44歳高卒が英検1級、東大卒業した独学勉強法 声優、東大に行く 仕事をしながら独学で合格した2年間の勉強術 著:佐々木 望さん

今回は44歳高卒が英検1級、東大卒業した独学勉強法を記した声優、東大に行くという本を解説する。これまで数多くの英語に関係するサクセスストーリー本を解説してきたけど、今回は一味違う。むちゃくちゃ面白いし、誇張抜きで映画や小説を超えるレベルのハンパじゃない波乱の人生。そして現在、中高年から英語学習を頑張っているこの動画チャンネルの視聴者に大いに勇気づける感動的なエピソード、加えて英語の勉強するノウハウもたっぷり詰まった素晴らしい良書だと感じたので取り上げることにした。この動画を見ているあなたにも、ぜひ佐々木さんの情熱のおすそ分けで英語学習の役に立ててもらいたい。今回の動画は次の内容でお届けする。

1章 高卒の声優が東大を目指す全過程
1.運命を変えた声優オーディション
2.勉強の魅力に取りつかれる
3.いざ東大受験へ
2章 独学で英検1級、全国通訳案内士試験、東大合格した勉強法 8選
1.英語を独学した勉強法
2.解くのが先、理解は後
3.未来の自分を信じない
4.停滞期は次の成長の準備期間
5.創意工夫と効率化への執念
6.勉強では他人より自分に優しく
7.将来役に立たない勉強を頑張る理由
8.人間のオーラは目に見える

ではいく。

 

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1章 高卒の声優が東大を目指す全過程

さて、高卒で声優になった44歳がなぜ、そしてどうやって東大合格を勝ち取ったのか?本当に映画化できるような佐々木さんの人生の生き様からも、あなたの英語学習に非常に役に立つ勉強のコツ、心構え、数多くのヒントを学べるのでぜひ最後まで聞いてほしい。

で、今この動画を見ている視聴者のほとんどはこう考えているはず。はいはい、そういう人ってどうせ元々優秀だったんでしょ?分かる。そうだよね?普通そう思うよね?でも違う。違うんだよ。著者の佐々木さんは高卒から声優の仕事一筋37年。日本史で100点満点中8点を取ったこともある、どちらかといえば落ちこぼれだったというんだ。置かれた環境で言えば、普通の40代サラリーマンとそんなに大差はない。そんな声優さんが40代から英検1級、全国通訳案内士試験合格、そして東大合格したんだからそこに普通じゃない、あなたが学ぶべきエッセンスがある。そして東大法学部。いやちょっと待って、今さらっとふーんって思ったでしょ?ここ、絶対聞き流さないで。東大法学部卒、このヤバさをわかって欲しい。東大の中でも学部によって難易度は違う。文系でいえば法学部、ナンバーワン。過去動画で解説した7回読み勉強法の著者山口真由さんも同じ学部出身。彼女の両親は医者、筑駒から東大法学部を首席で卒業してハーバード大学までいった、その山口真由さんと同じ学部を卒業。文系で日本最高峰、日本の国家を動かす、国の中枢、ブレインを務めるトップオブトップが東大法学部卒業。一体、どうやって並んだ?高卒のベテランアニメ声優と筑駒出身で両親も医師の山口さんと一体、どうやって並んだんだ?ね、だから偶然じゃないんだよ。すごいんだよ本当に。えーでもでも、どうせ裏口入学とか芸能人枠で入学したんじゃ…ちーがーう、普通に高校生、浪人生に混じって一般入試で合格。嘘だろまじかよ。えー、じゃあお金に物を言わせて一流予備校とか専属の家庭教師をつけて、違う。佐々木さんは声優の仕事を続けながら2年で独学で合格。えーでも声優の仕事っていってもきっと脇役ばっかりで時間を持て余してたんじゃ…違う。どこまで疑い深いねんw 佐々木望さん、数々のアニメで主役級を張ってた超大物。幽遊白書、機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ、そして超人気アニメのデスノートにも出てた。数々のアニメに出るたびに雑誌やメディアに騒がれる大物声優。当然、人気声優だから仕事はめちゃ忙しいし不規則だと本人も言われてる。しかも佐々木さん、仕事で手を抜いたと思われたくないから卒業まで内緒にしてた。ここまでいえば分かるだろ?すごいんだよ。認めよう。この人は明らかに普通じゃない。ハンパじゃない凄さだよね。ヤバい。40代から独学で英検1級でもヤバいのに、東大法学部卒業はちょっと尋常じゃないって。あなたもここまでいえば、この波乱万丈の人生を聞きたい、そしてそこから学びたいという気になったはず。「一体、どうやった?」この疑問だよね。大丈夫、勉強法については2章で解説する。では始めよう。

 

1.運命を変えた声優オーディション

佐々木さんは高校卒業後18歳で上京、通行人や車両の数を数える交通量調査の単発日雇いバイトをやっていた。ある日、バイト先の仲間が雑誌を広げてこういった「みんなでオーディション受けようぜ」。雑誌にはこう書かれていた。新人発掘育成の芸能オーディション。なるほど、まったく興味がない。あなただったらやる?やらないよね。めんどくさいし、受かるなんて夢にも思わない。でも控えめで平和主義の佐々木さんは周囲に流されるままにとりあえず指定された書類や写真を事務所に送ったそうだ。後日、オーディションのお知らせが届いた。大きなビルのきらびやかなフロアで鏡張りの部屋に大勢の審査員を前に演技、こんな想像で会場に足を運ぶと、こぢんまりとしたアパートの一室が待っていた。なんか我々のイメージと全然違うよね?5−6人順番待ちだったけど、他の人はみんな劇団や育成所所属の演劇経験者。自分はずぶの素人、この場違い感エグい。別に演劇なんて興味ないしさっさと終わらせて早く帰りたい。この頃になると応募したことを後悔し始めた。次々と呼ばれていき、ついに自分の順番がやってきた。「じゃあセリフを読んでみて」そう言われて、書いてあるとおりに恐る恐る読んで見る。「佐々木くん、君は古谷徹くんの声に似てる」と言われた。古谷徹さんといえばガンダムのアムロ・レイ役、ドラゴンボールのヤムチャ役で大物声優だ。そいやあう言われてもイマイチ実感わかないよね。だって演劇なんて興味ないんだもん。

受けたこともすっかり忘れた頃に事務所から封書が届いた。開いてみるとなんと先日のオーディションは無事に合格して事務所の特待生として迎えられた。おかしいな、やる気なんてなかったのになぜか自分が合格、こうして運命の歯車は少しずつ動いていく。数カ月後、佐々木さんは受身の姿勢で流されるままに声優デビュー。人気声優って小さい頃から子役を演じて、親から演劇の教育を受けて、みたいなイメージがあったからなんか随分違うよね。佐々木さん、ここで交通量調査バイトから声優へとキャリアチェンジ。最初は小さい役をやるようになった。佐々木さんは今でこそ超有名声優だけど、デビュー後はとにかくポンコツだったそうで、セリフをまともに読めない、口パクを合わせられない。だから緊張する。緊張するからますます失敗する。何十回も取り直ししてもうまくできず、「もうこれでいいよ」とディレクターさんに優しく諦められたこともあった。収録の帰り際「あの子は誰が入れたんだ?全然使えないよ」部屋から聞こえてきた。悔しい辛い。あなたはここまでの話を聞いてなんとなくわかったと思う。そう、佐々木さんは生まれ持った天性の演劇の才能の持ち主ではなかったということを。本人曰く、自分が人気声優になったのは運のおかげと言っている。えー、でも普通「声優になるにはどうしたらいいですか?」と聞かれたら「情熱が大事」とかいいそうなものじゃない?だけど、佐々木さんは「その時、その場にいること」と答えている。ちなみに英語ではin the right place at the right time、適切な場所に適切なタイミングにいることが大事という。世の中に声優ブームが起きた。気がついたら自分がその渦中の中心部にいると気づいた。これまで通りすごしていたのに、いきなり仕事が増えて主役を任されるようになった。それは自分の声や演技が人気だったからではなく、自分が演じたキャラクターが人気だったからその時流に乗っただけという。あくまで冷静だよね。

 

2.勉強の魅力に取りつかれる

時は流れて数十年、数々の作品に声優として出演して活躍していた佐々木さんはある日、突然声がおかしくなったことに気づいた。おかしい。仕事で声を出すたびにドンドン悪化していく。頭に思い描いた通りの演技ができない。無理して仕事を続けていたけど、悪化していく。専門の病院でファイバースコープで声帯を見た先生が「これはダメだ」と言われた。診断結果は急性声帯炎の炎症。投薬をして休ませるしかない。仕事に夢中で喉を十分に休ませないで発声を続けたことで悪化。医師からは「このままでは声優の継続が難しい」そんな恐ろしいことを言われた。考えてみて。声優にとって声が出ないのは正しく死の宣告に等しい恐ろしさ。誰もが絶望しないか?でも佐々木さんは諦めなかった。そうだこれは転換期なんだ。それ以降、喉に負担をかけない発声を変える訓練をスタート。ボイストレーニング、身体トレーニングをはじめ、朗読、ナレーション教室に通う。深刻で切迫した状況から抜けるために必死に勉強した。あくまで声優を続けるために始めたことだけどそこで気づいた。学ぶって楽しい、勉強ってすごく楽しいと。喉の治療のために必要に迫られた勉強だったはずが、いつしか勉強そのものが楽しくなっていた。ある時、ワシントン大学演劇科のキャシーマデン先生に声の診断をしてもらうことになった。受講生は一人ずつ声を出していく。佐々木さんは自分の出番が来た時に「あーーー」と発声した。すると教室の窓ガラスが一斉にビリビリ音を立てて震えた。これは自分も驚いた。あれ?自分の声はあの訓練ですごく変わった?そしてキャシーマデン先生はこういった。He has a trained voice.(彼は訓練された声の持ち主だ。)と先生はいった。その時、冷水を頭からぶっかけられるように目が覚めた。自分はそれまで、声優の仕事は感性の勝負だと思っていた。キャラクターに入れ込み、自分が感じたままを素で演じる。それが正しいと思っていた。だけどそうじゃない。声優における仕事は、準備段階で理論と訓練こそが重要だという考えに変わった。感覚だけでは演じきれない、限界にぶつかる。そうだ。勉強することで自分はもっと上を目指せる。それは声優という仕事でも同じなんだ。声優は勉強と技術職なんだと理解した。だからもっと勉強しよう。そこから佐々木さんは声優の仕事の傍ら、勉強することの面白さに取り憑かれていく。

訓練のかいあって佐々木さんは声が回復、無事に仕事に復帰した。そしてこの頃、なんと英語の勉強をスタートした。なぜ声優が英語の勉強を?誰もがそう感じる疑問。佐々木さんいわく、発声の技術や演技論の本を洋書でも読みたいと思ったから。英語の勉強にのめり込んで努力を続けて、仕事をしながら完全独学で英検1級と全国通訳案内士試験に合格。ええー、もうこの時点でヤバい。教師なし、仕事もきっちり続けて独学で英検と通訳案内士はすさまじい。繰り返しだけど元々勉強が得意なエリートではない。学ぶことの楽しさに取り憑かれて好きでやっていたら結果として至ったという話なんだ。佐々木さんは試験に合格してますます英語の楽しさに気づいた。英語が楽しい、英語は大好き。もっと英語力を高めたい。英語力を活かして英語で色んなことを学びたい。その頃からアカデミックな学問を意識し始めた。でも自分は一体、英語で何を勉強したらいいのだろう?英検と通訳案内士に合格した後はきっかけを求めて、なんと佐々木さんは2010年の秋、40代半ばにしてアメリカボストンにある語学学校に3週間の短期留学に出発。えー。語学留学って普通は10代でいくものなんじゃないの?そう、だから佐々木さんはホストマザーとほとんど同じような年代だった。ホストマザーと英語でキャリアについて話をした。そして人生を変える衝撃の会話をする。ホストマザーはこういった。「アメリカでは長年キャリアを重ねてきた社会人が別のキャリアを選択するために中年から大学へ行くのは珍しくないんだよ」。佐々木さんはその言葉に心底驚いた。その言葉はまさに、新しい人生の船出を探していた佐々木さんが求めるものだった。仕事をしている40代が大学にいくという話は日本ではほとんどない。でも違う。中年だって若者と同じ人間なんだ。大人にも大学にいく選択肢があるはず。中年が大学にいってはいけない決まりなんてないはずだ。帰国した佐々木さんは留学先で大きなお土産を持って返っていた。そうだ、大学で学ぼう。一般向けの公開講座案内の英語クラスに興味を持った。上智大学、学習院大学。社会人向けの英語コースで通訳、アメリカ演劇のプログラムを受講した。楽しい、大学で学ぶのはむちゃくちゃ楽しい。一般公開の授業を受けてムクムクと心の奥底から湧き上がってくる気持ちに気づいた。「いっそ大学生になれ」心の中のもう一人の自分がそっと耳元でささやく。普通、こうした夢って日が経つに連れてその思いは消えるよな?でも佐々木さんは逆、消えるどころかドンドン大きくなっていき、やがてその内なるささやきの声を無視できなくなった。ダメだ。こうなったら大学にいかないとどうにもならない。いっそ大学生になってみる?そこから大学を探し始めたんだよ。

 

3.いざ東大受験へ

佐々木さんは英語を学べる大学を探し始めた。でも仕事をやめるわけにはいかない。多くの人は新たな進路があると今やっていることがジャマに感じてしまいがちだ。黒坂は視聴者から「仕事をやめて英語に専念したい」とか「育児に足を引っ張られなければ英語ができるのに」と言われることがある。気持ちは分かる。でも佐々木さんはそうは考えなかった。彼にとってどちらか1つを選ぶことなどできない。仕事も好き、仕事も大事だから捨てるわけにはいかない。そうなると仕事を続けながら通えるキャンパス、都内の国立大学にいこう。でも不安。仕事と両立できるかめちゃめちゃ不安。そら不安だよねー。でも自分には独学で身につけた英語力がある。これを活用すればなんとかなるはず。最初は英語の勉強をしようと外国語大学、文学部の英語学科を中心に調べたけど、どうやら国立大学の受験には共通テスト、当時のセンター試験で複数の科目を受けないといけなかった。受験のために英語以外も勉強しないといけないのか。だったら受験をするためだけに勉強して終わりにするのはすごくもったいない。ようし受験のために色んな科目を勉強するなら外国語大学ではなく、総合大学に行こう。仕事をしながら通学できる都内にある総合大学で国立といえば…そう、東大だ。東大がある。頭の中で雷が直撃したような衝撃を受けた。東大なら通える。総合大学で興味の向くまま学べる。でも次の瞬間、氷のように冷たい現実世界に引き戻された。いやいや落ち着け待てよ自分。本当にこれから受験勉強をして合格を勝ち取って、仕事の合間にキャンパスに通って授業を聞いて試験を受けて卒業までその生活を何年も続けるのか?40代半ばの自分にそんなことできるのか?いや普通じゃない。絶対に無謀だろ。やめとけ。空想を楽しむだけにしておけ。いやだ。それでも自分は東大で学びたいんだ!一度大きくなった気持ちをしぼませることなんてできない。決意した。東大へいこう。

誰しも、強烈に興味を持った人やものに「引き寄せられた」「呼ばれた」という感覚があるものだ。佐々木さんにとって声優の仕事で登場キャラクターから「よろしくな」と挨拶をされたように感じ、よろしくねと心の中で返したことがあった。東大受験を決意した時、東大に呼ばれた。「勉強したいならうちへおいで」と言われた気がした。よく考えたら自分は現役生や浪人生と違ってプレッシャーがない。合格期限はない。東大は難しいところらしい。でも合格するまで受験すればいいんだ。いつか合格できるでしょう。東大が呼んでくれてるわけだしせっかくだからいってみよう。なんという根拠のない思いつき、そしてなんという明るい楽観。

さて、東大受験を決意したけど問題は山積みだ。国公立大学の一般入試は共通テストを受験する。国語、社会、数学、理科、外国語の5教科7科目。すごい数を攻略しなければならない。唯一の強みは英語、すでに英検1級はある。けど英語以外はまるでわからない。調べると共通テスト、そして二次試験という一般入試のコースを通らないと東大生になれないらしい。佐々木さんは高校生の時まで決して勉強が得意ではなかった。日本史はテストで100点満点中8点をとり、地理はサハラ砂漠がアフリカ大陸にあることを30半ばまで知らなかった。これはヤバい、社会人向けに抜け道的なルートはないのか?芸能人枠とかないの?真っ先に特別枠、近道を探してしまった佐々木さんを誰が責められようか。普通は少しでも知識があるものを選ぶ。でもここが佐々木さんは普通の人と違う。なんと、あえてまったく知識ゼロの知らない科目を勉強したくなった。地球と宇宙、生き物をまとめて学べる高校地学ってなんてお買い得なの。とことん楽観主義だった。

ここから東大受験という無謀な挑戦が始まった。どうやって勉強すればいい?真っ先に思いついたのは予備校に通うこと。でもすぐに非現実的だと悟ることになる。不規則に対応しないといけない声優の仕事をしているので予備校に通うのは無理だ。予備校の授業に参加するためのあらかじめ時間の確保はできない。そうなるともう独学しかない。本当に予備校を使わず、仕事が忙しい社会人生活をするかたわらで一般入試で合格できるのか?とにかく独学で勉強してみた。そんな佐々木さんが東大受験をする上でとても力になったものがある。それが東大合格体験記、これは受験生である自分にとって最高のガイドブックだった。英検1級も全国通訳案内士試験も、まず合格体験記を集めてしっかり読んだ。とにかく成功者から学ぶ。ゴールから現在地を見て足りない穴を埋めていく逆算思考。これが非常に役に立った。合格体験記はイメージ、ちょっと先を歩いている未来の自分から現在の自分へのアドバイスみたいなもの。合格体験記で役に立つアドバイスは「東大模試を勉強のペースメーカーに使え」というものだった。佐々木さんは合格判定がずっとD。ようやくAが出たのは最後に直前で受験した東大模試だけ。でも自分の順位や合格判定は気にしなかった。たとえ点数が低くても順位が低くても別にいい。これから伸びしろがあるだけ。模試は他の受験生との戦いではなく、前回の自分より成長したか?より深く問題と向き合えたか?過去の自分との勝負だから他人は関係ない。そして独学という学習スタイルを前向きに捉えた。独学という勉強スタイルは自主的かつ自由にできるのが魅力。ここでいう自由はイコール気ままに好き勝手にという意味ではない。佐々木さんはいう。好きなこと、やりたいことばかりやっても学力は伸びないと。必要なことを必要なだけたくさん自由にできるというのが真の自由という意味だ。だから独学は主体的な人でないと成功できない。でも自分は主体的だから大丈夫、という考え。でも、それでも心細い。不安。普通は周囲に話を聞いてもらって励ましてもらいたい。学習仲間を作りたい。でも佐々木さんは隠し通した。仕事で手を抜いたと思われたくないから。声優の仕事と受験勉強。二足のわらじ状態。でもそこでベテラン声優の千葉繁さんから昔言われた言葉が響いた。「24時間役者」。自分は受験生になったけど、仕事か学問か?こういう二択ではない。両方頑張って療法で結果を出す。いいじゃないか。自分には期限がない。成功するまでしつこく続ければいい。頭ではわかっていても実践することは激むず。

2年間、仕事の合間に完全独学で頑張った佐々木さん。ついにやってきた共通テスト、旧センター試験当日の朝。前日に大雪が振ったことで足元がツルッといきそうになった。いやいや今のは滑ってない、ノーカンノーカンと思いながら試験会場へやってきた。大丈夫、満点はいらない。あくまで東大の足切り点さえ免れればOK。だから1-2科目は失敗してもいい。そう考えるとプレッシャーはない。え?でも2年間頑張ってきたからプレッシャーあるのでは?いやいや、佐々木さんは立派な大人、それまでの人生で大学受験より遥かに恐ろしいことを人生で何度も経験してるからこのくらいのプレッシャーはない。そして会場で周囲を見渡すと不思議な感覚に包まれた。高校生や受験生と一緒に試験を受けている自分がへんてこに思えた。まるで自分は今日、舞台の上で受験生という訳を演じているんじゃないかと思った。共通テストは無事に終了、なんと足切り点を突破した。ここからが最大の大勝負。そんな重要な局面で突然人生最大級のピンチに襲われる佐々木さん。詳しい事は言えない。だけど、旧センター試験後はまったく勉強できず、2年間の集大成を目前に控えているというのにもう受験どころではないという心境になるほどの大ピンチ。東大受験どうしよう…諦めかけたその時、センター試験の足切り点を突破したことを知った友人がかけつけ「試験を受けろ」と真心から応援しに来てくれた。ようやく勝負の決心が固まった。それは東大受験する数日前のことだった。東大試験当日、またまた佐々木さんは自分は単に受験生の役を演じているだけなんだというおかしなさっかくに襲われた。でも錯覚でも幻でもいい。とにかく精一杯解こう。気がつけば試験は終わっていた。

合格発表の日。受験生なら誰しもドキドキして朝を迎えているはず、いや一睡もできない人がいても不思議ではない。人生を変える大きな勝負の結果がわかる日だ。でも佐々木さんは心ここにあらず。受験直前に起きた人生の重大な事件に直面しており、気持ちは受験から遠く遠く離れていて東大のことは何も考えられなかった。直前で何も勉強しなかった自分が受かるわけがない。お昼になった。今頃東大キャンパスでは合格番号が貼られている頃だろう。自分の不合格発表をわざわざキャンパスまでいって見る、そんな馬鹿げたことをする気がどうしてもしなかった。午後をだいぶ過ぎた。まあ2年間必死に頑張ったのだし一応、確かめに行くか不合格をな。ため息混じりに実際にそんなセリフを声に出した。佐々木さんは前向きな気持など一切なく、はーっとため息混じりに東大のウェブサイトを確認。合格者番号が羅列した画面が表示されると、なぜか自分の受験番号が向こうから目に飛び込んできた。え?うそ?あまりに予想外過ぎた。はいはい不合格ね、そう思ってすぐ閉じるつもりだったから虚を突かれて佐々木さんは無表情になった。本当は驚きたいけど、うまく驚けない。そのくらい驚いた。ははあわかった。これは東大の手違いで間違えて合格者に出してしまったな。大学が間違に気づく前に無理やり入学手続きを出してしまえば、「すいません佐々木さん。こちらの手違いでしたがもはや取り消しはできないので入学してください」となるかもしれない。大学から合格は手違いでしたという電話が入るのをずっと待っていた。夕方まで待ったけど全然そんな電話は来ない。やっぱりおかしい。こうなったらキャンパスにいって掲示板を見に行こう。本郷キャンパスに直接見に行った。すっかり夕暮れ、周囲には誰もいない。おそらく数時間前は泣いたり、胴上げがあったであろう合格発表が貼られた掲示板前は不気味なほど静まり返って誰もいなかった。ふと顔を上げて掲示板を見る。確かに自分の番号がそこにあった。だけど、でもどうやっても合格したという確信が持てない。歩きながら母親に電話した。「東大に合格したよ」といったら「ははは、うそいいんさい」と冗談だと思われて電話を切られた。でもその電話で合格できたという実感がようやく湧いてきた。数週間後、に東大生となり授業開始となった。

 

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2章 独学で英検1級、全国通訳案内士試験、東大合格した勉強法 8選

ここからは独学で英検1級、全国通訳案内士試験、東大合格した勉強法についてたくさんの勉強のコツを解説していく。

 

1.英語を独学した勉強法

佐々木さんは英語を独学で身につけて、英検1級、全国通訳案内士試験も合格した。具体的には使ったのはNHKラジオ英会話。NHKラジオ英会話学習歴が長い人なら知らない人はいないほど有名なプログラムが、杉田敏先生の「優しいビジネス英会話、通称やさびじ」優しいとついているのに実際は鬼の難易度というのは経験者なら分かるはず。NHKラジオ英会話はすごく良くてもその後の英語を学ぶではなく、英語で学ぶために必要な英語力を授けてくれた。

そして英語多読。東京の神保町にある書店で始めてペーパーバックの洋書を1-2冊買った。中身なんて見ず、表紙だけで買う本を決めたいわゆるジャケ買い。帰宅して開いたけど最初はまったく刃が立たなかった。でも英語に触れる事自体が楽しい。この時に佐々木さんは気づいた。自分にとって英語は勉強する科目ではなく興味と好奇心の対象なのだと。

佐々木さんは英語の勉強のアウトプットをする上でインプットの重要性も語られている。たとえば英作文の上達をする上では、ひたすら英作文の訓練をするのは間違いだと。独りよがりで英語日記を自分の好き勝手書いても一向に成長しない。むしろ自己流の間違った書き方を覚えてしまうリスクが大きい。それよりも本やネット上でネイティブスピーカーが使っている文章や言い回しを頭にインプットする方が遥かにいい。アウトプットのときはインプットしたしっかりした英文をそのまま作文すればハイレベルの文章がかける。アウトプットもインプットこそ重要。

 

2.解くのが先、理解は後

受験勉強をする上では、まず解くのが先、理解はあとから付いてくるという感覚がすごく良かったと言っている。最初に解ける状態を作る、解いていく過程で徐々に理解が深まる。だから問題を前にウンウン唸って考えても無駄になる。よく自分の頭で考えろ、と言われるけどこれは違うと思う。自分の頭で考えているようで、ただ時間を垂れ流して悩んでるだけ。悩むのは思考は似ているようで全然違う。だからどんな科目でも、問題文を読んだら、自力で解こうとせずにまず回答と解説を読み物のように読んだ。しっかり問題を解く道筋を作ったらその後は答えを見なくても自力で解けるようになった。英語の勉強も同じ。英検とかTOEICといった資格試験で最も重要なのは過去問なんだけど、過去問をいきなり解こうとしてはいけない。過去問は実は解説書のテキスト。問題を見てすぐに答えと解説を読み込む。これを繰り返すことで、いざ試験問題が出題されてもちゃんと答えられる。

 

3.未来の自分を信じない

佐々木さんは未来の自分を信じないという。平日は仕事でなかなか勉強が捗らない。でも休日の自分がきっとさらさらっと片付けてくれるはず。あなたも絶対経験があると思う。でも、なかなかそうはいかない。未来の自分とか意志の力なんてない。だって今やらないことはきっと未来の自分もやらないから。未来の自分に期待しない。現在の自分を動かす。先送りせず、今すぐ必要なことをやる。

 

4.停滞期は次の成長の準備期間

勉強は右肩上がりにはならない。どんな人にでもどんな科目でも、プラトーと呼ばれる停滞期、いわゆる伸び悩みのタイミングがある。成長→プラトー→成長→プラトーこの繰り返し。でもこれはスランプとは違う。スランプは下降とか退化してるけど、プラトーはあくまで平ら。自分では実感が伴わないけど、実は次の成長の準備をしている。いわゆるための時期。この時に心をへし折られないためには長期目線でいることが大事。

 

5.創意工夫と効率化への執念

佐々木さんは少しでも東大受験に有利になるように創意工夫を凝らした。その一つが道具と環境にこだわること。消しゴムに輪ゴムを巻くと、机からコロコロ転がって落ちてしまうタイムロスのリスクを減らせる。1.3ミリ芯のシャーペンだとマークシートをグリグリグリと塗る時にグリくらいで塗りつぶせる。これでマークシートを塗るのにかかる時間を3分の1に圧縮できた。そして英単語も書いて覚えることはしなかった。理由はシンプルに効率が悪いから。確かに手で書くと覚えやすいけど、とても時間がかかるし分量が膨大だと追いつかない。繰り返し書くより繰り返し読む方が圧倒的に速いし負担が小さい。外出先でもテキスト1冊あればどこでも復習できる。

 

6.勉強では他人より自分に優しく

勉強の暗記は忘却との戦いになる。前の日にやったばかりなのに、翌日になるとあれ?これなんだっけ?と忘れることは日常茶飯。佐々木さん自身、決して記憶力がいいタイプではないけど、気落ちはしなかった。元々そういうマインドなんでしょ?と思うかもしれないけどそうじゃない。「もう年齢だから覚えられない」「生まれつき記憶力が悪い」と考えてしまうと、自分にワクワクできなくなる。覚えてないことがダメなのではなく、「まだ繰り返しが必要な箇所」「完全な暗記の途中だ」という解釈をする。覚えないと!はストレス。繰り返してるだけでも進んでる。スピード重視でとにかく薄く塗り直す。人に優しくあれという言葉があるけど、勉強家はその前に自分に優しくがコツ。

7.将来役に立たない勉強を頑張る理由

佐々木さんは数え切れないくらい言われ、葛藤したことがある。それは「なんのために勉強するのか?」ってこと。「声優の仕事でなぜ英語?なぜ英検1級?」「40代半ばから東大に行って何をするの?」ずっと言われてきた。「社会の役に立つつもりがないなら、東大合格の枠を若者に譲れ」ぐさっと来る言葉も言われてきた。でも今は佐々木さんは答えを持ってる。多くの人は高収入とか高待遇といった、役に立つ、立たないという明確な基準と見返りが先にあってそれを叶える手段として勉強をする。けど佐々木さんは違う。眼の前の問題を解けても解けなくても、成長の実感があってもなくても、趣味や仕事を楽しむのと同じ感覚で勉強を楽しんできた。だから勉強のために何かを犠牲にするとか、今すぐ目に見えるリターンが無いとバカバカしくて勉強できないとか、やる気があるないという感覚はない。プロの料理人ならお店で働く以外の時間だけが仕事じゃない。食文化を知るための楽しい旅行も仕事の内。佐々木さんが東大に入ったのは役に立つからとか、将来のためではない。恋人と同じ、たまたま心を引かれた相手が勉強であり東大だったというだけ。そして見返りを求めない勉強がいつかなにかで役に立つ。いや、役に立たせることは自分に委ねられている。確かにそうだ。英語の勉強をして歯を食いしばって身につけたけど、いざと英語力を手にすると「どうやって活用すればいいかわかりません」こういう人は多い。

 

8.人間のオーラは目に見える

東大法学部でお世話になった教授の話が本書に綴られているけど面白かった。教授は佐々木さんのことを何も知らなかったけど、教室に入った瞬間、一人すさまじいオーラを放っている人がいる。この人は何者だ?と思っていたそう。これまで数多く東大生を教えてきたけど、そんなに印象に残る学生はいなかった。佐々木さんは「ちょっと横道にそれるけど」と自分がいった発言も全部必死にメモを取っていた。試験の答案も素晴らしかった。高い文章力だけでなく、思わず唸ってしまうような説得力も軍を抜いて素晴らしかった。成績上位数%の最優秀評価をつけたけど、1年に2人いるかどうかというレベルの出来。教授から見て佐々木さんは得体のしれない問題に食らいついていく根性と、きつくても最後までやり遂げる知的腕力を感じたという。学生の身でありながらすでに完成されている人格の持ち主だと感じた。

 

さて、佐々木さんは現在東大を卒業してお仕事を続けられている。個人的に心に残ったのは多くの人はいかに自分自身の思い込みで自らの人生の可能性を閉じてしまっているか?ということ。カチンと来るかもしれないけど実際当たってないか?もう年齢的に遅い。今からやって将来役に立たない。周囲から浴びせられる思いつきの言葉を真に受け、本当に耳を傾けるべき自分の内なる心の声を無視して本当はやりたくてたまらないのに自分で静かにゴミ捨て場に夢を捨ててしまう。あたかも最初からほしくなかったかのように今更英語なんてもう遅いと今度は他の挑戦者に向けて呪いの言葉をかけ続ける。そうすれば自分の心は楽。だって敗北感がないんだもの。自分から逃げ出したけど、本当は最初からほしくなかったと思い込めば楽になれるんだもの。でも本当にそれでいいのか?人生は一度きり。理屈ではわかっていても心でそう感じていない人は本当に多い。だから死ぬ間際、病院のベッドで心電図波形が出すピーピー音を聞きながら、そこで始めて自分の心を真剣に対話する。その時に「ああやっておけばよかった」後悔すると思う。だからやろう。今からでも遅くない。目的なんて要らない。見返りなんて求めない。純粋に好きなんだ。英語が好きだ。好きならいいじゃないか。やろうよ。そう考えるなら今すぐやろう。人のため、社会のためではなく何よりあなたの心の本音のために。勉強に遅すぎることはない。年齢は言い訳にならない。あなたに退路は無くなった。だからさあ行こう。前にね。

 

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