速読英単語シリーズ・正しい使い方と勉強法を完全解説/中学版/入門編/必修編/上級編

「速読英単語シリーズは4つもバージョンがあってどれを買えばいい?」

「おすすめしない、という声もあるけど大丈夫?」

 

この速読英単語シリーズに対して色んな声があるけど、数ある英単語帳の中で最もおすすめしたいと思ってる。その理由を一言で言うと「とにかく学習効率が良いから」。速読英熟語というテキストを併用して上手に使えば2ヶ月程度で4,000語ほど暗記できる。この4,000語という英単語力を具体的にいうと大学受験レベル、英検2級合格、TOEIC500点くらい。それをわずかな期間で取得できるだけのポテンシャルがこの書籍にはある。また、語彙力アップだけでなく、リスニング力やリーディング力にもつながるのでその点でもおすすめ。なぜそうなるか?についてはこの記事で詳しく語っていく。

 

あなたがこの記事を見るメリットとしては、4つもあるシリーズの中でどれを買えばいいか?という明確な答えがわかるだけでなく、この書籍のポテンシャルを最大限引き出す正しい使い方がわかる。それと同時に、「おすすめしない」という世間で言われている意見に対する正しい理解もできるようになる。正直、少し長いけど、あなたは貴重な時間をかけて読む価値は絶対にあるので、ぜひ最後まで見てくれ。

 

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1.「中学版/入門編/必修編/上級編」を解説・買うべきはどれ?

このシリーズは4冊あって、最初に結論をいうと「必修編」1冊だけでいい。ここからはその理由を解説していく。まずはそれぞれのスペックを調べたので見ていこう。

 

中学版:約2,300語

入門編:約2,400語

必修編:約3,100語

上級編:約2,200語

※見出し語・関連語・派生語の合計

 

「中学版と入門編は何が違う?」「どっちを買えばいい?」という疑問もよく見る。結論としては「両方不要」。

 

中学版は、中1レベルから公立高校入試レベルの長文が収録され、入門編は一段上の難関私立高校レベルから共通テストレベルの長文が収録されている。収録されている英単語の半数がかぶっており、まず「両方買って使う」ということは非効率になる。そして、購入の最終目的が「大学受験」「英会話力アップ」「TOEICや英検対策」ということであれば、最初から必修編を買えばよく、「中学版→入門編→必修編→上級編」という具合に必ずしも1つずつステップを踏む必要はない。

 

必修編は個人的に最もおすすめの一冊で、何ならこの1冊だけでいいと思う。理由は初心者の英語学習者が絶対に覚えておくべき、コア中のコアの英単語が収録されているから。この1冊と速読英熟語を使って英熟語を覚え、後は英文法をマスターすることで大学受験レベル、英検2級合格、TOEIC500点くらいになって、初心者を卒業できる。英単語帳はあれこれたくさん買って読み散らかすより、1冊買ってボロボロになるまでやり込んだ方がいい。そのため、購入する英単語帳はできるだけよく使う英単語が収録されている「網羅性」が重要になるので、その点でもこの1冊が最もいい。

 

そして上級編は東大早慶上智など難関大学受験者については、必ず極めておきたい一冊。ただし、英語の勉強の目的が「英会話力アップ」「TOEICや英検対策」という人であれば、この上級編は不要。速読英単語必修編が終わった人が次に手にとるべき単語帳は、英検準1級の文で覚える単熟語がおすすめ。上級編の収録内容は明らかに必修編より難しくなるため、使用するタイミングとしては「必修編→上級編」という流れがベスト。

 

次の章ではこの英単語のメリットがなにか?について解説する。

 

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2.他の英単語帳より優れた速読英単語のメリット

この英単語帳の優れた点としては、「長文の中で英単語を暗記できる」「音声CDを使ってリスニング対策になる」「興味深い論理的な内容」という3つのメリットがある。ここから深掘りしてそれぞれ解説する。

 

2-1.長文の中で英単語を暗記できる

まず、1つ目は英語の長文の中で英単語を暗記できるというメリットがある。その他の英単語帳の中にはひたすら英単語と日本語の意味だけが列挙されているものや、例文がついていても短文過ぎるものもある。英語講師によっては「短文の方が使いやすい」という人もいるけど、黒坂個人的に長文英語の文脈を通じて英単語を覚えるべきだと思う。

 

「いい国作ろう鎌倉幕府」「apple=りんご」のように無味乾燥な機械的な暗記は、子供は得意。だけど思春期を過ぎた大人の脳には入りづらくなる。その一方で文脈を通じた記憶は印象に残りやすく、記憶に定着しやすい。「For Americans, apple pie is a taste of mother’s cooking.(アメリカ人にとって、アップルパイはおふくろの味だ。)」の方が覚えやすいはず。また、「apple=りんご」だけでなく「taste of mother’s cooking=おふくろの味」なども自然に覚える。文脈を通じて覚えた記憶は長期的に保存されるようになるので、脳の特性を活かして英文を通じて暗記をするべき。

 

2-2.音声CDを使ってリスニング対策になる

速読英単語シリーズには、英文を読み上げる音声がある。リーディングを繰り返して内容を頭に入れた後は、音声を聞くことで英単語の暗記やリスニング対策になる。昔はCDが別売りだったが、2022年3月に発売された、「速読英単語 必修編 改訂第7版増補版」はテキストだけ買えば音源も手に入るのでコスパがいい。

 

2-3.興味深い論理的な内容

3つ目のメリットとしては、内容が興味深いこと。「ネコの習性」「読書の重要性」など、知的好奇心を満たしてくれ、印象的で記憶に残りやすい英文が収録されている。

 

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3.最も効果的な使い方

このシリーズを最も効果的に使う勉強法は「開拓」と「反復リーディング」。それが終わったら「リスニング」を経て「シャドウイング」をすることで完全マスターできる。この章では具体的に解説する。

 

この書籍は1ページ目の左側に英語本文、2ページ目の右側に日本語訳、3-4ページは英単語のピックアップという構成になっている。まずは「開拓」。買ったばかりの新品のテキストに、書き込みをして使いやすいようにカスタマイズしましょうということ。赤太字の箇所は英単語の意味が掲載されているけど、特にピックアップされていない細黒字の部分の分からない単語も、テキスト右側の日本語訳ページの余白に書いておく。これをすることで辞書なしでテキスト1冊あれば、どこでも勉強できる状態を作る。右側ページを見ればすぐに答えがわかるのでおすすめ。

 

次に反復リーディング。開拓が終わったら後は反復で何度も読む。その際、読み方としては英単語を見て、日本語の意味を思い出す。思い出せなかったらすぐに右側ページの日本語の答えを見る、ということを繰り返すやり方。1単語に使う時間はMAXで10秒間。それ以上時間をかけずにとにかくスピーディーに読んでいく。こうすることで短期間に何度も同じ英文にアタックすることができる。人間の脳は繰り返し入力される情報に対して「これは重要な情報」というタグをつける。それを活用して、とにかくスピーディーに反復でリーディングする。

 

3つ目は反復リーディングをして、半分以上英単語を暗記できた章については、音声CDを使ってリスニングをする。その際、テキストを開いて目で英文を追いながら耳からリスニングをする。これで目で覚えた英単語を耳からリスニングをすることで暗記の定着になることと、正しい発音の勉強になる。さらにリスニング対策にもなるのでメリットが多い。

 

リスニングの完成度を高めたら、最後の仕上げにシャドウイングをする。シャドウイングには段階があっていきなりテキストを見ず、耳から聞こえてきた英語音声をシャドウイングするということは初心者にはできない。なので、まずは「.(ピリオド)」までで短く区切りながら練習するのがおすすめ。

【初心者向け】英会話への効果も高い「シャドウイング」にするための正しい学習法を教える

 

この動画の時間の制約上、ざっと表面的な解説になってしまったがより詳しく解説する別記事を見るのがおすすめ。かなりの長編だけど、英単語力ゼロの完全初心者から、6冊の英単語帳を使って1万語以上の語彙力にするための全過程を解説した。時間に余裕がある人は必ず見ておいてほしい。英語スクールでは何万円も支払って教わるような内容が無料で見られるので、かける時間以上の価値があると断言する。

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4.速読英単語シリーズは「おすすめしない」という意見

ネット上には、速読英単語シリーズは「おすすめしない」という意見がある。これを検証する。いくつか意見を見たけど、要約するとこれ。

 

「英単語を全然知らない英語学習者には向かない。ほぼ語彙力がゼロに近い人が、長文を通じて英単語を覚えるのは現実的ではない。さらにこれを読むには英文法力も必要。やはり1つずつ中学レベルの簡単な英単語を覚えるところからスタートするべき」。

 

まず、語彙力ゼロの状態では分からない単語だらけというのは、どの英単語帳を使う上でも全く同じ。かといって「apple=りんご」みたいに機械的でゴリ押しな暗記法は思春期を過ぎた人には脳の構造的に難しい。だから黒坂は「最初に開拓をしよう」と伝えたい。テキスト内に分からない単語の意味を予め余白に書いておき、復習の際にすぐ見ることができるようにカスタマイズしておくことでこの問題は解決する。

 

次に英文法力が必要だという意見について。結論としてこのテキストは「英単語を覚える」という目的に割り切って使用するべき。理想的には一言一句完璧に理解し、文構造もわかった上で読めればいいと思う。だけど日本人の英語学習者は「理想的にやろう」と思うからこそ、ほとんどの人が挫折する。「英単語が大事」「文構造理解も大事」「英文法はさらに大事」と言い始めるから、結局全部を手に入れる前に力尽きる。だから、英単語の暗記以外の目的はアッサリ捨ててしまい、まずはこのテキストで英単語を暗記する。英文法はその後に勉強することで、後からわかる状態を作ることをおすすめしたい。

 

よく言われるのが「人を選ぶ」「合う合わないがある」という意見だけど、個人的には好みの問題ではなく、このテキストの特性をちゃんと理解して力のつく勉強法ができているかどうか?に尽きると思ってる。

 

今回は以上だ。少しでも参考になれば幸い。

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