英語の勉強は「移動力」で成功する理由 移動する人はうまくいく

今回は英語の勉強は「移動力」で成功する理由というテーマを解説する。

「自分は意思が弱く、行動力がないので英語の勉強が続かない」「英語力を身に着けたのはいいけど、うまく活用できていない」そのようなお悩みを持っているいないか?…うん、たくさんの手が上がっているのがここからよく見える。うまくいっていないんだよね。そうした悩みを持っている人には、ある共通点がある。それは「考えてばかりで動いていない」ということなんだ。「いやいやふざけたこと言ってんじゃねえよ。こちとら、行動力がなくて悩んでまんねん! 動くことの重要性くらいとっくに分かってとるわい!」そんな半ギレ状態で反発の声が聞こえてきたな。

違う違う。よく聞いて。自分がいっている「動いていない」というのは概念的な話ではなくて、物理的な話なんだ。ええー、どういうこと?つまり、あなたは悩みや考え事をする時に椅子に座って机の前で腹をすかしたオオカミみたいに唸り声をあげているだけだから、一向にその悩みは解消しないってこと。まず、あなたがやることを教えよう。それは物理的に椅子から立って机から離れて、家から出て移動しなさいってこと。「ええっ、一体何のおまじないでっか?」そう感じたかもしれない。でも実はただ動く、ただ場所を変えて移動するだけで不思議なことに問題は自然に解消されることは少なくないんだ。ね? ああ、確かに。散歩するといいアイデアがひらめくとかそういう話は聞くけど。そう! そして今回は散歩の次元ではなく、より多く、より長く移動する人ほど英語も人生うまくいくというもっと壮大な話をしていく。

今回の動画の参考図書はこちら。長倉 顕太(ながくら けんた)さんが書かれた「移動する人はうまくいく」という本だ。最初、タイトルを見た時に「えっ?移動するだけ?そんなアホな」とそのまま本を素通りしたけど、そのまま後ろ向きに戻ってきてしばらく表紙を眺めた後に買ってそのまま最後まで読んだ。…面白い。これがものすごく面白かった。おまじないとかスピリチュアルではなく、歴史や社会の仕組みを紐解いて人間は移動することで本来持っている真の力を発揮する、ということを極めてロジカルにお話をされている。うそー?移動するだけで?うん、移動するだけで潜在能力が目覚める。ということは?そう、悩んでばかりいる人は移動してないから解決しないってこと。Oh my god!まさかそんな理由だったなんて。この本は移動に関する話だけでなく、ビジネスの話もてんこ盛りで満足度が非常に高い一冊だったので、ぜひともこの動画を見て興味を持ったら本書を買って読んでみてほしい。読みやすくてあっという間に最後まで読めてしまった。

この動画では人生を大きく花開かせるためには、移動する力を持つことがどれだけ重要か?ということを解説する。また、それだけでなく、移動力がある人は英語の勉強を伸ばして、様々なチャンスを根こそぎ総取りできるという根拠や方法論も話していくのでぜひ最後まで見てくれ。特になんとなく人生つまらないな、このままではなんら発展性がなく停滞し続けそうだなと思っている人には強く勧めたい。今回の動画は次の内容でお届けする。

1章 移動力こそ人生を変える理由
2章 移動力で英語力を伸ばす勉強法

ではいく。

 

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>>>移動する人はうまくいく 著:長倉 顕太 さん

 

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1章 移動力こそ人生を変える理由

でははじめよう。まずは1章 移動力こそ人生を変える理由について解説する。

多くの人は「今のままじゃいやだ!人生を変えたい、自由に生きたい。もっと時間が欲しい」といって現状の不満を抱えている。わかるー。じゃあ、現状を変えるための努力や工夫を何かしているか?というとどうだろう?うーん、そう言われてみれば毎日、同じ生活を続けて変化するための行動を何もしていない。むしろ、新しいことや変化、挑戦を拒絶して安定を目指している。あれあれ?大いに矛盾しているじゃないの?本書はそんな話から始まる。いきなりなかなかの辛辣なストレートパンチを食らわしてきたなw 「うるせー、正論なんていらねえよ。変わりたいけどもう自分なんか変われないんだよ」ムッとしてそう感じた人もいるかもしれない。でも大丈夫、著者は変わりたいけど変われないという人に具体的に変わるための答えをくれる。ええ、一体どうやったらいいの?結論、人生を変えたければ移動しろという。

え?移動。意味わかんない。僕私は毎日、家と職場の移動をやってるけど何も変わらないよ?そうした感覚を持ったかもしれない。著者はハワイやカリフォルニアに移住するという移動をした結果、年収が30倍以上になって収入以外にも大きく変わったといっている。3倍でもすごいのに、30倍ってすさまじいな。そしてここ3年間、著者は毎月1000人以上の人と対話してきて感じた事がある。それは「もったいない」ってことらしいんだ。みんなもっと自由に、もっと好きに生きられるのに、自分で移動に制限をかけて、それが人生の発展性を閉じてしまっているという話なんだ。

今のままじゃ人生嫌だ!生き方を変えたい。でも変わらない。このなぜ?について、著者はあなたは変えるべき対象を間違えているといっている。多くの人は意識とかやる気で人生を変えようとする。自己啓発セミナーもあちこちで開催され、大変にぎわいを見せている。確かにそれで一時的にはやる気アップになるけど黒坂がいつもいっている通り、感情や意志の賞味期限は夏場のいちごショートケーキより短いので人生を変えることはできない。

じゃあどうすればいい?もうあなたも耳タコなくらい聞き続けてきた環境を変えるしかない。人間は環境の生き物。環境を変えれば習慣が変わり、習慣が変われば人生が変わる。これは誰でも知ってる。でも、じゃあ環境を変えるにはどうすればいいか?これまでその答えはなかった。なんとなく、付き合う人を変えろとか言われて、いやいや優秀な人は自分なんて相手にしてくれるわけないがな!そう言い返して終了だった。でも著者はその答えこそが移動力というんだ。移動すると環境は絶対にかわる。例えば海外移住。確かに国が変わったらこれまでの常識とか人間関係とか、日本人の文化とか価値観は後ろポケットに入れたまま座ったビスケットみたいに、全部粉々に壊れるよな?たしかに確かに。日本ではロレックスの時計をつけてたらかっけー!ってなるけど、国によっては盗まれるだろうし、なんなら左腕ごと持っていかれるなんて国もある。移動する、ということでいえばたとえば勤務先を変えてみよう。するとどうなる?年収も仕事内容も同僚も取引先も住む場所も通勤経路も社食のメニューも全部変わる。絶対あなた自身も影響を受けて変わるよな?ほうほう、分かってきたぞ。人生を変えるには環境を変える。環境を変えるには移動をすることがファーストステップ、とこういう話だな。

ここまでの話で移動することは環境をガラリと変える力があると分かった。著者いわく、その逆に移動しない定住と安定こそが人をダメにするということなんだ。ええー、でもさ定住と安定ってみんな目指してきたことじゃん?サラリーマンはマイホームをローンで買って一人前みたいなイメージない?「オレもさ、しがない会社の平社員だけどさ、ようやくこの間郊外で犬小屋1つのこじんまりした家なんだけど、一応自分の城を持つことが出来たよ」そんな感じで居酒屋で学生時代の友達にポロリといって「オレたちも大人になったって感じだな」そうやってフフ…と短く笑い合うシーンが理想じゃないの?確かに。クレヨンしんちゃんの野原ひろしはオレたちの一つのゴールだった。ささやかだけど、平凡ででも平和で何気ない日常に満足する家族を持つ。これが理想なのだと。でも違うというんだ。それこそが人生停滞の始まりなのだと。ええっ?どういうこと?どういうこと?続きを聞いてみよう。

著者は歴史を紐解いてその謎を解き明かしてくれる。人類の歴史とはすなわち、ヒエラルキーを作ることにあるという。え?ヒエンソウでっか?っておじいちゃんそれは花言葉や!ヒエンソウじゃなくてヒエラルキー、つまり上下関係ってことなんだ。すべては定住から始まった。コミュニティが生まれ、コミュニティがあるから上下関係が生まれ管理者が生まれた。農耕が始まると定住して畑を収穫し、権力や領地の概念が出来て余剰の食べ物を献上する納税が始まった。確かに。人類の歴史のどこを切り取っても、王様と奴隷、貴族と平民、令和の今でも支配者や権力者と支配される側にわかれてる。オイオイ、ふざけるんじゃねえぞ。どんな人間も命は平等のはず。なんでこんなクソッタレなことが起きたのか?その根本理由は定住にあるというんだ。なるほど。確かに定住しない遊牧民とか放浪者で上下関係とか、税金ってあんまり聞いたことないよね?

定住は安定とセットになってる。マイホームを持てばもう家賃を払わなくてもいい。むやみに引っ越しをしてコストを払わなくてもいい。でも忘れていないか?マイホームを買うと、勤務先に縛られる。マイホームを買ったのが人事にバレた途端に地方へ転勤を命じられてももはや逆らえぬみたいな話はよくある。転職するにも、マイホームから通える会社に限定されるし、子供がいたら学校も選択肢が狭まる。人生の豊かさとはイコール選択肢の多さというのは誰一人疑わない真理だけど、マイホームを買って定住することは自ら選択肢を狭める行為だと言ってる。特にサラリーマン35年フルローンで家を買うのはヤバいと著者は言う。たとえると自ら手と足に重い鉄球を4個くっつけるようなもの。重い重い、どこにも動けない。転職もままならない。安定的に給料を受け取り、10年後20年後の人生プランを予測はできるけどさ、でも閉塞的で人生クソつまらないんだよねと嘆き出す。え?自分で鉄球をつけたのに?自ら安定と定住を求めたのに?そう、みんな気づかない内に自分で自分の人生を小さな箱に閉じ込めて、そこから出たいと泣いている。じゃあどうすればいいか?いやいや、さっさと自ら入った箱から出たらええがなって話よ。つまり、定住を捨てて移動せよということなんだ。本当に移動して人生が変わるのか?英語力も伸びるのか?その答えは2章で解説する。このまま話を聞いてくれ。

 

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2章 移動力で英語力を伸ばす勉強法

さて、第2章入っていこう。2章 移動力で英語力を伸ばす勉強法について解説する。

1.移動が潜在能力を引き出す
2.移動が英語の集中力を作る
3.「フットワークが軽い人」がチャンスを掴む
4.何をやるか?よりどこに住むか?こそ重要
5.人生を決めるのはキャラクター
6.移動力がインプットとアウトプットを作る

ではいく。

 

1.移動が潜在能力を引き出す

移動力で英語力を伸ばす勉強法1つ目は、移動が潜在能力を引き出す。

著者いわく、現代人は感度が落ちてるという。他人の欲望を自分の夢と勘違いして「大金を得たい。タワマンや高級車がほしい」「安定した公務員になりたい。親を安心させたい」と言い出したり、その逆に「何者かになりたいけど、でも特にでかい夢とか、やりたいことなんて何も無い」といったりする。でもいざ公務員や大企業に入って安定したら、代わり映えしない人生はつまらないと言い出す。なんやねんそれ。自分が本当に望むものがわからなくなってるのは、欲求の感度センサーがぶっ壊れているから。でも移動して別環境に行くとこのセンサーが生き返るというんだ。

英語学習者からも言われることがある。「黒坂さんの話を聞いて、英語力を身につけることで有利なるのもよく分かった。でもいざ身につけてもやりたいことがないのですが」という相談だ。そんな時におすすめしたいのが、行ったことがない場所へ行って環境をガラリと変えてしまうこと。思い切って長期旅行やワーホリでもなんでもいいから、海外に行ってみると良い。そうすればこれまでの常識や経験、価値観がヒックリかえって、自分が本来持っているセンサーにスイッチが入って蘇る。自分の本当に求めているものが見えて、真の目標を追いかけることができるようになる。

この提案はよく分かる。黒坂は英語を独学で身につけて、その後に大学に入った。アメリカに留学して会計学を学んだ。日米の大学を体験してみて、その差に驚いた。日本の大学は休校になると喜ぶけど、アメリカの大学は補講を求める。日本では後ろの席から埋まるけど、アメリカは講義開始前に教室の前で最前列を取るために行列を作る。アメリカの大学図書館は真夜中まで空いていて、現地のアメリカ人、アジアからの留学生に関わらず必死に勉強をする。ものすごい違いに圧倒された。黒坂は正直、日本の短大に入った時に絶望した。大学生というのはみんな勉強への意欲が高くて、寸分惜しんで勉強をするものだと信じていた。でも入学して幻想が崩れ去った時、余計に腹をくくって自分はここに染まったらダメだと孤独に頑張って勉強をした。アメリカでは授業が非常に厳しかったので、多少教師に迷惑がられてもすっぽんみたいに必死に食らいついて、不明点を確認しながら寝不足を押してリーディングを頑張った。やっぱりそれぞれ身を置く環境ごとに入るスイッチが違う。その後は会社員になったわけだけど、その頃は勤務先がホワイト企業だったので、一時的に感性がボケた瞬間はあった。やってもやらなくても、とりあえず出勤して椅子に座っていれば給料が確実にもらえる。動物園に連れてこられたライオンみたいにあくびしてた瞬間がなかったといえば嘘になる。でも起業したら変わった。気を抜けば誇張抜きで即オワタ。いや、作業をただこなすだけではまったく足りない。全力疾走しながら勉強をして時代の変化についていかないとオワコン化するから、自ら動物園を出てサバンナに戻ったライオンみたいになった。だから今の環境が気に入らなかったら、思い切って自分が理想とする環境へ移動すれば良い。

そして実は日本人にとっては、移動する力は世界最高に優遇されてる。2024年にヘンリー&パートナーズ社が発表によると、日本のパスポート世界最強のグローバルパスポートランキングで世界1位。ビザ無しで194の国と地域にいける。それなのに日本人のパスポート保有率はわずか17%で活用してない。旅行だけでなく、アメリカへの留学生も大激減中でアジアからの留学生は中国韓国ばかり。これはあまりにもったいない。ちなみにパスポートランキング最下位はアフガニスタンで、ビザなしで行ける国と地域はわずか28だけ。そう考えると日本人であるだけでまさにチート級の追い風が吹いているとわかる。

ちなみに「海外=自由で楽園」と考えるのは移動不足からくるバカな発想だという。これこそありもしない幻想を追い求めて、「日本はクソで海外はお花畑」という人ほど、いかに移動力が足りなくて現実を知らないかという証拠でもある。海外はむしろ、不自由さ、不便さ、不安定さを自ら獲得しに行く行為といえる。時には差別を受けることだってある。でもだからこそ、感度センサーのスイッチが力強く押される。クソッタレが、てめえら大和魂を見せたろやワレェってなる。自分はアメリカ留学中にそう感じた。テメエら日本人の根性見せてやるわおんどりゃーと。だから真夜中の図書館も一番最後に退出してやると謎の戦いをしていた。頑張りたければ頑張らないとしぬ環境へ自ら飛び込め。

2.移動が英語の集中力を作る

移動力で英語力を伸ばす勉強法2つ目は、移動が英語の集中力を作る。

「でも黒坂さん移動が大事いいますけども、ワテらにはその移動をするための時間がないんですわ」そういう反論もあると思う。でも違う。移動の価値とは、目的地に体を物理的に置くことだけじゃない。実は移動することそのものに価値がある。ええー、でも移動時間ってムダじゃないの?いやいや、それは移動の力を舐めプしすぎと言わせてもらえいますわ。あなたもとっくに御存知の通り、移動中は鬼の集中力が宿る。確かに。移動中って何もせずにボーっとするだけじゃムダ時間になる。だからみんなムダな時間になるのを嫌ってSNSしたり、動画見たり、音楽聞いたりしてるよね。そうそう、その移動時間を英語の勉強に当てれば良いんだ。

黒坂は移動中に勉強をした。過去動画で何度か話したけど、英検1級の合格に必要な語彙力はほぼ電車の移動中に身に着けた。電車の移動中は目的地で降りる必要があるから、その時間までムダにしないようにと鬼の集中力が降臨する。過去に何度も終点の梅田駅で降りずに、そのまま十三へ折り返してあーってなった経験がある。電車の移動中でかけたのと同じ時間、自宅や図書館で過ごしていたら同じパフォーマンスは出なかったと思う。

今の話は受講生からも言われることがある。以前に実際に貰ったお悩み相談としては、会社でリモートワークになってしまったことで勉強が集中できなくなったという話。その人は電車の移動中が一日のうちで一番英語の勉強に集中できて、そのままの勢いで電車に乗って出社までの時間や、帰宅後も勉強が出来ていた。だけどリモートワークで移動がなくなったことで、鬼の集中力が降臨するきっかけを失ってダラダラしてしまうと。

よくわからんインフルエンサーの中には、「会社から徒歩圏内に住め。電車内は勉強や読書しろというが、家でやる方が良い」という主張があるけど、黒坂はこの意見に反論したい。まず、移動せず遊びと勉強の境目が見えない自室で持ち時間すべてを勉強に注ぎ込めるセルフスターターな人は世の中圧倒的に少ないって話だ。インフルエンサーになれるような人は完全にセルフスターター気質かもしれないけど、ほとんどの人はそもそも勉強習慣がなかったり、長時間の勉強体力も身についていない段階から頑張らないといけないから、むしろ電車の移動という他に何もやることがない環境で強制的に勉強習慣を作る方がいいと思う。その証拠にリモートワークは一部のゴリゴリビジネスマン以外は、自宅ではろくに仕事に集中できず、かえって生産性が落ちまくってアメリカのIT企業をはじめドンドンやめて出社スタイルに回帰している。英語の勉強に集中できない、自宅だとついサボってしまうという人は移動時間がムダになると考えずにカフェや有料自習室へ移動して勉強しよう。移動時間も勉強をすればムダにはならないし、移動して環境が変わることで集中できる。もう一度いう。移動はムダではない。何もしなければムダになるからこそ、必死に生産的に頑張ろうとするものなんだ。

 

3.「フットワークが軽い人」がチャンスを掴む

移動力で英語力を伸ばす勉強法3つ目は、「フットワークが軽い人」がチャンスを掴む。

フットワークが軽い人っているよな?「今度、肝試しにいこう。実はさ、あの廃病院の霊安室にガチで出るらしいぞ。」「オイオイマジカよ。令和のゴーストバスターズのオレたちが除霊してやろうぜ。で、今夜でええか?」いやいやノリ良すぎるだろw こういうレベルの人が世の中にいる。フットワークが軽いというのは、言い方を変えると行動力があるってことになる。起業した経営者は概して行動力イカれてる人が多い。「シンガポールですごいセミナーがあるよ。あのビジネスマンが登壇するだけじゃなくて、夜のディナーもご一緒できるんだって。しかも2時間も!」「まじまじ?え、いつ?おー、ちょうどいいや予定空いてたわポチー」その場で航空券予約してたのを見た時は心のそこからびっくりしたわ。

その逆に行動しない人はこういう。「いいですねー、ぜひ前向きに検討します!」これで行動した人を自分は一人も見たことがない。行けたら行くわと同じレベル、ほぼ100%行動しないし、なんなら検討すらしないレベル。「いやいやせやかて、慎重に検討することの何が悪いんだよ。な!ムダに終わるかもしれないからよく検討すべきじゃねえか」そうやって反論する人もいると思うけど、残念ながらそれは素人の発想なんだ。分かってないねえ。サランラップの筒から覗いた世界くらい視野が狭い。フットワークが軽い人、行動力がトチ狂ってる人は想像力不足でアホなのではなく、ハンパなく「拾う力」がある人なんだ。確かにフットワークが軽すぎると、計画通りいかないかもしれないけど、彼らは絶対に転んでもただでは起きない。必ず何かしら手に掴んで起き上がる。

黒坂は昔、熊本から東京へ有料のビジネスセミナーにいった。セミナー自体は期待外れだったけど、このまま熊本に帰るのはもったいない。せや!熊本にはない大型書店を巡ったろ。そうやって帰りに立ち寄った八重洲ブックセンターで見つけた本は参加したセミナー以上の価値があった。それから知り合いで起業した経営者で海外移住した人が何人かいる。シンガポール、マレーシア、アメリカ、イギリス、いろんな国にいってる。別に海外移住と言っても、海外移住は一世一代の大博打ではなく、面白そうだからとか、なんとなく憧れてたからというカジュアルな理由でいっていいと思う。子持ちでなければそれほど大した話じゃない。ちなみに海外移住の動機で一番笑ったのは、日本が寒い時期に暖かく過ごしたいからタイにいってるという話。お前はドラえもんに出てくるスネ夫かよ。盛大にツッコミを入れた。

 

4.何をやるか?よりどこに住むか?こそ重要

移動力で英語力を伸ばす勉強法4つ目は、何をやるか?よりどこに住むか?こそ重要。

「有意義な仕事をしたい!高待遇を得られる仕事につきたい!」そう考えた時にどんな仕事をするか?を考える人は多いけど、それより遥かに重要なのは、誰と働くか?どこで働くか?こっちでしょ。確かに。興味がある仕事をしたとしても、クソほどうざい上司にぶち当たとか、そもそもチームワークが苦手なのに会社員として働くなら能力を発揮できないから仕事を頑張れない。実はどんな仕事をするか?よりもどこで働くか?というのは、学歴やビジネススキル以上に収入や待遇を決める要素になるんだ。

これはビジネス記事で「収入は学歴ではなく住所で決まる」というタイトルでメディアに寄稿したことがある。エンリコ・モレッティ氏の著書「年収は住むところで決まる」という書籍によると、それを決める一番の要因は「住所」。アメリカの製造業に強い工業都市(デトロイト)に住む高学歴(大卒)より、イノベーション都市(シアトル)に住む高卒の方が収入が高いという結果になった。これは日本でも同じことが言える。東京でも山手線内で働く方が山梨県に近い奥多摩より収入は高くなるし、英語力を活用できるチャンスも多い。本人のスキルや人的資質などは住所ほど強く影響しない。都心で働いている、という事実の方が強い。ではなぜ、シリコンバレーや東京都心など、いわゆる「イケてる街」で働くとなぜ収入が高くなるのか?その理由としては、高額所得者が生み出す仕事の付加価値は裾野が広い。米国における高額所得者の筆頭はITエンジニアであるが、ハイスキルワーカーが増加するとそれに伴ってヨガインストラクター、美容師、医師、ベビーシッターなども増加する。高額所得者がそうしたサービスを利用する。ITエンジニアは生み出すサービスが、次のハイレベルなITエンジニアを生み出し、それら集合することで高所得の雇用を創出する。結果としてそのエリアで働くと、同じ仕事内容でもより所得が平均値より高くなるという循環になるわけだ。高額所得のITエンジニアは高い支払いをしてでも、より高付加価値のベビーシッティングを受けたいと考える。これは東京などでも同じことがいえる。ブルーカラーに限らず、ホワイトカラーも同じ水準で集合する。スキルは会社組織に集約することで、レバレッジがかかる合理性がある。「優秀な人がいる場に身を置くと自分も優秀さのおこぼれを預かれる」みたいな話があるが、これは身近に優秀な人がいることでスキルや人的資質に触発されるというだけではない。文字通り、優秀な人が生み出す仕事のおこぼれを預かれるから。

また、収入だけではなく生活費もある。移動して環境を変える選択肢の一つが地方移住。東京都内では、パワーカップルで世帯年収2000万円でも、ものすごく裕福な生活ができるわけじゃないんだ。いい家、いい学校となるとヒイヒイいいながら生活することになる。それって本当に幸せなの?だけど、リモートワークで年収そのままで地方へ行けば大富豪になれる。たとえば百貨店で高額な買い物を続けると、特別な上顧客「外商顧客」扱いになって、セレブ専用サロンとか、30万円以上の商品しかないセレブ専用販売会に招待されたり、自宅に来て商品提案してくれる。外商顧客扱いを受けるハードルが、地方は東京に比べてかなり低い。え?なんでそんなこと知ってるかって?言わせんな恥ずかしい。

後は海外移住も選択肢の一つだと思う。昨今、あちこちでコワーキングスペースがあったり、デジタルノマドビザを支給されたりハードルが下がってる。アメリカのリモートイヤーの「ワーク&トラベル」プログラムに参加すると、1カ月約3,000ドル、12カ月32,000ドルというプランが用意されていて料金を払うと、都市間の航空券と現地での交通費、個室での宿泊費、コワーキングスペース、高速Wi-Fi、医療など様々なサービスをカバーしてくれる。仕事で大事なのは仕事内容だけじゃない。場所こそが重要なんだ。そして移動するためのインフラは過去最高に整備されている。今すぐいくしかない!

 

5.人生を決めるのはキャラクター

移動力で英語力を伸ばす勉強法5つ目は、人生を決めるのはキャラクターと理解しろ。

人間は誰しもみんなキャラクターを演じている。いや正確に言うと演じさせられている。学校ではイキリ散らかしてる金髪ヤンキー兄ちゃんも、レジに入れば物腰丁寧な店員さんだし、警察官も勤務中は品行方正が求められる。制服着てパチンコするのはこち亀の両さんくらいだ。黒坂もYouTube中は英語講師という熱血キャラクターだけど、家にいる時は料理好きのパパというキャラクターを演じてる。ビジネス取引をする時は合理主義一辺倒のターミネーターみたいなビジネスマンになるし、記事を書く時はロジック全開の堅物執筆者になる。

そんな誰しも持っているキャラクターも、移動しないとダメになる。なぜか?それはずっと同じ場所に定住すると、不利なキャラクターで固定されていつの間にか演じているつもりが、素の自分と同化してしまう。たとえばマイルドヤンキー。生まれも育ちも人間関係も全部同じでいわゆるズッ友。学校のクラスメートのままの上下関係で、「おい、お前昔いじめててごめんよ。なんかいつも陰鬱な顔してウザかったらついさ。で、お前の店のお勘定安めにしてくれや。ほら、オレとお前の仲じゃねえか」あるある。社会に出ても学校のクラスメートヒエラルキーがずっと続いてる。いじめられっこだった人は、いじめられっこというキャラクターが完全に素の自分そのものになってる。恐ろしいことに演じてるキャラクターがあなたの人生そのものになる。あらゆる未来の可能性を無意識にブロックしてしまうんだ。いざ都会に出て、久しぶりに呼ばれて同窓会にいくと昔の階級が固定されたままなんだよな。控えめに言ってクソ過ぎるだろ。

でもキャラクターは固定じゃないよ、今からでもすぐ変えられるよ。たとえば大学デビューって言葉がある。髪の毛染めて陽キャを目指すのはよくある話、誰だって場所を変えたらキャラクターも立場も人間関係も全部リセットできる。英語の勉強も同じ。周囲に英語ができない環境だと英語に対してとにかく否定的。特に底辺校は勉強することがガリ勉みたいでダサい。先生に歯向かうやつがかっこいい。言語は言語でも、殴り合いでしか語り合えない肉体言語しか彼らは理解できない。後頭部に金属バットフルスイングするやつがヒーローになる、闇金ウシジマくんの世界。「なに?お前英語やってんの?ハハ、面白いアメリカンジョークだなオイ。やめとけやめとけ。昔やって盛大に失敗したじゃん。え?英検1級合格?何バカいってんの。今更取れたところでさ、もう遅いって」とにかく無理解、無神経、無共感、無教養。でもね、抜け出せよ。そんなゴミカスなセリフをシャワーのように浴びる必要はないよ。場所を変えよう。仮にあなたが英語を使う職場にいくと、周囲はみんな英語の価値をわかっている。「おお!英語やってんの?いいじゃんいいじゃん!今からだって遅くはないよ。英語は壮大な慣れだからいつからでも誰でも必ずできる。え?英検受けるの?いいねえ、よかったらオレの使ってたテキストもう使わないから持っていってよ。ちょっと書き込みとか残ってて申し訳ないけど、重要表現に丸しててさ、そこはよく出るから参考にしてみてよ」応援されるんだよ。

 

6.移動力がインプットとアウトプットを作る

移動力で英語力を伸ばす勉強法6つ目は、移動力がインプットとアウトプットを作る。

本書によると、移動が多い人はインプットもアウトプットも充実する。これは本当によく理解できる。人間はただ物理的時間があれば、その時間を全部有効活用できるわけではないんだ。むしろ、移動が多い人ほど生産的になる。コンサルティング会社の船井総研の創業者、船井幸雄氏は「情報量は、移動距離の二乗に比例する」といっていた。情報量が多いと、ビジネスマンとして大成する。収入が高い人ほど、移動距離が長いとこういう話なんだ。確かに。これよく理解できる。ずっと家にこもってネットばっかりしてる人より、日本全国の優良企業を視察したり、海外の展示会に出展して積極的に一次情報を手に入れに行く人のほうが情報量が多いよな?もっと身近な話で言えば、レストランのシェフも自分の店で料理を作り続けているより、100の他店で食事をする方が絶対伸びる。うちはピザを出すイタリアンを経営してるけど、せっかくならミラノでプロのピザを修行したい、そうやっていたリマまで視察に行く人はさらに伸びるよね?アウトプットも同じ。椅子に座って机の前で悩むより、散歩したり書店を巡っている方がアイデアが降臨する。一人でPCいじってるより、外に出て人と会って話をしたり、議論をしたりする方が間違いなく伸びる。

 

今回は以上だ。人生を変えるのはとにかく移動することがすべての始まりという話だった。一番手っ取り早いのは、優秀な人、成功してる人に会いに行って、その相手からエッセンスを吸収させてもらうこと。個人の意志の力はウルトラマンのカラータイマーなので、無理やり一発奮起して頑張るより、勉強家が集まってる場所に身をおいたらそりゃあ成功しないほうが難しい。でも難しいのは成功者や一流の人って簡単には対面で会ってはもらえないってこと。「僕私成功したいのでマンツーマンで会って話をしてくれませんか?」いや無理でしょw むしろいいよいいよとすぐ会ってくれる人の方が、なんか変なもの売りつけられそうで怖いよな。でも実は成功者から成功のエッセンスを受け取る一番いい方法がある。それは本だ。本は対面で成功者に会うより価値が高い。本にはその人の人生論や価値観、考え方、思考や技術を凝縮した青汁の粉みたいなもの。素晴らしい1冊の本との出会いは、直接対面する以上に大きな出会いになる。そのためには読書の習慣を身に付けること。おすすめしたいのは、東京の六本木には素晴らしい本と会うための本屋がある。その名も文喫(ぶんきつ)。なんと本屋さんなのに入場料がかかるんだけど、それがいい。ゆったりと気の向くまま、コーヒーすすって運命の一冊を探すことができる。また、新宿にはBOOK AND BEDといって泊まれる本屋がある。なんと素晴らしい。この世の天国、桃源郷。さあこの動画を見たら、とにかく移動を習慣化しよう。コスパとか考えすぎず、もっと気軽に旅行に行こう。旅行にいかなくても3ヶ月に1回は遠くのホテルに泊まって勉強や仕事をしてみよう。移動には人生を変える力がある。移動そのものに大きな力がある。あなたの移動のきっかけになったら幸いだ。ほなまた。

 

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