今回は無料で使えるおすすめのGoogle Chromeの拡張機能を解説します。
現代人は生き急ぎすぎるあまりに、最近では炊飯器を5分前に蓋を開ける人が大量発生していると。「黒坂、お前この状況どうにかせい」と消費者庁から直々にお願いされたこともあって、この動画で英語力を爆速で成長させる拡張機能を6つ紹介します。
最初にChromeの拡張機能が何か知らない人のために5秒で説明します。一言でいうと、ミニアプリのようなものです。たとえば、ネット記事を読んでいるだけで、英単語にマウスを乗せると意味が自動で表示されたり、翻訳ボタンを押さなくても、勝手に日本語訳が横に出てきたりします。いちいちアプリを立ち上げたり、コピペして翻訳サイトを開いたりしなくても、Chrome上で自動で動いてくれる点でアプリより便利で早いです。
そして今回紹介する拡張機能はすべて安全と断言できるものだけを紹介します。婚活なら即日で親に紹介できるレベル。ではなぜ「安全」と判断できるのか?ちゃんと事前にセキュリティを検証しました。今回紹介するものは、数万人~数百万人が使用し、「スパイウェア」や「マルウェア」がないこと。加えて、オープンソース or 企業公式であるもののみ取り上げます。
ではいきましょう。
目次
1.Google翻訳
英語初心者の最強の味方で知らない人は誰もいないほど有名なGoogle翻訳。ところが、スマホアプリやWebアプリしか使ってない人も多いと思います。でもGoogle翻訳の真骨頂はChromeの拡張機能に入れてからです。いちいちアプリを立ち上げたり、不明箇所をコピペしなくても、英語をドラッグして右クリックするだけで、阿部寛さんのホームページより早く爆速で日本語訳が出ます。
最もおすすめしたい人は、Web上で英字新聞や海外のニュースサイトの多読にチャレンジをしている人です。辞書を引くのが面倒くさい、とりあえず「単語の意味を知りたい」という人に最適です。
2.DeepL翻訳 for Chrome
Google翻訳の兄貴分、それがドイツに本社を置くDeepL社が開発したDeepL翻訳です。正直、翻訳スピードはGoogleよりやや遅いですが、その分訳文の自然さと文脈理解は圧倒的といえます。文章全体のニュアンスまでくみ取ってくれるので、TOEICや英検の読解問題を解く際にも「正しい読み取り」ができるようになります。文脈をつかむ力をつけたい中級者以上にドンピシャのツールです。弱点としては、たまにごっそり翻訳されずに抜けていることがあるので、「あれ?この部分の翻訳がないぞ?」と感じた時はもう一度その箇所だけ貼り直すことが必要な時もあります。まあ今後の技術の真価で解消されるでしょう。ここでざっくりとGoogle翻訳とDeepL翻訳の違いについてまとめてみましょう。
比較項目 | Google翻訳 | DeepL翻訳 |
---|---|---|
翻訳スピード | 非常に速い | やや遅め(文脈解析あり) |
翻訳精度 | 概ね正確だが、直訳寄りで不自然な文になることも | 文脈に合った自然な日本語になる(こなれた訳) |
向いている用途 | 英単語や短い文の意味をサッと知る場面 | 長文・複雑な表現・ニュアンスの理解が必要な場面 |
対象者 | 初級〜中級の「意味をざっくり知りたい人」 | 中級〜上級の「自然な訳と英語力UPを両立したい人」 |
これはソフトウェア開発者のTetsuさんという日本人が開発したものです。なんと、英単語にマウスを乗せるだけで、ドラッグも右クリックも不要で意味が即ポップアップ表示されるという神機能を搭載しています。「何もかも面倒くさい、息をするのも面倒くさい」というナマケモノのDNAを持って産まれた面倒くさがり屋さんでも、ただマウスを“ふわっ”と乗せるだけなら大丈夫でしょ?
わざわざ辞書アプリを立ち上げたり、コピペしたりといった手間が一切不要!英語の長文を読んでいる最中にストレスゼロで意味確認できます
4. Grammarly
こちらはアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで産まれた英文添削ツールです。自分の英作文を自動でチェックし、文法や表現のミスを指摘・改善してくれます。
英語力を高めたくてこの動画を見ている視聴者に強調したいのは、「英語はコピペ翻訳するだけじゃ、英語は書けるようにならない」ということ。自分の手を動かし、英語を“書いて”、時には間違いの添削を受けて初めてライティング力がつきます。辞書片手に悩む時間を省き、プロに添削してもらいながら成長できる最高のトレーニング環境が手に入ります。とりあえず翻訳が出来てればOKではなく、プロのビジネスマンとしてしっかり自分の力でライティング力を身に着けたい!という人はこのGrammarlyは必須ですね!
そして一点だけ注意があります。このGrammarlyは英文のチェックをクラウド上で行うため、入力内容は一時的にサーバーへ送られます。開発元がアメリカ企業なので過度な心配は不要だと思いますが、ID・パスワード・住所といった極めて機密性の高い情報は入力しないほうが良いかと思います。いくらGrammarlyが優秀でも、銀行の暗証番号の添削はさせないほうがいいと思います。
5. Burning Vocabulary
英語を多読していると、知らない単語に出会うことは日常茶飯事。Burning Vocabularyを使えば、その単語をワンクリックで保存 → 後から自動で復習できます。これなにがすごいかって、自分だけの「知らなかった語彙リスト」を育てることができるってことなんですよね。空いた時間にこのリストを見返すだけでめちゃめちゃ効率的に語彙力を高めることができます。覚えた単語はリストから削除すればOKですね!英会話や英作文の時にこのリストにある単語を使ってアウトプットすればスピーディーに血肉化できるはず。
受け身の多読を、“アクティブな語彙学習”に変える最強の機能です!
6. Language Reactor(旧:Language Learning with Netflix & YouTube)
YouTubeやNetflixで「英語字幕+日本語訳」を同時表示できる拡張機能。ふつうは英語字幕か日本語字幕、どちらか一方しか選べません。でもLanguage Reactorを使えば「英語を聞いて→意味を確認」→「字幕を見て復習」というサイクルが一気に回せます。しかも、気になった単語をクリックすれば辞書も即表示。再生速度の調整やセリフごとの停止もできるので、動画がそのまま“教材”になります。
まさに「観てるだけで英語力がつく」夢のようなツールです。
さて、昔は英語の勉強をするとなると、辞書と洋書しかありませんでした。当時は単語を1個調べるのに、分厚い辞書めくって、インデックスの「あ〜お」探して、ページ数数えて…ってやってるうちに、先にやる気が迷子になってたからね笑 今はもうマウス乗せたら意味が出るとか、もはやチートですよ。辞書引いて苦しんでた頃の自分が見たら、全力でビンタしてきますよ。「お前そんな便利なもんあるんなら早く言わんかい」って。
今回紹介した拡張機能は、どれもChromeを開いて英語に触れるだけで、自動的に学習をサポートしてくれるツールたちです。英語学習を頑張ってるのに、なぜか伸び悩んでる…そんな人は「ツールの使い方」を変えてください。努力を“加速させる装備”を整えるだけで、学習効率は何倍にも跳ね上がります。Chromeにこれらを全部入れて、今日から“学習が自然と進む環境”を構築していきましょう。
コメントを残す