たったり、
イマイチ伸びを感じない時には
「このまま続けていいのかな。
ムダになっていないかな」
と気持ちが揺さぶられることになるんだ。
あなたも例外ではなく、経験済のはず。
ここで挫折するか?それともそのまま継続するかは
学習記録の有無にあるんだ。
勉強をした記録をつける、とは
今この話を聞いている
あなたが想像しているより、
遥かに大きな力になってくれる。
人間は度々、他人にも、そして自分にもウソを付く生き物なんだ。
記憶の改竄なんて日常茶飯事。
そこで活用してもらいたいのが、学習記録をつけることなんだ。
コレを見てくれ。
実際に記録をつけることで、キッチリ成績が上がったという調査結果だ。
↓
手帳を使用し、計画を立て、記録をつけることで31.3%が学習時間増加、59.7%が学習面で効率があがったと実感という調査の結果が出ています。手帳による、簡単な学習記録をつけるだけでも、一定の効果が実証されており、学習管理は勉強時間の増加や、学習効率の改善に効果があると言えます。
(中略)
難関大学合格者は73%が手帳や携帯などで方法の違いはあれど、何かしらのスケジュール管理を実施しています。
けど、学習記録といっても、そんなに難しいことをやらなくていい。
むしろ、キッチリやりすぎて時間をかけすぎるな。
シンプルにいこう。
オレから勧めたいのは、Googleドキュメントや、紙の手帳で管理するという方法だ。
<例>こんな感じ↓
・2021/1/1 速読英単語必修編…1時間開拓(9-10章)、30分間復習(1-10章)
英文法Evergreen…1時間読解(時制の一致)
今日の所感…開拓は慣れてきた。機械的に日本語訳をつけるだけでなく、
一緒に例文も記録すると復習時に捗ることを発見。明日からやる。
・2021/1/2 速読英単語必修編…1時間開拓(11-12章)、30分間復習(1-10章)
英文法Evergreen…1時間読解(To不定詞)
今日の所感…英文法の知識がつくと、速読英単語の読解にも役に立つと感じる。
時制の一致は奥が深いので、まだ不明点多いけど7回読み&問題集を解く段階で確実につぶす!
キッチリやればいくらでもできるけど、
「いつやった?」
「なにをやった?」
「どのくらいやった?」
「気づき・改善点は?」
このあたりを記録しておくといい。
※独学の記録について、参考になりそうな過去記事
↓
この作業のメリットは、
「ここまで頑張ってきた」という明確な道筋を残してくれること、
分析をすることで改善できることなんだ。
たとえば「動名詞と不定詞の使い分けがイマイチ分からない…」
という記録を過去に残していて、
いつまでも解消していなければ、
「ここは根本的に理解できていない改善すべきポイント!」
として明らかになるよな?
あとは、たくさんの課題が出てきても、
「そういえば昔はこれに悩んでいたけど、今は解消できたな」
と伸びている実感が目に見えるのでモチベーションを落とさずに済む。
デキていること実感でき、伸びていない課題を浮き彫りにする。
つまりはメリットしかないということ。
ぜひ今日からすぐにでも記録をつけていこう。
技術2.達成目標の相手を正確にリサーチする
英語を独学身につけたいなら、目標達成に必要な相手を正確に理解しよう。
・英語力を活かして外資系転職したい
→外資系転職で求められる英語力は?
・英検1級、TOEIC900点以上など社会的に認められるスキルを身につける
→合格に必要な英語力は?
・英語力を活かして自宅で稼ぎたい
→英語力を活かせる在宅ワークには何があり、どのくらい英語力は必要?
こんな感じに、まずは自分が求めるゴールをしっかりと明確にしてくれ。
多くの人は「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」をやってしまいがちだけど、
世の中で成果を出すには「必要な求められることをする」が超大事。
独学をする上では、自分をリードしてくれる教師がいないから
このリサーチを自分でやる必要があるわけだ。
たとえば、英検準1級に合格したいなら、
合格するために求められている要素を正確に理解するって話だ。
逆に言えば、それ以外のことは一切やってはいけないってこと。
たとえば、英検準1級の対策として、
英語ディベートの練習をするのはムダになるということだな。
英検準1級の一次試験はざっくり、8割取れれば合格できる。
けど、これは全体的に80%合っていれば機械的にパス出来るって話じゃないんだ。
英検CSEスコアというシステムがあって、
各セクションでまんべんなく点数を取らないといけない。
「英単語は得意だけど、リスニングはダメ。英単語パートで点数をかき集めるわ」って戦略は通じないってこと。
それと同時に、別に満点を取らなくても2割程度間違っても合格できるということなんだ。
合格に必要なことがわかれば、やることはざっくり決まる。
1.本試験を受けて現状の実力を把握。
2.不合格になった場合は、現状の実力と合格に必要な実力の「ギャップ」を把握する。
3.ギャップを埋めるための勉強にコミット。
語彙力が低いならそこを強化すればいいし、
リーディングが弱ければ、そこを高めれば合格する。
ちな、英検は最新の過去問が公式サイトから無料ダウンロードできるので、
1は無料で実践できる。サイコウ。
言っておくが、この方法は何にでも使えるからな。
あなたが憧れの企業に内定を得たいなら、
その企業の募集要項や、そこで働いている先輩社員の声を分析すれば
求める人物像やスキルが分かる。
自分が相手企業の求めるスキルや経験が足りないなら、
その不足しているスキルや経験をつけて応募すればいい。
繰り返しだが、成功したければ必要なことを理解して、それを徹底してくれ。
技術3.「答え合わせ」を用意しておく
英語を独学する上では、
「答え合わせ」がメチャメチャ重要になってくる。
なぜかって、間違いを指摘してそれを改善することを繰り返していくからなんだ。
たとえば、英単語を暗記する時は
「英文を読む。不明な単語、理解があやふやな単語があった→即座に日本語をチェック」
これは「答え合わせ」に該当するよな?
「よかった!ちゃんと正しく覚えていた」
「しまった、似たような英単語と間違って覚えていたな…。気をつけよう」
という感じに、アップデートすることができるだろう。
それから英文法の勉強は更に簡単だ。
問題集を解けばいいだけだからなw
問題を解いて、間違えてしまったものは丁寧に解法を読む。
納得できなければ、文法書やネットでググって理解を深める。
これだけで一生英語に困らない英文法力が備わるんだ。
いっておくが、「英語多読」も同じことができるぜ?
英語多読初心者は、必ず「日本語訳付き」の素材を使おう。
たとえば、英検2級や準1級を受験するのもアリだよな?
長文問題を解いた後に、自分のリーディングが
正しいかどうかを日本語訳を読めば確認できる。
間違って解釈していたら、そこで改善していけばいい。
英語ニュースを多読する学習者は、最初のうちは英語記事に
日本語訳がついたものを読んでくれ。
答え合わせをしながら、うろ覚えの英単語や、理解が不足している英文法を高めていこう。
こうすれば読めば読むほど、英文法力が頑健になり、英単語も雪だるま式に増やしていける。
英語学習者は必ず、答え合わせが出来る環境を用意してくれ。
まとめ
おわかり頂けたと思う。
こんな感じに、キッチリ技術が必要なんだけど、
「実践するのは難しい」と感じたものはなかったはず。
そうだ。独学で英語力を身につけるなんて、大して難しいことじゃない。
オレみたいなアウストラロピテクス並みのアホにもデキた。
あなたなら必ず出来るぜ。
記事を参考にして、今日から早速できるところから実践していってくれ。
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