一億人の英文法の効果的な使い方/勉強法を完全解説【英会話したい初心者向け？】

オレだ。

「一億人の英文法ってめちゃめちゃベストセラーになってるけど買った方がいい？」

「有名YouTuberがおすすめしてるけど、一部の人からは評判悪い。どうしたらいい？」

もしもあなたがこのようなお悩みを持っているなら、この動画はぜひとも最後まで見てくれ。確かにこの書籍は他の英文法書にはない特徴が複数あって使って学びになる点も多い。その一方で明らかにおすすめできない人もいるんだ。つまり人を選ぶ。この動画ではどんな人におすすめでどういう効果的な使い方、勉強法をすれば本書を最大限活用できるか？またアプリの使い方の解説など一億人の英文法についてわかりやすく説明をする。一億人どころか、太陽系100億の生命体のための解説動画となってる。今回の動画の内容はこの通り。

一億人の英文法ってどんな本？
一億人の英文法を初心者におすすめしない3つの理由
一億人の英文法の効果的な使い方/勉強法を解説
一億人の英文法のアプリ紹介

では解説していく。

ペラペラ英会話ができる英語多読の無料講座

「私はいつになったら英語ができるようになるの？」
「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」

そう嘆いているあなたの気持ちはハゲるほど分かる。
オレもそうだった。

あなたを英語ペラペラにするのは、語学留学や英会話スクールではなく、

「英語多読」だ。
  「英語で人生を変えたい人」限定で動画講座を受講してくれ。
↓↓↓

一億人の英文法ってどんな本？

まずは「一億人の英文法ってどんな本か教えてくれ。3秒以内で！」という人のために今から3秒で説明する。ズバリ「ネイティブの感覚を学べる一冊」という理解をしてくれ。本書は複数の理由から他の英文法書にはない特徴がある。これを見てくれ。

・ネイティブの感覚を丁寧に解説。

・できるだけ文法用語を使わない。

・イラストや図解を多用してイメージでの理解に注力。

・文語ではなく口語を中心とした例文。

ざっくりこの4つの特徴がある。有名YouTuberやブロガーの中には「これは素晴らしい一冊！僕/私はこの一冊で英語力を伸ばせました！借金してでも脳死状態で即買いしてください！」とひたすら買い煽り倒してる人もいるし、Amazonには1400件以上レビューがついていて大ベストセラーとなっている人気の一冊だ。もちろん、黒坂はこの本を否定しない。正しく活用すればキャッチコピーにもなっている「ネイティブの感覚」をゲットできると思ってる。その一方で、取り扱いには注意が必要な点もある。具体的には次の章で解説する。

ペラペラ英会話ができる英語多読の無料講座

「私はいつになったら英語ができるようになるの？」
「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」

そう嘆いているあなたの気持ちはハゲるほど分かる。
オレもそうだった。

あなたを英語ペラペラにするのは、語学留学や英会話スクールではなく、

「英語多読」だ。
  「英語で人生を変えたい人」限定で動画講座を受講してくれ。
↓↓↓

一億人の英文法を初心者におすすめしない3つの理由

一億人の英文法はいろんな場所でいろんな人が推奨している。「いやあこれは本当に素晴らしい一冊だと思いますねー。ぜひ皆さんも活用してくださいね！」みたいにフワッとした生クリームたっぷりのパンケーキみたいなことしか言わない英語講師が大量発生してるけど、黒坂はそういうテキトーなレビューはしない。シベリアにいるシロクマをも凍てつく寒さ、通称エターナルブリザードの冷静さで解説していく。シベリアにシロクマがいるかはよく知らんけど。さて、結論から言うと本書は「英文法の知識が全然ない初心者」「昔頑張って勉強したけど挫折、中高年以降に英語やりなおし組」には向かないと思ってる。つまり、初心者はいきなりこの本を買って勉強するなってこと。その理由は100兆個あるけど、時間もないんで今回は重要なものを3つに絞って取り上げる。

1.英単語が難しい

本書には「話すための英文法」「会話に特化した英文法」というPRがされていることから分かる通り、基本的に例文は文語ではなく口語が採用されている。そしてその会話表現はかなりリアルで実際の場面でも使われそうなものがある。でもリアルが故に初心者には難しいと感じる表現も少なくないんだ。たとえばこれを見てくれ。

My kids are no naughtier than most other children.
（僕の子は、他の子たちより全然やんちゃじゃない））

This perfume isn’t any more fragrant than the one I am using now.
（この香水は私が今使っているものよりも全然いい香りじゃない）

引用元：一億人の英文法「限定語句と共に比較級を使う」より

naughtierいたずら（好き）な、perfume香水、fragrant香り。このあたり結構難しくね？「昔英文法やったけど躓いたからできるだけ優しい英文法書を買わないとなー！一億人の英文法ってわかりやすいし、オレ日本人だからその一億人の対象者にガッツリ入ってるよな。さて見てみよう。naughtier？なにこれムズすぎクソワラタｗｗ」ってならないか？

一億人の英文法で使われている例文は全部ではないけど、難しいと感じる英単語がそこそこ使われていると感じる。「オイテメエら！この門をくぐりたければ、まずは英単語を身に着けてからこい！英単語力はない？そのままいねい！」いやいや、ストリートファイターの豪鬼ですかって話だ。

2.日本語の説明は好き嫌いがわかれる

本書で使われている日本語の説明文もとても特徴的で、作者の話し言葉で書かれている。とにかくわかりやすく伝えたい！という太陽の表面温度かよってレベルに作者の情熱が感じられる。けど、いかんせん熱すぎた…。個人的に情熱がダメだとは思わないけど、この作者のテイストがとにかく合わない、冗長的に書かれていてムダに説明文が長くなってしまったことで、「結局ここは何が言いたいの？」と感じてしまう読者を生み出してしまったんだ。具体的に見ていこう。

本書に対する読者の生の声をいくつか取り上げる。いっておくが黒坂がいってるんじゃないのでそこは勘違いするなよ。「英文法書でありながら、基本知識がある前提の本。文中に「ほら、カンタンでしょ？」とか「このくらい簡単だったかな？ハハッ」みたいに書いてあるけど、分からなかった自分の胸にぐさっと突き刺さった。」とか、「大丈夫だよ、カンタンだから」「あなたなら分かりますよね？」うるせーなわかんねーよという意見もあった。「いいかい、繰り返し音読して暗記するんだよ？」「暗記するだけじゃダメ、ネイティブのように気持ちを込めて、わかったね？」にイラッとしたという意見は一周回って笑ってしまった。

また、他にはこんな意見もある。それは冠詞のtheについて。theを使う場面は、話し手が特定の名詞を説明したい場合かつ、「聞き手も分かる」と思っている場合に使われるのが基本なんだ。たとえば「Where is the nearest station?（最寄りの駅はどこですか？）」はaではなくtheになっている理由は、今言ったように「最寄りの駅」は1つしかない特定の名詞だから。新宿を歩いていてWhere is the nearest station?といえば、JRかメトロの新宿駅を聞いている、間違っても熊本駅や名古屋駅のことではないと聞き手も理解できる。このtheの解説について本書では「あーあれねとピンとくる！」「みんながピン！とくる共通イメージ」「光のイメージ」みたいな説明になっているので、読者によっては「え？ピンと来るってどういうこと？」とかえって意味不明になるという意見もあった。

とにかく解説の日本語が合わない。わかりにくい。長々いって結論が分かりづらいという声はかなり見られた。その他、他社の英文法用語とは違うオリジナルの言葉を使って説明するので、余計に混乱するという意見など人によって賛否わかれる。少なくとも初心者向けにはわかりやすさは生命線なので、おすすめできないと感じる。

3.索引がない

本書は700ページ近くの大ボリュームの一冊なので、「前置詞atをもう一度読みたい」「助動詞mustのニュアンスを確認したい」といった場合に、該当のページを見つけるのに苦労するという欠点がある。これはつまり、英文法で困った時に辞書的に索引から検索することができないということになる。でも出版社は索引を別途PDFで配布するという対応にでてくれた。「黒坂さん！ビビらせるなって！索引がない英文法、みたいに欠点を指摘しておいて実はあるじゃねえか！」という声も聞こえてくる。だが待ってくれ。ナイトメアはここでは終わらない。これを見てくれ。

「なにこれ？サイトが土星あたりからハッキングを受けてる？」自分は一瞬そう思ってしまったが、どうやらサイトが古いために最新のGoogleChromeからのアクセスは文字化けするらしい。なんとか索引PDFをダウンロードして印刷をした後はこれを本書に糊付けして、取り付けるというカスタマイズ作業が待っている。イメージ、スタバのフラペチーノでコーヒー豆増量してエクストラコーヒー ダーク モカ チップ フラペチーノにカスタムするノリと同じ。そこまでしないと完成しないということになると、手放しで初心者におすすめは自分は難しいかなと感じてしまった。

ペラペラ英会話ができる英語多読の無料講座

「私はいつになったら英語ができるようになるの？」
「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」

そう嘆いているあなたの気持ちはハゲるほど分かる。
オレもそうだった。

あなたを英語ペラペラにするのは、語学留学や英会話スクールではなく、

「英語多読」だ。
  「英語で人生を変えたい人」限定で動画講座を受講してくれ。
↓↓↓

一億人の英文法の効果的な使い方/勉強法を解説

ここまでの黒坂による一億人の英文法のプレゼンを聞くと「ほーん？テメエずいぶんこの本をディスってくれるじゃん？」ってビキビキ来てる人もいるかもしれない。多分、ここまで動画を見た出版社がうちの家に向けてロケットランチャーで狙っている可能性も高い。でも安心してくれ。オレはこの書籍をディスる気はまったくない。英文法の知識がない初心者に積極的におすすめしないってだけで、ちゃんと上手に活用することで力のつく効果的な使い方や勉強法もあるんだ。この章ではそれをしっかり深掘りしていきたいと思う。出版社さん、ロケットランチャーを打ち込まないでくれ。

結論を先にいうとこの本は英文法の勉強を一通り終えた学習者が、しっかりと英文法のニュアンス理解を深掘りする感じで活用してくれ。つまり初心者にはおすすめしないけど、中級者にはおすすめしたいと思っているんだ。たとえば前置詞atやonのニュアンスなんかは、ゴリ押し丸暗記ではなくネイティブの感覚を知ることで迷わず適切に使えるようになったり、理解できる。またhearとlistenは両方「聞く」と訳したり、seeやwatchを「見る」と訳しがちだけど、厳密な使い分けなんかもイラスト入りでわかりやすく解説されている。本書はイメージに寄り過ぎでやや冗長気味なので、体系的に学びたい人には向かないけど、すでに体系的に学んだ白黒写真のような知識に色を入れるような感覚でイメージ力で理解を深めるのには向いていると思う。だから「知識ゼロから英文法を勉強する」という本ではなく、「学んだ英文法にネイティブの感覚をつける」という使い方がいいだろう。また、「本書は分厚すぎるので何周も回転させて全部覚えるのは難しい」という意見もあるけど、その逆に何周も回す必要はなく、一言一句全部読まなくても理解を深めたいところだけピックアップするような拾い方には向いていると思う。内容をざっくりまとめると、

1.まずは他の英文法書と問題集を使ってしっかりと基礎を固める。

2.体系的に頭に入った知識に色を入れる感覚で本書を読む。

3.読む際は一言一句読むのではなく、知識を深掘りしたい箇所に集中する。

こういう読み方がおすすめ。参考までに上級者レベルの人には「いやもう大体知ってることばっかりだわ」ってならないために、代わりの書籍を紹介したい。それはロイヤル英文法。こっちはガチ勢以外お断りな雰囲気がバリバリ漂ってる一冊なので、上級者もホクホク満足して楽しんでもらえるはず。詳細は過去動画から見ておいてくれ。

【最強の英文法書】旺文社ロイヤル英文法の正しい使い方と勉強法を完全解説（徹底例解/表現のための実践/アプリ/青黄/レベル/レビュー）

ペラペラ英会話ができる英語多読の無料講座

「私はいつになったら英語ができるようになるの？」
「こんなに頑張っているのに、まだできないなんて…」

そう嘆いているあなたの気持ちはハゲるほど分かる。
オレもそうだった。

あなたを英語ペラペラにするのは、語学留学や英会話スクールではなく、

「英語多読」だ。
  「英語で人生を変えたい人」限定で動画講座を受講してくれ。
↓↓↓

一億人の英文法のアプリ紹介

さて、この章では一億人の英文法のアプリの紹介をしたい。本書には重要例文が940本掲載されているけど、スマホアプリではこの例文の音声をダウンロードして、読み上げてくれる機能つき。学習者はアプリの音声を聴きながら、同時にスマホの画面で英文を見ることができるので本書なしで目と耳から勉強ができるようになってる。ここまでの話を聞いてわかってもらえたと思うけど、このアプリは本書あってのものと考えてほしくて、すでに本書をしっかり読み込んだ。その上で頭に入れた知識を音源からもしっかり定着させたいという時に活用してくれ。その逆に本書を買うことなく、アプリだけで勉強しようとしてもうまくいかないと思う。

今回は以上だ。一億人の英文法はとても有名な本だしいろんな人がおすすめしてるけど、とりあえず英文法の知識はほとんどないけどゼロからやり直したい！というレベル感の人はまだ待った方がいいと思う。個人的にはエバーグリーンを使って勉強をして基礎を身に着けたら、その後に改めてこの一億人の英文法を再検討してもらうのでいいと思う。参考になれば幸い。