【レベル別】英語リスニングの科学的な効率勉強法(40代50代初心者)

今回は【レベル別】英語リスニングの科学的な効率勉強法について解説します。実はリスニングは学習者のレベルごとにやるべき勉強法を変える必要があります。この動画では、どのレベルの学習者が具体的にどのようにリスニングの勉強をすれば一番伸びるのか?という話をしていきますので、現在リスニングが伸びずに悩んでいる人はぜひ最後まで見てください。

 

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1章 英語リスニングの勉強で絶対にやってはいけないこと

さて、第1章では英語リスニングの勉強で絶対にやってはいけないことについて解説をします。

年齢、言語能力、才能に関係なく、すべての人に共通する絶対にやってはいけないことなのに、驚くほどたくさんの人がこの間違いをしてしまっています。それはなにか?結論、「理解できないリスニングを続けること」です。うわー、それ毎日聞き流しでやってもうてましたやん。そういう人は真剣に聞いて下さいよ。内容を理解できないままリスニングをしてもその時間は全てムダだと断言します。「いやあさすがにそれは大げさでしょ。少しは効果があるんじゃ…」、いえ、全くのムダです。この話は黒坂個人の感想ではなく、誰にでも、もちろんあなたの身にも起きる脳科学の世界です。この話を聞くと今日以降、無理に背伸びをしてまで難しい英語リスニングを続けることが恐ろしくてできなくなります。ではここからは納得の根拠をお話します。

人間の脳は鼓膜を通じて入ってきた音を「意味のある音」と「意味のない音」に分類します。まるで燃えるゴミと燃えないゴミに分けるのと同じですね。なぜこんな分別をするのか?それはすべてを意味のある音として認識すると、とんでもない情報量になってしまって、脳のエネルギーがいくらあっても足りないからです。脳は省エネが得意なので、なるべくムダなエネルギーを使わないように生きています。たとえば自動車の運転に慣れない内は近所のスーパーまで行くのもヘトヘトになりますが、慣れれば鼻歌をまじりで無意識にベルトを締め、座席調整をし、ミラーの角度をつけて気がつけばスーパーに到着しています。意識でやっていた作業を無意識に全自動で処理をする省エネ機能が脳にはあるんですね。

英語リスニングをすると、当然ですが鼓膜を通じて脳に英語音声が入ってきます。脳は情報を分類する過程で、会話のように本来意味を持っていると期待できるものに対して、内容を理解しようと頑張ります。「んー、なんか難しいのが来たけど頑張ってわかるようにするぞー!」と。でも、英会話のレベルが高いと、英語音声から意味のある情報を読み取れませんよね?脳は内容を理解したいのに分からない。これが交感神経系を刺激して、ストレスホルモンであるコルチゾールが放出されて、強い不快感やストレスになります。はい、ここポイント。脳にとってものすごく嫌なものはストレスです。わかるー、誰にとってもストレスいやだよねえ。でもあなたは英語の勉強のためだと思って、必死に理解できない英語音声を聞き続けます。つまり、英語を伸ばしたいというあなたの気持ちVSストレスを受けたくない脳の壮絶なバトルが始まるわけ。で、脳はとにかくこれ以上ストレスを感じたくないわけですから、「これは意味のない音声」として、電車の音や周囲の喧騒、雑踏の同じようにノイズとして処理して捨ててしまうようになります。残念、気持ちより脳が勝ってしまうんですね。こうなってしまうと英語の音声自体に脳はストレスを感じるようになり、ますます意味を持った理解から遠ざかってしまいます。なので、ながら聞きは意味がないどころか脳にとってストレスを与えて、意味を理解しようという気力を奪い取る恐ろしい行為です。

時々相談をもらうのが「掃除や料理をする途中に耳が暇なので英語の音声を聞き流しにするのは効果がありますか?」というものですが、これも答えは出ています。聞き流しができるならやった方が良いが、そうでないならやめたほうがいい、これが結論ですね。無理に英語音声でなくても、日本語で英語の勉強法を学ぶようにする。そう、この英語多読チャンネルの動画をラジオ代わりに聞いて勉強のモチベーションや勉強法のやり方を再確認するようにしてください、というのが最適解ですね。なんというポジショントーク、でもウソじゃないです冗談抜きで。理解できないのに無理に英語音声を聞き流すより、別に黒坂の多読チャンネルじゃなくてもいいから、日本語で英語の勉強法を学んだり、モチベーションアップになる話を聞いたほうがいいです。

この話に加えて、リスニングが苦手な人が注意するべきことについて解説した過去動画があるのでこちらもあわせて見ておいてください。

【40代/50代初心者】英語リスニングが苦手な人向けの効果的な勉強法

 

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2章 レベル別 英語リスニングの勉強法

さて、では第2章に入ります。ここからはいよいよこの動画の本題、レベル別 英語リスニングの勉強法について解説をしましょう。分量が多いのでサクサクテンポよく進めます。

 

レベル1.超初心者

レベル1は発音の確認です。英単語の音を知るという段階ですね。

黒坂の英語多読メソッドでは、まず速読英単語必修編を使って英単語の暗記からスタートします。このレベル1というのは、今から英単語を暗記をスタートしていこうという段階の人についての話です。

このテキストには英語音声がついているのですが、いきなり英語長文を全文リスニングをしようとしてはいけません。そうではなく、まずは英単語の発音を確認するようにしましょう。たとえばこの単語はなんて発音するのだろう?読み方が分からない。そうした時は電子辞書なり、テキストについてきた音声なりで発音をチェックします。「raise」、なるほどこういう発音をするんだな。まずはこんな感じです。日本語の漢字を覚える時って、読み方がわからないとなかなか覚えられなくないですか?それと同じで、英単語も発音が分からないものは暗記しづらいですし、将来的に英会話をするときやリスニング問題を解く時にわからないと困りますね。なので面倒くさがらずに1つ1つ、分からない英単語は聞こえたままをカタカナでもいいのでメモ書きをしておきましょう。

レベル1の段階ではこれ以上欲張る必要はありません。初心者が背伸びして高速長文英語をリスニングを聞いても、理解できなければノイズとして捨てられるだけですからね。まずは英単語の発音を知ること、これが英単語を覚えていく段階の初心者のノルマと考えましょう。

 

レベル2.初心者

レベル2.は黙読リーディング&リスニングです。黒坂の多読メソッドではまず、テキストを開拓と反復リーディングをして黙読で英語長文を見て意味を思い出すという訓練をします。一通り黙読リーディングをして全体の7割の英単語の内容を頭に入れたら次のレベル2に進みましょう。

このレベル2ではすでに黙読リーディングで7割の単語がすぐわかる状態です。その黙読リーディングができるページを英語リスニングをします。ただし、この時は耳だけで英語を理解しようとせず、テキストを開いて英語を目で見る黙読リーディングをしながら、同時に耳から英語リスニングを聞くというハイブリッドでインプットします。そして英語音声はスロースピードではなく、自然な速度であるナチュラルスピードで流します。これだとやりはじめの頃は英語リスニングがとても速く感じるかもしれませんが、目の前には英語リスニングのスクリプトが活字で見えていますし、この時点で話の内容はかなりの程度頭に入っていますから完全に置いてけぼりということにはなりません。

それでもなかなかついていくのが難しい、と感じる場合は今からいう2つのことを確認してみましょう。1つ目は黙読リーディングの完成度が低い状態で勇み足で始めてしまっているということです。このレベル2の段階でもまだまだ英語を英語のまま理解するのは難しい段階なので、まずは英文で使われている単語が考え込むことなくすぐにポンポン意味がわかる状態を作ってからリスニングをしないとやっぱり、ついていくのはなかなか大変ですね。なのでまずは黙読リーディングの完成度を高めた上で改めて黙読リーディング&リスニングをするようにしましょう。もう1つは黙読リーディング&リスニングをする直前に一度黙読リーディングをしてから始める、ということですね。リスニングは自分で速度調整ができないので、ドンドン進行してしまいます。そこで黙読リーディング&リスニングをやる前に一度、リーディングという予習をしてからやることで始める直前に内容が頭に入った状態でスタートできます。

 

レベル3.準中級者

レベル3はいよいよ、耳だけでリスニングする段階です。ただし、この段階ではすでに十分にリーディングを反復してリスニングする内容を理解している、内容を覚えている部分に限ります。1章の注意点でお話した通り、英語リスニングはとにかく意味が分からない状態で聞いてもその時間はすべて無駄になってしまうので、理解の伴うリスニングであることが必須条件となります。初心者の段階から、耳だけで理解が伴うリスニングをするには事前に内容をしっかり読み込んで英単語も覚えて聞いてわかる素材だけにしましょう。

具体的にどういうシチュエーションが想定されるかというと、たとえば速読英単語のテキストで反復リーディングを重ねて、黙読リーディング&リスニングというレベル2の段階も終えて、最後に耳だけでどこまで理解できるか?というチェックだったり、後は英語ニュースサイトで英文記事をリーディングして内容を理解した後にその記事をリスニングするというものですね。これならちゃんと英語の内容を頭に入れたものを音声で聞くことになりますから、たとえ読み上げ速度が速くてついていくのが難しい箇所でもまったくのお手上げということはなく、リスニング後にスクリプトを見直すことで「ああ、そういっていたのかなるほど」と自分のリスニングの弱点に気づくこともできます。

 

レベル4.中級者

レベル4からはいよいよ、初見でのリスニングがスタートです。初見ですから、事前に英文スクリプトを読んでおく、ということではなくいきなり始めて聞く話をリスニングするということになります。ただし、レベル4ではあくまで1分以内の短文リスニングにしましょう。

具体的なシチュエーションとしては、たとえば英検の出る順パス単の短文とか、NHKラジオ英会話とか、後は英検のリスニングPart1といった本当に短いものだけです。短文の英語リスニングなら、基礎やインプットが十分出来ている人なら、たとえそれが初見でもちゃんと内容についていって理解をすることができます。なんなら、英語リスニングだけで英語力を伸ばすことだってできるようになります。簡単なやり取りなら外国人との英会話も理解を伴ってついていくことができる経験をすることで「自分は英語が着実にできるようになっている」と実感できるレベルですね。

大体、このレベルになるには英検準1級の英作文、面接を除いたインプットの段階が終えているくらいの段階です。中級者レベルくらいですね。

 

レベル5.上級者

レベル5では初見の長文リスニングとなります。初見のリスニングという点ではレベル4と全く同じですが、こちらは長文リスニングです。具体的なシチュエーションでいうと、英検準1級のリスニングパート3。1級のパート3や4です。後は非ネイティブ向けの英語の動画、音声ニュースですね。1分を超えて3分、5分、時には10分を超えるような長い英語リスニングを聞いて理解をしなければいけません。

今言ったシチュエーションはすべて、非ネイティブ向けに作られた英語コンテンツの理解が前提なので、使われている英単語はあまりにも難しすぎるということはないですし、話の内容も論理的でわかりやすい構成になっています。このレベル5のリスニング勉強をする時のコツは聞き終えた後は必ず、英語スクリプトを見て内容の理解度チェックをする、分からない箇所を確実に潰すということを繰り返すことです。レベル5で起こりがちなのは「一応、全体として言っていることは分かったかな」というおぼろげで頼りない理解です。場合によっては英語スクリプトを見直したら、自分が分かっていると思っていた内容がぜんぜん違った理解ということもありえますし、間違った聞き取りをしている箇所がいくつも見つかるということもありえます。とにかく聞きっぱなしで終わり、という状態を作らないことが重要ですね!

 

レベル6.英語ユーザー

最後、レベル6では初見でネイティブ向けリスニングです。レベル5と違って、時にはスラングも混じったり、その国ならではの政治・経済、文化的事情が英語に反映されていて英語レベルは問題なくても、異文化理解力が不足して内容が理解できなかったりと言うことが起こり得ます。特にユーモアについてはかなり難易度が高くて、海外の大学院卒レベルの人で、アカデミック、ビジネスの英語コミュニケーションで何の問題もないのに、現地の人が一斉に爆笑するシーンが理解できない、ということは普通に起きます。

このレベル6の勉強をする時のコツは、英語字幕を表示させることです。レベル6では非英語圏向けのコンテンツではなく、たとえば海外のYouTube発信を見たり、専門分野を英語で学ぶということになりますから、手加減も一切なしです。そこで英語字幕を表示させることで、かなり理解度を高めてくれるのに役立ちます。そして字幕を表示させるからといって、リスニング力が伸び悩むということはないのでそこは安心してください。リスニングをやっても伸びないシチュエーションって何でした?そう、理解が伴わないのに無理に英語を聞く、でしたよね?英語字幕を表示させていると言っても、耳には英語音声が届いているのは間違いないですし、しかもその音声はちゃんと理解できる形で意味を持って脳に届くわけですから脳もストレスを感じない。使えるなら、できるだけ英語字幕を表示させてしっかり理解できる状態で楽しみながら、英語リスニングを継続する方が、無理に背伸びをして耳だけを頼りに頑張るより続けやすいと思うんですよね。

 

さて今回は以上となります。英語リスニングは英語学習者のレベル別にやるべき勉強法が違ってきますので、どの段階でも必ず「理解できる状態でリスニングをする」ということを意識して取り組むようにしてください。

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