オレだ。
「英検一級はネイティブでも合格できないんだお! 鬼のように難しい試験なので、お前ごときが受かるわけないんだお!」
こういうクソッタレなウワサをあちこちに広げ、
英検受験者をムダにビビらせる奴らがいる。
質の悪いことに「英検一級ホルダー」のブロガーが
そういうことを言っていたりするんだよなw
でもな…。
「英検一級はネイティブでも難しい」
ああ、この主張は実際、「まったくのデタラメ」というわけではないんだ。
確かに英語圏のネイティブでも、教育レベルゼロの人間だと受からなくても不思議ではない。
だが、安心しろ、ビビるな。大丈夫だ。
「だからといって英語学習者のあなたは1ミリも気にする必要はない。英検一級は真面目に対策すれば難しくないぜ」
っつーのがオレからの結論だ。
え?結局ムズいのか?簡単なのか?
テメエが何を言っているのかよくわからんって?
大丈夫、今回の記事を最後まで見てくれれば、
この話の結論が、あなたのDNAまで届くレベルに理解できるだろう。
ほな、聞いてくれ。
目次
「英検1級はネイティブでもムズい」の根拠
オレは過去に英検2級、準1級、そして1級を取得した。
その経験を踏まえて
「英検一級は難しいと言われるけど、具体的に何が難しいんだお?」
というあなたの疑問に優しく答えていきたい。
英検一級がムズいと思われている点は次の3つがあげられるだろう。
・語彙レベル
・英作文
・スピーチ
解説させてくれ。
語彙レベル
英検一級に出題される語彙レベルは、
ノンネイティブのオレたちからすると
なかなか歯ごたえのあるものばかりだ。
だが、今回は
「オレたちにとってムズいか?」
ではなく、
「ネイティブからみて難しいか?」
がテーマなんでそこにフォーカスして語っていく。
The New York Timesのコラムに
「読者が知らないハイパー鬼ムズ英単語」として50個紹介されていた。
「50 Fancy Words」というタイトルのコラムだが、興味があって覗いてみた。
そうすると、この中に英検一級で見た覚えのあるいくつも英単語があったんだ。
つまり、ここに入っているワードは「ネイティブでも馴染みがないムズい単語」といえる。
たとえばその中の1つがコレだ。見てくれ。
↓
ubiquitous (形)至る所に存在する
「なんだお…! どう発音するんだお…! こんな英単語見たことがないお!」
「ニューヨーク・タイムズの読者も馴染みがないような単語が出題されるなんてオワタ…オワタ…。」
もしかしてそう思ったかもしれない。
だが、待て。
正体を知ればこの単語は大したことはないんだ。
これをカタカナ表記にしたらどうなる?
ubiquitous→ユビキタス
「あ!メチャメチャ見たことがあるお!高校の教科書に載っていたお!確かユビキタスコンピューターって習ったお!」
そうだ。
これは「いつでもどこでもネットに繋がる便利な社会を目指そう」
という意味合いとして日本では使われた言葉だよな?
2006年頃にメチャメチャ流行って、
書店にいくと「ユビキタス◯◯」みたいなタイトルの雑誌が
今の渋谷のタピオカ店レベルにあちこち並んでいた。
だが、スマホ全盛期になり、とっくにユビキタスが実現した
現在は日本ではすっかり死語になってしまったんだよなw
だが、英語圏ではこの単語は「ユビキタス=あちこちに存在する」という意味で使われ、
使用領域はIT分野に留まらない。
だから、2020年以降の今でもニュースなどで使われている単語なんだ。
探してみたら、実際に使われている事例が秒速で見つかったよ。
↓↓↓
(2020年3月7日 The Diplomatの記事タイトルより)
China’s Ubiquitous Facial Recognition Tech Sparks Privacy Backlash.
(中国に遍在する顔認証技術が、プライバシーの反発を引き起こす)
という具合に、使用されている。
その他にも、
chimera:(名)幻想、キメラ
という単語もネイティブが知らない語彙として取り上げられている。
だが、この言葉は日本人には馴染みがあるはずだ。
「うおおおww これはもしかして、ドラクエのキメラかお!?」
▲ドラクエのキメラ。攻撃力と素早さが高く、序盤では苦戦させられる…。
そうだ。そのキメラだ。
英語圏で使われる「キメラ」という英単語は、簡単にいえば「合成」ということだ。
ドラクエのキメラの名は、「鳥の頭、翼、蛇の尻尾」
など合成されていることから来ているんだ。
あとは、複数のウイルスを混合することを「キメラウイルス」と呼んだりする。
ubiquitous
chimera
こうした単語は、「New York Timesの読者も知らない単語」とされているが、
英検一級レベルの語彙はこうした物が出てくる。
確かに、これらの単語はハンバーガーショップでバイトをして、
家に帰ったら鼻くそほじりながらポテチ食べるのが日課の
カイジみたいな自堕落に生きるネイティブだと知らないかもしれねえなw
でもネイティブが知らなくても、
意外とカタカナ語として日本人には馴染みがあったりするんだ。
「英検一級はネイティブでも取れない試験」というのは大げさなようでいて、実は大間違いでもない。確かにこの試験の内容を考慮するなら、を受けてもパスできない英語圏ネイティブはいるだろう。
なぜなら英検一級は「英語力」と「ビジネスコミュ力」を見られる試験で後者は英語力には関係がないからだ
— 黒坂 岳央@本業:主夫|趣味:仕事とゲーム (@takeokurosaka) March 22, 2020
日本人だって日本語マスターなどではないという事実
オイ、だからってビビる必要はないからな?
考えてみれば日本人だって
「見慣れない日本語」
を知らない人はいくらでもいる。
昨今、よく使われるようになった
「忖度」
という言葉。
あなたはこの言葉の正しい読み方、
それから人に教えられるレベルで意味を理解しているだろうか?
日常的に新聞を読む習慣がある人でも、
「これなんて読むんだお…」
「なんとなくふんわり分かる気がしているけど、厳密に意味を人に理解できるまでには至らないお…。」
「分かったお! ”ひじど”だおww 意味は”ひじのレベルを示す”ことだおww」
という感じだろう。
ちなみに「忖度」とは「そんたく」と読み、
一言で言えば「相手の立場で考えて空気を読む」
ってことなんだ。覚えておいてくれ。
英検一級の語彙もすべてのネイティブが知っているわけではないかもしれないが、
ビビる必要はない。
日本人であるオレたちが日本語マスターでないのと同じ話だ。
知らないことは学べばオールオーケーっつーこと。
・英作文
英検一級がムズいとされるのが「英作文」の存在だ。
英作文といっても、英検一級だと片手でマックシェイク飲みながら、
英語で好き勝手に「かんそおぶん」を書いて満点をもらえるほど甘くはないからなw
「安楽死のメリットとデメリットはどちらが大きいと思う?」
という問いに対して、
「やる夫は安楽死は良くないと思うおw 人名尊重は大事だおw まる」
では合格点をもらえない。
頭空っぽで好き勝手書いていいわけではなく、
英検一級の英作文には次のような制約が与えられているんだ。
↓↓↓
Write an essay on the given TOPIC.”
与えられたトピックについてエッセイを書きなさい“Give THREE reasons to support your answer.”
自分の回答をサポートするために三つの理由を上げなさい。“Introduction, main body, and conclusion”
構成:イントロダクション、ボディ、コンクルージョンSuggested length: 200–240 words
文字数の目安:200~240語http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/pdf/201802/2018-2-1ji-1kyu.pdf
ハッキリとYESかNOかが明らかにならない問に対して、
自分の意見、根拠を3つ述べつつ、文字数制限内に収めるのは
対策をしておかなければ、
英語圏のネイティブであっても簡単ではないんだ。
「やる夫の英作文…1点…」
「やばいお…やっぱりネイティブにも解けない問題だったお」
ああ、ここまで話を聞いて軽く絶望した人もいそうだなw
だが、作文は書く練習をすれば誰でもできるようになる。
そして英検一級の英作文はなにげに、鬼のように対策がキク攻略法が存在するんだ。
オレが開発した英作文のテンプレを使えば、
「おいテメエ、オレは生まれてこの方、英作文どころか、読書感想文すら書いたことねえぜ? そんな不良でもできるってマジか?」
という経験値のゼロの人でも、わずか1ヶ月で9割をマークできるようになる。
ああ、ウソじゃない。
本当だ。
実際、オレはこのテンプレを使って9割以上マークできたぜ。
だが、「まったく対策をせずに問題を解け」と言われると、
たとえネイティブと言えども冬場の北海道の蛇口並に、
答えに詰まるのは想像に難くない。
これは英語力の問題というより、
英作文力の問題なんだ。
つまり、英語力の問題じゃないので、
ネイティブとかノンネイティブとかいう問題ではないっつー話だ。
分かるな?
スピーチ
スピーチも英作文と同じような話だ。
対策が鬼のようにキク。
逆にネイティブだからといって、
英検のスピーチを舐めきった態度でノープラン、
鼻くそほじりながら鼻歌まじりに試験会場に入っても
太刀打ちできない可能性はあるんだ。
受験者「オレはアメリカ人だぜwww 英語の試験に対策とかワロスwww んなもんいらねえww」
試験官「Has our tax payment been made use of wisely?(納付した税金は賢明に使われているだろうか?)」
受験者「え? 納税? うわまじクソ考えたことねーよw」
試験官「YESかNOかで答えた後、その根拠を複数述べてみろ2分以内な? テメエの回答に追加質問もすっからな?」
ああ、これはキビシー。
普段から納税使途について考え、自分の意見を出す練習をしなけれれば
英語だけパーフェクトでも、決して回答することはデキないだろう。
…日本語で質問されても即答は簡単じゃない。
ここまで見てくれて分かったと思う。
「英検一級はネイティブでも通用しない」
は決してクソッタレに大間違いというわけではないんだ。
英語圏の人の中でも、自分の意見を持たず、何も考えず、何も知らない人だと合格は出来ない。
だが、
「すなわち、日本人が受験しても、
選ばれし一部の天才以外は受からない
ガチクソムズい試験」
というわけでもない。
英検一級は英語力の問題というより、
書く、主張する力、つまりはコミュ力の問題という話なんだ。
このコミュ力は英語力には関係ないっつーこと。
「ネイティブ=英語&コミュ力完璧」ではないという事実
そもそも、
「ネイティブ=英語&コミュ力完璧」
と勘違いしているヤツらが多すぎるぜ。
ないない。ネイティブだって、教養や教育レベルで個人差がありまくりだっつー話だ。
英検一級に求められるコミュ力っつーのは、
「グローバルな諸問題に意見を持ち、
それを第3者に理解出来、納得させられる主張できる力」だ。
英語力の有無に関わらず、これをかますのはハードルが高い。
「ネイティブだから英語にまつわるすべての知識を持ち、コミュ力もパーフェクト」
なんつーことはアリエナイし、
ノープランで英検を舐めきって受験すると、
ネイティブも答えに詰まるっつーのは当然の話。
でも、それは英語力の有無は関係ないんだ。
繰り返しだが、英検一級は英語という言語の知識だけではなく、
英語で意見を発信する力を問う問題だ。
だから「ネイティブでも難しい」という主張は確かに正しいけど、
それが「外国人である日本人にとってはナイトメアモード」
という話では断じてない、ということが分かってもらえたと思う。
英検一級は英語力だけでなく、コミュ力が鬼ほどつく
見てもらっておわかり頂けたと思う。
英検一級は
試験官「はい、この単語してますか?合っていたら◯、間違っていたら×をつけまーすw」
というしょうもないクイズではなく、
対策をする過程で、「英語で自分の意見を発信するスキル」を鍛えることになるんだ。
控えめに言って感動的に素晴らしい試験といえるよな?
「ネイティブも合格しないなら自分には永遠にムリだお…」
とか思わず、英語とコミュ力アップのためにも、
前向きに試験勉強に取り組んでほしいと思っている。
合格率10%の英検一級を限りなく100%にする講座
ここからの話は宣伝も含まれてしまうので申し訳ないが、
オレはそんな英検一級を
確実に合格させる講座を作り上げた。
言っておくが、これはその辺に転がっている
ありきたりでカスのような講座ではないぜ?
オレは世の中に数多ある英検一級対策講座を研究し、
不要な点をすべて取っ払い、良い点だけを集合させ、
さらにオレ直伝のエッセンスを詰め込んだ自信満々の講座だ。
膨大にある英単語を鬼のように暗記する方法論や裏技的なツール、
果ては英作文、スピーチなんかは未経験者でも、
真面目に1ヶ月やれば9割点数が取れるように作ってある。
「マジかよw 高校3年間をバイクで走っていただけのオレでも受かるだと?」
ああ、この講座1本をやり込めば、現役暴走族でも合格できると言わせてくれ。
制作中にオレの頭のネジが外れたらしく、
なんと返金保証も付いている。
万が一にも受講して「これクソやん?」と思ったら
メールくれたら秒速であなたの口座へ返金する。
安心してくれ。
この講座はサイコーにブッ飛んでいる。
英検1級に合格したい人だけ見てくれ。
英検1級講座に先立ち、IESP講座を受講したい者です。以前、募集時に見送ったのですが、今から受講出来ますでしょうか?
恒吉 正嗣さん
ご連絡ありがとうございます!
個別にメール送信しますのでご確認くださいませ!
黒坂