【2024年新形式 2級 準1級 1級】英検の英作文要約問題ライティング完全解説ロードマップ

今回は英検2級、準1級、1級それぞれの英作文要約問題の完全解説としてお届けする。ロードマップ英検公式サイト、旺文社運営のサイトを時間をかけて分析したことで、英作文の要約問題で点数を取るために必要な対策、戦略、勉強法、この動画1つ見るだけでその全てがわかるように解説する。実は英検の問題は英検協会ではなく、旺文社が作成してる。今回の話はすべて、英検の問題作成元から公開された情報だけなので、信憑性は間違いない。英検2級、準1級、1級の英作文問題の配点は全体の30%を占めるので、ここを疎かにして合格を勝ち取ることはできない。さらにビジネスや留学先で通用する英語力を身につける!という実践的な話についていえば、正直英会話のスピーキングより英作文の出番の方が圧倒的に多い。会社では資料作成やビジネスチャット、Eメールでのコミュニケーションが必要で、留学先では膨大なリーディングの宿題を読んだ後に、ペーパーを書いて提出するし、大学の単位を取るための試験は口述ではなく筆記試験がほとんど。さらには分量が多い内容をわかりやすい自分の言葉で短く説明する能力は、日本語、英語に関わらず持っておくことでものすごく役に立つ。「英検の英作文要約問題に時間を使うのはいやだな」と思わず、今後の人生で英語ユーザーとして活躍する上でものすごく重要なスキルになると考えて、英検の英作文対策を通じてしっかりと英語力をつけるぞ!と前向きに考えてもらいたい。

今回の動画は次の内容でお届けする。

1章 英検の英作文要約問題の採点基準
2章 9割取れる英検の英文要約問題の解き方
3章 英検の英作文要約問題の勉強法

ではいく。

 

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1章 英検の英作文要約問題の採点基準

さて、まず1章では英作文要約問題の採点基準ということで試験で求められていることを理解しておこう。ここを外して、好き勝手書いてもまったく評価されない。自分ができること、知っていることをするのではなく、採点者側が求めることを理解して見せる、という相手の立場で考えるようにしよう。まず、2級から1級までで共通しているポイントは4つ。

1.内容

2.構成

3.語彙

4.文法

この4つが採点ポイントになる。具体的にそれぞれ解説しよう。

 

1.内容

4つの採点ポイントで最重要なのが内容。どれだけ優れた英文を書けても、課題とズレた解答は0点になると旺文社は警告している。やりがちなミスとしては、指示された要件を無視すること。たとえば英作文が短すぎる、もしくは長過ぎる。要約なのに、自分の意見を書いてしまうといったズレ方は致命的になる。最初のリーディングをして内容の理解がずれると、すべてが台無しになるので慎重に読もう。

 

2.構成

英検の要約問題は、元の英文と同じ論理展開を維持しているか?をチェックされる。構成は3つ気を付けよう。1つ目、原文は3パラグラフであるので、必ずすべてのパラグラフを要約すること。「このパラグラフは使わなくてもいいや」とすると構成ミスで減点される。2つ目は元の文章の流れを変えない。3つ目は各パラグラフをつなぐつなぎ語、ディスコースマーカーを適切に使うこと。具体的には動画の後半で解説する。

 

3.語彙

抽象的、簡単すぎる語彙は使わず、それぞれの英検の級ごとに出題されるのにふさわしい語彙を使う。たとえばIt is very good for the environment.(それは環境に良いです)ではなく、It has significant positive impacts on the environment, increasing energy savings by 20%.(環境に大きなプラスの影響を与え、エネルギー節約を20%増加させる)といった具体的で文脈にふさわしい語彙を使うことを心がけよう。加えて、省略語はなるべく使わない。wouldn’tではなく、would notと省略せずに書こう。

 

4.文法

正しい英文法が使えているか?もしっかり確認しよう。文型やピリオド、カンマも採点ポイントになる。英文法的に正しければOKというだけでなく、同じ主語を繰り返し使うのを避けて受動態や無生物主語に変えるといった工夫が必要。

 

点数を取るコツ

そして点数を取るコツがいくつかある。

まず、要約問題は分量を削る作業ではなく、新たに作り直すという意識で取り組んでほしい。派遣会社みたいに右から左に流すだけでは点数は取れない。問題にsummarize it in your own words as far as possibleと書いてあるように、自分の言葉で初めて読んだ人がわかるように書くこと。It has significant positive impacts on the environmentを書き写しても、itが何か分からないので、書き換える必要がある。何を書くか?というのは、何が重要で何が重要でないか?を見極める力を見られてると理解しよう。たとえば要約にあまり影響を与えない具体例はなるべく削る、というのがおすすめ。

次に点数は必ずしも満点を目指さなくてもいいってこと。どの級でもざっくり75%取れていれば合格できる。限らえた試験時間内で完璧な英文を書くことにこだわりすぎて、リーディングパートが疎かになるのは致命的。とにかくまず最後まで書ききること。失点の要素があまりなければ、自分では拙い英文と思っていても部分配点で合格点を稼げる可能性はある。

この1章で話した内容をしっかりカバーできていれば、確実に合格点を取ることができる。逆に抜けている部分があるまま練習をしても合格点が取れない英作文が上達するだけなので意味がない。この動画で最重要なポイントがこの1章で解説した、合格点を取るために必要なことの理解なので何度も見直してズレがないように確認してくれ。

 

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2章 9割取れる英検の英文要約問題の解き方

さて、では次はいよいよ第2章の9割取れる英作文要約問題の解き方について解説をしよう。やみくもに書きまくるだけでは一向に上達しない。そこでやってもらいたいのは、点数が取れる型にハマった訓練の場数を踏むこと。

 

1.パラグラフごとの要約練習をする

2級から1級まですべて元の英文にはパラグラフがある。要約練習をする時は、必ず「それぞれのパラグラフを要約する」という考え方で解く。実際のサンプル問題を見せて解説しよう。

When students go to college, some decide to live at home with their parents, and others decide to rent an apartment by themselves. There are other choices, too. These days, some of them choose to share a house with roommates.

What are the reasons for this? Some students have a roommate who is good at math or science and can give advice about homework. Other students have a roommate from abroad and can leam about a foreign language through everyday conversations. Because of this, they have been able to improve their foreign language skills.

On the other hand, some students have a roommate who stays up late at night and watches TV. This can be noisy and make it difficult for others to get enough sleep. Some students have a roommate who rarely helps with cleaning the house. As a result, they have to spend a lot of time cleaning the house by themselves.

 

引用元:英検2級 英作文要約問題サンプル  https://www.eiken.or.jp/eiken/2024renewal/pdf/3_grade_2_w.pdf

これは英検2級のサンプル問題だけど、3つのパラグラフに分けられているのがわかる。模範解答は次のようになってる。

These days, some college students share a house with roommates. By doing this, some students can get help from their roommates with various things, such as math, science, or foreign languages. However, some students have trouble with their roommates, such as trouble about sleeping times or cleaning the house.

 

引用元:英検2級 英作文要約問題サンプル  https://www.eiken.or.jp/eiken/2024renewal/pdf/3_grade_2_w.pdf

この要約文を原文と見比べてみよう。

When students go to college, some decide to live at home with their parents, and others decide to rent an apartment by themselves. There are other choices, too. These days, some of them choose to share a house with roommates.

→These days, some college students share a house with roommates. 

 

What are the reasons for this? Some students have a roommate who is good at math or science and can give advice about homework. Other students have a roommate from abroad and can leam about a foreign language through everyday conversations. Because of this, they have been able to improve their foreign language skills.

→By doing this, some students can get help from their roommates with various things, such as math, science, or foreign languages.

 

On the other hand, some students have a roommate who stays up late at night and watches TV. This can be noisy and make it difficult for others to get enough sleep. Some students have a roommate who rarely helps with cleaning the house. As a result, they have to spend a lot of time cleaning the house by themselves.

→ However, some students have trouble with their roommates, such as trouble about sleeping times or cleaning the house.

 

引用元:英検2級 英作文要約問題サンプル  https://www.eiken.or.jp/eiken/2024renewal/pdf/3_grade_2_w.pdf

この模範解答を見ると、それぞれのパラグラフを要約していることがわかる。第1章で内容と構成が採点ポイントになると話をしたけど、パラグラフごとに要約する訓練をすることで、少なくともこの2つがずれることは絶対になくなる。

 

2.ディスコースマーカー(つなぎ語)を入れる

1ではそれぞれのパラグラフを自分の言葉で要約するといった。次は要約したパラグラフ同士を電車の連結みたいに繋ぐ必要がある。そのつなぐ時に使う言葉がディスコースマーカー(つなぎ語)なんだ。

 

【順接・添加】
・therefore
・in addition
・additionally
・besides

 

【逆接】
・however
・although
・despite
・yet

 

【対比】
・on the other hand
・while
・whereas
・meanwhile

 

【結論】
・as a result
・in conclusion
・thus
・ultimately
・in the end

 

・順接・添加は一言でいうとand。同じ流れで文章を続けていく時に、and以外の語彙で表現する。

・逆接は一言でいうとbut。前の文と後の文が反対の関係にある時に、but以外の語彙で表現する。

・対比は一言でいうとcompare。AとB、同じジャンルのものを比べる時にcompare以外の語彙で表現する。

・結論は一言でいうとresult。結局何?に答える内容をresult以外の語彙で表現する。

 

ここまでの話で理解頂けたと思う。書き方は次の2ステップで完成する。

 

1.各パラグラフを要約する。

2.パラグラフ同士をディスコースマーカーでつなげる。

 

2級、準1級、1級すべてで共通する書き方だ。

 

3.パラフレーズする

同じ英語表現、語彙をそのまま派遣会社のように横流しするのではなく、できるだけパラフレーズをしよう。パラフレーズとは同じ意味を違う表現をするということ。

たとえばbig companyはmultinational company多国籍企業と言いかえたり、high technologyの代わりに、advanced systemsとかInnovative solutionsみたいな言い方ができる。特にディスコースマーカーはできるだけパラフレーズしたい。原文がin the endなら、finallyとかas a resultみたいな言い方に変えるようにしよう。

 

4.解答用紙を使って練習

要約問題は語数の指定があるけど、試験中は目の前の問題を解くことに必死で語数の多い、少ないまで気が回らない。そこで普段の要約問題の練習段階から、解答用紙を使って練習をするのがいい。英検の公式サイトから解答用紙の見本がダウンロードできる。例えば英検1級の指定語数は90-110語、1行あたり8語書くと12-14行という計算になる。解答用紙の見本を使ってスペースの使い方に慣れておくことで、語数のざっくり目安を意識しながら書くことができる。

画像引用元:英検1級 一次試験解答用紙 https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/pdf/1q-hon.pdf

 

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3章 英検の英作文要約問題の勉強法

さて、3章では英作文要約問題の勉強法について解説をする。各社から色んな問題集が出てくると思うので、2章で解説した解き方でひたすら練習をしてくれればいい。要約問題を勉強、訓練して解けるようになるために必要なことを解説していこう。

 

1.英検の過去問を解いて訓練する

一番いいのはとにかく英検の過去問を使って練習をすること。よく言われるのが「普段から英字新聞や雑誌、ネット記事を要約して慣れておきましょう。ChatGPTに要約させてそれと見比べて見ましょう」といった提案がある。確かにこの意見には一理あると思うし、やってムダになるとは考えない。それでもおすすめできない理由がある。その根拠を話していこう。自分がこのやり方の最大の問題点は素材の難易度。サンプル過去問をみてもらうとわかるけど、英検は級によって英語原文の難易度に大きな差がある。2級と準1級、1級はそれぞれ使われている英単語も長さも全部違う。英検対策をする過程で英語力を伸ばそう、ということは大前提としてあるものの、実力をつけた結果、試験に合格するという目的を達成するならやっぱりそれぞれの級の難易度、求められる水準を繰り返し練習することが重要だと思うんだ。たとえば、2級レベルの要約問題を練習しても、いざ1級の試験本番で要約するとなると書くべき分量も作文で使う語彙も違ってくる。じゃあ1級対策を頑張る人が、練習のたびに1級の要約問題で出題される素材を探して準備する、ということが現実的にできるか?また、ChatGPTの要約は本当に妥当か?と問われると、いやそんな七面倒臭いことをするなら過去問でええやん、という結論になる。やっぱり1級は1級対策、2級は2級の水準である過去問を使って対策するのがいい。

どうしても過去問の英作文要約問題をやり尽くしてしまって、ネタ切れになったら英字新聞や雑誌ではなく、英検の長文リーディングを使えば良い。こちらは同じ級で出題される水準の語彙や英語表現が出てくるので、少なくともレベルが大きくズレることはない。

 

2.書く→模範解答→また書く

過去問を使って解く訓練を積むという話をしたけど、白紙の原稿を前に「一言も出てこない」となる人は多いと思う。英作文は油断すると独りよがりになって、ズレた方向性で努力の空振りをすることになりかねない。そこでおすすめしたいのが、次の3ステップで訓練すること。

1.何も見ずに書く

2.模範解答と見比べて改善

3.また書く

これで取り組む。とにかくまずは何も見ずに書く。最初はしょぼい出来栄えになる。読んでわかるけど書けない語彙やフレーズがたくさんあることを実感して愕然とするはず。言いたいことが頭にあるけど、英文に出力できない苦しみを味わう。でもいい。まずは最後まで書いてみる。書けたら次は模範解答と見比べる。そうしたら、自分が最初に書いた英文の足りない点がたくさん見える。綴りが間違っていたり、同じ意味でも違う単語を使うパラフレーズが出来ていなかったり、ディスコースマーカーを間違えたりとたくさんの改善点が見える。そうしたら、最後にその改善点を意識してまたなにも見ずに書く。ひたすらこれを繰り返す。そうすることで、最初はしょぼかった英文が徐々に模範解答のクオリティに近づいていく。はじめは笑いのネタでしかないチャイナクオリティだったパクリが、次第にレベルが上っていつしか本物と見まごうスーパーコピーブランドレベルになるというイメージ。

 

 

今回は以上だ。英検は2024年から英作文問題が従来の意見論述問題に加えて、今回の要約問題が追加された。結果として新たに対策する範囲が広がったので「より難しくなった」といえる。でも落胆する必要はないと思う。そもそもあなたは何のために英検の対策をしているのか?その目的をここで思い出そう。英検の合格証書をゲットすること、ではなくて英検の試験対策を通じて英語4技能をレベルアップすることだったはず。要約問題は内容をしっかり読んで理解した上で、自分の言葉で即興で英作文する力が求められるので、総合的な英語力は間違いなくアップする。そう考えると、試験が難しくなったというより、試験を通じてよりレベルアップできるものに変わったといえる。英作文や短く要約する情報処理能力はますます重要になるので、この機会に試験対策を通じて英語のレベルアップを目指していこう。

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