オレだ。
今は「独学」がやりやすい世の中になった。
プログラミングでも、英語でも、料理でも、
その気になったらなんでも
独学できるいい時代だ。
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「確かにブログとYouTubeさえあれば、大抵のことは学べるお!」
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「便利になったよな。…けど、信頼性の欠ける情報もたくさんあるから、見極める眼力も必要だぜ?」
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独学には無限の可能性があるし、
ネットで世界中の情報が手に入る現代、
まさに「独学」には強烈な追い風が吹いているんだ。
けど、残念なことにほとんどの人が「独学」を誤解している。
・独学は難しい
・本当は独学より、教師から教わる方が良い
・色んな人から多面的に学ぶのが良い
ああ、わりぃな、これ全部違うんだ。
結論としてはこれらの真逆こそが正しい。
つまりは、独学は正しい方法論を理解していれば簡単だし、
人に教わるより独学の方が効率がよく、
一人の人から1つの分野を深く、濃く学ぶほうがいいって話なんだ。
この記事は「独学したいけど、どうせ挫折しそうだし」
と考える人に向けて書かれた。
興味がある人はついてきてくれ。
目次
この記事の信頼性
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さて、まずはオレのことを少し話させてくれ。
ここで自己紹介に入る理由としては、
オレがほどばしる自己顕示欲を爆発させたいからじゃないんだ。
あなたは多分、この記事を
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読者「全身全霊の集中力を持って読んでいるなう」
…という感じではないだろう。
むしろ、どちらかといえば、
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読者「ハァ? この干からびたミイラのごときオッサン誰だお? このジジイの話、信用できるのかお?」
と半信半疑で、ポテチ片手に鼻毛抜きながらテキトーに見ているはず。
分かる。普通そうだよなw
でも一応、オレは独学のプロ。
だから、あなたはオレからメリットを得られると思うよ多分。
そう思ってもらえる根拠を渡すから、ちっと受け取ってくれ。
↓
オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。
TOEIC985点、英検1級を取得。
米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。
今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。
他、高級フルーツギフトショップの経営なんかもやっていて、
英語、Web制作、マーケティング、投資、物書き
このすべてを独学で身につけた。
おっと勘違いしないでくれ。
オレは特別にエラい人なんかじゃない。
むしろ、ボウフラサイズの脳みそしかない、
タダの北京原人レベルのアホだった。
だが、人生の途中から独学の有用に気づいて、一通り成果は出してきた。
あなたに有益なドロリ濃厚な
「独学スキルのエッセンス」は持っているつもりだぜ?
過去には独学の技術を学ぶためのセミナーも開催した。
↓
※独学の結果で得たこれまでの実績は下記を参照してくれ。
オレがやってきたビジネスとメディア掲載実績。全部独学でやった。
↓
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読者「お、おう。一応このオッサンの話聞く価値は1ミリくらいあるかもしれんおw」
そう感じた人だけでいいから、このまま読んでくれ。
独学には技術だけでなく戦略も重要。戦略のミスは戦術で取り戻す事はできない。
英語学習を独学で成功させるには、次の4ステップを順に取り組んで戦略を構築しよう。
1.コストとリターンを算定
2.独学の手法を分析
3.プランを構築
4.PDCAサイクルをまわして取り組む戦略と技術で独学は成功する。
— 黒坂 岳央@本業:主夫|趣味:仕事とゲーム (@takeokurosaka) January 12, 2021
独学は戦略が命
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いいか?よく聞いてくれ。
多くの人は何かを独学する時に、
「何も考えずにいきなり始める」
ということをする。
英語学習でいえば、いきなり聞き流しCDセットを買って聞き始めたり、
プログラミングであれば、テキトーにググって出てきた
オンラインの動画講座に入会したりするって感じだなw
オイやめろ。100%失敗するぞ。
独学は戦略が「命」だ。
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独学には教師が存在しないから、
あなたが間違ったことをしても誰も止めてはくれない。
だからまずは冷静に戦略をブチ立てることからスタートしよう。
控えめに言って、中華料理店にとっての味覇(ウェイパー)レベルに重要だ。
くれぐれも焦るなよw
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▲自炊ガチ勢の自宅には大抵置いてあるのがこの「味覇」。これ1つで、中華料理店のチャーハン、ラーメンが作れるまさに魔法の粉。オレの家にもあるw
それじゃここからはステップごとに詳しく解説していくからな。
ステップ1.コストとリターンを算定
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まずはコストとリターンを算定する、
ここがすべての入り口だ。
ロボットのような冷徹なことを言っちゃうけど、
あなたが学ぼうとする学習対象にかかるコストより、
得られるリターンがでかい、そうでないとやる価値はないぜ。
「独学で得られるリターン>学習にかかるコストと期間」
まずはこの部分をシビアに見てくれ。
窓サッシのお掃除が行き届いているかを、
鬼姑がチェックするレベルにな。
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「やる気満々なのに、いきなり水をさすなお! 鉄は熱いうちに打てだお!」
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「ああ、オレならできらぁ! 全ツッパでゴールまで駆け抜けるぜ!」
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「ノリと勢いだけが武器の、面倒くさそうな二人がコンビを組みやがった」
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「うるせえ!こまけえことはいいんだよ!
グダグダ考えずに気持ちがアツい内に行動だ!」
そう思う人もいるかもだけど、まあ聞いてくれ。
最初だからこそ、独学前に冷静に
そろばんを弾かなきゃダメなんだ。
その重要性を理解してもらうために、たとえ話を聞いてくれ。
あなたは目の前にクッソ怪しい男が現れ、
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「オイ、お前の100万円の現金を使って、将来確実に80万円のリターンが得られる株を買わないか?」
って言われたらどうするだろうか?
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「なめるなお! そんな損失確定のクソッタレの投資案件に乗るわけないお!」
ま、当然そうした反応だろうぜw
でもな、実質的に
これに近いことをやっている英語学習者は
世の中にハイパーに多いんだ。
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英語学習で言えば、
「留学に300万円と1年間の時間を自己投資する」って人はザラだけど、
その内、何人がこの自己投資をキッチリ回収しているだろうか?
おそらく、9割型の人は
「留学して楽しかったけど、元は取れなかった」
って状態だろう。
その理由はしっかり考えてから動かなかったのが原因だよな?
いいか?独学というのは自己投資だ。
投資だからこそ、一にも二にも、最初にキッチリ
そろばんを弾くところからスタートしてくれ。
<参考>過去記事で英語学習で持つべき「自己投資意識」を書いた。見ておいてくれ。
↓
ステップ2.独学の手法を分析
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あなたはそろばんを弾いて、
「これを身に着けたら、リターン>コスト」って確信が持てたとしよう。
そうしたら次にあなたがやるべきこと、それは「独学の手法の分析」これだ。
何事もゴールは一つだけど、
そこに至る道程は複数存在する。
ダイエットをしたければ、カロリーがクッソ高い食事を控えるのも1つの手だし、
運動をしてカロリーを燃焼させる方法もあるよな?
求める成果は「痩せる」ってことだけど、
そこに至る道程はいくつもあるんだ。
独学では自分にあった最短ルートを模索してくれ。
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▲ちな、オレのダイエットの体重の推移がこれ。有効なダイエットの手法を独学しながら、データを取りつつ、色々試して痩せた。
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たとえば、「英語力を身に着けて市場価値を高めたい」って考える人なら、
「英語力を身につける」というゴールは1つだよな?
でも、その学習メソッドはメチャメチャ多い。
・語学留学
・駅前英会話スクール
・オンライン英会話スクール
・英語学習アプリ
・英語多読
色んな手法があるんだ。
ちなみにこのブログの読者は、英語多読という方法で身につけてもらい、
英語力を身に着けた人を輩出しているぜ?
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さて早速、それぞれ詳細を見ていこう。
たとえば、あなたが小さな子供がいるワーキングママの場合、
「語学留学」と「駅前英会話スクール」
は秒速で無理ゲーな手法だと候補から外されるだろう。
子供がいると、物理的に行動を制限されるよな?
だから自宅でやらざるを得ないので、
他の学習法でできるものを探すことになるんだ。
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このように独学で学ぶ場合は、独学の手法を冷静に分析する必要がある。
ここはくれぐれも慎重に選んでくれよ?
一度この学習法で行くと決めた以上、
途中であれこれ他の手法に浮気するとハンパなく遠回りになる。
「自分はこの学習法で絶対にやる!これ以外にない!」
と自信満々で言い切れ、
その学習法と結婚するレベルにガッツリと納得してから始めてくれ。
ステップ3.プランを構築
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そうしたら次は学習プランを構築しよう。
学習プラン、とザックリいったけど具体的には、
・学習を終える期間の設定
・日々の学習計画
・必要な図書の準備
・資格の取得
などを計画を立てていこう。
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オレの英語多読を例に上げるなら、こんな感じになる。
↓
・学習を終える期間の設定(1年間)
・日々の学習計画(1日3時間、早起きして出社前に2時間、通勤で1時間勉強)
・必要な図書の準備(中学レベルの僕が「読むだけ勉強法」で英語をペラペラ話せるようになった! ほか)
・資格の取得(TOEIC、英検の受験)
こんなところだろう。
一番よくないのは、学習の終わりを決めずに取り組み、
やる気のあるときだけ勉強に取り組むってダラダラスタイルだろう。
ビシッと終わりを決め、毎日勉強する前提で計画を立て、
必要な図書を揃えて、「半年後に英検を受けて実力チェック」
みたいに中だるみしない工夫をすることだな。
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なぜプランが大事なのかと言うと、
計画を持たないで始める人は
「やる気任せ」になってしまうからなんだ。
でも、やる気におまかせすると100%失敗する。
なぜかというと、人のやる気は水と同じで、高きから低きへ流れていく。
時間が経てば最初のやる気なんて、ハゲたオッサンの髪の毛と同じで
いつの間にかどこかへいってしまうんだ。
だからこそ、やる気任せではなく
きちんとした戦略に基づく学習計画を立ててくれ。
ステップ4.PDCAサイクルをまわして取り組む
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そしたら次にやるべきは「PDCAサイクルをまわす」ってフェーズだ。
ぶっちゃけ、これをキッチリできている人は1万人に1人もいない。
独学に挑戦する人は少ないし、その挑戦を継続する人はもっと少ない。
さらにその継続を改善する人、となると超レアだ。
鳥取砂丘の砂漠の中から、
金塊を見つける確率くらい低いだろう。
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▲どうでもいいけど、鳥取砂丘は近年、割とエンタメ化しているらしい。パラグライダーとか、ラクダに乗るとかのプランもあるw
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「そういえばこのオッサン、鳥取の合宿免許で自動車免許を取ったらしいおw」
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「割とマジでどうでもいい情報過ぎてワラタw」
だからこそ、あなたが独学をする上でPDCAサイクルをまわして、
日々その取り組みを改善し続けられるなら、
独学の成功は当たり前にゲットできるだろう。
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「面倒くさいおw カッチリ計画を立てて取り組めば、改善なんてする必要ないんだおw」
…ああ、これだけオレが主張しても、まだ思っている人は結構多いよな。
だけどな、それじゃダメな理由があるんだ。
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独学に着手した時は学習の質は低い。
これが理由だよ。
あなたは参考書で学んだことも腑に落ちないままだったり、
勘違いして取り組んでしまうこともあるはずだ。
最初に立てた計画がイカれていて、
途中で軌道修正も当然ある。
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最初に決めたプラン通りにいかないのが普通だ。
だからこそ、改善をしなくちゃいけない。
そのためにも、PDCAサイクルという手法が必要なんだ。
<参考>オレは過去にPDCAサイクルのセミナーを開催した。
またいつかやるんで、オレのメルマガ登録して気長に開催のお知らせを待っててw
↓
まとめ
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独学というスキルを身につければ、
投資だろうが、英語だろうが、プログラミングだろうが、
なんでも身につける事ができるようになるぜ?
だけど、独学ってのは
「とりあえず自分で参考書読んで、静かに勉強するだけでしょ?」
ってだけで成功するわけじゃないってことよ。
そもそも、独学して身につける価値がある対象か?
数多ある学習法の中でどのやり方が良いのか?
実行可能なプランを作れるのか?
PDCAサイクルを回しながら、改善を続けられるか?
このあたりをガッツリ確認した上で取り組むことができれば、
あなたは立派な独学のプロだぜ?
今日も楽しく英語を独学していこうぜ!
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