こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
これまで散々、「語学留学は投資対効果が極めて悪い」というお話をしてきました。しかし、海外の大学で専門分野を英語で学ぶのであれば極めて有意義な自己投資となります。私は帰国後の就活や転職において、非常に高く評価される体験をしました。過去の記事で詳しく書いていますので、まだ読んでいない方はぜひ見ておいてください。
さて、長期留学をする上で多くの人が見落としがちな「意外なコスト」があります。価格は最低でも30万円、実際にはもっと高額になります。そのコストを考えた上で、留学を検討してもらいたいのです。そのコストというのは、「自動車運転免許証の取得コスト」です。
目次
留学先で車は必要か?
「車がなくても生活に全く支障がない」
というのは世界的に見てもかなり例外的な状況です。私は起業して熊本県に移住するまでずっと都会に住んでいたので「車なんて必要ない」と思い込んでいたのですが、なんせ留学は海外に行くわけですからアメリカと欧州の中心地を除くと、「車がないとものすごく不便になってしまう」というケースがほとんどだと思った方がいいでしょう。
私は留学先がアメリカの大都市(シカゴのド真ん中)で、大学への通学も徒歩と電車(使い放題のパスをもらいました)でしたので、まったく不便はありませんでした。しかしこれは運が良かっただけで、アメリカの地方の大学では片道1時間以上かけて自動車通学するというケースも珍しくないのです。過去にアメリカ人と運転免許証の話になった時に、「自分は高校の時にDrivingの授業があってそこで取得した」という話を聞き、度肝を抜かれた思い出があります。
筆者が住んでいたシカゴ、まさに大都会のド真ん中でした
大都市圏の大学は生活費が高額
自動車を必要としないような、都市圏の大学は総じてコスト高になります。学費も高いことが多く、何より重くのしかかるのが生活費です。アパートや学生寮の賃料はかなり高く、ニューヨークにある大学に通う留学生から毎月かかる生活費についての話を聞いたところ、
かなり節約して 月$1100~1300
そうでない場合 月$1800~2000
という話でしたね。これにはアパートの賃料、携帯代、食費、交際費など諸々含まれていますが、多くをアパートの賃料が占めています。都市圏の生活費がものすごく高いことをDaily Mailの記事が示しています。
Rent in London is so high that one young professional has worked out it would be cheaper live in Barcelona and fly to work.
(ロンドンの賃料はものすごく高額である。ロンドンで働く場合、ロンドンに住むよりも、バルセロナから飛行機で通勤するほうが安いほどだ。)記事引用元:Dailymail(2015)
とあります。ロンドンの中心地の学生寮の賃料はそうでないエリアの4-5倍はします。そこまでバカ高いコストをかけてまで大都市圏で生活するのは投資対効果に見合うものではありません。
私の通っていた大学もかなり高額な私立大学で、年間で$4.817万 (2014年)の学費、それに1ヶ月10万円を超える学生寮費です。自腹では不可能でしたが、私の場合は幸いに学費と生活費がすべて免除されたので、なんとかなりました。
大都市圏の大学に通うのは、経済的に成約のあるほとんどの人にとってはかなり難しい選択肢なのです。そうなると都市圏から離れたエリアの大学に通う方が圧倒的に安くなります。そこで必要となるのが「運転免許証」なのです。
スタイリッシュで便利だが、超高額な生活費のかかるロンドン
将来的に必要な運転免許証
「自分は東京で働いているから車はいらない。今後も東京を絶対に離れることはない」
そのように考えている人も、少しだけ耳を傾けてもらえればと思います。もはやネットにかからない人を見つけるのが難しいくらい、インターネットは私達と密接に関係しています。私も収入のほぼ100%をネットのビジネスや投資から得ています。そうなると、物理的な距離は所得と関係なくなりますから、生活費の安い地方を住居の拠点にするのもアリです。実際、私は長いこと住んでいた東京を離れて熊本県でビジネスをしています。
国内外に関わらず、地方で生活をするなら運転免許証は必要不可欠です。私が住んでいる熊本県も、そんなに田舎の方ではないですがコンビニまで徒歩1時間くらいかかります。地方で車なしで生活しようとすると、本当に中心地に住んでいる人くらいなものです。
運転免許証の取得は時間がかかりますから、一度就職をするとなかなか取りに行くのが難しくなります。また、自動車運転免許の合宿だと15万円前後で済みますが、通学だと30万円ほどかかる場合もあります。
どうせこの先、必要になるものですから、取れる時に取っておいた方が後々便利になるのは間違いありません。
日本で取得した運転免許証は海外でも通用する
日本で取得した運転免許証はもちろん、海外でも通用します。私はアメリカでは運転をしませんでしたが、ヨーロッパではかなり運転免許証に助けられました。自動車をレンタルし、あちこち好きな場所へ好きな時に移動するにはやっぱり、運転免許証は絶対に必要です。バスも電車も通らない地方へいくと、車がないと何も出来ないということも珍しくありません。
運転免許証を取得して、郊外の大学へ通うという合理的な選択
運転免許証がなくてもOKな場所は、長期留学するのにものすごいコスト高になります。ですので、
「運転免許証を取得して、都市圏から離れたエリアの大学に留学する」
ということを経済面から検討してみてください。就職、転職面接の際には海外で何を学び、どんな能力があるのか?ということが重視されます。世界的に名のしれたよほどの名門校に通うケースを除き、都市圏、郊外圏どちらの大学を出たかは決定的に有利になることはないのです。であれば、学びたい内容が郊外の大学で提供されているなら、長期留学は郊外の大学行く方が良いと私は考えます。
ネット割が適用される2サイトを紹介する
いまや、家電製品はネットで買う時代です。あちこちの電器店へ足を運び、重い家電を自分で持ち帰る方が安いならまだ救われますが、ネットの方が安い場合も多いのでもう店舗で買うメリットはほとんどありません。
ネットでの買い物が有利なのは、合宿免許についても同じです。北海道から沖縄まで津々浦々ある、運転免許学校を条件別、地域別、価格別に検索できる上に、ネット割も適用されます。これから長期留学を検討していて、郊外の大学へ通うため、出発前に運転免許証をとっておくことを考えている人は、有利な情報として持っておくためにも一度チェックしておいてください。
免許合宿ドリーム
合宿の食事がおいしい。
免許ついでに観光ができる。
サーフィンがカラオケが出来る。
といった目一杯楽しめる運転免許合宿が検索できます。
免許合宿ドリームの公式サイトはこちらをクリック(外部サイトに飛びます)
合宿免許受付センター
こちらのメリットはなんといってもTポイントが貯まるという点にあります。合宿免許はまとまった費用になりますから、Tポイントを貯めてスマートに買い物をしたい人はこちらもチェックしておいてください。
合宿免許受付センターの公式サイトはこちらをクリック(外部サイトに飛びます)
他にも色々な検索・比較サービスがありますが、色々出しても目移りして選びづらいと思うのでこの2つに絞って紹介しました。
長期留学は運転免許取得の有無を無視して考えることは出来ません。長期留学は費用も高額になりますから、運転免許取得についても検討課題にあげておくことをオススメします。
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