黒坂はこれまでの人生で、ざっくりトータル4000-5000冊くらいは本を読んできた。
自慢じゃない、単に暇なだけだ。
「どんな本読んでいますか?」
「おすすめの本ありますか?」
という問い合わせが、毎日4トントラックで大量に届くので
今回は読んで人生が変わった本を5冊紹介したいと思う。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/03/1-74.jpg)
ただし、心から全力でおすすめしたい本を取り上げてしまうと、
猟奇的、グロテスク的理由から間違いなくアカウントBANされる。
なので、今回はマイルドに自分の人生が変わった本という視点で話をするぜ。
結論から言えば、
・バカの壁
・バイオ2の攻略本
・思考は現実化する
・プレゼンテーションzen
・超勉強法
この5冊。
目次
バカの壁
この本は大学生の時に図書館で読んだ。
この本が教えてくれることを雑にまとめると、
「人はわかりあえない。絶対に100%間違いなくジッチャンの名にかけて」
ということなんだ。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/05/ae46b1f460ee46f789c27b264a6cb421.jpg)
「バカの壁」というタイトルだけど、「バカとはわかりあえない」という意味ではなく、
結局、人類はみなわかりあえねえよ夢みんなボケというメッセージとオレは解釈した。
「男と女はわかりあえない」というけど、そんな生易しいものではない。
何なら、同い年で同性で同じ地域で生まれ育った友達同士、
いや兄弟ですらわかりあえない。
そのことを東大医学部卒の筆者がロジカルに解説することで、
人類みな兄弟手と手を取り合ってお花畑ルンルン♪
な幻想をこなごなに打ち砕いてくれる優れた一冊だ。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/03/1-82.jpg)
でもこれはネガティブな意味ではなく、
「わかりあえないからこそ、少しでも伝わる努力をしようぜ」ということだ。
「一を聞いて十を知る」という言葉は実は逆が正しくて、
「十を聞いてなんとか一がわかる」これがコミュニケーションの本質。
だから相手が自分を理解してくれないことに腹を立てるのをやめ、
伝わる努力をし、相手を理解する努力を惜しむなってこと。
プレゼンテーションzen
著者はあのスティーブ・ジョブズ氏にプレゼンを教えたというすごいお人。
なにげに、自分はこの著者から直接プレゼンの授業を受けたことがあり、
それを末代まで渡って自慢をする予定w
この本からは、「相手に真剣に話を聞いてもらうプレゼンに必要なすべて」を学んだ。
本書では日本人はプレゼンが下手な人が多い理由を、
オリハルコンレベルにカチカチのロジカルで指摘してくれる。
ぶっちゃけ、ほとんどの人のプレゼンはゲロ吐くほど面白くない、と。
スライドに映す資料もこどおじの部屋レベルにゴチャゴチャしてわかりにくいし、
大企業のエリート社員も、会社でプレゼンをするとたいてい校長先生の朝礼化すると厳しくいう。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/03/1-65.jpg)
そしてプレゼンってメチャメチャ重要なスキルということも学べる。
こうしてYouTubeで自分の意見を発信する時も使うし、
会社で人事評価を受けるときにも使うし、
なんなら夫が妻に「小遣い後1万円値上げするべき理由」をPRするときにも使えるんだ。
「ダルいな。こいつのクソつまんない話早く終わんねえかな」
相手からそう思われない話し方をするためには、読んでおく価値の高い一冊。ぜひ手にとって読んでみてくれ。
超勉強法
言わずもがな、自分にとっての聖書。
野口悠紀雄先生の書かれた勉強本のバイブルだ。
今でこそ、勉強法についてはたくさん本も動画も出ているけど、
自分がコールセンターでクレームを受けまくっていた時代に、
目を覚まさせてくれたのがまさしくこの一冊。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/03/1-56.jpg)
この本が教えてくれたことは、北京原人レベルのアホだった自分に
「勉強をすれば人生が変わる。人生を変えたければ勉強する以外に方法はない」
ということを教えてくれた。
当時、混じりっけなしのハチミツレベルにピュアな自分は
ドストレートに真に受けて独学で英語をの勉強を始めたという話。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/03/1-33.jpg)
この本に出会わなかったら、多分今でもコールセンターで派遣しながら
毎月の給料を全額使い切るというクソッタレな生活を続けていたのは間違いない。
この書籍の魅力を語ると1泊2日の合宿が必要になるレベルなので、
興味のある人はオレのプロフィールでも読んでおいて。
思考は現実化する
この本は世界で1億冊以上売れた「自己啓発書」の超入門。
YouTubeで要約動画とか、音声CDで販売されているけど、
間違いなくこれは書籍を通じて活字で読むことで血肉化するシロモノだ。
この本が教えてくれることは「人生の成功はマインドが9割」ってことを心の底から理解できたことに尽きる。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/03/1-46.jpg)
「マインド」というとほとんどの人はこう思う。
「うさんくせえな」と。
まあわかる。
なんとなく「宇宙の波動」「守護霊」「心霊」「言霊」とかそういうスピリチュアル系を連想すると思うし、
その感覚は至極真っ当だ。
「マインド」って実際に詐欺師が好んで使っていたりするからな。
「マインドを高めてビジネスで成功すれば、南国ビーチで美女と水の掛け合いしながら月収100万円を得る生活があなたの手に!」
「自動トレードツールを使って、お花畑で美女と鬼ごっこをしている間に資産一億円が手に入ります!」。
とかな。バカかよって思うけど。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/03/1-12.jpg)
でも、それは詐欺師がおかしいだけで、
この本で書かれていることはめちゃめちゃまっとうなんだよな。
この本をよく読んでみると、「3丁目のスーパーで3回連続で唐揚げを買うと、1個無料にもらえる」
みたいな人生で得する裏ワザは何も書いてないんだ。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/03/1-15.jpg)
一つだけ紹介すると、
「夢を叶えるためには、紙に書いて毎日大きな声を出して読め」とか書いてる。
これだけ聞くとアホくさ…って思う人が9割だと思う。
んなもんで夢が叶うか、アホかとバカかと、頭の中はハッピーセットかよと。
でも、この話をビジネスライクに考えてみると納得の行く話に聞こえる。
「夢を叶えるためには、紙に書いて毎日大きな声を出して読め」。これはなんとなく胡散臭く聞こえるけど、
「達成したい目標を書き出し、毎日チェックしてゴールからズレないように進もう」
という言い方だと全然胡散臭く無いよな?
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/03/1-11.jpg)
これはビジネスマンの思考なんだよな。
たとえば、黒坂はコールセンターで携帯電話のプラン変更の営業電話をかけていたけど、
3月の成約数120件達成と目標を立てて、仕事の稼働日が22日あるから
逆算すると、一日6件、10日で60件できれば達成する計算になる。
電話をかけてOKしてくれるお客さんは10%と仮定すると、1日60件かければいいという話。
この数字を頭に入れて、電話をかけて数字を作りに行く、結果として目標が達成されるというイメージだな。
これは「3月は120件契約を取る」という目標があることが重要になるんだ。
…まあ、実際にはその通りにいかずにスーパーバイザーからよくしばかれていたんだけどなw
怒られながら、窓から見える雲を眺めて「夏が来たらどこか遠くへいきたいな」と思ってたぜ。アホや。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/03/1-10.jpg)
この話の最重要ポイントは、なんとなくこうしたいとぼんやり思っている夢を
紙に書くために言語化することにある。
そしてそれを忘れないように毎日チェックして、
最初に立てた目標を取りに行くという普通の目標達成のプロセスなんだ。
つまり、この本のカテゴリーは「自己啓発本」となっているけど、
実際にはガチガチのビジネス書だと思ってる。
バイオ2の攻略本
この本はゲームの攻略本ではなく、
資料や開発者インタビューが収録されたいわゆるオタク向けの研究読本。ダメな人向けの本。
この本には「自力で努力することの大切さ」を学んだな。冗談ではなくガチで。
この本には著名なプレーヤーによるゲームの感想文が掲載されていた。
その中の一人に、ゲームに対して尋常じゃなく熱量がすごい人がいて、
そのすさまじい熱量の感想文に大いに刺激を受けたんだ。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/05/020.jpg)
本作はロケットランチャーとか、
マシンガンとかショットガンといった火力が高い武器でゾンビと戦うのが普通。
そして最弱の武器にナイフがあるけど、普通の人はこのナイフを使うことはまずない。
接近戦になるし、威力が弱すぎて使い物にならないからな。
けど、あえてこのナイフ一本だけで全クリするという、頭のネジが飛んだ人がいた。
彼は本作への愛を語り、
「ゲームというのは、普通の人がやらないプレーや、あえて難しいことに挑戦することで真の面白さが宿る」という。
その言葉にしびれて気になってググったら、
ゲームのスーパープレイヤーが掲示板に集まって情報交換をしていたんだ。
当時、その掲示板では、「どこのルートを通れば、よりタイムが縮められるか?」といった徹底的な研究がされていて、
自分も一時期、その共有される情報を参考にしてプレーしていたた。
![](https://takeokurosaka.com/english/wp-content/uploads/2022/05/img025.jpg)
けど次第に「なんか違うな」と感じるようになった。楽しくない。
確かに自分でプレーせずに他人から情報を得るので、効率的かもしれない。
けど、他人が開拓して舗装されたた道を、らくらく歩くことには何も面白さがないんだよな。
さらに集団でワチャワチャコミュニケーションを取る、
というのに一匹狼の自分の性格には向いていないと感じた。
最終的には、その掲示板の情報に頼らず、一人で研究してタイムアタック大会で1位になった。
この体験からも、多少効率が悪くても、集団でつるんでゴチャゴチャやるより、
一人で頑張る方が向いているということをこの本から学んだ。
以上5冊を紹介した。
埋め込んだリンクを踏んで購入すると、オレに少額ながらAmazonの紹介料が入るようになってる。
黒坂のことが嫌いな人は絶対にリンクを踏まず、タイトルでググってテキトーに買ってくれればいい。
でも応援したい人はリンク踏んで買ってくれると嬉しい。そのへんは好きにしてやってくれ。
ほなな。
コメントを残す