こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
「本当は英語の勉強なんてしたくない!頭に機械を取り付けて”バチッ!”と電流を流したら次の瞬間英語マスターになってる、ってサービスがあったら100万円払ってもいいよ!」
そんなことを考えたこと、ありませんか?バカバカしいような話ではありますが、気持ちは分からなくもありません。どんな世界にも付けられている「楽して○○する」シリーズ、どれもあるあるですよね?
・南国でまったりしながら稼ぐ!
・聞き流すだけで楽して英語がペラペラ!
・好きなものを食べて楽して後5kg痩せる!
そして大体、こうした触れ込みは「ウソ」「誇張」と相場が決まっています。なぜ、このようなフレーズをあちこち見るのか?その理由は至極単純、それは「楽と書いておけば業者が儲かる」からです。それだけ多くの人が楽をしたいと願っているからです。
「楽をしたいなんてケシカラン!努力をしろ!!」
と青筋立てて切れる昭和のオッチャンもいますよね。でも、誰しも本音では楽をして成果を出したいに決まっています。
英語学習も同じ。みんな楽をしたくてそういった教材を買うけど、結局「聞き流すだけで出来るなんてウソだ」とわかって硬派に頑張ろうと努力をします。でも、その努力が実らず、「やっぱり英語なんて自分には無理だった」と結局、あきらめていくのです。
英語学習でムダな努力はするな
英語学習のムダな努力ってなんでしょうか?私がパッと今思いついたものには次のようなものがあります。
・上達しているかどうか分からない英会話の継続
・一向に聞き取れないリスニングを我慢して聞き続ける
これは全部、まぎれもなく”ムダな努力”です。努力には質がありますので、成果が出ないと分かっていることをやる必要はないと思います。
でも、成果の出る正しい努力をやっているからいって、それはずーっと最初から最後まで楽しいわけではないことにも注意を払ってください。成果が出る学習法に取り組んでいる人も、辛さを感じる努力を乗り越え、そして楽しくてたまらない努力のフェーズにたどり着いている。これが真実なのです。
どんな挑戦でも最初が一番辛い
どんな物事に挑戦をするのでも、最初の頃が一番辛い。だからみんな努力する過程が辛くて、成果が出る前に辞めてしまいます。それはブログでも英語学習でもダイエットでも何でも同じです。
私の書いた著書では、
できるだけ「これだけやればこうなりますよ」と成長の道筋を示し、
できるだけ楽して短期間で成果が出るようなカリキュラムになっていて、
できるだけ最初から成長の実感が得られるようになっています
(著書についての詳細はこちらをご覧ください)。
でもやっぱり最初からずーっと楽しいわけではありません。誇大広告は好きではないので、正直にいいますが「どうしても辛いと感じる局面」はゼロではありません。そんな時、努力をすることに疲れてしまうと、自信を失って道半ばで放り出してしまう人も出てくるでしょう。
でもいつしか「しんどい」が「楽しい」に変わる瞬間が必ず訪れます。それは私からあなたにお約束をします。そしてそんなノリノリの楽しい努力は、必ずしんどい努力の壁の向こう側にあったりするものです。
・話すたびにどんどん流暢になる英会話
・面白いほどスイスイ読める洋書や英字新聞
こうした成長の手応えや実感を伴う学習も、初期の頃の辛さを感じる”努力”と同じです。努力は努力、楽しさを感じていても、辛くて少々嫌になっていても、英語力という歩みは一歩一歩着実に先に進んでいます。
せっかくなら、誰しも後者の手応えのある英語の努力をしたいに決まっています。楽しい努力、報われる努力、確実性の高い努力、それが約束された時、人はどれだけでも頑張れるものです。モリモリ成果が出ている時には、遊びと勉強の境目なんてまったくなくなってしまいます。
ですので、なんとしてもあなたにはその最初の壁を乗り越えるまでは、気合・根性・努力で頑張って欲しいと思います。気合とか、根性なんてなんだか昭和チックなダサいアドバイスに感じるのですが、やっぱりどんなものでも最後は気合と根性は必要です。
「自分は辛いことは嫌だ!最初から最後までずーっと楽しいことしかやらないよ」
極稀にものすごい天職に当たればそんな体験があるかもしれませんが、残念ながらそのようなケースは多くありません。ですので、最初の少し辛さを感じるフェーズをあなたには頑張って欲しいと思います。
大丈夫、あなたはすでに正しくて、最短にして最速、高い成果の出る英語学習法を私が出版した本の中でお伝えしているはずです。後は行動のみ。やれば必ず成果を得ることが出来ます。その道半ばには、辛い努力と楽しい努力が一緒に待っています。物事は辛い努力から先にやってくるから、みんなやめてしまうのです。辛い努力を乗り越えた時、面白くて時間を忘れて没頭できる、そんな遊びか勉強か分からないタイミングが必ずやってきます。ですので、そこを信じて頑張って欲しいのです。
英語ペラペラに話せる本を読んで、速読英単語を覚えているところです。読むだけだと不安なので書いたりしてますが、書くより読んだ方が良いですか? アドバイスをいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
本澤さま
コメントありがとうございます!
また著書を購入頂いて大変嬉しく思っております。
速読英単語ですが、書かずに読むだけで大丈夫です。「読むだけで暗記できるのか?」と不安になる気持ちはよく理解できます。
しかし、書くのはあまりにも時間がかかってしまいます。
また、一度や二度書く程度では記憶に残りませんから、それなら何回も同じ文章を繰り返し読むようにしてください。
脳の記憶はペンキ塗りのようなものです。一度ペンキを塗っただけでは細部まで塗りきれないかもしれませんが、何度も何度も塗っていると次第にかすれた部分にも、しっかり上塗り出来るようになります。
「覚えなきゃ!」とあまり力まずに、「何度も読み直すからいいや」という軽い気持ちで取り組むと良いと思います。
応援しております。頑張ってくださいね!
黒坂