こんにちは!黒坂岳央(くろさか たけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka
※2019年4月15日追記「初心者向けの英字新聞の読み方のコツ」を書きました。参考まで。
↓
私は著書、「中学レベルの僕が「読むだけ勉強法」で英語をペラペラ話せるようになった!」で
「英語力は読むことで力がつきますよ!!」
とツバを飛ばしながら主張をしています。
いわゆる多読ってやつですね!
まさに英語多読は最強!
ほとんどお金をかけずに、すさまじい速度で英語力を高めることができるのです。
英語多読の効果の高さは、私自身が証明になると思っています!
さて、そんな英語多読をする上で
壁となるのは、
「楽しく多読を継続する」
という環境の構築です。
今回は多読をする上での壁と、その乗り越え方についてお話をします!
目次
英語多読は書籍購入費がかさむ
英語多読は1冊洋書を購入して、
それをじっくりと何度も読み直すことで
飛躍的に英語力を高めることができる学習法です。
しかし、当たり前ですが英語多読は書籍購入費がかさみます。
「テメー、上で”英語多読は金がかからんぜ”っていったばかりじゃねーか!」
とケリを入れたくなるのを抑えて、まあ聞いてください。
英語多読は英会話レッスンなどに比べれば、
はるかに少額で済む学習法です。
英会話スクールに通ったり、語学留学にいくと
必要になる出費は英語多読とケタが違いますからね。
でもさすがにタダというわけにはいきません。
あなたが住んでいる街の図書館で、
洋書を探してみてください。
まあその取扱書籍数の少なさに絶望するでしょうね。
図書館に洋書は多読できるほど置いていません。
「なんでそんなこと言い切れるんだお?」
と思ったでしょう?
私は図書館マニアで、23区内の図書館をはしごしまくって
年間300冊くらい本を借りて読んでいましたからね。
図書館を使い倒して住民税の元を取ろうと頑張っていましたから、
図書館についてはちょいと詳しいのです。
で、東京都内の大型図書館で洋書を探し回った結果、
一つたりとも
「うぉー!ここ洋書の蔵書数充実してるじゃーん!」
って思ったところはありませんでした…。
ですので英語多読をする上で本の購入は必須。
買わなければ話ははじまりません。
で、買うとお金がかかるので、
「毎日コツコツ読んでるけど…これ実力ついているのかしら?」
と自信がなくなった時点で止めてしまいます。
留学やスクールはうまいことできていて、
最初にポーンと100万円とか払っちゃうので、
止めたくてもやめられないんですよね…。
英語多読は教材選びが命
そして英語多読の難しいポイントはまだあります。
「自分にあった適切な教材選びが命!」
という点です。
難しく過ぎても手も足も出ませんし、
逆に簡単すぎても無意味!
少し背伸びして、でもちゃんと内容を理解できるものを選ばなければ実力はつかないんですよね…。
「せっかく英語学習に時間をかけるなら、同時にビジネスにも詳しくなっちゃおう!」
そんな欲張りさんがインテリ紙の最高峰・ファイナンシャルタイムズに手を出し、
見事に撃沈した事例を眼の前で見てしまいました。
「なんだお!ファイナンシャル・タイムズのムズさは!何を言っているのかさっぱりわからんお!!」
どうしてもその時の実力で、その人にあった教材を手にとってもらいたいと思うわけです。
でもその教材選びは本当に難しい…。
「よし!アタシも英語多読頑張るぞ!」
と思って簡単すぎ or 難しすぎる教材を選んで、
その結果やる気を失ってしまったら意味がありません…。
週刊英字新聞を読め
さて、私から英語多読に取り組もうと思っているあなたへ
ベストな回答をプレゼントしましょう。
それは週刊英字新聞を読め!というものです。
「新聞ってこれまたクソ難しい提案をしやがって…もうキレる気力もねーわ…」
ってやる気を落とさず、まあ最後まで話を聞いてくださいw
英字新聞のメリットを分かりやすくご紹介しましょう。
関心の高い日本のニュースを取り扱っている
今の時代、新聞って読む人少なくなりましたよね!
私もビジネス雑誌やネットメディアで記事を書く
ジャーナリストの仕事をしている立場ですが、
ぶっちゃけ国内の新聞は購読をしていませんw
でも英語多読をする上では英字新聞はおすすめです。
国内のニュースを取り扱う英字新聞をリーディング教材にしてしまうわけです。
実際、私は長い間、英字新聞を購読してきて、新聞を読むことで英語力を高めてきました。
国内の英字新聞は日本のニュースを取り扱っているのが大きなメリットです。
例えば
Uganda to finalize China loan for new railway by year-end.
(ウガンダは新しい鉄道を敷設するための中国へのローン返済を年末までに終える)
という見出しを見て興味が湧くでしょうか?
「ウガンダってそもそもどこにあったっけ?」
ってなりますよねw(私は結構興味ありますけどねw)
でも国内の英字新聞だとこんな感じです。
↓
The nuclear plant that refuses to die.
(六ヶ所再処理工場の行方)
青森県六ケ所村にある、使用済核燃料の再処理工場問題についての話題です。
これを聞くと難しそうですが、英字新聞を見るとものすごく分かりやすく、
丁寧に解説がされていて、使用済核燃料についての背景知識がなくても
スッと理解できるようになっています。
内容について背景知識がある
日本国内ニュースだから関心が高い
この2つの条件が揃っているので、英字新聞をリーディング素材に使ってもらいたいのです。
英字新聞はとにかく読みやすい
英語の洋書は難易度にかなりばらつきがあります。
「簡単で読みやすいからいいよ」
と勧められるままに買ってみたのがこの本です。
↓
Lord of the Flies(クリックでAmazonページへジャンプします)
ノーベル文学賞を受賞したウィリアム・ゴールディング氏によって書かれた、
1954年に書かれた有名な小説、「蝿の王」の英語原書です。
ノーベル賞ってスゴイじゃないですか?
しかも文学賞!!
日本人では川端康成氏と、大江健三郎氏のたった二人だけしか取れていません。
そんなノーベル文学賞受賞者の書いたありがたすぎる名著が蝿の王です。
あまりにも高尚すぎたのか、
私にはその良さがあまりわかりませんでしたw
(一応最後までちゃんと読んだんだよ!でもね、何が素晴らしいのかはよく分からなかった…)
「あのな…蝿の王が悪いんじゃなくて、悪いのはお前の頭なんやで?」
ってそう言いたいでしょ?
まあそういうなら読んでみてくださいw 英語でねw
結論的に言いたかったのは
どれだけ名著でも、人が勧めるものでも
洋書は読みづらいものが結構多いってことです。
それに引き換え、英字新聞の読みやすさ、分かりやすさは素晴らしいです。
国内のニュースを
中立的に、
分かりやすく、
誤読のないよう、
根拠とデータを示して伝えるメディア
ですからね。
特に英語だと日本人以外も読むことを想定し、
他国の文化や宗教の影響を受けている外国人にも、
日本のニュースを理解できるよう、プロのライターによって書かかれています。
英字新聞は分かりやすい、読みやすいに決まっているんですよね。
「英語学習者には英字新聞は最強のリーディング素材である」
と、私が鼻息荒くオススメする理由をわかってもらえたでしょうか?
週刊英字新聞を購読しろ
ここまで読んでいただいたあなたなら、
英字新聞の素晴らしさについてよく理解できたことでしょう。
「もう御託はいいお!早くオススメのものを教えろ!」
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引用元:Fujisan.co.jpより
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私は購読してはいなかったものの、
この朝日ウイークリーを大学の図書館で読んでいましたね。
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