【2025年3月発売】初心者レベル向け 速読英単語改訂第8版を独学で効率的に暗記できる勉強法のロードマップ完全解説

今回は2025年3月に改訂版が出た、「速読英単語 必修編 改訂第8版」を独学で勉強法するロードマップ完全解説としてお届けします。

このテキストは3月1日に店頭販売開始なんですが、国連と米軍に圧力をかけることで、出版元のZ会さん献本頂いてフライングゲットする格好になりました。

そして今回の動画化にあたって、その際は「弊社に忖度はいりません。動画公開前のチェックもなくてOK。ぜひ、黒坂さんの本音丸出しの全力斬りをブチかましてください」と事前に許可をもらっています。だからこれは企業案件動画ではありません。発売日前に無料でテキストをもらった立場なのに、恩知らずレベル99の明智光秀スタイルでしっかり辛口解説していきます。

1章では今回の新改定で何が変わったか?本書の特徴を解説します。2章では独学勉強法を解説します。そして3章では本書が他の英単語帳と比べて優れている点について解説をします。では始めましょう。

 

*リンクはAmazonアソシエイツ

>>>速読英単語 必修編 改訂第8版(Z会)

 

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1章 【変更点】速読英単語 必修編 改訂第8版の3つの進化

さて、第1章では2022年発売の改訂第7版増補版からどのように進化したのか?について解説していきます。まるで窓のサッシのホコリを探す、鬼姑になったつもりで粗捜しを頑張りましたが、あいにく進化しかありませんでした。なんやねんそれ。忖度無しで世にある英熟語テキストで一番好き、一番おすすめしたいと思います。ではその3つの進化を解説していきましょう。

 

1.頻出単語を重点的に収録

速読英単語 必修編の進化1つ目は、頻出単語を重点的に収録したこと。

前回の改訂第7版増補版のテキストでは、近年の入試問題、約660万語を徹底分析して収録して作られました。一方、本書は過去20年分の大学入試問題1,000万語に加えて、各種データベースを徹底分析。より広範囲のデータを分析して、英単語の重要度の高いものを中心に収録されています。もちろん大学入試問題だけでなく、ビジネス英語、英検、TOEIC対策にも通じる「重要度の高い英単語の収録がされた」と考えて差し支えありません。

今の話だけ聞くと「はぁ?本当かよ? 大学入試問題に使われる英語を勉強して本当にビジネス英語や資格英語、実用的な英語で役に立つの?」と疑問に思う人もいると思います。そこでここからは大学入試問題の英単語がどのような基準で選ばれているかをお話しましょう。

日本の英語の大学入試で使われる単語は、新聞、雑誌、学術論文、日常会話などで使用頻度の高い単語が重視されます。加えて、欧州共通参照枠(CEFR: Common European Framework of Reference for Languages)を意識した単語選定が行われています。そこではA1からC2までのレベルに分けられ、大学入試では主にB1(中級)〜B2(中上級)の単語が含まれることが一般的です。さらに、文部科学省が定める中学校・高校の学習指導要領に沿った単語が出題され、これには英検やTOEIC、海外大学留学や仕事など使用頻度が高く、実用的な英単語が選ばれるようになっています。

論より証拠で、速読英単語や英熟語を使って英単語や英熟語を覚えた後、英検やTOEICスコアに反映され、仕事でも日常的によく使うことは英語ユーザーなら誰もが肌感覚でわかるはずです。

なので、大学入試で頻出、重要度の高い英単語を身につけることは、直接大学受験をする人でなくても英語力を身に着けたいすべての日本人に役に立つと断言できます。

本書ではより重要度、頻出度の高い単語が選ばれ、どの単語がどのくらい優先度が高いか?も取り上げられるようになりました。この重要度の重み付けの違いが見える化したことで、「特にどの英単語を集中して暗記するべきか」がわかるようになったので断然勉強しやすくなったというわけですね。

 

2.アメリカ英語、イギリス英語の同時収録

速読英単語 必修編の進化2つ目は、アメリカ英語、イギリス英語の同時収録です。

昨今、共通テスト、英検、TOEICではアメリカ英語だけでなく、イギリス英語も使われるようになっています。リスニング対策として、両方の英語リスニングに慣れておいたほうがいい場面が増えたわけですね。ところが、世の中にある英語テキストの多くはアメリカ英語が中心で、中には両方収録されているものがあってもページによってバラバラでした。1章はアメリカ英語、2章はイギリス英語、みたいな感じです。

ところが、本書は同時収録ですから、すべてのページでアメリカ英語、イギリス英語両方を聞くことができます。これにより、たとえばアメリカ英語リスニングに慣れたら、次はイギリス英語に慣れる、みたいな使い方ができます。こういうテキストはなかなかないですね。

 

3.新たに46英文が刷新された

速読英単語 必修編の進化3つ目は、新たに46英文が刷新された。

1つ目の進化で話した通り、本書はより重要度、頻出度の高い英単語を中心に収録されて作らえたテキストです。そのため、前回の改訂第7版増補版のテキストから新たに46英文がリメイクされました。英語はプログラミング言語と違って自然言語なので、そうそう言葉が変わることはありません。ですが、自然言語と言っても時代の変化で使わなくなる死語もありますし、逆に使うようになった言葉もあります。

たとえば、「カウチポテト (couch potato)」という英語は、完全に死語とまでは言えませんが、昔ほど頻繁に使う人はいなくなりました。この英語フレーズは1970年代から1980年代にかけて広まったもので、ハナホジしながらソファに寝そべりながらテレビを見てばかりいる人を指す言葉として親しまれていました。しかし、今はダラダラ動画視聴をするのは、タブレットやスマホも登場しており、必ずしもソファでテレビ視聴をする人は減っています。

それから流行りの言葉としては、Binge-watchingというもので、いわゆる「動画の一気見」。ネットフリックスなどストリーミングサービスの普及に伴って使うようになりました。スマホを使った自撮りを意味するselfieも同じで、日本語でも自撮り棒をセルフィー棒といったりしますね。

このように言葉は生き物なので、死語や重要度の低い英単語が消える入れ替わりが起きます。まあ一言でいうと「新しくなった」ということですね。具体的にいうと本書テキストには

ジェンダー問題
フェイクニュース
デジタル緑化活動
人間とAIの未来

といった令和の今、課題になっているテーマが収録されています。

 

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2章 速読英単語 必修編 改訂第8版の勉強法完全解説

では次は2章、速読英単語 必修編 改訂第8版を使った勉強法完全解説をしていきます。ここからの話がこの動画で一番重要になるのでぜひ最後まで見てください。速読英単語シリーズで解説済の方法ですでに知っている人もいるかもしれませんが、勉強法の復習がてらもう一度ここで確認しておきましょう。結論、この速読英熟語を最大限、効果的、効率的に頭に入れるためには次の5ステップで取り組むのがおすすめです。

 

1.開拓

2.反復リーディング

3.付箋貼り

4.リーディング&リスニング

5.シャドウイング

 

ではいく。

 

1.開拓

まずは開拓です。この書籍は1ページ目の左側に英語本文、2ページ目の右側に日本語訳、3-4ページは英熟語の解説という構成になっています。まずは「開拓」。買ったばかりの新品のテキストに、書き込みをして使いやすいようにカスタマイズしましょうということです。赤太字の箇所は英熟語の意味が掲載されていますが、特にピックアップされていない細黒字の部分の分からない英単語と英熟語、テキスト右側の日本語訳ページの余白に書いておきます。これをすることで辞書なしでテキスト1冊あれば、どこでも勉強できる状態を作ることができます。右側ページを見ればすぐに答えがわかるのでおすすめです。

 

2.反復リーディング

次に反復リーディング。開拓が終わったら後は反復で何度も読みます。その際、読み方としては英単語を見て、日本語の意味を思い出す。思い出せなかったらすぐに右側ページの日本語の答えを見る、ということを繰り返すやり方です。たとえばCan we create a waste-free sciety?という一行目の英文はcan できる we 私達は create 作る waste ゴミ、ムダみたいに一つずつ確認します。英単語だけでなく英熟語も暗記をしましょう。

1単語、1熟語を見て日本語の意味を思い出すのにかける時間はMAXで10秒間。それ以上時間をかけずにとにかくスピーディーに読んでいきます。こうすることで短期間に何度も同じ英文にアタックすることができます。人間の脳は繰り返し入力される情報に対して「これは重要な情報」というタグをつけます。それを活用して、とにかくスピーディーに反復でリーディングするわけですね。

これはエビングハウスの忘却曲線という図なんですが、一度暗記した内容を時間を置いて再度インプットすると思い出せます。忘れる→思い出す。これを繰り返すと徐々に内容がしっかり暗記できて知識として定着します。だからよく「一度暗記したことを忘れてショック」という人がいるがおかしな話で、勉強はして知識をつける過程で忘れることを前提に戦略を組むのが普通です。忘れてもまた思い出せばいい。しかも忘れたと本人はいっていますが、100%完全に消滅することはなくて、記憶の核というか小さな粒が残ります。反復する過程で徐々にその粒を雪だるま式に大きく太らせていけばいいのです。

 

3.付箋貼り

3つ目は付箋貼り。反復リーディングをする過程で知識として定着したところとそうでないところにわかれてきます。ひたすらNO.1から全章繰り返すのは効率が悪いので、1つの長文の中で覚えていない英単語、英熟語が5個以内になった長文は合格とし、それ以外の覚えていない単語と熟語が多いページには付箋を貼っていきましょう。全ページ同じことをして、付箋を立てることができれば今度はその付箋が立っているページだけ反復します。こうすることで暗記度が低いページだけを集中的に反復できるから効率的になります。内容の暗記が進んで覚えてない単語と熟語が5個以内になったらそのページは付箋を取ります。全ページ付箋が取れたら次へ進みましょう。

 

4.リーディング&リスニング

4つ目は反復リーディングをして、半分以上英単語を暗記できた章については、英語音声を使ってリスニングをします。その際、テキストを開いて目で英文を追いながら耳からリスニングをします。音声の読み上げ速度はスロースピードとナチュラルスピードの2種類がありますが、ナチュラルスピード一択。理由はスローで始めてしまうと今度はナチュラルに切り替えるタイミングを図らないといけないという新たな判断、決断が必要になるし、繰り返しリスニングすれば速度に慣れてついていけるからです。

だから最初からナチュラルでやるのがよく、どうしても聞き取りが難しい箇所だけスローを使うのがおすすめです。で、反復リーディングのやりこみが足りない場合はリスニングをする際の英語音声が速すぎて置いてけぼり状態になったりします。その場合は最初に英文を黙読で普通にリーディング。その後にリーディング&リスニングをすればいいでしょう。多くの学習者がイメージするところの耳だけでリスニングはやらなくてOKです。

こちらの過去動画で解説した通り、英語はまずはリーディングありき。リーディングができなければリスニングは絶対にできません。初心者の段階ではリーディングがおぼつかないので、むりにリスニングができる状態を目指すと逆に遠回りになります。だからあくまでリーディング&リスニングという考え方を持ちましょう。

【最も効率的】英語4技能「読む/聞く/書く/話す」の正しい勉強の順番(リーディング/リスニング/ライティング/スピーキング)

これで目で覚えた英単語を耳からリスニングをすることで暗記の定着になることと、正しい発音の勉強になります。さらにリスニング対策にもなるのでメリットが多いです。

 

5.シャドウイング

最後にシャドウイング。ここまでできれば理想的ではあるものの、シャドウイングはかなり難易度が高くて初心者は英語を発音する口の筋肉が育っていなかったり、リスニングの完成度がまだまだ低かったりすることが多いのでここから先はやりこめば行けそうと感じる人だけでOKです。

これはやってもついていけなさそうだとか、口だけ動いてるけど肝心の内容が頭にぜんぜん入ってきてないと思うならやめた方がいいです。なぜなら英語の勉強は「内容の理解できることを反復することで知識に定着化する」という前提があるから。この前提ルールを無視してろくに意味を介さずに英語をスピーキング訓練をしても何の効果もなく時間の無駄になるのでここは気をつけてほしいです。

たまに英会話ができるようになりたい焦る気持ちが強すぎて実りのない努力をやらかしてしま人がいます。そこを踏まえて頑張ればシャドウイングできる人向けに一応やり方を解説します。

4でリスニングの完成度を高めたら、最後の仕上げにシャドウイングです。シャドウイングには段階があっていきなりテキストを見ず、耳から聞こえてきた英語音声をシャドウイングするということは初心者にはできません。なので、まずは「.(ピリオド)」までで短く区切りながら練習するのがおすすめです。ピリオドで区切って一文単位でスイスイスピーキングできる状態ができたら全体を通してやることでスムーズなシャドウイングの完成になります。詳細はシャドウイングのやり方の過去動画を見てください。

【初心者向け】発音改善や英会話効果も高い「シャドウイング」の独学勉強法 完全解説ロードマップ

 

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3章 速読英単語 必修編 改訂第8版が他のテキストより優れている点

さて最後に第3章では、速読英単語 必修編 改訂第8版が他の英熟語テキスト比べて優れている点について解説します。結論次の3つがあります。

1.長文の中で効率的に英熟語を暗記できる

2.英語音声で耳からの暗記とリスニング対策に

3.興味深い論理的な内容

ではいく。

 

1.長文の中で効率的に英熟語を暗記できる

まず、1つ目は英語の長文の中で英単語と英熟語を暗記できるというメリットがあります。

他社の英熟語テキストにはひたすら英熟語と日本語の意味だけが列挙されているものや、例文がついていても短文過ぎるものもあります。英語講師によっては「短文の方が使いやすい」という人もいますが、黒坂個人的に長文英語の文脈を通じて英単語、英熟語を覚えるべきだと考えています。これは過去動画でも解説したことがあるけど、人間の脳は大人になるとエピソード記憶といって子供のように力技で単純記憶することができなくなります。

「いい国作ろう鎌倉幕府」「apple=りんご」のように無味乾燥な機械的な暗記は、子供は得意ですが、思春期を過ぎた大人の脳には入りづらくなります。その一方で文脈を通じた記憶は印象に残りやすく、記憶に定着しやすいです。「For Americans, apple pie is a taste of mother’s cooking.(アメリカ人にとって、アップルパイはおふくろの味だ。)」の方が覚えやすいはず。

また、「apple=りんご」だけでなく「taste of mother’s cooking=おふくろの味」なども自然に覚えられます。文脈を通じて覚えた記憶は長期的に保存されるようになるので、文脈や論理的な内容から暗記をするのが得意になるという脳科学の観点から脳の特性を活かして英文を通じて暗記をするべきです。その意味でこの英熟語テキストは正しく大人の脳にマッチした作りになっていてしっかり暗記しやすいでしょう。

【一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方】40代・50代向けの英語脳の取扱説明書 著:加藤俊徳さん

 

2.英語音声で耳からの暗記とリスニング対策に

速読英単語 必修編は、英文を読み上げる音声があります。リーディングを繰り返して内容を頭に入れた後は、音声を聞くことで英単語、英熟語の暗記やリスニング対策になります。その逆に目でリーディングするだけですと、「この英単語、英熟語はどう発音するのかな?」ということがはっきりわからないから覚えづらいです。読み方がわからない漢字より、正しい読み方を知っている漢字の方が覚えやすい、というのと同じですね。英熟語の暗記をする上で正しい発音を理解しておくことは大事だけど、このテキストにはしっかりついてきています。

 

3.興味深い論理的な内容

3つ目のメリットとしては、内容が興味深いこと。「短期記憶と長期記憶」「先進国でも増加する貧困問題」など、知的好奇心を満たしてくれ、印象的で記憶に残りやすい英文が収録されています。

 

今回は以上です。速読英単語 必修編 改訂第8版は超絶進化を遂げたことで自分が知る限り、英単語を勉強する和書としては国内最高峰のテキストになったと思っています。Z会さんからは「動画の中ではテキストについて本当に本音で言ってもらって大丈夫」と言われていたので、ビシビシ厳しくしばきまわすつもりでしたが、いざ見てみると元々完成度の高いテキストがさらに完成度が高くなったということで、ツッコミどころがほぼなく最高のテキストでしたというオチになりました。

 

 

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