次のような想いを持っている人は少なくないと思います。
「スペシャリストとして専門性を極めていきたい」
「正社員で残業がない会社なんて都市伝説だよね」
「結婚して子供が生まれても仕事を続けられる会社ってあるの?」
「一生食いっぱぐれないスキルをつけたい」
私はそんな想いを持っている人にこそ、外資系転職を強く勧めたいと考えています。
「そうはいっても外資系企業って超高学歴主義なんでしょ?」
「高い専門性だけでなく、英語力も必要なのでは!?」
そんな反論が返ってきそうですね。
確かにそうした一面があるのは否定できません。
「まったく学歴も英語力もなくても、Googleやゴールドマン・サックスに入社出来ます!」
などとウソは言えません。
しかし、超高学歴主義、超能力主義に見える大手外資系企業の中にも、入社して頑張ることで逆転するチャンスを与えてくれる会社もたくさんあるのです。
なぜ、そういい切れるのかというと、私自身が外資系企業に人生を救われ、高卒ニートから這い上がることが出来たからです。
目次
外資系企業はキャリア・ノンキャリが決まっている?
入社時点で、すでにキャリア組、ノンキャリ組に分かれるのは外資系に限らず、日系の大企業でも同じです。
ノンキャリとして採用されたら最後、死ぬまでノンキャリコースを歩む…そのように思っていないでしょうか?ガチガチにキャリアコースが決まっていると思われがちな外資ですが、意外とそうではありません。
私は外資系で働き面白い事に気づきました。
フロアには東大卒ばかり、海外の有名MBAを取得するエリート揃いです。
いかにもインテリっぽい人ばかりで、キャリア組が熾烈な競争をしていました。
そんなエリート揃いとは対象的に、歯科技工士の専門学校卒でトラックドライバー職から、経営企画まで上り詰めた人や、元夢追いバンドマンだった人もいたのです。
彼らはノンキャリとして採用されたのですが、努力と実績を積み上げてそのフロアまで這い上がってきました。
私も高卒ニート→短大→海外大学留学→複数の外資系企業勤務を経て、そのフロアで働きました。
外資系企業はノンキャリコースからでも、低学歴者でもキャリアコースに入ってエリートたちと仕事をするチャンスがあります。
ワーク・ライフ・バランス、出産後も仕事が出来る
外資系はワーク・ライフ・バランスの充実化、産後の復帰にも力を入れているところが少なくありません。
もちろん、すべての外資がそうであるとはいいません。
しかし、採用した人材が他に転職しないよう、「ものすごく大切に扱っているな」と感じたことは一度や二度ではありませんでした。
日系企業ではまだまだ「残業をたくさんする=会社への忠誠心が高い」という感覚でいるところは少なくありません。
外資系「残業をするやつは能力が低い」
しかし、外資系では「残業=ルーザー(負け犬)」という考えの会社が多かったです。
私が勤務したある会社は、就業時間後にPCの電源が自動的にシャットダウンされます。
また、他の会社ではフロアの電気が強制消灯され、規定時間以上の残業が発生すると上司の査定に響くので早く帰らされていました。
残業が常態化している会社では、「ノー残業デー」のポスターが貼ったまま誰も守らないケースが見られます。
しかし、外資系では規定時間内に仕事を終えないと、「この人は能力が低い」と人事考課に影響するので、皆必死に仕事を仕上げて定時ダッシュで帰っていきましたね。
そして産後に仕事が継続できるようなシステムも、非常に充実していました。
テレワークという、自宅勤務制度があったり、産後復帰した時にその人のポジションが守られていたり、とても手厚い対応がなされていました。
私は昔、ベンチャー企業で働いていた事がありましたが、その時はひどいと夜中2時過ぎまで働きました。
1週間のうち2-3日は会社に泊まる、なんて事が常態化していた時もありましたね。
仕事が面白くてたまらず…ということなら何も文句はないのですが、みんな仕事が終わらないと一人も帰ってはいけない暗黙の了解があり、とても不満を持っていました。
ですので、正社員の仕事で残業がない、というのは都市伝説と思っていたくらいです。
外資系でワーク・ライフ・バランスが充実しており、産後も仕事が出来る理想的な環境を見て考え方が変わりました。
外資系の仕事は精神的に楽
外資系で働いて感じたことは「仕事が精神的にとても楽だ」ということです。
私は日系企業の大手、中小、ベンチャーのいずれも働いたことがありますが、一言で言えば「面倒くさい」というものです。
与えられた仕事でしっかりとパフォーマンスを出すことではなく、「一緒に働く上司や同僚に迷惑をかけないこと」が第一義的に優先されていたからです。
もちろん、私も仕事で迷惑をかけないように取り組んできましたが、
「上司が帰るまで部下はじっと待っていなければいけない」
「他部署の顔色を伺いながら、出過ぎた真似をしない」
といった本来コミットするべき仕事とは違った要素が、かなりの部分を占めていたことに非常に面倒くさいと感じていました。
そこへいくと務めてきた外資系はある意味、かなりドライです。
私がプロジェクトのリーダーに専任された時は、みんながさっさと定時に帰った後も、夜遅くまで残ってプレゼンの資料を作ったりしていました。
誰も手伝ってくれたり、声をかけてくれることはありません。
人によっては「冷たい」と感じるかもしれませんが、私はものすごく精神的に楽でした。
自分がやるべき仕事であるならば、自分の責任できちんと遂行する。
閑散期になったら、仕事が終わったらさっさと帰る。
このように忙しさに応じて働き方に裁量が委ねられていたので、自分の仕事を自分でマネジメント出来ていたからです。
成果の求められる側面はありますが、仕事をやっていて精神的に楽なのは圧倒的に外資系でしたね。
仕事が充実すれば人生は変わる
人生は仕事次第で充実度が決まると思っています。
もちろん、人生=仕事ではありませんが、仕事が人生の多くの時間を占めるのもまた事実なのです。
家を出て会社に出勤して、ただいまと家へ帰ってくるまでが仕事だと仮定すると、多くの人は最低で10時間前後、長いと一日の半分以上を占める人も少なくありません。
その時間が辛く、嫌なことで占められていたらクオリティ・オブ・ライフ(人生の質)が大きく低下してしまいます。
「いやな上司と長時間過ごす」
「家を出る前から早く帰りたいと念じ続けて土日だけが楽しみな日々」
「つまらない仕事で居眠りを我慢しながら時間を浪費している感覚が抜けない」
もしもあなたがそのような気持ちでいるなら、ぜひ外資系を目指してもらいたいと思います。
上述した通り、ワーク・ライフ・バランスが充実した会社も多いですし、職務もしっかりと分離されて、自分音仕事を全うし、嫌な上司と飲み会に付き合う必要もないのです。
私は外資系勤務をしたことで、一気に人生の充実感が得られた感覚を今でも覚えています。
外資系転職で人生が変わる
もちろん、外資系転職は確かに簡単なことではありません。
ですが、大丈夫。不安を抱えているあなたに理解してもらいたい事があります。
それは「外資系転職への努力は決して裏切らない」ということです。
外資系転職をする上ではいくつかポイントがあります。
英語力もそうですし、自分の専門性の磨き方、面接の突破のノウハウ、情報収集の方法などです。
外資系転職を目指す多くの人が実は間違った努力をしているのです。
例えば英語力PRもTOEICテストをいつまでもガリガリ受けて、高スコアを見せれば水戸黄門の印籠のような効力を発揮すると思っていたり。
実際は、外資系で必要な英語力PRはTOEICスコアではないのに、貴重な休日の時間をTOEICの勉強に使っていたり、英会話スクールに通ってしまうなど、ムダな努力を重ねてしまうのです。
でも大丈夫、このサイトでは実際に数々の外資系で働いてきた筆者が、その本物のノウハウをお伝えします。
一つずつポイントを押さえることで必ず夢が実現します。
どうか外資系転職を成功させて、充実した仕事をして、人生を変えてほしいと思っています。
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