【2024年2月改訂版】初心者レベル向け 速読英熟語を独学で効率的に暗記できる勉強法のロードマップ完全解説

今回は2024年2月に改訂版が出た速読英熟語を独学で勉強法するロードマップ完全解説としてお届けする。このテキストは2月26日に店頭販売開始なんだけど、先日なんと出版元のZ会さんからブログにメールを受け取って発売日前に先日国際貨物で献本してもらうことになった。担当者様、ありがとうございます!いつも自分がやってるアメリカの国防総省に手を回して極秘ルートでフライングゲットする手間が省けたという格好だ。

今回は速読英単語を動画化すること、その際は忖度なしの本音全開でブチ切れてもいいという事前に許可をもらっている。だからこれは企業案件動画じゃない。発売日前に無料でテキストをもらった立場なのに、恩を忘れた明智光秀に変身してココイチの10辛カレーの容赦ない辛口解説していく。今回の動画は次の内容でお届けする。

1章 【変更点】2024年改訂版 速読英熟語の3つの進化
 1.英語音声CDが消えてダウンロード可能に
 2.No.51以降の短文例文集が英語長文に
 3.不自然な英文が読みやすくなった
2章 速読英熟語の勉強法完全解説
 1.開拓
 2.反復リーディング
 3.付箋貼り
 4.リーディング&リスニング
 5.シャドウイング
3章 速読英熟語が他のテキストより優れている点
 1.長文の中で効率的に英熟語を暗記できる
 2.英語音声で耳からの暗記とリスニング対策に
 3.興味深い論理的な内容

ではいく。

 

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1章 【変更点】2024年改訂版 速読英熟語の3つの進化

さて、第1章では2000度版からどのように進化したのか?について解説していく。窓のサッシのホコリを探す鬼姑になったつもりで粗捜しを頑張ったけど、あいにく進化しかなかった。なんやねんそれ。正直、世にある英熟語テキストで一番好きで一番おすすめしたい。ではその3つの進化を解説していこう。

 

1.英語音声CDが消えてダウンロード可能に

1つ目は英語音声CDが消えてダウンロード可能になったこと。2000度版テキストが出た時代は今と違って馬車で移動する時代だったので、英語音声はCDを使うしかなかった。だけど今やスマホは全員持ってるけどPCはもってない時代なので、CDを聞くという行為がクソハードルが高いと言わざるを得なかった。視聴者の中にはCDプレーヤーをメルカリで買って対応した人もいる。でも2024年度版は英語音声をQRコードを読み取ってダウンロードできるようになった。これでスマホしか持っていなかった学習者も気軽に繰り返し英語音声を聞いて勉強することができるようになった。

 

2.No.51以降の短文例文集が英語長文に

2つ目はNo.51以降の短文例文集が英語長文になったこと。旧速読英熟語は1から50までは英語長文が収録されていたんだけど、51から60はいきなり短文の例文集が続くようになった。英熟語だけではなく、構文とか文法の内容も盛り込まれていてこれが学習者の混乱の元になっていた。自然な英語長文の文脈を通じて内容を暗記する、という速読英単語シリーズのコンセプトからも外れていたんじゃないかと思ってた。でも今回2024年度版はそこはしっかりと改善されていて最初から最後まで英語長文を通じて英熟語を暗記できるように変化していたのですごくいい。

 

3.不自然な英文が読みやすくなった

3つ目は不自然な英文が読みやすくなった。正直、旧速読英熟語の英語長文はページによっては、かなりクセの強い英文が収録されていた。犬にチョコレートをあげて家を追い出された変人とか、20年以上前に書かれて今とは感覚が大きくズレた高齢化社会問題を取り上げていたりで正直、「ん?」と引っかかる内容もゼロではなかった。でも今回のテキストは70の英語長文と4つの4コマが収録されているけど、英語ネイティブが新たにゼロから書き起こした自然な英文になっているので非常に読みやすく、内容も頭に入りやすい。旧速読英熟語は「ちょっと何言ってるかわからない」とサンドイッチマンさんもいっており、過去の視聴者からも「黒坂さん!速読英熟語テキストの構成としては素晴らしいけど、ヘンテコな内容が気になって頭に入りません」と言われたこともある。今回の新バージョンでは繊細さんにも違和感なく読める内容にアップデートされてる。

 

ここまでの話を2秒でまとめると「進化しかないからリボ払い100万回してでも迷わず2024年度版買え」ってこと。では次いこう。

 

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2章 速読英熟語の勉強法完全解説

では次は2章、速読英熟語の勉強法完全解説をしていく。ここからの話がこの動画で一番重要になるのでぜひ最後まで見てくれ。速読英単語シリーズで解説済の方法ですでに知っている人もいるかもしれないけど、勉強法の復習がてらもう一度ここで確認しておこう。結論、この速読英熟語を最大限、効果的、効率的に頭に入れるためには次の5ステップで取り組むのがおすすめだ。

 

1.開拓

2.反復リーディング

3.付箋貼り

4.リーディング&リスニング

5.シャドウイング

 

ではいく。

 

1.開拓

まずは開拓だ。この書籍は1ページ目の左側に英語本文、2ページ目の右側に日本語訳、3-4ページは英熟語の解説という構成になっている。まずは「開拓」。買ったばかりの新品のテキストに、書き込みをして使いやすいようにカスタマイズしましょうということ。赤太字の箇所は英熟語の意味が掲載されているけど、特にピックアップされていない細黒字の部分の分からない英単語と英熟語、テキスト右側の日本語訳ページの余白に書いておく。これをすることで辞書なしでテキスト1冊あれば、どこでも勉強できる状態を作る。右側ページを見ればすぐに答えがわかるのでおすすめ。

 

2.反復リーディング

次に反復リーディング。開拓が終わったら後は反復で何度も読む。その際、読み方としては英単語を見て、日本語の意味を思い出す。思い出せなかったらすぐに右側ページの日本語の答えを見る、ということを繰り返すやり方。たとえばwhat is~likeは~はどうなっているのか?~ってどんな感じ?という意味になる。英熟語だけでなく英単語も暗記をする。その次のinsideは内部、your brain、brainは脳みそ。こんな感じ。

1単語、1熟語を見て日本語の意味を思い出すのにかける時間はMAXで10秒間。それ以上時間をかけずにとにかくスピーディーに読んでいく。こうすることで短期間に何度も同じ英文にアタックすることができる。人間の脳は繰り返し入力される情報に対して「これは重要な情報」というタグをつける。それを活用して、とにかくスピーディーに反復でリーディングする。

これはエビングハウスの忘却曲線という図なんだけど、一度暗記した内容を時間を置いて再度インプットすると思い出せる。忘れる→思い出す。これを繰り返すと徐々に内容がしっかり暗記できて知識として定着する。だからよく「一度暗記したことを忘れてショック」という人がいるがおかしな話で、勉強はして知識をつける過程で忘れることを前提に戦略を組むのが普通。忘れてもまた思い出せばいい。しかも忘れたと本人はいってるけど、100%完全に消滅することはなくて、記憶の核というか小さな粒が残る。反復する過程で徐々にその粒を雪だるま式に大きく太らせていけばいい。

 

3.付箋貼り

3つ目は付箋貼り。反復リーディングをする過程で知識として定着したところとそうでないところにわかれてくる。ひたすらNO.1から全章繰り返すのは効率が悪いので、1つの長文の中で覚えていない英単語、英熟語が5個以内になった長文は合格とし、それ以外の覚えていない単語と熟語が多いページには付箋を貼っていこう。全ページ同じことをして、付箋を立てることができれば今度はその付箋が立っているページだけ反復する。こうすることで暗記度が低いページだけを集中的に反復できるから効率的になる。内容の暗記が進んで覚えてない単語と熟語が5個以内になったらそのページは付箋を取る。全ページ付箋が取れたら次へ進もう。

 

4.リーディング&リスニング

4つ目は反復リーディングをして、半分以上英単語を暗記できた章については、英語音声を使ってリスニングをする。その際、テキストを開いて目で英文を追いながら耳からリスニングをする。音声の読み上げ速度はスロースピードとナチュラルスピードの2種類があるけど、ナチュラルスピード一択。理由はスローで始めてしまうと今度はナチュラルに切り替えるタイミングを図らないといけないという新たな判断、決断が必要になるし、繰り返しリスニングすれば速度に慣れてついていける。だから最初からナチュラルでやるのがよく、どうしても聞き取りが難しい箇所だけスローを使うのがおすすめ。で、反復リーディングのやりこみが足りない場合はリスニングをする際の英語音声が速すぎて置いてけぼり状態になったりする。その場合は最初に英文を黙読で普通にリーディング。その後にリーディング&リスニングをすればいい。多くの学習者がイメージするところの耳だけでリスニングはやらなくていい。こちらの過去動画で解説した通り、英語はまずはリーディングありき。リーディングができなければリスニングは絶対にできない。初心者の段階ではリーディングがおぼつかないので、むりにリスニングができる状態を目指すと逆に遠回りになる。だからあくまでリーディング&リスニングという考え方を持とう。

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これで目で覚えた英単語を耳からリスニングをすることで暗記の定着になることと、正しい発音の勉強になる。さらにリスニング対策にもなるのでメリットが多い。

 

5.シャドウイング

最後にシャドウイング。ここまでできれば理想的ではあるものの、シャドウイングはかなり難易度が高くて初心者は英語を発音する口の筋肉が育っていなかったり、リスニングの完成度がまだまだ低かったりすることが多いのでここから先はやりこめば行けそうと感じる人だけでいい。これはやってもついていけなさそうだとか、口だけ動いてるけど肝心の内容が頭にぜんぜん入ってきてないと思うならやめた方がいい。なぜなら英語の勉強は「内容の理解できることを反復することで知識に定着化する」という前提があるから。この前提ルールを無視してろくに意味を介さずに英語をスピーキング訓練をしても何の効果もなく時間の無駄になるのでここは気をつけてほしい。たまに英会話ができるようになりたい焦る気持ちが強すぎて実りのない努力をやらかしてしま人がいる。そこを踏まえて頑張ればシャドウイングできる人向けに一応やり方を解説する。4でリスニングの完成度を高めたら、最後の仕上げにシャドウイングをする。シャドウイングには段階があっていきなりテキストを見ず、耳から聞こえてきた英語音声をシャドウイングするということは初心者にはできない。なので、まずは「.(ピリオド)」までで短く区切りながら練習するのがおすすめ。ピリオドで区切って一文単位でスイスイスピーキングできる状態ができたら全体を通してやることでスムーズなシャドウイングの完成になる。

 

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3章 速読英熟語が他のテキストより優れている点

さて最後に第3章では、速読英熟語が他の英熟語テキスト比べて優れている点について解説したい。結論次の3つがある。

1.長文の中で効率的に英熟語を暗記できる

2.英語音声で耳からの暗記とリスニング対策に

3.興味深い論理的な内容

ではいく。

 

1.長文の中で効率的に英熟語を暗記できる

まず、1つ目は英語の長文の中で英単語と英熟語を暗記できるというメリットがある。他社の英熟語テキストにはひたすら英熟語と日本語の意味だけが列挙されているものや、例文がついていても短文過ぎるものもある。英語講師によっては「短文の方が使いやすい」という人もいるけど、黒坂個人的に長文英語の文脈を通じて英単語、英熟語を覚えるべきだと考えてる。これは過去動画でも解説したことがあるけど、人間の脳は大人になるとエピソード記憶といって子供のように力技で単純記憶することができなくなる。「いい国作ろう鎌倉幕府」「apple=りんご」のように無味乾燥な機械的な暗記は、子供は得意だけど、思春期を過ぎた大人の脳には入りづらくなる。その一方で文脈を通じた記憶は印象に残りやすく、記憶に定着しやすい。「For Americans, apple pie is a taste of mother’s cooking.(アメリカ人にとって、アップルパイはおふくろの味だ。)」の方が覚えやすいはず。また、「apple=りんご」だけでなく「taste of mother’s cooking=おふくろの味」なども自然に覚える。文脈を通じて覚えた記憶は長期的に保存されるようになるので、文脈や論理的な内容から暗記をするのが得意になるという脳科学の観点から脳の特性を活かして英文を通じて暗記をするべき。その意味でこの英熟語テキストは正しく大人の脳にマッチした作りになっていてしっかり暗記しやすい。

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2.英語音声で耳からの暗記とリスニング対策に

速読英熟語は、英文を読み上げる音声がある。リーディングを繰り返して内容を頭に入れた後は、音声を聞くことで英単語、英熟語の暗記やリスニング対策になる。その逆に目でリーディングするだけだと、「この英単語、英熟語はどう発音するのかな?」ということがはっきりわからないから覚えづらい。読み方がわからない漢字より、正しい読み方を知っている漢字の方が覚えやすい、というのと同じで英熟語の暗記をする上で正しい発音を理解しておくことは大事だけど、このテキストにはしっかりついてきている。

 

3.興味深い論理的な内容

3つ目のメリットとしては、内容が興味深いこと。「短期記憶と長期記憶」「先進国でも増加する貧困問題」など、知的好奇心を満たしてくれ、印象的で記憶に残りやすい英文が収録されている。

 

今回は以上だ。速読英熟語は超絶進化を遂げたことで自分が知る限り、英熟語を勉強する和書としては国内最高峰のテキストになったと思ってる。Z会さんからは「動画の中ではテキストについて本当に本音で言ってもらって大丈夫」と言われていたので、ビシビシ厳しくしばきまわすつもりだったけど、いざ見てみるとツッコミどころがほぼなく最高のテキストでしたというオチになった。

 

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