【40代/50代】英会話が一生伸びない間違った勉強法と対策

今回は【40代/50代】英会話が一生伸びない間違った勉強法と対策というテーマで解説をします。この動画を見ることで、多くの40代、50代英語初心者がやってしまっている伸びない英会話訓練をやめて、伸びる英会話をすることが出来ますから、ぜひ最後まで見てください。

さて、英語4技能で最も難しくて、それ故に最も伸びない勉強に手を染めて時間をムダにしてしまいがちなのが「英会話訓練」なんですよね。ウソだろマジかよ。いやマジですよ、しかも恐ろしいことに、英語指導のプロの立場である英会話スクールカウンセラーが、今回紹介する伸びない勉強法で英語レッスンの指導をしていたりします。たとえると通うたびに全身バキバキに不調になる整体師にお世話になるみたいなもんですよ。やばすぎる!

だから考えなしに英会話スクールに通ってお任せしても、金ドブ状態になってしまいます。これは彼らが拝金主義でお客さんを騙してでもとにかくワテらが儲かればええんやー、というより彼らも英会話の正しい伸ばし方を知らないまま、指導員という立場で教えてしまっているんですよね。なにそれ怖い。大手で名前が知られているスクールでも、カウンセラーの募集要項に「英語力が足りなくても学習者を応援する熱意のある人ならOK」ってバイオハザードな記載があったりしますからね。英語ができない人から指導されても英語力は伸ばせないってことです。

この動画では何がダメで、じゃあ具体的にどうすれば改善できるのか?ということをすべて解説しますので現在、英会話訓練を頑張っている人、これから頑張っていこうとしている人は参考にしてください。

 

原因1.目的がない会話

一生伸びない英会話の原因1つ目は目的がない会話。

英会話レッスンをする時って「今日はどんな話をしましょうか?」みたいに向こうから提案されて、なんとなーく自己紹介をして、なんとなーく天気とかお互いの趣味の話をすることって多いですよね?でも正直、こういう目的がない英会話は伸びる実践訓練にならないことが多いです。毎回趣味と自己紹介ばかりで、会話が発展しない、はオンライン英会話経験者あるあるではないでしょうか。

そもそも、なぜ目的がない会話はダメなのか?こうなると英会話全般を学ぶ、みたいに抽象的で範囲が広く、覚えるべき会話表現や言い回しパターンが多すぎて混乱します。話題によっては、触れてはいけないものもあるでしょうし、丁寧な言い方や婉曲表現の使い分けもよくわかりません。さらにこれだとお互いの異文化理解力が求められる話題になりがちなんですよね。そうなると純粋な英語力ではなく、相手の異文化理解力が足りなくて分からない、伝わらないみたいなことが起きてしまいますね。たとえば「昨日、七夕で短冊にお願いを書きました」みたいな話をしても、What’s Tanabata?になりますし、仮にしっかり説明をしてもイマイチ興味を持たれずがっかり、みたいなことになりますよね。

英会話は純粋な英語力だけで伝わる話題に絞るようにしましょう。たとえば、将来転職を考えている人なら、仕事や転職面接にまつわる英会話の話題にしたり、英検対策を予定しているなら、英検の二次面接で出題されそうなテーマで相手とディスカッションをするのもいいです。また、最近のグローバルニュースを話題にあげて「自分はこの件について賛成の立場を取っています。理由は2つあって」みたいにプレゼンするといいでしょう。

 

原因2.フィードバックがない

一生伸びない英会話の原因2つ目はフィードバックがない。

伸びる英会話とは、間違いや不自然な英語表現をするたびに正確に間違いを把握して、次回は同じ間違いをしないように注意する、これを継続することです。そうすることで、やればやるほどドンドン英会話表現も洗練されていき、ネイティブスピーカーに一発で通じる会話ができるようになります。その逆にフィードバックがないとどうなるでしょうか?結論、永遠に同じ間違いをしっぱなし、一生初心者止まりということになりますね。間違った表現だと聞いている側も何をいいたいかわかりにくいですし、度を超えたブロークンイングリッシュだと、ビジネス英会話の場では能力を疑われてしまいます。

正直、これは日本人として納得行かない部分もあると思いますが、たとえば外資系企業で働くと「いつまでも英語ができない=仕事できない」みたいな印象を持たれてしまることって少なくないです。純粋なビジネス戦闘力は高いのに、英語ができないという理由で、ビジネス戦闘力は低いが英語だけは得意という人に上から目線で対応されてしまうことってあるんですよね。マジで納得いかねー。でもしゃーないです。もちろん、日本人は英語が苦手ということは結構知っている人もいるので、最初は手加減してくれますしある程度配慮はしてくれますが、同じ間違いをいつまでも繰り返していると「成長がない=能力が低い」という受け取られ方をしてしまうことがあるんですよね。

英会話で間違いを犯すことは全く気にすることはないです。日本人だけでなく、ヨーロッパや東南アジアの人たちも間違って英語を使うことは普通によくあります。大事なのは改善意識を忘れないことです。自分が何を間違えたのかをメモしておき、次回の練習で克服することで、効率よくスキルアップできるでしょう。

 

原因3.「完璧主義」で話せない

一生伸びない英会話の原因3つ目は「完璧主義」で話せない。

「恥ずかしいから間違えたくない」「ミスのない英文を作らないといけない」というプレッシャーで、話す回数が減ってしまい、英会話時間の多くを考え込むことに使ってしまうのは正直、効率が悪いです。英会話は場数のゲームですから、間違えてもいいのでとにかく発言して相手に伝わる、という経験値をたくさん稼ぐことで上達していきます。

「そうはいっても、英語力が不足しているとどう表現していいか分からない」という人も多いと思います。そこで覚えておくと捗るのが、「How do I say ~in English(英語でどのようにいえばいいですか?)」と相手に助けを求めるフレーズです。物質を指してHow do I say this in English?といったり、How do I say “natto” in English?(納豆を英語でどういう?)日本語がわかる外国人にこのように言ってもいいし、How do you say “Good bye” in a polite way?(バイバイを丁寧にいうには?)みたいに言えばいい。

おすすめは英会話をスマホで録音しておき、AIで文字起こしをしてChatGPTに貼り付けて「間違った英語フレーズを指摘して正しい表現を教えて」といえばフィードバックになりますね。

 

原因4.「聞き取れない」状態で話している

一生伸びない英会話の原因4つ目は「聞き取れない」状態で話している。

英会話に熱心な人ほど意外と見落としがちなのが「英会話はキャッチボール」という本質です。当たり前ですよね?自分一人が永遠に喋り続けるのは、会話ではなくスピーチという別の競技になりますから。でも英会話が破綻する最大の理由は、英語で言いたいことが言えないからではなく圧倒的に相手の言っていることが分からないから、つまりはリスニングが出来ていないからです。

逆にいえば英会話はリスニングがしっかりできれば、ペラペラ流暢なスピーキングが出来なくても十分英会話が成立します。たとえばこんな感じ。

 

相手:I think this schedule might be postponed because of that accident.

(あの事故のせいで、このスケジュールは延期になるかもしれない。)

自分:I understand the situation. Thank you for letting me know. It’s unfortunate, but it seems like a reasonable decision under the circumstances.

(状況は理解しています。教えてくれてありがとう。残念ですが、この状況下では妥当な判断だと思います。)

相手:So I’ll e-mail all concerned members today about the reschedule.

(そのため、本日関係者全員にリスケジュールについてメールする)

自分:OK, I understand. Thanks for handling this. I’ll wait for your updates after you inform everyone.

(OKわかりました、対処に感謝します。報告後、続報を待っていますよ。)

 

このようにスムーズに言えたらいいと思いますが、仮にまだまだ英会話訓練中で言いたいことを流暢に言えない、という場合でも一言で返せばなんの問題もありません。たとえばこんな感じ。

 

相手:I think this schedule might be postponed because of that accident.

(あの事故のせいで、このスケジュールは延期になるかもしれない。)

自分:I see.

(なるほど)

相手:So I’ll e-mail all concerned members today about the reschedule.

(そのため、本日関係者全員にリスケジュールについてメールする)

自分:OK, I understand.

(わかりました)

 

なんの問題もありませんね。スピーキングは必ずしも、相手と同じレベルに長文で返す必要はありません。必要なことを正しく伝わる時点で100点満点です。むしろ遥かに気を配るべきは、相手のリスニングを正確に聞き取って理解できる状態を作ること。こっちの方が100億倍大事です。外資系で働く、海外の大学留学をして専門分野を学ぶ、こうしたシチュエーションでは相手は自分の英語レベルに合わせて手加減なんて一切してくれません。どれだけ流暢にスピーキングが出来てもリスニングができない時点でキャッチボールが成立しません。徹底的に無価値です。

 

原因5.「翻訳癖」が抜けていない

一生伸びない英会話の原因5つ目は「翻訳癖」が抜けていない。

英語をリーディングなり、リスニングで処理をする際に頭の中で「英語から日本語」に翻訳していると会話が遅れます。克服する方法はただひとつ、反復リーディングをすることで英語フレーズや表現を頭に入れて、英語を英語のまま理解する回路を作ることです。「そんな、英語のまま理解するなんて高度なことできないよ」と思うかもしれませんが、そんなことはないです。あなたはすでにできるんですよ。たとえばスマートフォンと聞いて、高機能携帯電話端末と日本語に訳して理解する人はいませんよね? Wi-Fiを高品質無線通信と訳して理解する人はいませんよね? スマートフォン、Wi-Fiと聞いて、英語を英語のまま意味を理解するのと同じく、長文の英語を英語のまま理解することでスピーディーでスムーズな英会話ができるようになります。

これは日本語の敬語が上達していくプロセスと非常に似ています。たとえば「先日頂いた資料は拝見いたしました。そういえば、弊社の担当者にはお会いになりましたか?」という一文には「拝見する」が謙譲語、「お会いになる」が尊敬語と入り乱れていて使いこなすのはかなり難しいです。でも会社で働いて毎日使っていると、自然に使いこなせるようになっていきます。その理由はイチイチ、これが尊敬語であっちが丁寧語で、と意味を考えなくても、この場合はこういう言い方をする、という敬語のパターンを丸暗記しているからです。

英語も全く同じです。たとえば丁寧語や婉曲表現が苦手な英語学習者は多いですが、これも型を理解して慣れれば使いこなせるようになります。たとえば英語の婉曲表現についていえば、相手の主張に対して、No, I don’t think so because….(いえ、私はそう考えません。理由は…)というと角が立ちます。これは日本語の場合と同じで、YES but法を使います。YES but法とは、一旦相手の話をYESと肯定的に受け止めた上で、でも、と柔らかく反対意見を述べる手法ですね。That’s a great idea. but, I think…(それはいい意見ですね、しかし、私は考えます)といったイメージです。英語の場合はさらにI think、というこのthinkが肝です。事実はそうではないかもしれませんが、あくまで私個人はこう考えます、という意味合いを込めたI thinkですね。

これはイチイチ考えて作文していたらとても英会話はできません。とにかく型、パターンをたくさんインプット、そしてアウトプット経験を経て表現を血肉化することです。

 

原因6. 「会話量」をこなすのが目的化している

一生伸びない英会話の原因6つ目は「会話量」をこなすのが目的化している。

「英会話はとにかく実践訓練の量が大事!たくさん楽しく話して自然に伸ばそう」みたいに言われる事が多いですが、これは明確に間違ってると断言します。ひたすら分量を稼ぐことだけが目的化して、「英会話レッスン〇〇時間突破しました」みたいになると、頑張っているのに伸びないです。

もちろん会話量は大事ですが、それは質が伴っていることが前提です。野球の素振りも脳みそにマルコメ味噌が入った状態で、1万回バットを振っても上達するわけ無いですよね?そうではなく、ちゃんとヒットやホームランを狙えるフォームで練習をすることでバッティングが上達するわけです。英会話もブロークンイングリッシュのまま回数をこなしても意味がないです。自分の意図が正確に伝わる英会話を反復するからこそ、着実に上達します。

 

原因7.「時間配分」を間違っている

一生伸びない英会話の原因7つ目は「時間配分」を間違っている。

英会話を伸ばすには、短期決戦で一日で何時間も長時間勉強する、という戦略は通用しません。そうではなく、少しずつでもいいのでとにかく毎日コツコツと継続する方が遥かに効果的です。英会話というスキルはゆっくりにしか伸びません。

これは英語という外国語に限った話ではないですよね?たとえば日本語という母国語でも新卒くんが完璧な敬語を使いこなすには、一年間でも足りないことは多いです。毎日会議や取引先とのプレゼンなどの場数を踏んで、時には間違った使い方をして上司から注意をされて少しずつ改善をしていくものです。

黒坂のこの動画チャンネルの過去動画を見てもらうとわかりますが、動画投稿を始めた2020年頃のトークはひどいもんですよw 同じ話を言ったり来たり、結論がぼやけており、表情も声の抑揚も乏しくて視聴者を引き込む語りが出来ていないと思います。今は場数をこなして上達してきたと思いますが、ここまで5年間もかかっています。トークは短期間で一気に伸びたのではなく、少しずつ改善を繰り返してちょっとずつ上達していきました。英会話も全く同じ。短期間で伸ばす方法はありません。探してもムダなのでやめましょう。とにかく毎日毎日コツコツと続けることこそが、最も効率的な学習法です。

 

原因8.具体的な英会話の目標設定がない

一生伸びない英会話の原因8つ目は具体的な英会話の目標設定がない。

漠然と「いつかペラペラ英会話ができるようになりたい」というふわふわパンケーキみたいな中身スカスカでやっても、勉強のモチベーションが続きません。英会話をする上では、労力も時間を使う投資行動なわけですから、日々の努力が確実にゴールに近づいている実感がないとダメです。目的なしに会話を続けることの問題点は目的を持たないまま、漫然と継続していることで「今の実力はここ。来月にはここまで行きたい」といった基準がないんですよね。そうなると1ヶ月前の自分と、今の自分とで具体的にこういう部分がこのくらい伸びた、というフェアな水平比較が起きません。仮に実はしっかり伸びていても、自分では伸びている実感がありませんので、努力しても伸びていないという感覚に陥ってモチベーションが死にます。

例えば「半年後に英語の転職面接で自己紹介を1分間で話せるようにする」とか「3ヶ月後の英検の二次試験で確実に合格する」みたいに具体的な目標を設定して現在地はどこで、目的地はどこか、といった自分の成長を客観視して訓練することが必要です。

 

原因9.ネイティブスピードに無理に合わせようとしている

一生伸びない英会話の原因9つ目はネイティブスピードに無理に合わせようとしている。

英会話の初心者の段階では、無理にネイティブスピーカーの会話の速さに合わせようとしないほうがいいです。自分の実力以上の速度を目指すと、焦って言葉が出なくなります。そうなると、ゆっくり話していたら正確な英会話ができていたのに、速く話そうとするあまりブロークンイングリッシュになってしまって場数を稼いでも伸びなくなります。

黒坂は留学、会社勤務、今も外国人ビジネスマンと英語のコミュニケーションを取ってきて思うことは、ネイティブスピーカーは自分たちと同じ速さの会話は求めていないということです。母国語とは違うわけですから、スピードが少しくらい遅くても問題ないです。それよりも大事なのは話の中身、わかりやすさですね。話す速度は速いけど、何をいいたいかわからず、何度も聞き直しが入るとそれは非常にストレスを感じますのでゆっくりでもいいから伝わる英会話を目指すようにしてください。

 

原因10.基礎やインプットがない状態でやっている

一生伸びない英会話の原因、最後10つ目は基礎やインプットがない状態でやっている。

これは過去動画で言い続けてきたことですが、どんな人からどんなメソッドで教わろうとも、基礎やインプットが十分でないのに英会話をやっても100%ムダだと断言します。いつもいっている通り、アウトプットというのはインプットしたことを出す行為ですよね?手から出せば英作文、口から出せば英会話です。でも、そもそもインプットが十分でなければ、出すものがありません。つまり、インプットがないのにアウトプットしようとするのは、基礎訓練や練習試合をやらずにサッカーの試合に出てその中で上達を目指そうとするくらいトチ狂っています。いやどこの世界にそんなイカれた発想をするサッカーの監督がいますかね?基礎、練習、インプットの積み重ねをした上でアウトプットをするからこそ、本試合ならではのプレッシャーとの戦い方とか、相手選手のクセ、技の対処法を考えるわけでしょ?

そもそも、英会話という行為自体が基礎とインプットの組み合わせで成り立っているんですよ。英単語、英熟語と英文法のルールに則って、正しい順序で配置して、英語ならではの発音をすることで英会話は成立します。語彙や文法、英語の音声といった基礎の知識は絶対いるわけですね。

それからインプットについて言えば、丁寧な言い回しや婉曲表現など、会話の表現力が少なすぎると言いたいことが何も言えません。敬語を習ったことがない日本人が即興で作文として丁寧な言い回しが出来ないのと同じで、英会話のバリエーションや表現は事前に正しい表現を頭に入れておき、それを取り出すことで誰にいっても正確に伝わる英会話になります。

 

今回は以上です。英会話は伸びるコツを外したままどれだけ練習をしても、ムダな時間になります。多くの人は自分の頭が悪いから、才能がないから、年を取っているから伸びないと勘違いしてしまいますが、そういう人の話を聞くと99%はこの動画で紹介した伸び悩みの原因に当てはまっています。ぜひこの動画を何度も見直して、伸び悩みを感じた時、いや伸び悩む前に事前にこれらの落とし穴を回避してぐんぐん英会話を伸ばしていきましょう。

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