「もう自分は40代、50代になってしまったので、今さら英語の勉強なんてやっても意味ないのでは?」おそらく、中高年の99%は人生で一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
そう思う気持ちはよくわかります。20代の若い時ならともかく、自分にはもはや身につけた英語力を活用する時間も残されていないし、業務経験がない自分に今からチャンスを与えてくれる会社や人なんているわけがないと。それなら残された時間を英語ではない、もっと有意義なことに使った方がいいのではないか?とそう考えているんですよね?
ハッキリいいます。間違っています。そういう思考だからダメなんですよ。そのような迷いの気持ちがあるまま、テキストのページをめくってもやがて手が止まり、挫折を生み出すんですよ。 ええっ?ちょっと待って。なんか気がついたら僕私フルパワーでめっちゃ怒られてるんですけど? まあ聞いて聞いて。悪い話はしません。むしろ、前向きな話をします。
この動画ではあなたがこれまで見落としていた「中高年からでの英語の勉強を頑張ることの価値」についてお話をしていきましょう。世間的には「英語力があれば何かと役に立つ」とか「海外旅行に行くときに困らない」みたいな未満児用プールより浅い表面的な話ばかりです。同時に「これからはAIがあるから英語学習は要らない」みたいな不安にさせる情報も多くあります。
この動画はこれまで他の人が言わなかった本質的価値について本気で解説をしていきます。動画を見終えたあなたは、「英語をやるべきか?他のことを頑張るべきか?」という迷いから完全に解き放たれていることをお約束します。
中高年は確かに人生で残された時間は限られています。でもだからこそ、これ以上余計な迷いに時間と集中力を奪われている場合ではありません。もしも、10年前のあなたから今の自分を見て「若い内に英語をやっておけばよかった」と感じるなら、次の10年後に絶対後悔しないためにもここで完全に迷いを断ち切り、本気で英語をやりましょう。
英語にフルコミットする自分に変身する覚悟はできましたか?では始めていきましょう。
目次
1.人生の選択肢を増やす
中高年から英語を頑張るべき価値の1つ目は、人生の選択肢を増やすです。
よく、「人生における豊かさ」についての意味を考えたことがあるでしょうか?我々、人間が「自分は豊かだ」と感じるのはどんな時でしょうか?結論、選択肢が多い時です。ポケットに500円玉1枚しかなければ、吉野家で牛丼の小盛か並盛しか選べませんが、1000円あれば温玉やお新香も頼めますよね?まあ吉牛のプロはここで迷いなくチーズ牛丼、略してインキャ丼をオーダーするんですけどね。基本的に人生の選択肢は多くても困ることはありません。
そして英語力についていえば、これはもう確実に人生の選択肢を爆発的に増やしてくれるスキルで間違いありません。英語力が高ければ進学できる学校の選択肢が格段に増えます。就職、転職できる会社が増え、仕事の種類も待遇もあらゆる選択肢から選ぶことができます。住む場所、お付き合いする人間関係、情報やニュース、ありとあらゆる選択肢を確実に増やすことができます。
黒坂はこの英語チャンネルの運営以外にもいろんな仕事をしてきましたが、もしも自分に英語力がなければ今とはまったく違った経歴になっていたでしょうし、そうなれば人生の選択肢もかなり狭まってしまったのではないかと思います。英語のおかげで入れた会社、できた仕事、得られた高待遇、海外情報、海外のITサービスや外国人との人間関係と、英語は確実に人生の選択肢を大幅に増やしてくれました。
それは年齢が中高年になってもこの事情はまったく変わりません。黒坂の英語多読の受講生の中には、50代以降から英語力を身に着けて人生を発展させた人たちがたくさんいます。
ニュージーランドやオーストラリアに来て、仕事をしてほしいというオファーが来た。IT系外資へ転職した。自宅で海外リモート副業をした。インバウンド外国人向けの仕事を始めた。そして翻訳通訳の仕事を始めた、こういう人たちです。
大衆の思考行動は「中高年からはもう遅いので頑張ってもムダ」ですから、むしろ今から頑張る人こそ大衆から抜け出してチャンスを掴むことができます。中高年のほとんどが夢を失っているからこそ、頑張る価値があるというものですし、その努力する姿勢を理解してくれる人は世の中にかならずいます。大衆の逆張りにこそ夢があることを忘れないでください。人生におけるほとんどのチャンスはわかりやすくチャンスの形をしておらず、逆の姿をしていることがほとんどです。たとえると、世界まる見え系番組でよくある、掃除係のフリをして現場の視察をする社長みたいなもんです。え?お前が何を言っているかよくわらんって?大丈夫、自分もわかってない。
「人生の先が見えてきた」なんてお年寄りな事を言うのはやめましょう。40代、50代は人生まだまだこれからです。
2.異文化理解力が身につく
中高年から英語を頑張るべき価値の2つ目は、異文化理解力が身につくです。
「英語を学ぶこと=単語や文法が身につく」だけと考える人は非常に多いですが、それは違います。英語など外国語を学ぶことは「もうひとりの自分を作る」ことと同じです。 え?分身の術?いやいや、おじいちゃんどういう読解力?さすがに令和に忍者はおらんわ。
アメリカ英語を学ぶと、ジャスチャーや表情が変化するだけでなく、考え方や価値観、話し方もまるでアメリカ人のようになります。日本人が英語を学んで日本人のように発想して英語で会話しても伝わりません。アメリカ人の価値観、考え方という異文化理解があってはじめて伝わる英語になります。
ですから、英語上級者同士あるあるとして「日本語と英語とでモードが切り替わるよね」という会話があります。日本人同士と日本語で会話する時は空気を読み、控えめな感じで話をする人も、アメリカ人と英語で議論する時は非常にパワフルで強い自己主張をするようになる、というものです。実際、黒坂が会社員の頃、最初は日本人とやり取りするような話し方で英語で会議に出ていたビジネスマンがコミュニケーションを勉強し、プレゼンの冒頭でアメリカンジョークを飛ばして外国人の参加者から笑いを取り、心をつかめるようになった人がいました。
この話、英語初心者からすると「アメリカかぶれ乙」と言われてしまったりします。でも実際は憧れの気持ちでアメリカかぶれになっているのではなく、アメリカ人と英語で話をする時は彼らに合わせた話し方をしないと通じない、通じにくいということが起きます。単に現地の言葉だけを知ってても、それだけでは議論も交渉もできないということです。
面白いことにこれは日本に住んでいる外国人でも同じ事が起きます。たとえば日本に10年以上住んでいる中国人は、行列にきちんと並んだり日本人の本音と建前を理解するし日本語も話すので、日本人から見てもほとんど日本人のように見えると。でもこうした人達が中国本土に帰ると、現地の中国人のような振る舞いに一瞬で戻る、みたいな話です。
外国語を勉強するということは、ただ単語や文法が分かる状態にするというわけではありません。外国語の勉強は異文化の勉強と同義です。異文化理解があってこそ、始めて伝わる外国語を獲得できます。
そして、この「異文化理解力」を深めるべきなのは、若い頃以上にむしろ頭が凝り固まりやすい40代、50代以降の中高年世代です。人生経験を重ねてきた中高年は、自分と異なる価値観や文化を受け入れる柔軟性を失っています。長年、放置した輪ゴムみたいに頭がカチカチです。そこで英語を通じて異文化を学ぶことで、人間関係や文化背景の奥深さに目を向けられ、これまで当たり前とか常識だと思っていた思い込みを外すことができます。思い込みを外すことができれば、対人関係でも穏やかで人が集まるような魅了的な人格を獲得できます。さらに世の中にはまだまだたくさん学べることは多く、人生は一生楽しい!と希望を持つことができます。
異文化理解についての話は過去動画、英語バイリンガルになることで起きる変化で詳しく解説をしてこちらも非常に面白い動画になっているのでぜひご視聴ください。
【9割が知らない】英語バイリンガルになることで起きる変化 言語の力で人生が変わる!(日本人/デメリット/トリリンガル/マルチリンガル)
3.世界中の情報にアクセスできる
中高年から英語を頑張るべき価値の3つ目は、世界中の情報にアクセスできるです。
なぜわざわざ「世界中の」という言い方をしたかと言うと、あらゆる言語での情報は英語でも発信されるからです。海外旅行をしたらわかると思いますが、現地の言葉の他に英語版の情報案内はほぼ確実に用意されています。英語を理解できると、世界の最新情報を一次情報として得ることができるようになります。
ウェブの情報量は英語は日本語の10倍以上であり、量だけでなく質も高いです。ビジネス書の数も段違いで、ヒットした洋書は和書に翻訳されますが、全体の10%もありません。英語がわかれば海外のニュースや論文、専門家の意見に直接触れることができます。
4.キャリアアップになる
中高年から英語を頑張るべき価値の4つ目は、キャリアアップになるです。
昨今は「AI翻訳や要約」を仕事でも使う人が少しずつ増えていると思いますが、それだけで英語スキルがオワコンになるわけではありません。英語ができる、というのは今後も非常に高い優位性があり、それは中高年でも同じです。むしろ、これまでの仕事で専門スキルを持っている事が多い年齢だからこそ、そのスキルや経験を英語で活用することでさらにキャリアアップができます。
例えば、外資系企業では、使用するITシステムやツールの多くが海外発で、仕様書、エラーメッセージ、サポート窓口など、ほとんどが英語で提供されています。代表例として、ドイツ発のグローバルERPシステム「SAP」が挙げられます。SAPは画面表示からトランザクションコード、エラー文言まですべて英語で構成されており、使いこなすには一定の英語力が不可欠です。そしてこのSAPの使用経験は業界や企業を問わず高く評価されるスキルの一つです。
5.人間関係のレベルが上がる
中高年から英語を頑張るべき価値の5つ目は、人間関係のレベルが上がるです。
「おいおい、お前は人様を評価できるほどえらい人間なのか?オラオラ!」と詰められたら返す言葉はないけど、でもせっかく一度しか生きられない人生ならできるだけレベルの高い人に囲まれて、切磋琢磨しながら生きたいと考えるのが普通じゃないですか?
人間関係における本質としては、「同じレベル同士でしか付き合えない」というものがあります。このことを示す有名な話に「よく連絡を取り合う上位5人の平均年収と自分の年収は同じ」というものがありますね!実際、当たっていると思います。社長は社長同士と付き合いますし、部長は部長、平は平と付き合います。なので自分のレベルも相応に高くないと絶対に相手にされません。あなたが選ぶ権利があるように、相手にも選ぶ権利がありますからね。
前置きが長くなりましたが、英語力をつけるとなぜ人間関係のレベルが上がるか?ということについてお話をしましょう。実際に英語力をつけられるかどうかはさておき、まず、一年間勉強を継続できる人は全体の5%ほどしかいません。このデータは個人の感覚でなく、スマホアプリの膨大なデータを分析したものなので、非常に信頼性が高いです。さらに、ただ継続するだけではダメで戦略的に力のつくメソッドで取り組み、忙しい日中の中で勉強時間を捻出し、途中で何度も押し寄せる挫折への誘惑を断ち切り、最後までやりきった人だけが英語力を身に着けます。
ということは、英語力がある時点でこうしたハードルを全てクリアした人材ということになりますよね?口を開けば愚痴不満ばかり、何でも社会が悪い、政治が悪いと他責にする、そういう人たちはこの世界には誰もいません。海外文化に興味があり、成長意欲が高く、努力を長期で継続でき、戦略的に物事をこなせる優秀な人、と聞くと現在英語の勉強を頑張っている人にとっては魅力的な人に見えてこないでしょうか?
若い時はやんちゃな経歴を持つ人とか、ちょいワルで上司に楯突いたみたいてやったぜ、みたいな脳みそホイ卒レベルのイキリ・太郎が魅力的に見えてしまったりするものですが、誰しも中高年になるとそういう相手ではなく、何歳になっても夢や希望を失わず、前向きに努力する背中を見せ、気持ちを明るくしてくれるような人に魅力的に感じるようになるはずです。自分が英語の勉強をしてレベルを高めることで、自分と似たようなハイレベル人材との人脈形成ができるわけです。
6.自信がつく
中高年から英語を頑張るべき価値の6つ目は、自信がつくです。
「勉強して身につくものが自信」、と聞くと大した事がないように聞こえるかもしれません。でも自信の価値は計り知れないほど大きいですし、もしかしたらこれが一番価値が高いと言えるかもしれません。
若い頃は根拠のない自信があったり、人生経験がないがゆえに弾丸のように突っ走ることができていた人も、歳を重ねると行動力が落ち、動く前にあれこれ考えて結局動けないという人が増えます。原因は老化現象というのもありますが、この本質的な理由は自信がないからだと考えます。
では英語の勉強を通じて自信を獲得することで、どのような人間になれるのか?それを列挙していきましょう。
1.挑戦に積極的になる
人生は挑戦の連続です。進学、就職、転職、結婚、その他にも起業や投資など本当に上げだしたらきりがないほどです。そんな挑戦をする際、自信があればリスクを取ってでかいリターンを狙いに行くという姿勢が生まれます。
黒坂は別に大成功者ではないですが、アメリカ大学留学、外資系就職や転職、脱サラして独立、そして独立した今も日々、様々なリスクテイクをしてきました。「自分ならきっと大丈夫」と思えるのはいろいろな人生経験をしてきた中でも、英語を独学で身につけたという成功体験がかなり助けになってくれていると思っています。
2.簡単に諦めず、最後まで諦めない
英語の勉強は年単位の努力をコツコツ積み上げる作業です。一日や数日、数週間でできることはハッキリいって大したことがありません。でもそれが年単位になるととんでもないところに行くことができます。英単語力がゼロの状態でも1万語、2万語と語彙力を積み上げていくことができます。
このコツコツ積み重ねる経験があることで、人生全部を小さな積み上げ作業ゲームと考えられるようになります。自慢ではないですが、黒坂は継続することについてはかなり自信があります。メディア会社に非常に高い頻度でビジネス記事を書いて投稿する活動を今年で8年継続、日記は20年、YouTube投稿は今年で6年目、筋トレも去年から一年以上継続できています。
小さくても長く積み上げればとんでもない場所に行くことができる、それが人生というゲームの本質的ルールです。英語学習を通じて、この本質を学ぶ人は多いです。積み上げには時間がかかる、ということは?そう、年を取った人の方が時間がある分、優位性があるということです。年を取っていることを引け目に感じているようでは二流です。年を取っているから有利、羨ましいだろと誇れるような時間を過ごすためにも長期で積み上げていきましょう。
3.周囲の顔色や意見を気にせず自分の人生を生きられる
令和の大衆思考、行動として「SNSなどでインフルエンサーの意見に乗っかるのがコスパがいい生き方」みたいなものです。でも結局、それは自分とはまったく違う性格、価値観の他人が敷いたレールを走らされるのと同じ行為でしかありません。これではやらされ感が生まれますし、いつまでも他責思考で依存的な人格を卒業することはできないでしょう。
英語の勉強を継続して身につけるのは、自己管理の極みです。創意工夫して勉強時間を確保し、勉強法の勉強をして効率的かつ戦略的に取り組み、習慣化してコツコツ続けていく必要があります。この英語学習というプロジェクトに成功すると、真の意味で自分の意志で人生を生きられるようになります。他の人と違う意見でも堂々と自己主張ができるようになり、大衆の逆張りができることでチャンスを掴むこともできます。そして大衆に右へならえしかできないスルメの生まれ変わりみたいな金魚のフンより、自分の意志で人生を切り開いていく人の方が魅力的に感じるのではないでしょうか。
勉強の価値、というとテストでいい点を取るとか、いい仕事ができることしか考えない人がいますがそんなことはありません。人間の成長する方法は主に2つしかなくて、それは仕事か勉強だけです。一番いいのは成長できる仕事をすることですが、仕事をするにはスキルが必要です。スキルを積むためのスキルがなければどんな会社も門前払いです。そして勉強は成長ができ、しかも仕事と違って手を上げれば誰にでも始めるチャンスが与えられます。今どき、YouTube動画でも書籍でも山ほど勉強する環境が整っていますから、人生を良くしたい、中高年でも夢を追いかけて輝きたいという人はとにかく勉強をしましょう。そして勉強をして身につけたスキルを使って仕事をする。これが最も良いサイクルです。
大丈夫、中高年でも遅くない。いや、むしろほとんどの中高年が夢を失って行動しないからこそあなたがやるべきです。あなたが知らないだけで、中高年から度量をして夢を掴んだ先輩方が世の中にたくさんいます。次はあなたの番です。さあ、これでもう迷いはないですね。ではいこう。素晴らしき挑戦者の世界へ。ほなまた。
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