中国が「世界一の経済大国」になっても、今後も英語が「世界唯一の国際語」であり続ける根拠

オレだ。

英語を教えているオレの元には、

 

「中国の経済発展が目覚ましい。だから英語ではなく、中国語を学ぶことも必要では?」

 

こんなお問い合わせを頂くこともある。

 

まあ、気持ちはよく分かる。

同じようなご質問を過去に何度か頂いたことがあるからなw

 

結論

早速、この記事のテーマの答えを、オレから渡したい。受け取ってくれ。

 

オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。

TOEIC985点、英検1級を取得。

米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。

今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。

 

中国語と英語の関係性について、

しっかりと調べ、思考した上で

ガッツリと記事を書いた。

 

よかったら見ていってくれ。きっと納得頂けるはずだし、

引き続き、英語を頑張ろうという気持ちにさせられるはずだ。

 

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英語はアメリカやイギリスの言語というより「国際語」である

英語はアメリカやイギリスなど、「国の言語」というより、

科学技術、インターネット空間、国際ビジネスでの

「共通語」という位置づけだとオレは思ってる。

 

だからどれだけ中国の人口が多くても、中国という国の国力が増しても、

中国語は中国という一国内での「ローカル語」に過ぎないってことなんだよな。

 

この記事を書いている時点では、新型コロナが人の移動を一時的に遮断しているよな?

でも、決して「グローバルがオワコン化」ではないんだ。

 

むしろ、インターネット空間では、グローバルビジネスが鬼のように活発化してる。

パチンコで言えば、玉がジャラジャラ出ているフィーバーしている感じだなw

 

だから、今は世界中、どこにいてもインターネットにつながれば

世界中の企業や個人ビジネスマンを相手に、お金を稼ぐことができる時代と言えるんだ。

 

リアルRPGの冒険家として有名な「春間豪太郎」さんは、

ラクダを引いてサハラ砂漠を横断した。

 

移動中はタブレットを

ソーラーパネルで充電。

クラウドで翻訳の仕事をこなす。

 

そう、なんと砂漠の真ん中で

英語力を使ってお金を稼いでいたんだ。

 

今の時代は、英語力とインターネット環境さえあれば

なにもないところからお金を生み出すことができる時代なんだ。

 

<参考>春間豪太郎さんの冒険の書は、Amazonで書籍化されたw

 

インターネット空間や、それを支える

ITのプログラミング言語などのシステムは、

「英語」が大前提なんだよな。

 

今後、世界の国力の構図がどれだけ変化しようとも、

英語の優位性が変わることはない。

 

なぜなら、他の言語へ変更しようとするのは、とてつもないコスト高になるだろうし、

世界の中で影響力を持つ大国の多くは、英語を使う国ばかりだから、

そもそも英語以外へメイン言語を変更する必要性もないw

 

ま、少なくともオレたちが生きている間は

「英語の優位性が変わることは100%ない」と言い切っていいだろう。

 

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世界を牽引する強国は「英語使用国家」揃い

アメリカは世界で最も影響力を持つ超大国なんだ。

 

アメリカの経済や文化、そして何より「英語」の影響はまさしく全世界に及んでいる。

アメリカと一切の関わりを持たない国は、地球上には1つたりとも存在しないだろう。

 

そして、世界の文化やビジネスを作り出す先進国は、

アメリカの他にも、カナダ、イギリスなどいずれも英語ユーザー国家揃いなんだ。

 

その逆に中国の経済的影響を強く受ける国は、

新興国が中心で「ベトナム」「ミャンマー」「ラオス」あたりなんだよな。

 

こうした中国と深く関わる国々が「第二外国語・中国語」を使用し始めたとしても、

その影響度合いは微々たるものだろう。

少なくとも、オレたち日本人にはほぼ影響がないと思うよw

 

中国が一帯一路政策で

巨大経済圏構想を推進しているのは、

あくまで途上国が中心なんだ。

 

イギリスや日本、アメリカなどの先進国で中国語が本格的に台頭することはまずない。

 

「世界語」は2つも要らないからな。

 

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中国語は取得が難しい

英語がこれだけ世界中に広まったのには理由がある。

 

イギリスとアメリカの二カ国が過去数百年間に渡り、

世界中にビジネスや文化を創出し続けてきた、この点はあまりにも大きいんだ。

 

そしてもう1つ理由があるとすれば、

「英語は取得が簡単」という事情もあるだろう。

 

英語はたったの26文字のアルファベットだけで、

森羅万象すべてを表現することができる。

 

同じヨーロッパ言語と比べても、英語ほど取得が簡単な言語はないだろう。

 

その一方で、中国語は取得が簡単ではないよな?

漢字だけでもとてつもない数が存在するし、発音もものすごくむずい…。

 

オレは大学生の頃、第二外国語で中国語を履修したけど、

あれはなかなか気が狂いそうになったぜw

 

さらには、「中国語の語彙の少なさ」

も問題として立ちはだかるんだ。

特に科学技術の分野では、

これは決定的な壁になる。

 

コーネル大学で物理学者を務める、Yangyang Cheng氏は次のように

中国語で科学論文を書く難しさを説明している。

これを見てくれ。

中国人研究者は世界の科学に多大な貢献をしてきたが、そのほとんどが英語を用いて成し遂げられた。中国語は豊かで美しい言語だが、物理科学の記述に必要な語彙の多くを欠いている。私自身、自分の研究を中国語で説明してくれと言われたらどうすればよいのか分からない。大変な努力が必要だろう。

引用元:Nature Japan ダイジェスト「やっぱり高い英語の壁」

つまり、研究の現場では、

語彙数の問題もあって、

英語以外の言語で表現することは

難しいということなんだ。

 

以上だ。

過去に何度か「中国語を取得して役に立つのは、英語以上に限られた人になる」といってきた。

 

<参考>過去記事でガッツリ述べたよ

「英語より中国語の方がメリットある?需要ありそう?」と迷う人に伝えたい結論

2018年12月2日

 

この考えは今も変わらない。

それはたとえ、今後中国がアメリカを超える経済大国になっても同じことなんだ。

だから今、英語を頑張っている人は、

 

「英語に加えて、中国語もやった方がいい?」

 

と浮気する必要はない。英語一択でOKだ。

中国語に手を出すのは、英語が終わって余力がある人だけにしてくれ。

 

参考になれば幸い。

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「英語多読」だ。

 

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