「英語多読初心者がネイティブ向け小説を読む」をオススメしない5つの理由【初心者にハリーポッターはむりぽ】

オレだ。

 

「英語多読のトレーニングに、好きな小説を読みたい」

「ハリーポッターをスイスイ読みこなすのが夢」

 

といった要望を持っている人は少なくない。

憧れるよなあ、洋書の小説。

その気持ちはよく分かるし、

楽しく小説を読んで英語多読力がアップするなら最高だよな?

 

だけど、気をつけてくれ。

 

結論、英語多読初心者は、

洋書の小説はオススメできない。

 

結論

オレからこの記事で伝えたい結論を受け取ってくれ。

 

オレは英語を多読することで、独学で英語力を身に着けた。

TOEIC985点、英検1級を取得。

米国の大学に会計学専攻で留学し、複数の外資系企業で英語を使って働いていた。

今も英語教育ビジネス、英語ビジネスジャーナリストという仕事をしている。

 

今回の記事は、テキトーにググって出てきたいい加減な情報じゃない。

英字新聞や英語ニュース、海外SNSに洋書の小説、

洋書の専門書などあらゆる英文を読みこなしてきた

オレ自身が体験したことなんだ。

 

また、オレは英語多読を指導している立場で、受講生さんにも

 

「英語多読のトレーニングには、小説より英語ニュースがいい」

 

と一環して勧めてる。現実的な話だけをしていくので、ついてきてくれ。

 

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ネイティブ向け小説は難易度が高い

オレがあなたに、ネイティブ向けの小説を多読することをオススメしない理由は、

ミジンコの細胞構造レベルにシンプルだ。

 

「小説の洋書は初心者には難しすぎる」

ズバリこれだ。

 

「え?でも子供向けの作品は簡単でしょ?」

 

そう思う人がいるし、自分のブログで小説をアフィリエイトしたいブロガーだと、

 

「児童書向けなら簡単やでw」

 

といい加減なことを言っている人もいる。

 

ネイティブの子供の英語の語彙力や、

必要な文化理解度を舐めすぎだ。

ネイティブ向けの小説はまったく簡単じゃない。

 

たとえば、大人が

 

I need to go to bathroom.

(お手洗いにいきたい)

 

といえばあなたはサクッと理解できるはずだ。けど、子供が

 

I wanna wee.

(おしっこしたい)

 

と言ったら、とたんに理解が難しいはずなんだ。これは幼児語だからな。

 

ハリーポッターの小説なんかも、子供向けに書かれたものだから、

文化理解のない、大人のノンネイティブが読むことを前提とした

洋書の専門書とか英語ニュースより遥かに読みづらいんだ。

 

それではここから「なぜネイティブ向け小説は純ジャパには難しいのか?」を解説していく。

 

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1.フォーマルでない英語が頻繁に使われる

ここからは世界的ベストセラーのハリーポッターを例に取り上げていこう。

 

「フォーマルな英語でないことが難しい」

ということをまず解説する。

 

しっかり、聞いてくれ。

小説はビジネス書とか、英語ニュースのように

カッチリと論理的で正確な英語が使われていないんだ。

 

ハリーポッターの小説で使われる英語は、フォーマルじゃない箇所も多い。

スラングとか、造語とかバキバキに出てきて、秒速でむりぽと感じるはず。

 

「こんな文構造なんて、義務教育の英語の授業で習ってねえぞ?」

 

そう感じる崩れた文体もバシバシ出てくる。

 

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2.語彙が難しい

Amazonでは「9才~12才向け」となっている本書だけど、

 

読んだ人なら、難しい英単語の

オンパレードでビビったはず。

 

たとえば、he said(彼は言った)という表現については、

 

he snickered(彼は忍び笑いをした)

he chortled(彼は嬉しそうに笑った)

 

といった、難しい英単語がsaidの代わりにバンバン出てくるんだ。

 

「笑う」と一口に言っても、鼻で笑うとか、

クスクス笑うとか、ニカっと笑うとか色々あるよな?

これ全部、違った英単語が使われるんだ。

 

その一方で、ビジネス書や英語ニュースのようなフォーマスな読み物だと、

saidの代わりに使われるのは、かなり限定的なんだよな。

 

remark

state

talk

comment

 

こんな感じ。だけど、小説だとこのバリエーションの幅がケタ違いになる。

 

特にヤバいのが「魔法関連の単語」だ。

 

wand 杖

curse 呪い

charm お守り

bewitch 魔法使い

enchantment 魅了

sorcerer 魔術師

spell 魔法

warlock 魔法使い

witchcraft 魔術

 

ハリーポッターのような小説だと、この辺の英単語が出まくるので、

語彙力がない人は秒で撃沈待ったなしだろう。やっぱつれえわ。

 

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3.文化的理解が必須

ハリーポッターの原作はイギリスが舞台なんだ。

ある程度イギリスの文化がないと英語力に関係なく、理解がきつくなる。

 

ハグリッドの言葉は「コクニー」というロンドンの下町言葉を

元に創作されているから、その意味を読み手が推測しなければいけない。

 

これはネイティブには子供でもできることだけど、オレたち純ジャパにはムチャクチャきつい。

 

言うなれば、日本人の萌え文化を理解しないまま、

ネコ耳メイドを見せられてもサッパリ理解できない。それと同じ。

 

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4.長く途中で置いてけぼりのリスク

洋書の小説が難しい理由は、

どれもこれも万里の長城レベルに

「長い」という事情があるんだ。

 

まあ小説なんで当たり前なんだけど、

ハリーポッターのハードカバー版だと、それぞれのページ数は次の通り。

タイトル ページ数
ハリー・ポッターと賢者の石 480
ハリー・ポッターと秘密の部屋 532
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 672
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(上) 568
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(下) 592
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(上) 680
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(下) 724
ハリー・ポッターと謎のプリンス(上) 504
ハリー・ポッターと謎のプリンス(下) 520
ハリー・ポッターと死の秘宝(上) 584
ハリー・ポッターと死の秘宝(下) 568
合計 6,424

 

…やばくね?w

 

忙しい会社員とか、主婦の人が頑張って時間を作って

努力して1日5ページずつ読んだとする。

 

比較的短い「賢者の石」で96日、丸3ヶ月間かかる計算になる。

一番長編の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(下)」は145日、5ヶ月近くだ。ヤベえだろ普通に。

 

3ヶ月とか5ヶ月もかけて読むと、

最初の頃に読んだ展開なんてサハラ砂漠の蜃気楼みたく、

跡形もなく消え去っているだろう。

 

そしてページをめくっても、めくっても延々と続く英文。

1行ごとにほぼ確実に1つは分からない英単語だらけ。

これはゴールまで辿り着く前に挫折しても不思議じゃない。

つか、挫折しない方が異常だろう。

 

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5.理解できない箇所の答え合わせができない

ハリーポッターだと、映画とか日本語バージョンもあるからこれには該当しないんだけど、

それ以外の「日本語化されていない小説」だときつい。

 

なぜって、もしも展開が理解できない

部分があっても、答えを知ることができないんだ。

 

何が何でも、英語力だけで突破しなくちゃいけない。

でも、その英語力が足りない。

はい、詰んだw

 

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洋書の小説を読みこなせる英語力は?

ハリーポッターを含めた洋書の小説をスイスイ快適に読みこなすには、

どのくらいの英語力が必要なのか?

 

ぶっちゃけ、あなたが思っているより、

ずっと高い英語力が必須だと思ってくれ。

 

洋書を読む、という行為に英会話力は不要。

あくまで、リーディングオンリーになるんだけど、

これまでお話した通り子供向けに書かれた

ハリーポッターレベルでも全然簡単じゃないって話。

 

洋書の小説を読みこなすためには、まず当たり前だけど英文法は完璧である必要がある。

それ以上に、崩れた文構造やインフォーマルなものにも柔軟に対応できる読解力が必須。

 

これをするには、少なくともフォーマルな英文を読む上でまったく困らないだけの英語多読力がいるんだ。

だから、海外ニュースを原文でスイスイ読める力がないと、小説は手も足も出ない。

 

そして英単語だけど、最低でも英検2級レベル…いや準1級レベルはほしい。

辞書をあまり使わないで読むには、

7,000-8,000語だと足りないから、TOEICも700点ホルダーでもきついはず。

理想を言えば、1万語はほしいな。

 

実際、オレが小説を読んだ時は、英検1級レベルの英単語はバンバン出てきたぜ?

 

あなたが手に取る洋書にもよるけど、語彙力が不足していると頻繁に辞書を引くことになる。

そうなると、スイスイ読み進めるなんてとうてい無理だろう。

 

「わからない箇所は推測して読もう」

という芸当なんてさらにむりぽ。

 

日本語でも、英語でも書かれている内容を調べずに、推測して意味を理解するには、

ざっくり、書かれている文章の9割以上が理解できる条件が必須なんだ。

それ以下だと、ボンヤリと分かったつもりになっているだけで、

読んでいく先で確実に置いてけぼりになるだろう。

 

このような背伸びして読んでも多読効果は薄いだろうし、

何より頭に意味が入ってこない多読なんて、砂場の砂を数える作業レベルに面白くない。

 

結論、洋書の小説はムズいから初心者は手を出すなって話。

 

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初心者は語彙制限本の小説を読め

おっと、誤解しないでくれ。

 

純ジャパのオレたちにとって、無慈悲で情け容赦ないネイティブ向けの小説はムズいけど、

読みやすい洋書の小説ってのもあるんだ。初心者はこっちを読んでくれ。

 

それが語彙制限本。

こちらはノンネイティブ向けを意識した、分かりやすい英語表現で、語彙も制限されている。

また、多くは原作より短縮化されていて、長すぎずサクッと読める。

これなら、ゴールに辿り着く前に力尽きることなく、読み終えることができるだろう。

 

また、語彙制限本は世界中でベストセラーになったものばかりだから、

日本語訳バージョンも入手可能ときている。

オレ的にオススメなのは、

最初に日本語を読んでおき、後から洋書を読むってワザな。

 

これなら読む途中で、意味合いを見失った不明点も日本語版で確認する、

という答え合わせもできるんだ。

 

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現実的なオススメの英語多読ステップ

おっと誤解しないでくれ。

 

オレは「いつかは英語の小説をスイスイ読みたい!」

というあなたの夢を打ち砕くつもりはない。

 

物事にはステップが必要で、

小学生がいきなりお得意様の接待ができないのと同じだよな?

まずは漢字の書き取りや算数の足し算を覚えるところからやって、

徐々にレベルアップしていけばいいんだ。

 

そう考えると、英語多読のオススメステップは次の通りだ。

 

1.英字新聞・英語ニュース(日本国内)

2.語彙制限本(日本語対訳付き)

3.語彙制限本(日本語対訳なし)

4.1.英字新聞・英語ニュース(海外)

5.for dummiesシリーズ

6.洋書ビジネス書・専門書

7.洋書小説

 

これでいこう。

学習者の目的や英語力にもよって多少前後するかもだけど、

概ねこの順番でいいとオレは思ってる。

詳細は長くなりそうなので、別記事にしたいので気長に待っててくれ。

でき次第、リンクを貼るぜ。

 

まとめると、小説は洋書のビジネス書や専門書より難しい。

 

英語多読力は一朝一夕には身につかないので、

ステップアップしながら、着実に伸ばしていこう。

小説は最後でいいと思うってのがオレの結論。

 

参考になれば幸い。

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